平成18年1月28日(土)第14322号

◆甲賀・甲賀市◆
土山は亜熱帯の海
=みなくち子どもの森自然館で特別展=

◆東近江・近江八幡市◆
強風の中、本殿へ火が迫る
文化財を火災から守れ
=近江八幡市の神社で訓練=


◆東近江・安土町◆
信仰の意義と造形の魅力
戌年に「木造狛犬」展
=第1期 安土城考古博物館=


◆東近江・東近江市◆
●モノを大切に古着など再利用
=能登川北小児童がリメイク展=
●ソフトバレーボール
=小学生能登川大会=


◆東近江・東近江市◆
-あす投開票の市議増員選―
=能登川選挙区=
学区or地区代表視点で変化
=蒲生選挙区=
8候補の戦況-定数4-


◆東近江・東近江市◆
つぼみ膨らみ新春の足音すぐそこ
=あかね文化センターで「盆梅展」=



土山は亜熱帯の海

=みなくち子どもの森自然館で特別展=

▲第2名神工事現場からビカリア化石検出
◆甲賀・甲賀市◆

  みなくち子どもの森自然館(甲賀市水口町)は、特別展「土山にみつけた亜熱帯の海〜第ニ名神工事現場の化石から〜」を三月十二日まで開催している。

 県内の地学教師でつくる「地積環境研究会」と旧土山町教育委員会の共同による鮎河層群(土山町)の調査結果を紹介している。この地層は、多くの化石が見つかることで以前から有名だったが、第二名神高速道路の工事で削られることが予想されたため、同会が研究を進めてきた。

 この結果、採集された化石から、約千七百万年前の土山町は亜熱帯の泥深い干潟であったことが分かった。会場では、このことを示す化石約百十点を展示している。中でも巻貝「ビカリア」の化石が密集しており、当時、この生物がどのように生息していたか探る一級の資料。

 開園時間は午前九時から午後四時半までで、入館料は大人二百円、小中学生百円。休園は毎週月曜(祝日除く)、祝日・休日の翌日(土日除く)。問い合わせは、みなくち子ども森自然館(電話0748-63-6712)。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


強風の中、本殿へ火が迫る

文化財を火災から守れ

=近江八幡市の神社で訓練=

▲文化財を搬出する神社関係者
◆東近江・近江八幡市◆

 近江八幡市北津田町の大嶋神社・奥津嶋神社で、地元自治会、自警団、女性防火クラブ、近江八幡消防署、市消防団などが参加して、地域の大切な文化財を守るための防火訓練がこのほど行われた。

 「強風注意報発令中に、奉仕作業のたき火からの飛び火で、神社近くの林から出火、火がおりからの強風にあおられて神社本殿に迫っており、消火の男女二人が負傷している」との想定で、訓練が進められた。

 出火を確認した深井武臣宮司が一一九番通報、駆け付けた自警団や女性防火クラブなどによる初期消火訓練、神社関係者による国指定重要文化財の搬出などが行われ、消防や消防団も到着して消火・救急活動を展開し、文化財を無事、火災から守った。

 訓練後、深井宮司は、「きょうの訓練を大変心強く思います。これからも、防火に心がけます」とあいさつ。國松嘉仲市教育長と青木幹泰署長が、日ごろの防火に対する心がけを訴えた。北津田町の小畑孝親自治会長は、「災害はいつ訪れるかわかりません。防火意識の高揚を図りたい」と、気持ちを引き締めた。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


信仰の意義と造形の魅力

戌年に「木造狛犬」展

=第1期 安土城考古博物館=

▲干支にあわせたテーマ展示が開かれている常設展示室特集コーナー
◆東近江・安土町◆

 県立安土城考古博物館(安土町下豊浦)では、今年の干支(えと)の「戌(いぬ)」にあわせたテーマ展示「中世村落の信仰と造形 近江の狛犬(こまいぬ)」を開催している。

 神社などでよく見かける石造の狛犬は近世以降のことで、それ以前は木造の狛犬を社殿に安置するのが一般的だった。さらに古くは、向かって右に開口の獅子(しし)「阿(あ)形像」と、左に閉口の狛犬「吽(うん)行像」の組み合わせが本来のものであったらしい。

