平成18年1月10日(火)第14306号

◆全県◆
新たに100人
=県政モニター募集=

◆東近江・東近江市◆
15年越しの悲願かなう
=平和祈念館=


◆東近江・東近江市◆
合併記念 東近江の仲間たち
芸術家作品60点を展示
=15日まで能登川博物館=


◆東近江・日野町◆
犬と人とのかかわり探る!
近江日野商人館「戌・犬年迎春展」
=犬を通して 民間信仰や文化再発見=


◆東近江・日野町◆
日野町立図書館
=15日に「えいが会」=



新たに100人

=県政モニター募集=

◆全県◆

 県は、県政に対する意見や提案を寄せてもらう県政モニター制度を設け、三百人の県民にモニター委嘱をしているが、この内の百人を新たに「平成十八年度滋賀県政モニター」として募集する。

 応募資格は、県内在住の満二十歳以上(四月一日現在)で、県政に関心を持ちモニター活動を遂行することができる人(ただし、十六・十七年度の県政モニター経験者や、他の公共団体モニター、国、地方公共団体の議員、公務員、行政相談員は除く)。募集人数は約百人。応募者多数の場合は、性別・地域別などのバランスを考慮したうえで、二月二十七日に抽選を行う(結果は本人に通知)。委嘱期間は四月から平成二十年三月三十一日まで。

 主な活動内容は、▽アンケート調査への回答や特定テーマについての意見の提出▽県政への提案や意見の提出(年間一通以上)▽会議への出席(任意出席)―となっている。

 応募の締め切りは二月十日(消印有効)。希望者は、所定の応募用紙に住所・氏名・年齢・性別・電話番号を明記し、郵送、ファックス、Eメールのいずれかで送付する。なお、メールのタイトルは「県政モニター応募」とする。

 応募用紙は、県庁受付、各振興局・県事務所窓口などに置いているほか、県ホームページにも掲載されている。応募と問い合わせは、〒520―8577(住所の記載は不要)滋賀県庁広報課県民の声担当(077―528―3046、FAX528―4804、メールab0001@pref.shiga.lg.jp)へ。


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15年越しの悲願かなう

=平和祈念館=

▲八日市飛行場が残した戦争の語り部「掩体壕」
◆東近江・東近江市◆

 滋賀県は平成二年、戦争体験の悲惨さを語り継ぐ施設として「平和祈念館」の建設計画を打ち出した。当時の稲葉稔知事は、予定地を「八日市市に建設するのは、ごく自然で、むしろ適当」と、翌三年の九月県議会で判断を示した。しかし、平和祈念館建設問題を巡っては、県議会の自民党と旧さきがけの軋轢(あつれき)によって、政争の具と化したきらいがある。ようやく県は一昨年暮れ、旧八日市市の布引丘陵に建設を決めた。これまで訴え続けてきた市民の十五年越しの悲願がかなったことになる。だが、県の財政難から着工は、平成二十年以降になる見通し。

 戦争体験を継承し恒久平和を願う学び舎「平和祈念館」について県は、十六年十二月県議会で国松善次知事は、選出された三候補地の中から「八日市市芝原町が最も優れている」との判断を下した。

 その根拠に、旧陸軍飛行場があり、多くの兵士が戦場に赴いた経緯や、当時を物語る掩体壕が残されているとした。その上で「八日市インターチェンジに近い丘陵地で、自然環境に恵まれた心いやせる場所」との見解を示している。

 また、東近江市の新市まちづくり計画に位置付けられている点を強調し、市や議会、遺族会、英霊にこたえる会、商工会議所など、市民を挙げての建設誘致を求める息の長い要望が効を奏し、候補地選定を勝ち得る結果に結び付いた。

 今後は、用地の無償貸与を受ける東近江市と協議し、マスタープランに基づいて、具体的な事業計画や施設計画、管理運営計画などの検討に入ると同時に、同市が計画する布引運動公園二期工事敷地の測量も手掛ける。

▲旧日本海軍の零式艦上戦闘機52型「ゼロ戦」
 計画の具体化は、早くても県の財政危機回避に向けた改革基本方針の対象年度が切れる二十年着工、翌二十一年オープンを目指す。

 山田利治・滋賀県遺族会会長(69)は昨年夏、旧日本海軍の零式艦上戦闘機52型「ゼロ戦」の復元機を平和祈念館のシンボルにと寄贈した。戦争の悲惨さ、空しさ、さらに平和の尊さ、ありがたさを訴える「平和学習の発信施設」でなければならない」と強調し、その上で「戦争の生き証人の役目を果たしてくれる」と、戦闘機に託す思いは強い。

 また六十年前、特攻隊員として旧陸軍八日市飛行場で終戦を迎えた細井巌さん(82)=東京・渋谷=も「平和祈念館に」と、思い出の品約二十点を寄贈している。

 女学生から贈られた血染めの鉢巻き「必勝」、特攻隊員用の鉢巻き「必中」、血染めのハンカチ、飛行用の帽子・メガネ・手袋・腹帯ほか、冬のコート、日の丸の寄せ書き、出生祝い幟(のぼり)などで、ほとんど傷みも無く「宝物として保管していた大切な品ばかり」と細井さん。


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合併記念 東近江の仲間たち

芸術家作品60点を展示

=15日まで能登川博物館=

▲東近江市で活躍する写真家、芸術家の企画展(東近江市立能登川博物館)
◆東近江・東近江市◆

 東近江の芸術を愛する会(小嶋太郎会長)主催の企画展「東近江で活躍する作家たち2 写真と工芸展」(東近江市、同市教委、滋賀報知新聞社など後援)が、同市山路町の能登川博物館で始まった。十五日まで。

