平成18年1月24日(火)第14318号

◆湖東・彦根市◆
シンポジウム
「持続可能な食」
=27日 夏川記念会館=

◆東近江・近江八幡市◆
私たちにできること
認知症啓発授業
八幡東中3年生 メイト講師に
=理解から行動へ、家庭・地域へ=


◆東近江・東近江市◆
始まった市議増員選
5議席かけ10人激戦
=能登川選挙区 29日投開票=


◆東近江・東近江市◆
有権者の 関心薄く
投票率の 低下懸念
東近江市議会議員増員選挙(蒲生地区)
=4議席に8人立候補=


◆東近江・東近江市◆
季節の連歌募集
付句&前句
=締切は来月15日=


◆東近江・東近江市◆
若手消防士の熱い思い
仕事のやり甲斐に自問自答
=東近江消防・意見発表大会=



シンポジウム

「持続可能な食」

=27日 夏川記念会館=

◆湖東・彦根市◆

 滋賀グリーン購入ネットワークは二十七日午後一時半から夏川記念会館(彦根市京町)で、環境こだわり農産物の生産者と共に考えるシンポジウム「消費者の持続可能な食のあり方」を開く。入場無料。

 講演「食と農の再生のために私たち消費者ができること・すべきこと」と自然の循環に学ぶ農業の事例報告のあと、パネルディスカッションを開く。

 定員百人。問い合わせは同ネットワーク事務局(077-510-3585)へ。


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私たちにできること

認知症啓発授業

八幡東中3年生 メイト講師に
=理解から行動へ、家庭・地域へ=

▲グループワークに取り組む生徒とキャラバンメイト
◆東近江・近江八幡市◆

 近江八幡市立八幡東中学校(上田町)で二十日、認知症啓発授業が開かれ、三年生(全五クラス)が認知症についての理解を深めた。

 「認知症になっても安心して暮らせる町づくり」をめざす同市が、昨年から同校で取り組んでいるもので、今年は、全国に先がけて先月東近江地域に誕生したばかりのキャラバン・メイト(全国組織の認知症サポーター養成ボランティア)の同市で活動する十七人(登録二十人)が東近江地域の各市町担当課職員らとともに講師役を務めた。

 この日の授業は、先行して行われた基礎知識を学ぶ授業(二時限)を受けて開かれた二時限の授業で、病院からグループホームに移って変わって行く認知症のお年寄りの様子をレポートしたビデオを鑑賞したあと、生徒七人程度とキャラバン・メイト二人が一グループになって、その感想や、認知症についてわかったこと、疑問や質問などについて、意見を交し、発表しあった。

 生徒たちがビデオで受けた感動は、そのままグループワークへ。「認知症の人は何もできないと思っていたがそうでないことがわかった」「まわりの接し方によって変われることがわかった」「認知症の言葉だけでなく中身もわかってよかった」「どうしたら認知症にならないのか」「直らない病気なのか」「地域で見かけたら声をかける」など熱心な意見が出され、認知症に対する認識を高めることができた。最後に担任教諭が、「勉強したことを生かして、知識を行動に。みんながスタートになって広げていってください」と付け加えた。

 市健康推進課では、大人より痴呆症に対する先入観のない中学生の方が、早期に、効果的に、正しく理解してもうことができ、家庭や地域にも広げることができるというねらいで啓発授業を実施。市内全校での実施も検討中だ。

 今回参加したキャラバンメイトからも、「白紙の状態で熱心に受け入れてもらえ、関心をもってもらうことができた」と、手ごたえを感じさせる感想が聞かれた。

 生徒は、二十六日にはグルーープホーム職員から現場の話を直接聞いて、さらに理解を確かなものとする。全五時限の授業修了後には、全員に認知症サポーターの印であるブレスレット型のオレンジリングが贈られる。


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始まった市議増員選

5議席かけ10人激戦

=能登川選挙区 29日投開票=

◆東近江・東近江市◆

 旧能登川・蒲生町が東近江市に編入合併したことによる同市議増員選が二十二日に告示され、七日間にわたる熱い戦いが始まった。能登川選挙区では、定数五に対して現職八人、元職一人、新人一人の計十人が争い合い、各陣営とも必死の攻防を繰り広げている(合併による失職で旧町議は新人となるが、分かりやすく現・元・新人で表記した。文中敬称略)。

 立候補者は、旧町議で一期の大橋市三(57)と杉田米男(57)、二期の田辺嘉右衛門(61)、三期の山本眞喜(61)と冨江旭男(67)、四期の川南博司(70)、七期で共産の藤田淳子(60)、九期の大橋平治(77)と、無所属で挑む公明元職の田中信弘(66)、新人の市木徹(46)。

 前回、定数削減後の町議戦が無投票になったことから、旧町議の候補八人にとっては自身の信任票が読めず、特に、一期の大橋市、杉田にとっては後継を受けた前任者の得票が判断基準となる。さらに、定数が三分の一にまで減席することから、当選ラインは二・五〜三倍に跳ね上がるのは必定で、前々回並みの投票率(七七・三一%)とすると一人千四百票は必要。いずれの候補者も三百〜九百票の上乗せが課せられる。

