平成18年2月7日(火)第14330号

◆東近江・東近江市◆
顔馴染みになろう
地域で子どもを守る
子ども110番のおうち 地域ウォーク
=南小地域教育協議会=

◆東近江・東近江市◆
五個荘青年会が
演劇 「意識」熱演
=八日市地区人権のまちづくり=


◆東近江・東近江市◆
親として、大人として
第1回 東近江市PTA大会
=笑福亭松枝さんが 講演と落語=


◆東近江・日野町◆
全面改築を見直し一部改修も
=日野中学校建築委員会が報告書=


◆東近江・安土町◆
中学の勉強おもしろい
安土中の出前授業
不安解消へ交流体験事業
=県内10中学 小6対象に=



顔馴染みになろう

地域で子どもを守る

子ども110番のおうち 地域ウォーク
=南小地域教育協議会=

▲「110番のおうち」を回り、児童と住人の顔合わせ、ふれあいを行う能登川南小学校区のウォーク
◆東近江・東近江市◆

 幼い子どもを狙った犯罪や不審者情報が相次ぐなか、信頼できる大人と逃げ込める場所を持っていることは心強い。そんな万が一に備え、児童と地域住民が互いの顔を覚える「子ども110番のおうち 地域ウォーク」が四日、東近江市能登川地区の能登川南小学校区で行われた。

 子どもたちの安全・安心の確保と、地域の「見守り」による犯罪の抑止力として、現在、能登川地区内には百七十六軒の商店、一般家庭などが協力する「子ども110番のおうち」が設けられている。

 このうち、同校区には五十一軒の家が登録され、目印となる黄色の三角コーンを設置。なかには、夜道でも分かるようにと自費で光る三角コーンを設ける家もあり、子どもたちの安全確保に積極的だ。しかし、同家の住人と児童たちの顔合わせの機会が少なく、「知らないうちには入っていきにくい」と言う声が多い。

 ウォークは、児童たちが気軽に立ち寄れるよう、互いが顔馴染みとなり、万が一の時にはすぐに逃げ込める場所づくりへの交流会として、南小学校地域教育協議会(鈴木崇規会長)が主催した事業で、校区での実施は市内初の取り組み。

 この日は、積雪の寒い一日となったが、応募した児童や保護者、教員、地域ボランティアら約二百人が同校体育館に集合し、交通安全や連れ去り防止などのお約束を交わした後、通学路別に分かれて110番のおうちウォークをスタート。

 一軒ずつ訪ね歩いては「おはようございます」「よろしくお願いします」と元気よくあいさつし、温かく迎え入れた住人も「これで顔見知りですね。気分が悪い時など、家まで我慢せずに気軽に寄ってね」と握手を交わした。
 また、場所を覚えてもらおうと家や店の外観シールを手渡し、児童たちは、通学路上の「110番のおうちマップ」を完成させていった。


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五個荘青年会が

演劇 「意識」熱演

=八日市地区人権のまちづくり=

▲八日市地区人権のまちづくりのつどいで、創作劇「意識」を熱演する五個荘青年会
◆東近江・東近江市◆

 地域社会の中に残る男女の差別意識や偏見をなくそうと五日、太子ホールで「八日市地区人権のまちづくりのつどい」が開かれた。

 人権学習への取り組みが始まって久しいが、地域や家庭、職場の中で差別や不愉快な区別意識が根絶されるまでには至っていない現実がある。このため、一人ひとりが認識を改め、みんなで明るい地域社会を作っていく行動につなげていこうと毎年、開かれている。

 今回は、児童合唱団コル・キッズの合唱で会場の雰囲気を和らげたあと、県が作成した人権学習CD「思いやりの森」を使ってゲームやクイズを楽しみながら、高齢者や外国人をはじめとする人権について考えた。

