平成18年2月15日(水)第14337号

◆全県◆
県内倒産 負債総額227億円
昨年 帝国データバンク調べ
=発生80件 零細企業で2割減少=

◆大津・大津市◆
大津市温泉保養施設「比良とぴあ」
=指定管理者募集=


◆東近江・東近江市◆
旧八日市市での差別発言問題
合意書を交わし終結宣

=早期解決への糸口を模索=



◆東近江・東近江市◆
映画上映や事例発表で向き合う
「環境とくらしを考えるつどい」
19日 あかね文化センターで
=
参加費無料=


◆東近江・東近江市◆
ユニーク新商品
『しゅっせ藤吉郎』
チクシ―春から販売
=楽々履き付け 福祉に活用=


◆東近江・東近江市◆
微妙なところを調整
慎重に最後の糸つけ
=布小児童が大凧づくり=



県内倒産 負債総額227億円

昨年 帝国データバンク調べ

=発生80件 零細企業で2割減少=

◆全県◆

 民間信用調査機関の帝国データバンクは、昨年一年間に発生した県内企業の倒産状況をこのほどまとめた。一千万円以上の負債を抱えて倒産した企業は八十件で、負債総額が二百二十七億二千万円、一件当りの負債額も二億八千万円に膨らんだ。前年と比較して、件数は二件の微増だが、負債額は百三十億四千万円の大幅増となった。

 前年に比べ発生件数は、資本金一千万円以上で三十件と倍増した一方、一千万円未満(七件)と個人経営(四十三件)と合わせ、零細企業では五十件(二〇・六%減)に減った。件数トータルでは二・六%増加したものの、特に個人経営で二三・二%の大幅減となった。

 負債額別では、十億円以上が二件(前年一件)、五億―十億円で五件(同四件)、一億―五億円で十九件(同十件)、五千万―一億円で六件(同五件)、五千万円以下では四十八件(同五十八件)が発生している。

 一億円以上の二十六件に対し、一億円以下が五十四件(全体の六七・五%)と、小口の占める割合が大きい。大型と中堅規模が少なかった前年同様、依然として中小・零細企業と個人経営の小口倒産が目立つ。

 倒産を原因別にみると、景気変動要因(市況の悪化に伴う販売不振や受注減少)が九一・〇%とほとんどを占め、景気回復の遅れによる不況型倒産が続く。企業内要因(放漫経営、経営計画の失敗)は二・六ポイント減の二・五%と少ない。

 過当競争を要因に最多発となった建設業界は、公共工事の減少や民間設備投資の低迷などによる収益悪化から、小規模だけでなく中堅クラスにまで経営破たんが及び、二十四社(全体の三〇・〇%)が倒産に追い込まれている。前年は三十社(三八・五%)だった。

 他の業種では、「運輸・不動産・サービス」の二十件、「食品・化学」の十一件、「その他」の十件、「木材・家具・建材」の八件、「繊維」の四件、「鉄鋼・機械・電機」の三件と続く。

 今後の見通しについて、県内の景気は回復途上にあり、設備投資も製造業を中心に増加し、個人消費にも持ち直しの兆しがうかがえる。しかし、景気回復傾向が実体として中小・零細企業にまで浸透しておらず、景気回復の浸透が進めば倒産は減少するとみている。


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大津市温泉保養施設「比良とぴあ」

=指定管理者募集=

◆大津・大津市◆

 大津市は、市温泉保養交流施設である比良とぴあ(志賀町大字北比良)の指定管理者を公募している。

 指定期間は平成十八年九月一日から同二十一年三月三十一日まで。応募資格は団体(法人格の有無は問わない)であることだが、団体またはその代表者が次に該当する場合は認めない。

 ▽法律行為を行う能力を有しない者▽破産者で復権を得ない者▽地方自治法施行令の規定により大津市における一般競争入札の参加を制限されている者▽大津市税並びに消費税及び地方消費税を滞納している者▽暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律に規定する暴力団または暴力団若しくはその構成員(暴力団の構成団体の構成員を含む)もしくは暴力団の構成員でなくなった日から五年を経過しない者の統制下にある団体。

 募集要項の配布は、二月一日から同月十七日(土、日、祝日を除く)の午前九時から午後五時まで、大津市産業観光部観光振興課(電話077-528-2756)。

 申請スケジュールは、募集要項の配布(二月一日から同月十七日まで)、質問の受け付け(二月十三日から同月十七日まで)、説明会(二月二十一日)、申請の受け付け(三月六日から同月十日まで)、ヒアリングの実施(四月十二日)を経て、五月上旬に選定結果を発表する。

 比良とぴあの温泉施設は、一階建てで延床面積五百四十六・九平方メートル。浴室や露天風呂を備える。揚湯量は毎分二十・六リットル、泉温二十八・七度、泉室は単純温泉(低張性弱アルカリ低温泉)。このほか、マレットゴルフコース(十八ホール)、屋根付き多目的広場、調理等実習室を備える。