 現況を分かりやすく学区別に見てみると、東学区からは川南、大橋市、山本、藤田が出馬。川南は、六区で構成する土地改良区の理事長を務めるなど、農業を中心に支持が厚く、各種団体も推薦する安定の戦い。大橋市は、今、佐野町へ浸透。引退の日根野票(七百二十三)も目指すが、学区代表として川南にも有志推薦が出ている。共産の藤田は、努力家として地区内外の保守層からも認められる実力派だが、組織票だけでは届かない。山本も八百票余りの上乗せが必要で、厳しい戦いと言えるが、三期九年を通して発行する報告紙は女性を中心に信頼を集める。

 西学区からは田辺と田中が隣接の二館を選挙事務所に睨み合い、伊庭町内は二色の旗が混在している。田辺は、同級生や商工関係者らを中心に市民派選挙を展開し、駅前や新興地域へも攻勢をかける。田中は、一年前から今選挙に掛け、歩いて回る熱意に支援が広がるが、公認ではない公明の流票が気になる。

 北学区からは冨江が出馬。千六百票の票田を独占する格好だが、全区的な議員選びの傾向が強く、農業関係者らの多くは川南、田中らを支援、予断を許さない状況だ。

 南学区では、杉田と大橋平、新人の市木が出馬。杉田は、イルミネーションなど市民活動も展開し、商工会や各種団体の支持も厚いが、前任の小南票(六百二)を基準とすると八百票の上積みが必要。大橋平は、三縁戦法が主流の時代に、都市型選挙で連勝した先駆け的存在で、商店街問題や隧道整備を中心に十期目を目指す。市木は、地域教育協議会事務局長や南小学校エコスクール支援委員を務める関係、教育や環境を中心に新興地を回り、自転車による市民派選挙を展開する。

 ボルテージの上がる今選挙だが、ある自営業の男性(63)は「形が出来上がった上での編入だし、しかも五人しか当選できないのなら、まさしく資質重視の議員選び。票田が大きく、親類票だけで当選するような地縁・血縁戦なら意味はない。政治を語れる政治家がほしい」と、厳しい言葉ながら地域発展への熱い願いを語った。

有権者の 関心薄く

投票率の 低下懸念

東近江市議会議員増員選挙(蒲生地区)
=4議席に8人立候補=

▲必勝と書かれたはちまきを巻いた支持者を前に出陣する立候補者
◆東近江・東近江市◆

 編入合併により誕生した新東近江市発足に伴う市議会議員増員選挙は、二十二日に告示された。蒲生地区定数四に対して、合併直前まで旧蒲生町議を務めていた六人と新人二人の計八人が立候補し、四人オーバーの激戦模様。選挙戦初日から、選挙カーでの名前売り込みや街頭演説など、大寒を吹き飛ばす熱い戦いを繰り広げている。共産以外は無所属。文中敬称略。 

 立候補したのは、旧町議の岡崎嘉一(63、桜川西町)と吉田孝一(65、宮川町)、共産の田郷正(54、桜川東町)、大澤貢(63、宮川町)、西村武一(69、下麻生町)、市川邦夫(60、市子殿町)の六人、加えて選挙初挑戦となる加藤正明(58、川合町)と村上良英(63、蒲生堂町)の二人の計八人。いずれも立候補届け出書類に関する事前審査を済ませていた。

 青空が広がった二十二日の朝は、各陣営とも届け出を済ませて選挙七つ道具を受け取った後、事務所前で出陣式を開いた。百人近い支持者を集めた候補者が四人おり、国会議員や県議会議員、東近江市議会議員らも応援に駆け付け、気勢をあげた。

 選挙事務所の熱気とは裏腹に、各陣営とも「非常に厳しく、票の読めない選挙」と口を揃える。その背景には、旧町議の定数十六から市議四議席へと四分の一の縮小により、従来よりも当選ラインの上昇が確実で、広域的な支持を必要とすることが挙げられる。

 四年前に行われた旧蒲生町議選の投票率は七九・七〇%(当時の有権者数一万六百七十五人)と高いものの、さらにさかのぼり平成十年の旧町議選の投票率八〇・〇二%を下回る結果だった。特に、新住民が多く有権者の約四割を占める長峰団地の投票率の低さが目立つ。

 今回は、編入合併から二十日あまりしか経過しておらず、動き出したばかりで東近江市政の中味が見えてこない中での戦い。大きな争点また差し迫った課題もなく、区民にとって判断材料が乏しいため投票行動につながるか、投票率の低下が懸念されている。

 告示前の前哨戦では、一部の候補者を除いて、互いのけん制も絡み後援会活動や立候補に向けた動きが十二月中旬以降に表面化するなど、出だしの出遅れが響き、候補者のいない空白地域は低調だ。

