平成18年1月29日第14323号

◆東近江・東近江市◆
不審者・変質者から子供を守れ!
安心 安全 再発防止へ
=情報提供はリアルタイムに=

◆東近江・東近江市◆
色彩豊かな「鬼の凧展」
全国の伝統凧を紹介
=八日市大凧会館で 来月12日まで=


◆東近江・東近江市◆
特老ホーム・菊水園に
最新の福祉車両寄贈
=中外製薬が創業80周年記念に=


◆東近江・東近江市◆
明かりをテーマに新作ずらり
夜景美の創作陶芸
=布引焼窯元で初窯市=


◆東近江・東近江市◆
延長後半で劇的勝利
県大会で初優勝!
=蒲生スポーツ少年団サッカー部4年生=


◆東近江・近江八幡市◆
ひと手間かけ、しっかり朝食を
子どもは食べて育つ
=岡山幼稚園 親子食育教室=



不審者・変質者から子供を守れ!

安心 安全 再発防止へ

=情報提供はリアルタイムに=

◆東近江・東近江市◆

 子供が暴漢に襲われ残虐な被害に遭遇する事件が相次ぎ、社会不安が後を絶たない。神戸で発生した児童殺傷事件を機に、子供の安心・安全を確保しようと、旧八日市市は平成九年、子供を被害から守る「情報ネットワーク」(変質者・不審者出没情報緊急連絡網)を立ち上げた。同時に、子供が危険を感じ近くの家に駆け込む「子ども一一〇番の家」も設け、市民や商店などの協力を得て、園児や児童の通学路を中心に約四百の目印となる三角コーンを置いた。体制は整っているが、発生時のリアルタイムな情報発信は今一つだ。

 関係機関と地域が連携した情報ネットワークは、学校や東近江少年センター、交番、駐在所などからの通報(変質者・不審者出没情報)を市教育委員会青少年課が収集し、速やかに関係団体に伝達する二次被害の未然防止システムとして威力を発揮する。

 緊急連絡網に従って市教委青少年課は、まとめた情報を下部組織の学校や園、自治会、子供会、公民館、PTA、青少年育成会などの各関係機関にファックス通信する。それぞれの役割分担に応じて、地域住民に情報を伝え、子供の安全確保と再発防止を呼び掛ける。

 昨年中に東近江市が通報を受けた変質者・不審者出没情報は五十五件で、六月の九件が一番多く、九月と十月にそれぞれ八件、二月に六件発生している。このほか、不審電話は十五件だった。

 子供たちが緊急時に安心して避難できる「子ども一一〇番の家」は当初、個人宅や商店、企業などの協力を得て、黄色い三角コーンを目印に、約四百か所でスタートしたが、合併後の現在、三倍の約千二百か所に増やした。

 しかし、行政や関係機関だけでは限界があるとして、平成十年に旧八日市市と市内七郵便局と協定を結んでいた「子ども一一〇番」事業は、合併とともに全市域の永源寺(四か所)・五個荘(二か所)・愛東(二か所)・湖東(四か所)・能登川(四か所)・蒲生(二か所)に拡大し、合わせて二十五の郵便局と締結を結び、市内を常に巡回する郵便局員に協力を求める体制を整えた。

 市内を循環する郵便局の集配車(二十五台)、バイク(百二十五台)に「こども一一〇番のくるま」のステッカーを貼り、注意を呼び掛ける一方、公共交通機関の車内でも事例が発生していることから、来月早々にも、近江鉄道と「こども一一〇番のバス」の提携を結ぶことにしている。

 出没状況については、情報ネットワークやFM東近江で不審者情報を流す一方、子供や保護者へ学校や園を通じて啓発チラシで注意を呼び掛け、自治会を通じ先きに発生した変質者・不審者出没の詳細情報を記したを回覧を配布している。だが、この情報も、CATVやオフトーク、防災無線を備える旧町に配信されていないのが現状だ。

 ここで、子供が危険な状態に陥った時の参考に、全市的に昨年発生した主な出没状況の事例を紹介してみたい。

 男性の下半身露出が毎月のように発生し、このほか、児童・生徒を車に誘う◎児童・生徒に付きまとう◎中学女子生徒がビデオショップで中年男性三人に身体を触られる◎道をふさぎ女子高校生の胸を触わる◎小学女子児童が大型量販店一階トイレで尻を触られる◎大型量販店内で高齢男性が菓子をえさに幼児を誘う◎見知らぬ男が小学児童を家に誘う――など。



記者の目
 不審者情報は、子供の安全確保と再発防止へ注意を呼び掛ける点で大いに役立つ。しかし、リアルタイムに越したことはない。事業着手が決まった全市的なケーブルネット(CATV)の告知放送に期待がかかる。

(村田洵一)