 テーマ展では、中世木造狛犬の宝庫とされる県内に伝わる約二十対の木造狛犬を、年間を通じて四〜五対ずつ展示紹介し、その歴史的・信仰的意義を探るとともに、芸術的視点から造形的魅力を紹介する。

 三月五日までの第一期として現在展示されているのは、鎌倉時代の野々宮神社(東近江市)、春日神社(同)、八坂神社(同)と、室町時代の八阪神社(びわ町)、大吉寺(浅井町)の五対(一部展示替えあり)。

 開館は午前九時から午後五時(入館は午後四時半まで)。休館は、月曜日と休日の翌日。入館料、大人三百五十円、高校・大学生二百五十円、小・中学生百五十円。問い合わせは、同館(0748―46―2424)まで。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


モノを大切に古着など再利用

=能登川北小児童がリメイク展=

▲ペットボトルや古紙、古着などを再利用した北小児童の「リメイク展」(東近江市立能登川博物館)
◆東近江・東近江市◆

 子どもたちが知恵を絞り、着られなくなった服や包装紙、ペットボトルなどを再利用した小物展「もったいないから始めよう 能登川北小学校リメイク作品展」が、東近江市山路町の市立能登川博物館で開かれている。

 同小では、生きていくうえでの知識やルールを身に付け、賢い消費者になってほしい―と、モノやお金の大切さ、労働の大変さを学ぶ体験型の金銭教育に取り組み、昨年にはモデル校としての公開授業と研究発表大会を開催した。

 リメイク展は、そのなかの一つ「もったいない」から、現在の生活を見直すきっかけとして校内発表していたものを、さらに多くの人に知ってほしいと開いた作品展で、古いジーパンを縫い直したウォールポケットやカバン、タオルと段ボール、発泡スチロールで作ったスリッパ、ストッキングと針金、新聞のモップなど、アイデアいっぱいの四十点が展示されている。いずれも、生かせば資源となるモノの大切さを伝えている。

 二月十二日まで。入館無料。開館時間は午前十時〜午後六時。月・火曜休館。問い合わせは能登川北小学校(0748―45―0002)または同博物館(0748―42―6761)へ。


ソフトバレーボール

=小学生能登川大会=

◆東近江・東近江市◆

 東近江市立能登川体育館でこのほど、十七年度の「ソフトバレーボール小学生第五ブロック能登川地域大会」が開かれた。大会結果は次の通り。

 《高学年の部
能登川南2
15―4
15―9
0能登川北B

 《低学年の部
能登川東2
13―15
15―12
15―10
1能登川南B


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


-あす投開票の市議増員選―

学区or地区代表視点で変化

=能登川選挙区=

◆能登川選挙区◆

 七日間にわたる戦いもあと一日となった東近江市議増員選挙―、定数五に対して現職八人、元職一人、新人一人がひしめく能登川選挙区では、参画の遅れから即戦力を求めるとともに、能登川地区および市全体を見渡せる資質重視の評価が働き、四年後の全市選を見越した都市型選挙を見せ始める。しかし、自治会推薦の村型選挙は色濃く、東西南北の学区代表として四議員を誕生させる動きもある。投票率は低調ムードから六五%前後と見られている(期数などは旧町議時代のもの、文中敬称略、届出順)。

 【大橋平治】自立の都市型選挙で九期連続当選を果たし、老若男女から愛称で親しまれる大橋だが、同地盤から新人が立ち、浮動票狙いの他候補がなだれ込むなど厳しい。保健、医療、福祉の連携強化や商店街対策、隧道拡幅などを訴えている。

 【田中信弘】現場を見る・知る・即対応を信条に一年前から地区内を歩き、選挙戦では移動事務所とミニ集会で政策を熱弁。伊庭を中心に多くの支持を得るが、他候補の誉め落とし作戦に遭い、地元の離票と公認ではない公明の流票に危機感を抱く。

 【田辺嘉右衛門】後援会の立ち後れが響くほか、西学区の多くの有志が田中を推していることから、同級生、商工関係者らをバックに人縁駆使の選挙戦を展開。町土地改良区などの人脈も活かし、農業の経営確立や商工業活性化を訴える。