 ある陣営の参謀は「『何の選挙があるのか』と質問されたぐらい無関心な人が多い」と漏らす。また、「東近江市で忘れ去られる存在にならないためにも、今、区民の思いを市政へと伝え、実現に向けて行動できる人材が必要」と、集落代表のような視点ではなく蒲生地区さらには東近江市全体を見渡し、判断できる政策通で行動力のある議員を選ばなければ発展は望めないと強調する。

 こういった状況を踏まえ、各陣営は投票率を七〇%前後と想定し、有権者数を立候補者数で単純に割っても約一千票が必要と、地元以外にも攻勢を強め三けた台から四けた台へと三倍近い票の上積みに躍起だ。

 引退した旧町議や立候補者のいない地盤のほか、無党派層の多い長峰団地では集票合戦が徐々に過熱している。前回の町議選と違って女性候補が一人も立候補していないこともあり、女性の関心度と票の動きにも注目が集まる。

 町議時代の五日から七日へと選挙期間が伸びた初の選挙戦でもあり、各候補がどのような論戦・戦略を繰り広げるかによって、投票率も左右される。

 二十一日現在の選挙人名簿登録者数は、一万一千二百四十四人(男五千四百五十八人、女五千七百八十六人)。


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季節の連歌募集

付句&前句

=締切は来月15日=

◆東近江・東近江市◆

 宗祇法師研究会は、歌の楽しみを広め歩いた日本三大歌人の一人、連歌師宗祇法師の故郷・東近江市を誰もが親しめる連歌の里にしようと、季節を表す連歌を募集する。

 作品は「寒の明け 庭木に春の ひびきあり」(里田俊子さん詠、山路町)に続く七・七の短句と、「鬼は追うより 鬼を造らず」(田井中文一さん詠、福堂町)に続く五・七・五の長句の『二月付句』。また、『三月前句』の長句、短句も呼びかけており、来月十五日の正午まで受け付けている。

 作品は、「二月付句」の短句・長句、および「三月前句」の長句・短句をそれぞれ一句のみにし、ハガキまたは所定の用紙に作品(ふりがな)、住所、氏名、年齢、電話番号を明記して、能登川支所玄関ロビーまたは能登川病院、同中央公民館、総合文化情報センター設置の投句箱へ投句する。 郵便での投句は、〒521―1235東近江市伊庭町2280番地、西村輝彦さんへ。

 


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若手消防士の熱い思い

仕事のやり甲斐に自問自答

=東近江消防・意見発表大会=

▲1人5分の持ち時間で9人が出場した意見発表大会
◆東近江・東近江市◆

 東近江消防本部で十九日、消防職員の意見発表大会が行われ、出場した九人の中から優勝者に能登川消防署の井狩友彦消防士と池村直子消防士が選ばれた。二人は、来月二十三日に県消防学校で開催される「第三十一回滋賀県消防職員意見発表会」に出場する。

 同発表会は、日頃の勤務を通じて消防業務について感じていることや現場で体験したことなどを題材に意見や主張を発表する場を設けることにより仕事への意欲や志気の高揚し、幹部職員が第一線の職員の声に耳を積極的に傾け、組織運営に活かすことをねらいに毎年開催している。

 ことしも本部から一人、管内四消防署から二人ずつの若手職員が選ばれ、発表ステージに上がった。

 一人五分以内の暗しょうによる発表で、滋賀文化短大の谷口浩志助教授を委員長とする五人の審査委員が、発表の内容、表現力等を一人ひとり審査した。

 出場者の選考は、各部署に任されているが、地域の消防行政を担う若手職員の登竜門として定着していることから近年は、職員の出場機会が均等に与えられるようになった。

▲優秀者に選ばれた井狩消防士と池村消防士(右)
 優秀者に選ばれた井狩消防士は「その仕事の価値」と題して「消防は、人の生命・財産はもちろん、その所有者である人の気持ちをも災害から守る仕事である。人と人との関わりを大切にし、人の気持ちを思いやるということを学び、こんな世の中だからこそ、私はそこに価値を見い出したい」と消防勤務の中で自問自答を繰り返しながら得た一つの答えを力強く発表した。

 一方、池村消防士は、デスクワークから初めて火災現場に臨場したとき、満足に消火活動が出来なかった反省をもとに自分ができることは何なのかを模索、被災者との会話から「一瞬に穏やかな暮らしの全てを失ってしまった被災者に、その失意の中から進み出せる希望に満ちた『もう、大丈夫ですよ』という声をかけられる隊員に一日も早くなりたい」と決意した思いを発表した。

 全員の発表後、谷口審査委員長は「全体に地域防災のテーマが多かった。これは大きなテーマなので内容が希薄になりがちになり、五分以内でまとめるのは難しかったと思う。また、ピンポイントの内容を経験のない人にどのように伝えるのかも難しく、発表方法に工夫が求められる」と講評した。

 


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