平成18年1月12日(木)第14308号

◆全県◆
県が地域安全マップづくり
児童殺傷など凶悪犯罪等に備えて
地域防犯システム構築へ
=来年度から県下全域で展開=

◆東近江・東近江市◆
商人屋敷から大身槍発見!
近江商人博物館で初公開
彦根藩の名槍
=嫁いだ娘へ形見分け=


◆東近江・東近江市◆
相手がいることに感謝!
蒲生地区内の子ども約60人
=小倉百人一首で真剣勝負 =


◆東近江・東近江市◆
爽やかな汗流そう!
駅伝&ジョギング大会
参加者募集中
=五個荘体協=


◆東近江・安土町/近江八幡市◆
自覚、責任、夢を胸に
近江八幡市845人、安土町166人
=新成人の門出を祝う=


◆東近江・近江八幡市◆
安全・安心へ3つの重点目標
今年1年の防災を誓う
=東近江行政組合消防本部出初式=



県が地域安全マップづくり

児童殺傷など凶悪犯罪等に備えて

地域防犯システム構築へ
=来年度から県下全域で展開=

▲昨年、東近江地域振興局で行なわれた地域安全マップづくり
◆全県◆

 県県民生活課は、児童殺傷事件など相次ぐ凶悪犯罪に対処するため、来年度から、各市町とタイアップして県内全域で“地域安全マップづくり”に取り組む方針を打ち出した。これは今年度から六地域でモデル的に実施した同マップづくりを受けて、来年度から本格的展開に乗り出すもの。

 ●3年連続で犯罪件数減少
 滋賀県では、犯罪発生件数が平成七年以降、八年連続で増加し、平成十四年には、三万二千百八十三件と過去最悪の結果となった。このため、県では平成十五年四月に「なくそう犯罪」滋賀安全なまちづくり条例を施行し、県、市町、県民および事業所が一体となって防犯対策の取り組みを始めた。その結果、犯罪発生件数は、十五年が二万七千八百一件、十六年が二万三千八百四十一件、十七年も二万件を下回り、三年連続で減少が見込まれている。

 ●機能する自主防犯組織
 これは、近江八幡市の平成防犯見回り隊、東近江市の平田地区防犯自治会など、県内に百以上はあると見られる地域の自主防犯活動団体の取り組みで、街頭犯罪が減少したことが要因の一つに挙げられている。

 また県民生活課が十六年三月から開始した携帯電話に防犯情報をメール
配信することも威力を発揮しつつある。これは、携帯電話から空メール(cd0001@pref.shiga.lg.jp)をすれば登録され、不審者情報などが一斉に送信されるもので、無料。現在、登録者は三千五百人と前年同期に比べ約倍に拡大している。

 ●6地域でモデル事業
 しかし昨年相次いだ児童殺傷事件などに見られるように、犯罪の凶悪化が加速化する中で、県民生活課では今年度から地域防犯システムづくりの一環として、県の各地域振興局などを中心に▽大津・高島・志賀地域=志賀町和邇学区▽南部地域(湖南)=栗東市治田西学区▽同地域(甲賀)=湖南市湖南工業団地自治会▽東近江地域=近江八幡市八幡学区、東近江市青少年市民会議能登川支部▽湖東地域=彦根市平田学区▽湖北地域=近江町坂田学区、息長学区、浅井町南学区----の六地域で、“地域安全マップづくり”のモデル事業を実施した。これは、小学校区単位に児童生徒の通学路などの不安箇所などを地図におとしていく作業を通じて、地域防犯能力の向上を目指そうとするものだ。

 県民生活課では「このモデル事業を踏まえて、来年度からは各市町とタイアップし、県内全域で本格展開をする方針だ。警察や行政の力だけでは及ばないところもあり、自分たちのまちは、自分たちで守る気持ちを持っていただければ」と話している。


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商人屋敷から大身槍発見!

