滋賀報知新聞(ニュース)平成17年11月30日(水)第14273号

◆全県◆
ドイツのまちづくりで
国際理解講座
=来月 ピアザ淡海=

◆湖東・東近江◆
釣り糸か?
シラサギが災難死
=布施の溜=


◆湖東・東近江◆
東近江市 合併関連が大半
1日開会 12月定例議会
能登川、蒲生の予算引き継ぐ
=1〜3月 一般会計53億円を補正=


◆湖東・近江八幡◆
新型インフルエンザ防疫対策
県内発生を想定 演習で確認
=世界的拡大 今冬の渡り鳥警戒=


◆湖東・近江八幡◆
新デザインで南に移動
ヴォーリズ記念病院・ホスピス建設
機能そのままに規模・意匠変更
=ツッカーハウス・大王松保存に=


ドイツのまちづくりで

国際理解講座

=来月 ピアザ淡海=

◆全県◆

 (財)県国際協会は十二月十一日、国際理解講座「環境首都をめざす“ドイツのまち”が取り組んできたこと」をピアザ淡海(大津市)で開催する。

 ドイツでは、豊かな生活を築くため、地域の経済的な自立や住みよいまちづくりをめざして様々な取り組みが行われている。それらは自治体と住民の協働(パートナーシップ)を生みだし、環境に優しいまちができるようになった。こうしたまちづくりを客観的に評価するしくみとして「環境首都コンテスト」が実施されている。

 今回の講座は、日本にも応用が利く環境に配慮した持続可能なまちづくりの事例を紹介しようとするもので、杉本育生氏(環境NGO「環境市民」)と、ドレーゼン・アネグレット氏(県国際交流員)を講師に予定している。問い合わせは同協会(077―526―0931)まで。


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釣り糸か?

シラサギが災難死

=布施の溜=

▲足が絡まって死んだまま木枝に吊り下がったシラサギ(左下の黒い鳥はカワウ、29日午前9時半)
◆湖東・東近江◆

 布施公園の布施の溜池で、大きなシラサギが枝木に吊り下がって死んでいるのが二十九日、野鳥愛好家の通報で分かった。

 死んでいるのが発見されたのは、中之島と呼ばれる溜め池中央部の島の南側で、水面から高さ約五メートルの枝木に頭を逆さまにして吊り下がっていた。

 対岸からの観察では、足が枝から離れない状態になって動けなくなり死んでしまったのではないかと見られる。かすかに釣り糸のような光のラインが見えることから、溜め池の周辺で釣り人が残していった釣り糸を足に巻き付けたまま飛び立ち、この枝に止まったところ、足の糸が枝にからみついて取れなくなったのが原因ではないかと推測される。

 シラサギの成鳥は、体長九○センチ、羽根を広げると一メートル七○センチ前後あり、この鳥もほぼそのぐらいの大きさ。発見した野鳥愛好家の話によると五日ほど前から死んでいたという。

 同公園を管理する市では、通報があるまでこの情報を把握していなかった。「早々に取り外して葬ってやりたい」と話している。


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東近江市 合併関連が大半

1日開会 12月定例議会

能登川、蒲生の予算引き継ぐ
=1〜3月 一般会計53億円を補正=

◆湖東・東近江◆

 東近江市の十二月定例議会は十二月一日に開会され、平成十七年度一般会計補正など予算十八件、条例四十二件、人事一件、その他五件の計六十六件が提案される。十二、十三両日に総括質問を行い、文教民生(十五日)、産業建設(十六日)、総務(十九日)の各常任委員会を経て、二十一日に閉会する。

 来年一月一日に能登川町、蒲生町と合併して「新・東近江市」が誕生することから、今議会は補正予算や条例改正などを含め合併関連議案が大半を占めた。補正予算は、合併前(十二月末まで)と合併後(来年一―三月)に分け計上している。

 合併前の一般会計補正(三億九千万円)は、永源寺地区集会所など改修(二千万円)、老人保健特別会計繰出(二千二百万円)、湖東スタジアム改修(二千三百万円)、退職手当含む人件費(二億一千六百万円)が主なもので、普通交付税(二億円)や繰越金(二億三千九百万円)などで賄う。

 合併後の一般会計補正は、二町から引き継ぐ予算額の執行残を単純に加えた五十三億円。これは、二町合計の予算(百十一億円)の約四割に相当する数字だが、年度末に支払いが集中していることによる。

 特別会計では、新たに病院事業会計が創設される。収益的支出(人件費や医薬費など)に十三億五千二百万円、資本的支出(企業債の償還)に八千五百万円を計上している。

 一方、能登川、蒲生両町との合併に伴う条例改正は七十九件、新たに二十九件が制定される。二町にある公共施設を引き継ぐことから、施設関連の改正や制定がほとんどで、すべて来年一月一日から施行される。

 このほか、市職員の給与が国に準じ改定される。改正点は、扶養手当の減額(配偶者五百円カットの一万三千円)、給与月額の引き下げ(平均〇・三六%カット)、勤勉手当の引き上げ(年〇・〇五月アップの一・四五月)が主なもの。

 また、指定管理者制度の導入では、これまでの管理委託制度から民間業者など幅広い団体に管理を移行させ、施設管理を市の直営(一部業務委託含む)か、指定管理者による管理のいずれかの方法を採用する。

