平成18年1月20日(金)第14315号

◆湖南・栗東市◆
栗東さきら運営の民間委託
市議会常任委員会が可決
=25日の本会議で決定の見通し=

◆東近江・東近江市◆
ケーブルテレビを考える
東近江市で事業見直し集会
財政面や政策順位など問う
=推進目安は加入率50%以上=


◆東近江・東近江市◆
厄除け大祭に人出
夜の参拝に賑わい
=池庄町の 豊国神社=

◆東近江・東近江市◆
工事現場の安全安心
5カ所をパトロール
=県建設業協会湖東支部=


◆東近江・東近江市◆
ほのかな香り「松竹梅展」
=22日まで―外村宇兵衛邸=


◆東近江・竜王町◆
震災の教訓を伝える
非常食メインの給食
=竜王町内2園3校で=



栗東さきら運営の民間委託

市議会常任委員会が可決

=25日の本会議で決定の見通し=

▲栗東芸術文化会館さきら
◆湖南・栗東市◆

 栗東芸術文化会館さきら(栗東市綣)の運営で、同市が新年度から指定管理者制度を導入し、会館運営を従来の同市文化体育振興事業団から、民間のジェイアール西日本総合ビルサービス(JRBS)に任せる議案について、十三日、同市議会文教常任委員会で審議が行なわれ、四対一の賛成多数で可決された。議案は、委員会での審議を受けて、二十五日に開かれる臨時議会で可決される見込み。

 この議案は、昨年十二月議会で「JRBSの文化事業の運営能力に疑問がある」などの点で継続審議となっていた。同議会以降、市は文化体育振興事業団との協議で、▽現在実施している事業の継続▽事業団職員の雇用確保(さきらへの派遣、他部門への異動など)▽市・事業団・指定管理者による三者協議会設置│を提案、合意している。また、「事業団職員の雇用確保」など盛り込んだ覚書を、市と事業団で交わす。

 委員会での討論では、反対意見として「JRBSの運営能力に疑問、市民の不安解消ができていない」「文化事業への議論が少ない」、一方、賛成意見では「事業団との協議は大筋合意した」「スタッフが引き続き運営に携わるので、これまで蓄積した栗東さきらの文化の灯を消すことにならない」「利用者へのサービスは、今後、運営協議会で議論してもらえることで担保がとれた」など挙がった。

 国松正一市長は可決されたのを受けて「情報提供の徹底で不手際があり反省している。今後はサービス向上、コスト削減でもって市民の不安を払拭したい」と述べた。

 指定管理者制度=公共施設の管理に民間能力を活かしながら、効率的・効果的に住民サービスの向上を図るもの。


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ケーブルテレビを考える

東近江市で事業見直し集会

財政面や政策順位など問う
=推進目安は加入率50%以上=

▲太子ホールで開かれたCATVフォーラム
◆東近江・東近江市◆

 東近江市が合併記念事業に取り組むケーブルテレビ(CATV)の事業推進に待ったをかける市民の集いが十五日、同市八日市金屋大通りの太子ホールで開かれた。財政面や情報通信手段などから同事業に疑問を示す約百五十人が参加した集いでは、五人のパネラーが賛成・反対の立場から激論を交わす一方、事業推進へ反発を強める声や、見直しを迫る意見が会場から続出した。これを受け主催者側は、二十三日開会の第一期工事契約に承認を求める市議会へ、民意を確認するまで慎重な対応を求める請願書を提出ことにしている。

 ケーブルテレビを語る市民の集い(実行委主催)では、山田実・東近江NPOセンター運営委員長をコーディネーターに、行政側から出席の森野才治(市政策監)、寺村茂和(市議会議員)はじめ、民間から冨田正敏(滋賀報知新聞社長)、川添渉(税理士)、西沢久夫(政策フォーラム滋賀事務局長)の五氏がパネリストを務めた。

 山田氏が「総額八十億円のCATV事業は一般会計三百二十八億円の中で大きなウエイトを占める。未来にふさわしい投資になるのか考えてみたい」と問題を投げかけ、パネラーがケーブルテレビへの思いを語った。

 森野氏 合併効果を生かすには市民全員の情報共有が欠かせない。それぞれの地域の状況を知る有効な手段と考える。道路だけでなく、合併記念事業に位置付けられた情報の道を早く整備したい。

 寺村氏 合併協議会の新市まちづくり策定委員会で議論され、ケーブルテレビ事業が計画された。市民一体感を生み出す有効な手段として、昨年六月議会で事業予算を議決し、賛同を得ている。

 冨田氏 CATVには賛成・反対でもない。ただ、市民がどう考えているか気になる。市民が歓迎しないなら止めた方が良いし、市民が希望すれば進めるべきだろう。加入率五〇%が目安となる。

 川添氏 インターネットや電子申告に早くから取り組んでいる関係上、今ごろ何でCATVかとの印象が強い。十年から十五年遅く時代遅れ。一方、光ケーブルの二十五年償却は長過ぎる。

 西沢氏 八十億円は大きな負担となり、財政的に無理な計画ではないか。情報通信網の整備は、まちづくり意識調査が示す取り組むべき重点施策の二十一番目で、政策順位が間違っている。

 このほか、会場から出た行政批判の声などを受け、山田氏は「新しい自治のまちをつくらないと合併の意味がない。新しいまちづくりには市民との合意形成が求められ、拙速な意志判断は避けるべき」と締めくくった。