近江商人博物館で初公開
彦根藩の名槍

=嫁いだ娘へ形見分け=

▲穂先が73・4cmもある大身槍など、公開される3本の槍
◆東近江・東近江市◆

 新しい東近江市の誕生を記念する新春企画展『大身槍発見!』が、同市五個荘竜田町の近江商人博物館で始まり、外村宇兵衛邸から見つかった室町時代、江戸時代の槍三本が初公開されている。二十二日まで。

 三本の槍は、幕末から近江商人として活躍し、全国の長者番付に名を馳せた豪商・外村宇兵衛元孝に嫁いだ旧彦根藩士石黒氏の娘が、昭和十六年ごろ、実家の形見分けで貰い受けたものと伝えられ、本宅の近江商人屋敷外村宇兵衛邸から見つかった。石黒家は名槍家として知られる。

 鑑定を行った県銃砲刀剣類登録審査委員の岡敏光さんによると、室町時代の大身槍が良好に残されることは珍しく、ほかの二本と合わせて「なかなか目にすることが出来ない貴重なもの」とされ、同館では、多くの人に見てもらいたいと公開することになった。

▲床下から発見された槍(近江商人屋敷外村宇兵衛邸)
 ひときわ存在感を放つ「大身槍」は、穂先の長さが七三・四センチ、柄を合わせると三メートル三三センチもあり、室町末期に熊本県で活躍した刀工・同田貫上野介の作品。同一派は、加藤清正に抱えられる実用的な刀工で知られ、展示される大身槍も鋭い刃紋が光る。

 また、江戸中期の「正三角直槍」は、刃が正三角形になった刀身一〇センチ、全長二メートル九二センチの槍で、東近江市蒲生地区(石塔寺)の鍛冶を祖にする石道派、石道助利の作。なお、鞘になっている将棋の「香車」は“前に進む”を表した洒落たもの。

 江戸後期の「十文字槍」は、鑑定員も「図鑑でしか見たことがない」という手違十文字で、刀身二一・一センチ、全長三メートル一〇センチの大きさ。作者は、槍術に長けた旗本・川井久幸一派と思われる藤原助道。

 槍は、鎌倉末期に登場して以降、主要な武器として使われ、戦国時代には一番槍、二番槍に語り継がれるように「槍での功名」は武家の誇りとされた。ちなみに、「槍の又左」の異名をもつ前田利家(金沢市尾山神社に関連資料)や、黒田節で知られる槍の日本号(福岡市博物館収蔵)は有名。

 会場にはこのほか、教養や街道警護(参勤交代、和宮降嫁など)の心得として、近江商人が取得した剣術免許状「柳生流深秘伝」や「毘沙門流体術口伝書」などが展示されている。

 開館時間は午前九時半〜午後五時。祝日の翌日と月曜休館。入館料は大人二百円、小中学生百円。問い合わせは、同博物館(0748―48―7101)へ。


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相手がいることに感謝!

蒲生地区内の子ども約60人

=小倉百人一首で真剣勝負 =

▲読み手の上の句を聞いて下の句の札に手を伸ばす子どもら
◆東近江・東近江市◆

 相手がいることに感謝する遊び―。古くから親しまれてきた小倉百人一首による「第三十回蒲生地区子ども会百人一首かるた大会」がこのほど、東近江市あかね文化センター和室で開かれ、四歳から中学一年生まで日本古来の遊びのとりことなった。

 「田籠の浦にうち出てみればしろたへの不二の高嶺にゆきはふりつつ」との歌人・山部赤人の歌碑が残る東近江市蒲生地区。心豊かな昔の短歌に興味を持たせ、地区内の子ども相互の交流と親睦を図ることを目的に、毎年一月に東近江市蒲生地区子ども会指導者連絡協議会(合併前は蒲生町子ども会指導者連絡協議会)が同大会を催している。

 雪の降りしきる中、蒲生地区内四歳から中学一年生まで約六十人が会場に詰め掛け、一チーム三人で戦う百人一首団体戦と個人戦、坊主めくりの三部門が行われた。

 競技開始前に、同連絡協議会の福永正宏会長が「三十回の記念すべき大会。坊主めくりに参加する子どもも百人一首の競技を見学し、蒲生地区の文化に触れてほしい」とあいさつ。読み手を務める藤村伸一さんは、「カルタは一人また二人ではできず、三人以上いてやっとできるもの。一人でできることはしれていて、いろいろな人がさまざまな立場で支え合っている。相手がいることに感謝する遊びでもある」と説いた。