 続いて五個荘青年会の人権啓発劇「意識ー気持ちの違いはどこからくるのー」が上演され、家庭や地域、職場にある女性の人権差別にスポットを当てた問題点を探った。

 同青年会は、○三年度の「絆」、○四年度の「境界線」(全国青年大会優秀賞と脚本賞を受賞)など身近な人権問題を取りあげた演劇を創作し、公演活動に取り組んでいる。

 今回の作品「意識」は、就職活動で女性差別に遭遇したことをきっかけに人権問題に関心を深め、「女なんか」という父親と向き合いながら、差別について友人ともに考える若い女性の行動に視点を向けたもので、訪れた地区民が一緒に差別について考えた。


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親として、大人として

第1回 東近江市PTA大会

=笑福亭松枝さんが 講演と落語=

▲舞台の高座から落語を交えながら講演する笑福亭松枝さん
◆東近江・東近江市◆

  親としてどのように子供と向き合い、心のつながりを深めていけばいいのかを考える「第一回東近江市PTA大会」が四日午後一時半から愛東文化センターで開かれた。

 大会には、今年一月に合併した旧蒲生町、能登川町を除く市内から各地区の役員関係者や一般会員ら合わせて二百人が参加した。

 あいとう若鮎太鼓の演奏でオープニングしたあと、来年八月二十四、二十五日の二日間、初めて滋賀県で開催される「第五十五回日本PTA全国研究大会」に向けて、準備を進めている状況や今年度の大会の視察報告などが行われ、滋賀県での大会PRと成功に協力を呼びかけた。

 このあと、人権や教育、男女共同参画などの身近な問題を落語の中に取り入れている噺家・笑福亭松枝さんを招き「子から教わる親のあり方、大人のあり方」と題した講演と落語に耳を傾けた。

 笑福亭松枝さんは、講演の中で自らの子育ての経験や父親としての立場から親子関係についてふれ、子供の成長に合わせた親の対応の例として夫婦の日常会話の中でも、子供は敏感にその夫婦間の空気を感じとり気遣いをしていることに気付くことが大切であることや、世界共通語にもなっている「もったいない」の意味をみんなで考える時期を迎えているのではないかなどの持論をおもしろおかしく、落語の話芸で説き、いつも子供の成長を見守り、親子として、また、大人として一緒に成長していく心の持ち方が重要ではないか、と説いた。


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全面改築を見直し一部改修も

=日野中学校建築委員会が報告書=

▲報告書を藤澤町長(左)に手渡す伴会長(日野町役場町長室で)
◆東近江・日野町◆

 日野町立日野中学校建築委員会(会長=伴重政教育長)はこのほど、十二回の委員会を開き提言内容をまとめた「日野中学校建築委員会報告書」を、藤澤直広町長と小西茂男教育委員会委員長に手渡した。また、町議会議員に報告書の詳細を説明した。

●老朽化著しく構造上危険!


 昭和四十四年度から同四十六年度にかけて建設された日野中学校は、昭和六十三年から平成二年に校舎の大規模改修が実施されたが、老朽化が著しく雨漏りが多発、移動の不便さなど構造上の問題も抱えている。

 教育環境の充実に向けて、平成十四、十五年度には校舎の改築が「日野中学校整備検討委員会」で議論され、現敷地で第四次日野町総合計画(平成十三〜二十二年度)期間内早期(平成二十年度中、できれば一年でも早い完成を)に全面改築が望ましいとする旨の答申が提出された。

 また、平成十六年度に実施した耐力度調査では、現校舎や体育館など建物すべてが五千点以下と、国の基準と照らし合わせても構造上危険な状態で、改築に要する経費が国庫補助対象となり得る建物に認定される結果となった。

▲教室棟・管理棟部分を改築し体育館やプールを改修するC案
●改修も検討


 構造耐力や保存度ともに低く危険度の高い建物との結果に、同十六年十二月に公募委員を含む十五人で「日野中学校建築委員会」を設置し、改築ありきの議論ではなく改修についても議論を重ね「体育館・プールを耐震補強を含む改修とし、コンピューター室を改修、格技場は残し、教室棟および玄関・職員室などを改築することが望ましい」との提言をまとめた。

 今回、同整備検討委員会が提出した答申の“期間内”にすべての整備が完了できないことも想定して「年次計画をたてて効率よく進めることが肝要である」と指摘し、国の動向も見極めた上で「町としての総合的な判断をいただきたい」と平成十八年度中の実施設計を行うなど具体的な整備着手を促している。