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色彩豊かな「鬼の凧展」

全国の伝統凧を紹介

=八日市大凧会館で 来月12日まで=

▲八日市大凧会館で開かれている「鬼の凧展」
◆東近江・東近江市◆

 二月三日の節分にちなみ全国の鬼の凧を紹介する特別展が、八日市大凧会館で開かれている。来月十二日まで。

 全国各地には、その土地や地方の風俗や生活文化が伺える凧が大切に残されているが、日本の四季の伝統行事に関するものも多い。節分もその一つで昔から人々の間で伝承されてきた鬼を題材にした凧も数多く制作されている。

 同会館では、そうした凧を通じて日本の季節感にふれる催しとして今回の展示を企画。所蔵する十三都道県の鬼の凧合わせて二十一点を出展している。

▲来館者(限定)にプレゼントされる鬼の面と福豆
 その多くは武者絵によるいかめしい顔つきの鬼や各地に伝わる鬼退治の民話からなぞらえた穏やかな表情の鬼などが凧の図柄に創作されて並んでいる。いずれも色あでやかな彩色で美しく、細かな凧の細工や描画も楽しめる内容になっている。

 中には、子どもの成長を願って飛揚されている山口県の「見島鬼ようず」という凧や博物館ではここだけにしかないという長崎県の古い「壱岐鬼凧」などもあり、来館者の関心を集めている。

 同館では、先着順の入場者三百人に赤鬼か青鬼の面をプレゼントしているほか、節分の日の二月三日の入館者百人に「福豆」を進呈することにしている。また、二十八日には鬼の凧作り教室を開催する。入館料一般二百円、小・中学生百円。問い合わせは同会館(23−0081)へ。水曜日と祝日の翌日は休館。


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特老ホーム・菊水園に

最新の福祉車両寄贈

=中外製薬が創業80周年記念に=

▲中外製薬から菊水園に寄贈された福祉車両
◆東近江・東近江市◆

 中外製薬から東近江市下里町の特別養護老人ホーム「菊水園」に在宅福祉移送サービスカーが贈られることになり、二十六日午後一時半から同ホームで贈呈式が行われた。

 同製薬会社が創業八十周年の記念事業として全国の四十七都道府県に一台ずつ寄贈したもので、滋賀県では同老人ホームが選ばれた。

 同社では一九八五年の創業六十周年から十年ごとに老人福祉車両の寄贈を続けており、今回で合計一一一台になる。

 今回贈られた車両は、後部に車イス三台と介助者二人が乗車できるもので、車イスは後部ドアから電動リフトで安全に乗降できるようになっているほか、サイドドアーが開くとステップが自動に伸びる装置が備えられている。

 田中宏尚理事長は「施設をオープンして十七年目になるが、当初の移送車両は随分古くなっている。官の補助が少なくなる中で、こうした民間の支援は本当にありがたい」と感謝した。

 同ホームでは、デイサービス等の送迎や近隣地への行楽などにも活用し、地域福祉の貢献に役立てていくことにしている。


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明かりをテーマに新作ずらり

夜景美の創作陶芸

=布引焼窯元で初窯市=

▲大勢の人々で賑わう工房。左側の壁掛けは和風板に飾り付けた新作「桜」の陶板
◆東近江・東近江市◆

 布引焼窯元(東近江市外町)で、初窯市が二十八日からきょう二十九日までの二日間開かれている。

 今年の新作の発表と作品を廉価販売する新春恒例の企画で、会場の工房には大勢の愛好家や家族連れで賑わっている。

 今年のテーマは「明かり」。函館や比叡山などから眺めた夜景をイメージした創作品と小さな部屋や
▲明かりをテーマにした今年の新作「夜景」の作品
コーナーにも飾れる和風の木製パネルを商品化し、それに桜を描いた陶板を飾り付けた小品を今年の新作として紹介している。

 夜景の新作は、全国の十カ所の夜景の名所を選び、その美しさを表面に施した大小たくさんの穴から漏れる光の束で表現している。また、ロウソクの明かりでフクロウが浮かび上がる作品も加え、明かりで今年一年の「夢と希望の光」を導いている。

 このほか、会場では値打ち品を詰めた新春恒例の福袋(五千円〜十万円)の販売や琵琶湖のシジミ汁、焼き栗、たこ焼きなどが味わえる「ほっこりコーナー」も設置して訪れる人々にくつろぎを提供している。きょう午後五時まで。問い合わせは同窯元(23-1688)へ。


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延長後半で劇的勝利

県大会で初優勝!

