平成18年2月1日(水)第14325号

◆大津・大津市◆
「瓦でたどる 大津の歴史」
=大津市歴博の企画展=

◆湖南・栗東市◆
さきらの民間委託
栗東市議会で可決
=今春から5年間=


◆東近江・東近江市◆
フードが街にやってくる
本町「食」パサージュ
=手づくり食品など出店者募集=


◆東近江・東近江市◆
暖簾や大八車など
あきないの民具展
能登川博物館で開催中
=体験コーナーも=


◆東近江・東近江市◆
草原広場に東屋完成
休憩所や雨宿りなどに
=東近江ロータリークラブが寄贈=


◆東近江・竜王町◆
1円でも役立ちたい!
ユニセフへの募金手渡す
=竜王中学校PTA=



「瓦でたどる 大津の歴史」

=大津市歴博の企画展=

▲膳所城の鯱瓦
◆大津・大津市◆

 大津市歴史博物館は、ミニ企画展「瓦でたどる大津の歴史」を三月十二日まで開いている。同展では、古代の瓦から近代の小学校の鬼瓦までさまざまな瓦を展示し、瓦の変遷と大津の歩みを振り返る。

 国内における瓦の使用は、五八八年の飛鳥寺創建時に始まる。このとき、百済から瓦博士が渡来し、瓦づくりを伝えたとされる。瓦は以後、さまざまにその意匠が凝らされてきた。古代では、巨大な寺院の甍に葺かれた蓮華文の軒丸瓦が多数遺されている。瓦の図柄は、浄土に咲くという蓮の花をかたどった文様で、いずれも似ているようだが、細かいところに時代の変遷が伺える。大津市内の南滋賀廃寺周辺でしか見られない方形軒先瓦は、蓮の花を縦割りにした文様で、全国的にみても非常に珍しいものとされる。

 また、近世の幕開けを告げるものとしては、大津城の金箔瓦が挙げられる。金箔瓦は当時、権威の象徴として利用されていた。大津城は現浜大津の湖岸に、四層の天守閣を持った豊臣政権下の城郭で、関が原の戦いで廃城となった。江戸時代になると、意匠を凝らした鬼瓦が数多く見られるようになり、膳所藩主本多家の家紋である立葵紋の軒丸瓦や、膳所城の一角を飾った大きな鯱瓦も見応えがある。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


さきらの民間委託

栗東市議会で可決

=今春から5年間=

◆湖南・栗東市◆

 栗東市議会臨時会がこのほど開かれ、同市芸術文化会館「さきら」の運営を四月から五年間、ジェイアール西日本総合ビルサービス(以下JRBS)に委託する議案が、賛成十二、反対五で可決された。

 この議案は、昨年十二月議会で提案されたが、「JRBSに文化事業の運営能力があるか疑問」として継続審議となっていた。これを受け、市と会館を運営していた市文体事業団は協議し、▽事業団職員の雇用確保▽文化事業向上のための市・事業団・指定管理者による運営協議会設置│などで合意している。

 議会での討論では、反対は「公募・決定に至る情報が市民に知らされなかった」「文化事業についての議論が雇用問題にすりかえられた」、賛成で「現在の文化事業の継続や、運営協議会設置で利用者の利便性が確保された」など挙がった。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


フードが街にやってくる

本町「食」パサージュ

=手づくり食品など出店者募集=企

◆東近江・東近江市◆

 東近江市の本町商店街アーケード通りで三月十一日に開く本町パサージュ2006「フードが街にやってくる」(実行委主催)への出店希望者を募集している。毎年恒例の「アートが街にやってくる」の「食」版となる。

 食パサージュは、家庭の手づくり料理・菓子自慢の人たちが集まり、作り方の実演ほか、手塩にかけた作品の展示・販売を行うことによって、インスタントや既成食品に偏りがちな食生活を見直す。このほかアーケード通りでは、物産振興会による展示即売、街の保健室(国立滋賀病院)、本町特別イベントなどが催される。

 出店料は一区画(〇・九×一・八メートル)千円で、希望者には机一台六百円(一区画二台まで)で貸し出す。申込書の必要な人は八日市まちかど情報館(TEL23―4528)へ連絡する。申し込みは二月十二日までで、水や電気、ガスなど詳しくは同情報館へ問い合わせる。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


暖簾や大八車など

あきないの民具展

能登川博物館で開催中
=体験コーナーも=

◆東近江・東近江市◆

 道中合羽やてんびん棒、企業秘密いっぱいの大福帳(現在の得意先元帳)など、商い民具にスポットを当てた企画展『あきないの民具・商売道具のいろいろ―』が、東近江市山路町の市立能登川博物館で開かれ、懐かしさの中から新たな発見が楽しめる。

 東近江市を含む湖東地域は、全国行脚で成功した近江商人発祥の地であり、江戸時代末期から創業する五個荘商人・近江八幡商人・日野商人などを多く輩出した。取り扱い品は呉服、麻布などの繊維関係が主で、現在も活躍する企業に、伊藤忠商事、丸紅、ワコール、高島屋、大丸、日清紡、東洋紡、日本生命、ヤンマーディーゼル、西武グループなどがある。