 【川南博司】合併特別委員長、町土地改良区理事長等の要職を務め、地区の発展や農業対策に期待が寄せられる。東学区の大半の自治会が推薦するなど最も安全圏内に近いと評されるが、自治会協定のない地域であり、上滑りの可能性もある。

 【市木徹】新人ながら政治に明るく、若さを武器に市民派選挙を繰り広げるが、知名度の低さが気になるところ。町地域教育協議会事務局長、エコスクール支援委員など教育、環境活動に取り組み、新興地を中心に支持を訴える。

 【大橋市三】地元・種町の志気も上がり、JR線を境にした東学区の反応も上昇。マニフェストを作るなど地道ながらも確実な獲得と政策を訴えるが、期待を寄せた引退議員の地盤が川南にも有志推薦を出し、二分化。あと一歩の追い風が欲しい。

 【冨江旭男】他候補支援など流票ぎみの北学区だが、「北から一議員」の大号令で、福堂・栗見新田・栗見出在家・大中町(千五百十七票)が引き締まり、川南らへ流れる農業関係者票をどれだけ食い止めるかが勝負。乙女浜町の動向も鍵を握る。

 【杉田米男】鉄工業を営む関係から町商工会に人脈があり、イルミネーション活動による各種団体の有志も応援。前任の小南票(六百二)を頼りに林、栄町にも進出し、期待も高まるが、他候補批判を載せた活動報告紙がマイナス要素となっている。

 【山本真喜】無所属唯一の女性候補として女性層を中心に訴え、町地域連合婦人会長の経験から子育てサポートの充実や自主防災組織の推進を提唱。ただ、投票率を六〇%と低く見ても五百七十票の上乗せは必要で、非常に厳しい戦いだ。

 【藤田淳子】七期二十五年の実力と努力家としての人物評に党派を越えた支持があり、介護保険の減免充実や修学旅行費補助の復活などを訴える。しかし、前回票と共産の片桐票から個人票を除くと三百票近くが不足し、無党派層へ必死の支持を願う。


-あす投開票の市議増員選―

蒲生選挙区 8候補の戦況

=蒲生選挙区=

▲8候補のキャッチフレーズに目が止まる選挙ポスター掲示板
◆蒲生選挙区◆

 東近江市議会議員増員選挙の選挙運動は、残すところあと一日。四議席を八候補が争う蒲生選挙区では、当選ライン上で五候補が激戦を繰り広げており、最後の一日は選挙カーのボリューム・テンションともに最高潮に持っていきたいところ。有権者の関心も日増しに高まりを見せているが、投票率が七〇%に到達せず、六五%前後に留まるのではないかとの見方もあり、多くの陣営は桃太郎作戦や決起集会で盛り上げる。蒲生区民の思いと課題を託せる真の行動力と資質を兼ね備えた市議として認められるのは誰か、二十九日に下される有権者の審判を前に、各候補の戦況を追った。(文中敬称略、届け出順)

 【岡崎嘉一】立候補を一早く決意し夫婦揃って選挙前からほぼ全地区を踏破した岡崎は、桜川西町民と同級生、妻の実家がある寺の親類らが起動力となり、空白地域の石塔・平林・岡本・横山・大塚などで個人演説会を精力的にこなし知名度不足克服に努める。地元票(約四百票)だけでは当選ラインに届かず、後援会に入会した約一千六百人の票開拓で追い上げる。

 【加藤正明】旧蒲生町長・助役がバックアップする元収入役の加藤は、お膝元の川合(約八百票)一本化で初当選を狙う。他候補の果敢な攻め込みに、後半は楽観ムードを一掃しこれまで培った行動力で街頭演説や歩け歩け作戦を展開し、空席の横山・木村・稲垂や親類がいる市子川原で票を上積み、上滑りにも警戒しつつ一千票以上での当選を目指す。

 【吉田孝一】早くから選挙戦に向け準備していた吉田は、「郷土を愛する区民の会」と名付けたチラシを作成し、選挙前に長峰団地内で一千二百枚を五回も手配りした。団地内の住民が運動員となり選挙戦を展開しており、前回の旧町議選で獲得した約五百票の上乗せに効果を期待するものの、選挙への関心が薄い団地内の集票に苦戦を強いられている。

