平成18年2月4日(土)第14328号

◆大津・大津市◆
市民有志、浜大津移転に“待った”
=新庁舎は「皇子が丘公園」へ=

◆東近江・東近江市◆
ヴォーリズ建築文化
全国ネットワーク設立へ
精神の保存・再生をアピール
=県内外の関係団体・個人フォーラムに集う=


◆東近江・東近江市◆
民族楽器を楽しもう
トーク&ライブ
=あす 八日市図書館=


◆東近江・東近江市◆
入館者 20万人突破!
福呼ぶ節分に「幸運」
=中村市長がお祝い=


◆東近江・日野町◆
伊藤選手の力になるメッセージ
みんなで横断幕に書き込もう!
応援ツアー参加者がトリノへ持参
=4、5日 日野町で=


◆東近江・日野町◆
蒲生氏郷公の命日
7日に「偲ぶ会」
=日野町の信楽院で=



市民有志、浜大津移転に“待った”

=新庁舎は「皇子が丘公園」へ=

▲皇子が丘案のイメージ図
◆大津・大津市◆

 「大津市庁舎の移転先を考える市民の会」(服部正章・代表代行)はこのほど、現庁舎の老朽化に伴う新庁舎の移転は「皇子が丘公園」がふさわしいとする提案書を同市に提出した。

 昨秋から地元有志が集まって、検討を重ねてきた。提案書では、▽JR・京阪駅など交通に便利▽低層庁舎を複数建てれば高層ビルのスペースに匹敵する▽土地の高低さを利用した避難場所など防災に強い建物群▽大津京跡で他都市との差別化----を理由に「歴史豊かな地区に、環境との共生を十分配慮した庁舎群はこれからの街づくりに相応しい」と主張している。

 現庁舎は老朽化に加えて真下に活断層が通っており、昨年の耐震診断で「移転が望ましい」とされた。目片信市長は移転候補地として浜大津を示しているが、「埋立地なので地盤が弱い」との指摘もある。土地所有者の県は協力的。市は新年度から整備構想を策定し、県とも協議を進める考え。

 同市企画調整課は「今回いただいた提案書については、今のところ、要望という段階で認識しているので、検討するかどうかは分からない」としている。


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ヴォーリズ建築文化

全国ネットワーク設立へ

精神の保存・再生をアピール
=県内外の関係団体・個人フォーラムに集う=

▲ネットワーク設立に向け開催されたフォーラム――近江兄弟社学園教育会館で――
◆東近江・東近江市◆

 ヴォーリズ建築の保存・再生に向けた全国規模のネットワークづくりをめざす「ヴォーリズ建築文化全国ネットワーク設立準備会フォーラム」が、このほど近江八幡市市井町の近江兄弟社学園教育会館で開催された。
 フォーラムには、県内外のヴォーリズ建築に関わる活動を続けている団体や愛好者ら約八十人が参加。講演や活動報告などで情報交換を行い、ネットワーク設立のアピールを、全国に向けて発信した。

 呼びかけ団体の一つ近江兄弟社学園の池田健夫理事長による歓迎のあいさつのあと、国の支援を受けて全国から寄せられた寄付金などを活用して歴史文化や自然環境などの保護・調査活動を行っている財団法人日本ナショナルトラストの米山淳一事務局長は、「何とかして、ヴォーリズの精神を後世に伝えるため、法人で取り組んでいる伝統家屋・鳴き砂・機関車などのこれまでの全国ネットワークに、ヴォーリズ建築を新たに加え、みなさんと力を合わせながらネットワークづくりに取り組んでいきたい」と、ネットワーク設立への経緯と主旨を説明した。

 また、呼びかけ人の一人である大阪芸大の山形政昭教授がプレゼンテーション「ヴォーリズ建築の再生を考える」で、「ヴォーリズ建築は居心地のいい居場所を与えてくれる。身体的だけでなく精神的にも安楽をあたえてくれる」と、全国各地で再生・継承されているヴォーリズ建築を紹介しながら、自然との融和・和洋並用・新しいものと伝統・地域へのなじみなど、「共生」を常に図っていたという他の建築家との違いを強調した。さらに、「修理・修復しながらもたせるというのは日本建築の伝統でもあり、伝承によってさらに価値を高めることができる」と指摘して、「ヴォーリズ記念病院(近江八幡市北之庄町)に保存が決まったツッカーハウスも手を加えれば保存できる」と、専門家としての見解を改めて示した。そして、「機能だけでなく、ものを伝える伝承する力、ヴォーリズの精神性が込められた総合的なあり方をしている。複雑な価値を解きほぐすことが建物を理解することになる」と締めくくった。