 百人一首は参加者が減少傾向にあるが、参加している子どもたちのレベルは着実に上がっているという。常連組となった蒲生東小学校五年の安井愛奈さん・小林愛さん・小林慧さんは、「五十枚以上取って、勝ちたい」と意気込み、五分間の暗記時間に三人で手分けしてどの句がどの位置にあるか覚え込んでいた。

▲百人一首に親しむきっかけづくりでもある坊主めくり(あかね文化センター和室で)
 対戦相手そして読み手に「お願いします」とあいさつし、競技スタート。上の句にじっと耳を澄ます子どもたちの表情は真剣そのもので、「正座で足が痛い」と嘆きつつも、残り札十枚を切ると足の痛さを忘れ全員前傾姿勢で集中し一枚ごとに一喜一憂していた。

 また、坊主めくりでは、園児や小学生らが四〜五人ごとにグループとなって楽しみ、小倉百人一首へと興味の幅を広げた。 真剣勝負の後は、煮込みうどんでホッと一息つき、お楽しみじゃんけん大会で盛り上がった。

 なお、大会結果は次の通り(敬称略)。

 【坊主めくりの部(上位六人)】一位=川上大智(小学四年)▽二位=柴田志保(園児)瀬川航岸(同)長谷川玲華(同)高橋弘輝(同)柴田聖(同)

 【かるた大会個人の部】一位=森田泰成(小学五年)▽二位=小林美咲(小学五年)▽三位=柴田大志(小学二年)

 【かるた大会団体の部】一位=平井もチーム(平井夏海・高倉啓子・平井萌生、以上小学五年)▽二位=平井いチーム(平井至・森田基晃・小林修、以上中学一年)▽三位=安井チーム(安井愛奈・小林愛・小林慧、以上小学五年)


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爽やかな汗流そう!

駅伝&ジョギング大会

参加者募集中
=五個荘体協=

◆東近江・東近江市◆

 東近江市五個荘地区体育協会は、一月二十二日に開く「駅伝競争大会・ふれあいジョギング大会」の参加者を募っている。

健康への爽やかな汗を流し、参加選手や応援者との親睦を深める同協会恒例の大会で、陸上競技の理解とスポーツ意識の高揚を図るもの。

 コースは、五個荘体育館前から三俣ふれあい橋を通り、木流地先の市道五個荘・八日市線の通過。小幡町まで伸びる直線(近江鉄道本線沿い)を走り抜けた後、ゴールの同体育館前を目指す三・一キロと二・四キロ。

 五区間で競われる駅伝競走では、「小学生の部」は全区間とも二・四キロ、「一般の部・中学生の部」は一、三、五区が三・一キロ、二区と四区が二・四キロとなっている。

 開会は午前十時。号砲とともにジョギングがスタートし、同三十分から駅伝が始まる。各部とも、一〜三位のチーム表彰と楯の授与が行われる(区間一位にはメダル授与)。

 参加希望者は、所定の用紙に必要事項を記入し、〒529―1421東近江市五個荘竜田町583、てんびんの里文化学習センター内 体育協会事務局(0748―48―7100)へ申し込む。

 小学生以上なら誰でも参加できる。ただし、保護者の同意書が必要。締め切りは今月十四日。


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自覚、責任、夢を胸に

近江八幡市845人、安土町166人

=新成人の門出を祝う=

▲「二十歳のメッセージ」を発表する安田さん(右)と井上さん――安土町成人式で――
◆東近江・安土町/近江八幡市◆

 大人への門出を祝う成人式が各地で開かれ、それぞれの市や町では新成人による実行委員会の企画・進行による式典などが催された。

 安土町は、成人の日前日の八日に文芸セミナリヨで開催、対象者百六十六人(男性八十四人、女性八十二人)のうち百四十一人が出席した。会場は私語もなく、すがすがしい雰囲気の中で式典が進められた。津村孝司町長と大林輝男町議会議長による大人の仲間入り
▲恩師とともに盛り上がった大抽選会――近江八幡市成人式で――
を祝うあいさつを受け、新成人を代表して安田裕樹さんと井上旬子さんが、恩師、地域の人々、家族、多くの出会いへの感謝とともに、「個性を生かし、何ごとにもあせらず、責任ある行動をとるよう努力したい。夢をもち、挑戦し続けることを大切にしていきたい」と、決意を込めて「二十歳のメッセージ」を発表した。また、一人ひとりのメッセージを文集にまとめ、記念とした。