 整備方法に関して、同建築委員会は<1>現校舎を改修する手法(A案)<2>現校舎の西側半分を残し南側に校舎を新築する手法(B案)<3>教室棟・管理棟部分を改築し体育館やプールは改修する手法(C案)―の三つの案を検討し、耐用年数なども鑑みてC案で概ね合意した。

 C案の最大の特徴は、現校舎の南側を一期工事として普通教室や職員室などを改築し、完成後に東側を解体し二期工事として特別教室棟を建て、その後に西側の校舎を解体するため仮設校舎が不要で、改築される管理・学習棟がグランド側へ十メートルほど移動するだけでこれまで通りに使用できる点。費用面に関しても大きな差異はないという。

●4つの課題財源確保は?


 しかし、中学校整備には、▽埋蔵文化財(松尾遺跡)発掘調査に配慮した校舎の配置▽都市計画法上の高さ制限(十メートル)の規制解除▽現校舎が新耐震基準策定以前の建物であるため早急な整備に向けた努力▽三位一体改革の影響が懸念される中での財源確保―という四つの課題解決が必要だ。

 伴会長は、報告書提出時に「国庫補助金や町財政を見極め、日野中学校の早期整備に努められることを切に望む」と強調し、藤澤町長は「熱心に議論いただいた。報告書を基に関心の高い中学校整備が進むよう努力したい」と語った。

 “急がれる中学校の改築を直ちに取り組みます”との選挙公約を掲げ当選した藤澤町長。国が公立学校施設整備費(補助金)を削減し耐震補強を推進する中、同町の教育施設整備資金積立基金は平成十七年度末で約一千二百万円と、改築・改修いずれにしても財源不足状態で、いかに財源をねん出するか藤澤町長の手腕に注目が集まる。


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中学の勉強おもしろい

安土中の出前授業

不安解消へ交流体験事業
=県内10中学 小6対象に=

▲中学校教諭の授業を受ける児童――安土町立老蘇小学校で――
◆東近江・安土町◆

 小学校児童の中学校入学後の学校生活への不安をやわらげてもらうために、県教委が今年度から六年生を対象に実施している「中学校へジャンプ交流体験事業」の一環として、安土町で安土中学校教諭による「出前授業」がこのほど老蘇小学校で行われた。

 六年生三十八人が、社会、音楽、技術、英語の四教科の中から希望する教科を選んで、一校時四十五分の授業を受けた。

 社会のクラスでは世界地理の授業がコンピュータソフトを使って行われ、児童が世界地図を見ながらスクリーンに示された五十か所の国名を探し当て、教諭がその国の文化・産業・政治や、児童たちが興味をもつサッカーなどの話を交えながら解説した。二回目は手元の地図を裏返して国名当てに挑戦し、難しい国名にも次々と正解が飛び出していた。

 授業終了後教室に戻ってきた児童たちは、それぞれ自分の受けた授業について「おもしろかった」「もっとやりたかった」など授業の内容についての話題で、クラスメイトとしばらく話を弾ませ、中学校へ通う日への思いを募らせていた。

 事業は県内中学校十校が指定され、三年間継続で取り組む。今回の安土中学校の「出前授業」のほか、近江八幡市立八幡東中学校では校区内の三小学校の六年生を招待して生徒会による学校説明会や部活動の体験入部を行う「わくわく中学校体験!」など、各校とも、授業や中学生との交流、行事への参加、学校通信の配布など、校区内の小学校に対してそれぞれの学校に応じた活動を年間を通じて行っている。

 調査によると、「いじめの発生件数」「新たに不登校になった生徒数」とも、中学一年生が最も多くなっており、入学後の新たな人間関係や学習スタイルなどの環境変化にうまくなじめなかったり、不安を抱える生徒が多いからではないかとみられている。

 同事業は、このような問題を解決するため、急激な環境変化の緩和、児童と生徒間・教諭間・学校間のつながりをもつことによる相互理解、悩みなどを相談できる環境づくり、保護者の理解などを図るため、立ち上げられた。

 


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