 【田郷正】選挙前から街頭演説や朝立ちを繰り返してきた共産の田郷は、十二年の議員経験と若さを武器に、一日二十個所で教育や福祉問題に熱弁を振い、女性や無関心層を引き付ける。党組織票を手堅くまとめ、前回の得票(約五百票)に、空港問題で行動をともにした綺田や新住民の多い長峰団地の流動票を取り込み、党派を越えた個人票でも勝負をかける。

 【大澤貢】実直な人柄と議員経験がもたらす人脈・実績で長峰全区と宮川・蒲生堂・外原・宮井・葛巻の区長推薦を受けた大澤は、団地外への票流出防止と旧集落の団結求めて必死に駆け回る。前回獲得票(約五百票)では足りず、公明や商工会関係の応援を取り付けるも、他候補の攻勢に苦戦、確実な票積み上げに支援者フル回転で電話作戦など最後の追い込みを図る。

 【村上良英】旧町議の妻と二人三脚で草の根選挙を展開している村上は、旧集落に根強く残る地縁・血縁の壁に阻まれ、前回妻が獲得した票(約三百票)の上乗せに焦りの色を隠せない。選挙カーや歩いて政策を訴え知名度不足を補い、京セラOBや長峰団地内での集票にも動く。選挙事務所の女性運動員に活気があり、女性や無党派層の票の取り込みにも躍起だ。

 【西村武一】三十八年間の教員経験から知名度で優位に立つ西村は、地元の下麻生や近隣の上麻生、岡本、鋳物師の高齢者が熱心に選挙事務所に足を運んでおり、同級生や教え子を通じて支援の輪を広げている。空白地域の田井・蒲生堂・合戸など広範囲に個人演説会を開き、危機感を持ちつつ攻勢を強め、前回票(約五百票)の上乗せで当選ラインに駆け込む勢い。

 【市川邦夫】地元住民や同級生、知人ら有志約四十人の支援を受けて立候補を決意した市川は、他候補の中で最も立候補表明が遅く、告示直前だったこともあり、出遅れを取り戻すのに必死。選挙事務所を自宅のある市子殿と大森の二個所で日替わりに構え、農業関係者らの票獲得にも乗り出す。ボランティア選挙で前回の得票(約四百票)を上回るか厳しい状況が続く。

 


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


つぼみ膨らみ新春の足音すぐそこ
=あかね文化センターで「盆梅展」=

▲ふっくらと色付いたつぼみが来館者を出迎える「盆梅展」(東近江市あかね文化センターエントランスで)
◆東近江・東近江市◆

 一年で最も寒い大寒を一時忘れ、新春の足音を感じる「盆梅展」が、二十一日から東近江市あかね文化センターエントランスで始まった。肌をさす寒さの中、同センターにやってきた人たちを、ふっくらと色付いたつぼみが出迎え、心和ます空間を創り出している。開催期間は二月二十八日まで。

 毎年恒例となった同展は、蒲生地区文化協会に加盟する「趣味の会」(田中博会長、約三十人)のメンバーが、丹精込めて育ててきた盆梅を出展している。

 梅以外にもさつきや菊など、四季折々の花木を互いに情報交換しながら栽培しているメンバーらだけあって、エントランスに並ぶ二十四鉢いずれも剪定の妙が光り立派な枝ぶりが印象的だ。

 万葉集にも登場する梅は、願いをかなえてくれる不思議な力を持つ花として、昔の人々の心をとらえ愛されてきた。地植えや鉢植え、盆栽仕立てと栽培方法を変え楽しむことができ、白・赤・桃色など色・形とも種類も豊富で愛好家も多い。

 グッと寒い時期をこらえて可憐な姿を見せる様子は「忍耐」という花言葉にぴったりで、金屏風のような置き物の前に飾られている鉢や棚に手の平サイズの小さな鉢植えをいくつも並べたものは「上品」との花言葉にふさわしい仕上がり。

 展示会場となっているエントランスは、来場者をセンサーで感知してホトトギスの鳴声が響く仕掛け付きで、盆梅に付けられた「思いのまま」や「日月」、「道しるべ」、「弥生」、「古都」などの名前から栽培した人の思いにも触れられる。

 甘い香りを漂わせ、満開となるのは二月中旬頃だという。詳しくは、あかね文化センター(55―0207)へ。

 


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