 活動報告では、財団法人近江兄弟社、近江八幡市文化課、一粒社ヴォーリズ建築事務所、NPOヴォーリズ建築保存再生運動一粒の会、旧水口図書館・稚木の会、NPOホホコミユニティ(彦根市)、軽井沢ナショナルトラスト(長野県)、NPOアメニティ2000(兵庫県西宮市)、ひょうごヘリテージ機構、京都YWCAなどの団体や、ヴォーリズ建築居住者(彦根市)や居住経験者(大阪府)などの個人が、活動や思い出などを報告した。

 また、ツッカーハウス・大王松を守る会の辻友子代表が、全面保存決定のお礼と、再生・維持のための支援カンパを要請したほか、豊郷町の歴史と未来を考える会から、豊郷小学校の校舎を守ることができたが、活用法方が決まらず、指定管理者制で民間にわたると壊されてしまうのではないかと心配する報告もあった。

 参加者からは、「子どもと参加できるような仕組みをつくってほしい」という、ネットワークへの要望も出た。

 元近江兄弟社学園長で「ヴォーリズ評伝」の著者、奥村直彦氏は、「ヴォーリズの本拠地は近江八幡。当時、行政がやることをヴォーリズが行ってくれた。その精神を忘れず保存運動を」と提言した。

 最後に、「市民、行政、企業、専門家、関係団体等が力を合わせてネットワークの設立をめざします」というアピール宣言で、フォーラムの幕を閉じた。

 フォーラム終了後には、近江兄弟社学園高校吹奏楽部によるヴォーリズ作曲の賛美歌などの演奏や、教諭によるヴォーリズが持ってきたハモンドオルガンの演奏も披露され、全員でヴォーリズをしのぶこともできた。

 ヴォーリズ建築文化全国ネットワークは、平成十八年度の設立をめざして準備が進められている。


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民族楽器を楽しもう

トーク&ライブ

=あす 八日市図書館=

◆東近江・東近江市◆

 民族楽器奏者のロビン・ロイドさんと一緒に「世界の民族楽器体験会」が、五日午後二時から東近江市立八日市図書館で開かれる。

 世界の民族楽器約二十種類を集め、皮や木、骨、種などを使ったアジア・アフリカ・中南米の楽器に自由に触れたり、ロイドさんから演奏方法を教えてもらったりする楽しい催し。

 体験会は午後五時までだが、同七時からロイドさんの「世界民族音楽の旅トーク&ライブ」が一階ロビー開かれる。カリンバや笛、トーキングドラムを使った素敵な演奏と楽しいトークを聴く。いずれも無料。

小松義夫写真展も


 小松義夫写真展「地球生活記」も、東近江市立八日市図書館で開かれている。二十六日まで。

 期間中の十八日午後二時から、小松さんのスライド&トーク「みんなで暮らす地球」を同図書館隣の保健センターで催す。

 枝と草だけで作った鳥の巣に似たエチオピア高原の家や、岩を壁や床に利用し、岩と岩とのすき間にたてたポルトガルの村の家などを紹介する。申し込みは、電話で八日市図書館(TEL24―1515)ヘ。無料で定員百人。


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入館者 20万人突破!

福呼ぶ節分に「幸運」

=中村市長がお祝い=

▲中村市長から入館者20万人記念のミニ大凧をプレゼントされる西面さん(右)
◆東近江・東近江市◆

 八日市大凧会館の入館者が三日、二十万人を突破した。

 めでたく二十万人目の入館者となったのは、長岡京市からやってきた主婦、西面(さいめん)和子さん。西面さんはこの日、ご主人の博志さんと一緒に琵琶湖ホテルが企画した五個荘の商人屋敷と八日市大凧会館を訪ねるツアーに参加して来館、会館に入館するなり幸運に遭遇した。

 記念すべき入館者に駆けつけた中村功一市長が「二十万人目の入館おめでとうございます。新しい東近江市が誕生した節目の時に、お越し頂きありがとうこざいます」の祝福とともに記念品のミニ八日市大凧をプレゼントした。

 思いがけない歓迎を受けた西面さんは「入るなり二十万人目と知らされ、ビックリしました。東近江市は初めてですが、八日市大凧はニュースなどで知っていましたので来てみたかった。いただいたミニ凧は孫にあげたい」と喜びを語った。

 同会館は平成三年五月にオープン。年間平均一万三千人の入館者があり、同十年十一月に十万人、同十四年十一月に十五万人目を迎えた。近年の入館者は横這いから減少する傾向にある中で、今回の二十万人突破は明るいニュースとなった。

 同会館では「三月上旬頃に二十万人突破になるのではと予想していたが、一月の特別企画展などにツアー客があり、一ヶ月早まった」と話している。


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伊藤選手の力になるメッセージ

みんなで横断幕に書き込もう!