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厄除け大祭に人出

夜の参拝に賑わい

=池庄町の 豊国神社=

▲大勢の厄払い祈祷で賑わう豊国神社の拝殿(18日午後6時半ごろ写す)
◆東近江・東近江市◆

 東近江市池庄町の豊国神社(豊満智久宮司)の厄除大祭が十八日から始まり、境内は大勢の参拝客らで賑わっている。

 同神社の厄除け祭りは古くから有名で、元和八年(一六二二年)山形十四代城主・最上駿河義俊公が大森村(現在の東近江市大森町)に陣屋を構えて領有して以来、同神社を崇拝。中でも父の後を継いだ十五代義智が、領内視察の度に必ず参拝したと伝えられている。義智四十一歳の時、厄除けの大祭りが行われたことが「厄除祭り」の起源とされている。

 祭りは、きょう二十日までの三日間行われ、午前八時から十二時間以上に及ぶ厄除け神事に神職六人、巫女六人が交替で当たり、次々厄払いに訪れる参拝客の祈祷に務めている。

 今年は、平日とあって夜の参拝者が多く、今年厄年を迎えた人々だけでなく、還暦や銀婚、金婚など人生の節目を迎えた人々も祈祷に訪れている。

 遠くは、京阪神や中京方面からの参拝者もあり、神社側では三日間で三万五千人の参拝客を見込んでいる。今年の厄年は、男が昭和四十年生まれの四十二歳、五十七年生まれの二十五歳、女は四十九年生まれの三十三歳、六十三年生まれの十九歳。

 祈祷は、随時行われており、多い時には一回で百人を超える時もある。一年で最も寒い大寒に行われる同祭り、二日目から降雪に見舞われたが参拝者の足は伸びている。また、露店の多さでも知られ、昔ながらの祭りの雰囲気が境内に広がっている。八日市駅からおよそ一時間間隔で臨時バスが出ている。


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工事現場の安全安心

5カ所をパトロール

=県建設業協会湖東支部=

▲工事現場の安全をチェックするパトロール(東近江市上平木町の河川工事現場で)
◆東近江・東近江市◆


 滋賀県建設業協会湖東支部(奧儀三支部長)は十七日、管内で行われている建設作業が法令を遵守して正しく安全に進められているかをチェックする「安全衛生パトロール」を行った。

 一つ間違えれば大きな事故につながる恐れがある土木や建設作業の現場を年間四回、工事項目を選んで実施している。

 今回は、今年度三回目のパトロールで、同協会の役員や工事発注者の県東近江地域振興局、東近江市、近江八幡市の担当課職員ら二十人が同行。

 五カ所の建設土木の現場を二班に分かれて巡回し、現場責任者から工事作業上の安全対策や衛生管理、環境整備対策などの説明を受けた後、作業日誌が滞りなく記されているかや
一般の人々に注意を呼びかける告示看板の設置、作業員に対する安全教育の実施などの書類検査と、交通指導員の設置や工事の施工手順など作業の安全が守られているかなどの現場点検を行い、不適当なところがあれば、是正を指導した。

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ほのかな香り「松竹梅展」

=22日まで―外村宇兵衛邸=

▲梅の香りが漂う松竹梅展(近江商人屋敷外村宇兵衛邸)
◆東近江・東近江市◆

 歳寒三友として愛でられる新春の縁起物「松竹梅展」が、東近江市五個荘金堂町の近江商人屋敷外村宇兵衛邸で開かれている。

 地域の名物にしようと、地元の愛好家(五個荘盆栽愛好会、川並愛郷の会)らが丹誠込めて育てた盆栽で、期間中、いつでも香りが楽しめるようにと工夫し、梅の開花時を調整している。

 邸内には、樹齢七十年の白梅「鶴ノ舞」「黎明」「古希」を中心に、節々が膨らんだ「布袋竹」、葉色が外側に濃くなっていく「蛇之目松」など、約四十鉢が展示されている。いずれも巧緻な技と作者の愛情が伝わる見事な枝振で、ほのかな香りとともに情緒豊かな風情が楽しめる。

 また、隣接の外村繁邸では、色鮮やかな千両・万両が並べられ、珍しい壱両・拾両・百両と一緒に紹介されている。

 二十二日まで。午前九時半から午後四時半まで開館。大人五百円、子ども二百五十円(外村繁家・あきんど大正館との三館共通)。

 


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震災の教訓を伝える

非常食メインの給食

=竜王町内2園3校で=

▲乾パンをほおばる児童ら

◆東近江・竜王町◆

 自然の脅威を見せつけた阪神淡路大震災から十一年。地震だけでなく、今年は大雪による被害も発生した。これまでの教訓を生かして、日頃からの備えと心構えが重要であることから、竜王町内の幼稚園・小学校・中学校の計二園三校で非常食をメインとした給食が十七日に出された。

 竜王町学校給食センターは、震災などでライフラインが寸断することを想定し、町内二園三校約一千七百人分の非常食用にと乾パンと缶詰めを備蓄している。

 十七日には、乾パンや金平糖のほか、缶詰めのフルーツミックスや牛乳など五品が配られ、両小学校の児童はクッキーのような歯触りの乾パンをよく噛み締めていた。

 竜王産のおいしいご飯が給食で味わえ、飽食の時代に生きる児童ら。震災時の苦労を少し体験しつつ、熱い物は熱いうちにいつでも好きなときに食べられることの幸福感も味わっていた。

 


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