 近江八幡市は九日に市文化会館大ホールで開催。新成人八百四十五人(男性四百四十八人、女性三百九十七人)のうち、七百一人が出席した。近江兄弟社中学校ブラスバンド部による応援演奏や川端五兵衞市長からの祝いのことばに続いて、新成人代表の南知穂さんが「まちづくりの担い手として自覚をもち、若い力を発揮し、一歩一歩進んでいきたい」と誓いのことばを発表した。市内企業などの協力による大抽選会では、当選者に小・中学校時代の恩師から景品が「おめでとう」の言葉とともに手渡され、成人を祝った。また、地元高校生やインターンシップの大学生ら約三十人が会場受付などの裏方として参加し、式典進行をバックアップした。

 


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安全・安心へ3つの重点目標

今年1年の防災を誓う

=東近江行政組合消防本部出初式=

▲整然と入場する分裂行進
◆東近江・近江八幡市◆

 東近江行政組合消防本部の平成十八年消防出初式がこのほど、近江八幡消防署(近江八幡市小船木町)で開かれ、出席した消防、行政、自主防災の各関係者が、今年一年の災害・事故への備えに対する決意を新たにした。

 第一部の式典は室内訓練場で行われ、同組合消防音楽隊の演奏で、消防本部、近江八幡署、八日市署、日野署、能登川署の五個中隊、一個大隊総勢百七十九人が分裂行進で入場、出場報告、三十年の永年勤続や十年勤続・消防救助技術東近畿地区指導会出場を果たした総勢三十五人をたたえる管理者と消防長による表彰などと続いた。

 式辞で川端五兵衞組合管理者は、「本年は管内で、県の地震災害総合訓練が開催される。自助・共助の精神で自分達の地域は自分達で守るという気持ちを広めていただきたい。公助の部分では市・町・県の連携をとり、防災体制の充実強化への努力をしていきたい。職員においては、人にやさしい信頼される消防を目指して、さらに研さんを重ね、効率的かつ高度な消防体制と、士気旺盛にして機動力あふれる部隊の熟成に意を注いでいただきたい」とあいさつ、本年が災害の少ない平穏な年になることを祈念した。

 古川太郎東近江地域振興局長、光賀徹夫近江八幡警察署長、木瀬章組合議会議長、宇川惠三東近江市消防団長からも、昨年から引き続いて「減災」への取り組みの継続、住民の安全確保、予防行政の絶えまぬ努力、より高度な消防技術の習得など、新年の誓いを込めた祝辞が述べられた。

 最後に、久保九二雄消防長が「救急業務は昨年、前年より約三百件増加し、過去最多の出動件数を記録した。安全で安心して暮らせる、災害に強いまちづくりをめざし、『消防さんありがとう』と言ってもらえる心と心が通う仕事、攻める仕事、公務員としての自覚の三点を重点目標とし、職員一人ひとりの英知を結集しよう」と、訓示した。

 第二部の消防演技は、冷たい雪の降りしきる中、屋外訓練場で行われ、音楽隊による映画音楽やなつかしいグループサウンズのヒット曲など、息のあったみごとなドリル演奏が披露されたあと、各消防署から隊員五十人、消防車や救急車など車両十台が参加して、地震発生に伴う高層ビル火災や立体駐車場での車両半落などを想定した救助と消火訓練が、本番さながらに繰り広げられた。心揺さぶる演奏に続いて伝わる緊張感は、出席者や一般見学者らの視線を釘付けにした。

 


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