 二町にある施設を含め、十八年度から二百二施設のうち、六十六施設に指定管理者制度を導入することにした。このうち五十八施設については特定団体を指定し、残りの八施設について公募することにした。


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新型インフルエンザ防疫対策

県内発生を想定 演習で確認

=世界的拡大 今冬の渡り鳥警戒=

▲鳥インフルエンザの発生を想定した演習
◆湖東・近江八幡◆

 世界的な広がりをみせ始め、人への影響も懸念されている「高病原性鳥インフルエンザ」。県内で万が一発生した場合に備えた演習が、このほど、グリーン近江農協八幡東支店(近江八幡市鷹飼町北四丁目)で開かれた。

 演習には、県、地域振興局、自治体、保健所、養鶏農家など、県下から関係者約百五十人が参加。高病原性鳥インフルエンザの国内外での発生状況と対策を講演で理解を深めるとともに、実際に発生した場合の防疫措置の流れと各機関の具体的な役割、処分や消毒の方法などについて、模擬演習やデモンストレーション、スライド写真などで確認した。

 講演では、県家畜保健衛生所と県健康福祉課から、高病原性鳥インフルエンザが世界的に拡大しつつあり、東南アジアでは人への感染、また、野鳥への感染も確認されるなど、危機感が広がり、渡り鳥の移動によるさらなる拡大、ウイルスの変異による「新型インフルエンザ」の人から人への感染(大流行)が心配されていること、また、国内でも昨年の「強毒タイプ」から、今年は感染しても比較的元気な状態でウイルスが広がり長期間に被害が及ぶ「弱毒タイプ」となっていること、カモの飛来ルートの直下の中国で先月感染が確認されたこと、養鶏農家巡回や抗体検査、防鳥ネット設置や消毒など防疫対策など、さらに、WHO・国の動きに連動して県が対策会議や連絡会議を設置したこと、ホームページで県民への情報提供を開始したこと、鳥から人への感染が国外でみられるが人から人への拡大はみられない「フェーズ3(第三段階)」にあること、それにあわせた治療薬「タミフル」の備蓄や防御対策の徹底など、現在の状況が報告され、理解と協力、連携の徹底が要請された。

▲処分従事者の防疫服着脱デモンストレーション
 演習では、県内で発生した場合の対応について、組織体制と全体の流れを確認したあと、南部振興局管内での発生を想定して、家畜保健衛生所、県庁、南部振興局、草津保健所、草津市がそれぞれどのように対処するのか、また、注意点などを、職員が演じる模擬演習の中でチェックした。

 質疑応答の時間には、誤解やパニックを引き起こさないように正しい理解のための県民への啓発・説明の必要性、野鳥への対応、ペットなどの小規模家禽(きん)への対応、タミフルの備蓄状況など、直接県民と接する現場担当者から質問が相次いだ。

 最後に、武居和樹県家畜保健衛生所長は、「鳥たちがシベリアから琵琶湖に向かって帰ってくる今年の冬、特に警戒が必要」と、関係機関、養鶏農家、県民の協力と、連携、対策の徹底を再確認した。

 なお、啓発ホームページ「新型インフルエンザQ&A 滋賀版」(http://www.pref.shiga.jp/bunya/01_oshirase/051121_ef0001/)では、手洗いやうがいの徹底、充分な栄養と休養といった、予防や治療などについての情報が掲載されている。


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新デザインで南に移動

ヴォーリズ記念病院・ホスピス建設

機能そのままに規模・意匠変更
=ツッカーハウス・大王松保存に=

▲新たな建設地となった前庭(後方左側にツッカーハウスと大王松)
◆湖東・近江八幡◆

 末期ガン患者などのための緩和ケア病棟(ホスピス)の建設計画をすすめるヴォーリズ記念病院(近江八幡市北之庄町)は、このほど新たな建設計画を発表した。一部解体も懸念されたツッカーハウスは解体することなく、大王松とともに保存されることになった。

 発表によると、先月出されていた給食棟からツッカーハウスの東側約三分の一までの部分での建設案から、さらに検討を重ねた結果
、ツッカーハウスおよび大王松の南側にある道路と前庭部分を利用することにした。

▲V字型のホスピスが示された全体配置図(一部)
 建物は、当初のツッカーハウス風三階建てのデザインとは異なり、V字型の鉄筋コンクリート造切り妻屋根の二階建てに。アーチ型の柱をもつ屋外渡りローカや病室の一角が外側に出て波形になった外壁などで、ヴォーリズ建築を意識している。屋根は赤系濃淡瓦、外壁は薄茶系で、周囲の建物との調和を考慮。全体的に、やさしく、心落ち着く外観にした。

 建築面積は約九百六十五平方メートルと当初計画より約百平方メートル縮小となったが、病室十六室の確保をはじめ、診察室、デイケア室、リラックスルームなど、機能面は当初の計画に変更はない。

 有村國宏財団法人近江兄弟社理事長は、「ツッカーハウスはヴォーリズが結核患者を迎えるため造ったもの。今、ガン患者にとってのホスピスが必要。これから出てくる問題にも、職員の努力と能力で完成させたい」と話している。

 ホスピス建設はスタートを切ることができたが、ツッカーハウスの保存・活用をどうするか、今のところめどが立っていない。

 年内に入札と工事契約を済ませ、来年新春起工し、八月完成、九月オープンをめざす。

 


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