 東近江市と旧能登川町、旧蒲生町が一つになり、新しい「東近江市」が誕生したことを記念して、市内で活躍する芸術家たちの作品を集めた企画展で、呼応した写真家や陶芸家ら二十四人の作品約六十点を展示している。

 テーマは「愛するわが街」。鈴鹿から琵琶湖まで広がる同市の自然、歴史、民俗を知ってもらおうと、永源寺地区の棚田や蒲生地区の石塔、能登川地区の春祭りなどの風景写真を展示している。いずれも、素朴な表情にある美やドラマを魅力として写し撮り、新市に活かすまちづくりを願っている。

 工芸作品では、明かりをテーマにした布引焼のランプや、自然の恵を活かした麻染、木工、陶芸、オブジェのほか、職人技の伝統人形、畳ベッドなどが展示されており、手間を惜しまない創作への情熱が伝わってくる。

 入館無料。開館時間は午前十時〜午後六時。休館日は九〜十一日。問い合わせは、同会代表・布引焼窯元の小嶋太郎さん(0748―23―1688)または同博物館(42―6761)へ。

 出展者は次のみなさん(敬称略)

 ▽写真=伊藤章、大谷洋史、太田博、大辻房弘、奥村恒雄、片山ミチ子、小林敏雄、図師猛男、堤保之、中川彦千代、南部輝子、西村勲、林久雄、福島新一郎、山本藤男、湯浅由美子、脇規子
 ▽工芸=伊藤美子、小嶋太郎、野田浩二、布施和信、増倉稔明、村松卓、脇坂佳伸


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犬と人とのかかわり探る!

近江日野商人館「戌・犬年迎春展」

=犬を通して 民間信仰や文化再発見=

▲今年の干支・戌と人との歴史・文化に触れられる展示会場(日野町大窪の近江日野商人館で)
◆東近江・日野町◆

 勇猛かつ従順な性質から猟犬や警察犬、盲導犬、救助犬、牧羊犬などさまざまな分野で活躍している犬。各家庭でペットとして家族同然の愛情を注がれ、人々の心の癒しにもなっている。身近な存在である犬と人とのかかわり・歴史をひも解き、地域に根付く文化に目を向けてもらおうと、日野町大窪にある近江日野商人館が、第七十五回特別展「戌・犬年迎春展」を開催している。開催期間は三十一日まで。

 近江日野商人館では、毎年、新春第一段として干支にちなんだ特別展を催しており、今回で八回目。正野雄三館長は、「人と犬とのかかわりにスポットを当てた。犬を通して日野の文化や民間信仰に目を向け、展示物から昔の人々の思いを感じてほしい」と、犬にまつわる郷土玩具や教材、写真パネルなど約百点を紹介している。

 人と犬との付き合いは、縄文時代にまでさかのぼるという。犬の埴輪・土偶が出土した古墳時代や上流階級で犬の形をした犬箱を産室に飾る風習が起こった室町時代、五代将軍・徳川綱吉が「生類憐みの令」を出した江戸時代といったように、時代の変遷とともにより密接な関係が生まれていった。

 “犬も歩けば棒にあたる”から始まるいろはカルタや犬が登場する明治・大正・昭和の教科書、戦時中の子どもたちがこぞって読んだマンガ“のらくろ”を再現した人形のほか、忠犬ハチ公や南極探検のタロウ・ジロウ、盲導犬クララなどの実話にも触れることができる。

 お産が軽い犬にあやかりたいとの思いが民間信仰へと発展し、郷土玩具や現代にも伝わる風習から、子どもの守り神として信仰されていたことが分かる。

 展示会場には、日野商人の旧家で大切に保管されていた犬の郷土玩具がずらりと並ぶ。東京でお宮参りの祝いの品として贈られていた“犬張り子”や乳児の夜泣きが止むといわれていた小型の犬三匹を積み重ね水引きを掛けた“三匹犬”、尼僧が手作りし安産・育児のお守りとして参詣者に授けられる“法華寺の守り犬”ほか、日野旧家でひな壇の前に飾られる美しい彩色の犬の張り子“お伽犬”、犬の図柄が入った宮参りの子どもの着物、人々の祈りや願いが込められた絵馬、日野商人の妻・娘が使用していた明治時代の押絵の型、曳山の彫刻など、来館者の目を引くものばかり。

 見過ごしがちな狛犬(こまいぬ)にも注目してもらおうと、犬の形によく似た中之郷の長寸神社や足の下・手の上に玉を持つ鎌掛の日枝神社、木でできた十禅師の比都佐神社、一角獣の形をした中山の熊野神社など、町内の神社を巡り撮影した写真パネルも飾られている。

 また、“わが家の愛犬”と題して愛犬とのエピソードや紙・布で地域住民が手作りした犬の作品がホッと心を和ませる。

 開館時間は、午前九時から午後四時まで。入館料は、大人三百円、小人百二十円。休館日は、毎週月曜日・金曜日となっている。詳しくは、近江日野商人館(0748―52―0007)へ。


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日野町立図書館

=15日に「えいが会」=

◆東近江・日野町◆

 日野町立図書館は、十五日に「一月のえいが会」を同図書館視聴覚室で催す。開催時間は、午後二時から同三時四十分まで。

 上映作品は、アカデミー賞を七回も受賞し、日本でも圧倒的な人気を誇る「トムとジェリー」。その中でも有名な“ピアノ・コンサート”や“ワルツの王様”など、アカデミー賞受賞や同賞にノミネートされた計十三作品が一挙に観賞できる。

 参加費は無料で、事前申し込み不要。問い合わせは、同図書館(電話0748―53―1644)まで。

 


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