=蒲生スポーツ少年団サッカー部4年生=

▲地区予選から無敗の11連勝で初優勝した蒲生スポーツ少年団サッカー部4年生メンバーら

▲決勝リーグでの白熱した試合展開
◆東近江・東近江市◆

 蒲生スポーツ少年団サッカー部四年生(二十六人)が、全国高校サッカーの頂点に野洲高校が立った同じ日に「JA全農杯チビリンピック小学生八人制サッカー大会」の滋賀県大会で初優勝し、三月に開催される関西大会への出場切符を手にした。

 蒲生スポーツ少年団サッカー部四年生は、三年生のときからチームを結成し、毎週水曜と土曜日に蒲生東・西・北小学校へ通う児童二十六人が、心一つに泥だらけになりながら練習に励み、チーム力を上げてきた。

 “JA全農杯チビリンピック小学生八人制サッカー大会”の第一回滋賀県大会では、十月の地区予選(リーグ戦)を無敗で突破、今月八、九日にビッグレイク(守山市)で開催された決勝リーグに勝ち進んだ。

 残雪が残る極寒の中、決勝リーグでは、今津チームを三対二、続く坂田チームを四対一で破り、優勝決定戦へ。ちょうど全国高校サッカー決勝が行われた九日に、愛知チームとの決勝戦に挑んだ。

 二対二の同点で迎えた延長戦(前後半三分ずつ)、駆け付けた保護者約三十人や負けたチームの子どもたちの熱のこもった声援を受け、後半二分半に決定ゴールを決め、野洲高校を思い起こさせるような戦いぶりでほぼ同時刻に初優勝を飾った。

 今大会は、通常の前後半戦という試合形式ではなく、三セット制が導入され、一セットと二セット目は出場選手(八人ずつ)を総入れ替えしなければならない。レギュラーだけでなくチーム全体の選手層が厚くなければ勝ち抜くことも難しいという。

 予選から無敗の十一連勝で優勝に輝いた蒲生スポーツ少年団サッカー部四年生二十六人。

 三月に開かれる関西大会、さらには全国大会進出に照準を合わせて練習に没頭している。

●地元に支援求める----当日の応援も募集


▲保護者も子と一心同体になり大喜び
 同少年団サッカー部父母会四年生学年代表の改田俊次さんは、「アットホームなチームで、子も親も一丸となっている。子どもたちが十分に力を発揮できるよう、みなさんの応援をお願いしたい」と語る。

 また、大会出場に必要な費用ねん出のため「子どもたちのがんばりの支えに」と地元企業や住民に支援(大会出場記念パンフレットへの応援広告掲載や募金)を呼び掛け、一緒に大会の応援に行こうという有志も募っており、人数によってはバスチャーターも検討中。

 詳しくは、改田代表(0748―55―4498)へ。

 


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ひと手間かけ、しっかり朝食を

子どもは食べて育つ

=岡山幼稚園 親子食育教室=

▲朝食の大切さを学んだ栄養士による講義――岡山公民館で――
◆東近江・近江八幡市◆

 子どもたちの体と心の成長に欠かすことのできない「食」の大切さをもう一度見直してもらおうと、近江八幡市立岡山幼稚園(加茂町)で「親子食育教室」が二十四日開かれ、年中(四歳児)と年長(五歳児)の園児とその保護者が参加した。同市での幼稚園を対象にした教室は、今回がはじめて。

 隣接する岡山公民館研修室で保護者を対象にした栄養士による講義では、主菜・副菜・汁もののバランスのとれた朝食▽成長のためホルモン生成が就寝中に行われることから早寝早起きの習慣▽朝食は脳のエネルギー源となりその日の学習に影響▽ファーストフードや清涼飲料水の弊害▽野菜をしっかり食べるなど、ついつい見過ごされがちなポイントが改めて指摘され、朝ごはんにひと手間かけてしっかり食べさせることの重要性を再認識した。保護者からは、「毎朝、食べさせるのが精一杯。パン食からごはんにして、努力していこうと思います」といった感想が聞かれた。

 このあと幼稚園のリズム室にもどり、健康推進員が用意してくれた、すしめし、薄焼き玉子、キュウリ、ミニトマト、ツナ、コーン、ハム、チーズなどの食材で、子どもといっしょにかわいいおすしづくりに挑戦した。

▲おすしづくりに取り組む親子――岡山幼稚園で――
 おかあさんやおばあちゃんといっしょにすしづくりに取り組み、できあがった作品を前に、子どもたちからは「楽しかった」「難しいところもあった」、おかあさんからも「家でもやってみたい」の声が、料理の楽しさを実感できた満足そうな笑顔からこぼれていた。

 おすしパーティーがはじまると、子どもたちは口いっぱいにおすしをほおばって、自分でつくった作品をおいしそうに味わっていた。一方おかあさんたちは、おすしもお吸い物も思った以上の薄味に、子どもたちの体に合わせた味付けへの認識を新たにしていた。

 全国的に「食育」の必要性が叫ばれているなか、同市では、新年度から全幼稚園で同様の教室を開く計画をしている。

 


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