応援ツアー参加者がトリノへ持参
=4、5日 日野町で=

▲笑顔が印象的な伊藤みき選手
◆東近江・日野町◆

 イタリア・トリノでの「第二十回オリンピック冬季競技大会」まであと六日に迫り、日野町は、スキー競技フリースタイル(モーグル)日本代表として出場する同町大窪在住の伊藤みき選手(18)=近江兄弟社高校三年=への激励メッセージを、横断幕に書き込む場を設ける。

 開催日時は、四、五日の二日間で午前八時半から午後五時まで。会場は、同町大窪にある日野公民館ロビー。

 この横断幕は、同町体育協会副会長の伴重政教育長が団長を務め、近江兄弟社高校や伊藤選手家族(母・敦子さんと三女・さつきさんら)、同級生ら一般、体育協会事務局など計十八人で構成する応援ツアー参加者に託され、トリノオリンピック会場で掲げられる。

◆伊藤家族と一緒に日野で応援&観戦


 モーグル競技が行われる十一日から十二日にかけて「地元応援会」(主催=日野町、日野町体育協会、NHK大津放送局)が、日野公民館ホールで開かれる。

 伊藤みき選手が出場するモーグル競技は、十一日の現地時間午後三時(日本時間=午後十一時)からスタートし、午後八時(日本時間=午前四時)に終了する予定。

 当日、予選の様子は、NHKの鮮明で臨場感あふれるBSハイビジョン放送を、日野公民館ホールに設置される大画面に拡大放映する。

 具体的には、午後十時から受け付けを開始し、同十時半に藤澤直広町長があいさつした後、みき選手やモーグル競技に関するビデオが予選開始の午後十時五十五分まで上映される。

 会場には横断幕を掲示し、みき選手の父・公英さんと姉・あづさ選手とともに、日の丸の小旗や鳴り物を手に、午後十一時頃から始まる予選を観戦。今季ワールドカップ第五戦で十一位に入り、何度も決勝進出を果たしているみき選手の滑りに、参加者全員が一体となって熱い声援を送る。

 予選と翌十二日午前三時から始まる決勝の間には、日野公民館や日野婦人会、町職員有志らが準備する豚汁・おでん・甘酒・コーヒーなどが振る舞われるという。

 日野公民館ホールには約三百人分のいすなどが用意される予定で、「オリンピックの舞台に立ち、自分のためにも積極的な滑りをするので見ていてほしい」というみき選手のがんばりを感じ盛り上がり、同時に冬季五輪を普段とは違う環境の中で楽しむ。

 町内外を問わず誰でも参加可能。詳しくは、日野町体育協会事務局(0748―52―6566)へ。

 


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蒲生氏郷公の命日

7日に「偲ぶ会」

=日野町の信楽院で=

▲氏郷公肖像画(近江日野商人館保管の掛け軸)
◆東近江・日野町◆

 蒲生氏郷公顕彰会は、命日の七日に「蒲生氏郷公を偲ぶ会」を日野町村井の信楽院で催す。参加無料。

 日野町が誇る蒲生氏郷公は、弘治二年(一五五六年)に中野城で誕生し、文武両道に秀でた戦国の名武将として、九十二万石の大大名にまでのぼり詰め、多くの遺徳を残した。

 二月七日(文禄四年=一五九五年没)は、氏郷公の命日にあたり、蒲生家菩提寺である信楽院で法要が営まれる。また、同院の伊藤学史住職が、宝物庫(初陣の鎧など)や遺髪塔といった氏郷公にまつわる品々・歴史文化のほか、日野出身の画家・高田敬輔が雲龍を中心に縦横約十一メートルにわたり描いた本堂(県重要文化財)の天井画などについても説明する。

 開催時間は午前十時から。事前申し込み不要で、町内外を問わず参加可能。詳しくは、日野町教育委員会内同顕彰会事務局(52―6564)へ。

 


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