 能登川地区からも、紅市・布市と称する阿部市郎兵衛(能登川町)や、海産物の仲介商を営んだ大橋宇兵衛(種町)、北前船による交易を広めた田口伊兵衛(今町)のほか、現在の日清紡、湖東紡績を起こした田附政次郎(佐生町)、国産生糸を初めてアメリカ直輸出した佐野理八(佐野町)らがおり、国内外を舞台に活躍した。

 同展では、区民から寄贈を受けた商い道具を中心に、「行商」「店を構える」「店とお客との間」の三部構成で展示解説していくもので、持ち運びやすさを追求した矢立(携帯用の筆、墨セット)や生地サンプル帳、店の顔である暖簾(のれん)、看板のほか、七十歳代以上の人なら実際に目にしたことのある能登川駅前商店街スゴロクなど、江戸後期から昭和初期までの百点余りが展示されている。

 また、手に取り、実際に使うことの出来る体験コーナーも設置され、銭枡(硬貨の計算道具)や棹秤(さおばかり)などが並んでいる。

 二月十二日まで。開館時間は午前十時〜午後六時。月・火曜休館。問い合わせは同博物館(0748―42―6761)へ。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


草原広場に東屋完成

休憩所や雨宿りなどに

=東近江ロータリークラブが寄贈=

▲草原広場に完成したログハウス風の東屋
◆東近江・東近江市◆

 東近江ロータリークラブ(谷口良治郎会長)が、クラブ創立四十五周年を祝う記念事業として河辺いきものの森(東近江市建部北町)の草原広場に建設を進めていた「東屋」が完成、近く、同森を管理運営する東近江市に寄贈される。

 完成した東屋は、昨年十月末から着工。同森の自然景観にマッチするよう広さ二十四平方メートル(縦四メートル横六メートル)のログハウス風の建物が考案され、自由に出入りできる開放感を持たせている。屋根はカラーベスト葺きで内部には、中央に丸テーブルを配置し、その周囲にイスやベンチを置いている。

 同森では、訪れる家族連れなどに食事ができる場として利用できることや雨宿り、休憩所としても自由に使ってもらえるようにしたいと話している。

 里山のように森林の自然環境が管理保護された同森は、一般市民の散策を中心としたレクリェーションや小学校の自然学習の場として、また、里山復活の活動を通して高齢者の生きがいや幅広い年齢の人々との交流の場としても利用され、その役割の意義が高まっている。

 自然が最も活性する春から夏期は、森の中に来訪者が多くなるが、蚊などの害虫に刺されやすいことや森を守る観点から屋根付きの休憩所が設置されていないことから今回、屋外に完成した東屋の設置が望まれていた。

 


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


1円でも役立ちたい!

ユニセフへの募金手渡す

=竜王中学校PTA=

▲PTA本部が中心になって集めた募金箱を受け取る生徒代表ら(竜王中学校校長室で)
◆東近江・竜王町◆

 竜王中学校PTA(井狩渉PTA会長)がこのほど、昨年九月から約四カ月にわたり集めた募金(約二万円)を、財団法人日本ユニセフ協会へと届けてもらうため同中学校生徒会に手渡した。

 この募金は、同中学校の文化祭で生徒がユニセフに関する展示をしていたのがきっかけで、平和学習の一環として修学旅行の際にユニセフ協会員の講演を聞く予定になっていることから一緒に持って行ってもらおうと、PTA本部が中心となって実施したもの。

 第二次大戦で被災した子どもたちの緊急援助を目的に昭和二十一年に設立されたユニセフは、子どもの権利を擁護する主要な団体で、保健や栄養、水・衛生、教育などの支援事業を実施している。

 職員約七千人のうちほとんどが開発途上国現地での勤務にあたり、資金はすべて任意で、三分の二が各国政府から、三分の一が民間からの拠出だという。

 今回、PTA本部は、同中学校の行事や町の文化祭などでも募金を呼び掛け、初めての試みにもかかわらず四カ月間で多くの善意を集めた。井狩PTA会長(46)は、「募金をする気持ちが、考え方をも変えてくれた。一円でも役立ちたい」と語り、生徒代表に募金活動に賛同してくれた人たちの思いを語った。

 受け取った生徒会長の東慶太郎さん(14)は、温かい善意に触れ「ぼくらのために地域の方々が集めていただき感謝している。中学時代の思い出づくりと、自分たちのためになる学習をしてきたい」と感謝の気持ちを述べた。

 また、生徒会の塚野愛加副会長(14)は、「いろいろな人に募金に協力してもらえたので、周りの期待にこたえられるようよい修学旅行にしたい」とし、中学一年生の仲村まどか副会長(13)も「これだけの募金が集まり、それにこたえられるような中学生になりたい」と、見習うべき大人の手本に気持ちを新たにした。

 二月十五日から二泊三日の修学旅行(東京)を前に、生徒が中心となっての募金活動も行われている。事前の平和学習にも取り組み、中学二年生が同月十五日に江戸東京博物館で催される平和記念講演で、講師の日本ユニセフ協会員に募金を手渡す予定。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