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旧八日市市での差別発言問題

合意書を交わし終結宣言

=早期解決への糸口を模索=

◆東近江・東近江市◆

 一昨年の夏、旧永源寺町で開催の東近江地域統一夏まつりで、旧八日市市の寺村義和市議がある町の市議に対し、同地区を名指しして行った人権侵害につながる差別発言問題で、このほど寺村市議と同町自治会(椙森好美会長)の間で、解決への終結宣言となる合意書を交わした。町民ヘは、これを確認した部落開放同盟同支部(青木博支部長)署名入りの回覧(二月五日付)を済ませている。

 合意書に基づく回覧文書によると、この差別発言により「地区住民は大きく傷つき、市や本人に対し強く抗議し反省を求めてきた。しかし、約一年半も経過したにもかかわらず解決をみていない」と立ち上がり、同自治会としては「未解決のまま放置しておくことはできないとして、早期解決を模索してきた」という。

 昨年十二月の自治会役員会では「当事者間の話し合いで、解決の糸口を見付け出すのが最良の方法」と判断し、今年一月二十三日に寺村議員が同町まで足を運び、自治会三役との話し合いの結果、同町民の心を深く傷つける差別発言したことについて「深く反省とお詫びの弁を述べられた」と記載している。

 さらに、合併後の東近江市として、再び市議として当選を果した本人自から、住民の代表である自治会役員に深々と頭を下げ、謝罪と反省の言葉とともに、今後、同和問題の解決をはじめ、住民の力になるよう努力すると約束されたことは「同町にとって大いに意義がある」と理解を求めている。

 その上で、これ以上「行政に任せて解決を長引かせることは、町にとって何の解決にもならない」と判断し、今回の差別事象について終結を宣言した。今後の苦情や残務処理については、部落解放同盟同支部に任せるのが妥当として、自治会定例常会(二月五日)で了承された、と報告している。

 この差別発言問題に関しては、旧八日市市自治連合会や人権のまちづくり協議会などで議論され、旧市内八地区を対象に報告会が開かれた。最終的には、市議会が全戸配布した「人権を考える」(十六年十一月三十日付)にまで発展し、仲間からの発言を重視した市議会は、議員辞職勧告決議案を同十二月議会で可決している。

 同町との完全終結を喜ぶ寺村市議は、市議会などの対応に危ぐの念を発するとともに、同町自治会や部落解放同盟の役員に感謝し、今後は「町民のため部落解放に向けての努力と、東近江市のまちづくりにのために誠心誠意努め、住んでいて良かったと言われるまちづくりに努力まい進する」と話している。


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映画上映や事例発表で向き合う

「環境とくらしを考えるつどい」

19日 あかね文化センターで
=参加費無料=

◆東近江・東近江市◆

 人間の生命をおびやかす環境問題と向き合う「環境とくらしを考えるつどい」(主催=東近江市さわやか環境づくり協議会、エコライフあかね、びわ湖の水環境を守る生活推進協議会)が、十九日午後一時から東近江市あかね文化センター大ホールで開催される。

 これは、身近な生活にまで影響が出始めているといわれている地球温暖化を切り口に、広く市民に環境問題へ目を向けてもらおうと、東近江市さわやか環境づくり協議会と蒲生町環境推進協議会から改名したエコライフあかね、旧能登川町のびわ湖の水環境を守る生活推進協議会の三者が合併を機に共同で企画したもの。

 東近江市内の先進的な取り組みを知り、住民一人ひとりができることは何なのかを考えるきっかけとして、蒲生岡本町の岡本夢プラン委員会・岡田文伸委員長が最も生活に密着した“生ごみ堆肥化とごみ減量運動”について事例発表を行う。

 蒲生岡本町は、平成十六年九月から「生ごみを焼却ごみとして一切出さない」との目標を掲げ、独自に生ごみ堆肥化と資源ごみの分別を徹底し、可燃ごみの袋数の半減に成功した。

 岡田委員長は「この運動を行った結果、特に細菌とのかかわりが深くなった」と振り返り、同つどい当日は“健康な身体づくり、健康な地域づくり”と題して、ごみ減量だけでなく身体の健康についてもスポットを当て、生き生きとした元気なマンモス地方都市「東近江市」にするための秘策を伝授するという。

 次代を担う若い世代とともに考える場にしようと、地球温暖化や環境問題のほか現実の異常気象との関係を裏付けるような映画「デイ・アフター・トゥモロー」(日本語吹替え版百二十四分)を上映する。

 ストーリーは、極地の氷が溶け、海水温低下と海流変化が引き金となって、ハワイ島をすっぽり覆う台風が発生、東京は死者二千人を出す巨大ひょうが降り、ロサンゼルスは巨大竜巻で壊滅、ニューヨークは大津波で水没、さらに北半球の半分が爆弾低気圧で豪雪に埋まり、一万年前の地球と同じ氷河期が到来したとの想定。

 参加費無料。事前申し込みも不要。問い合わせは、東近江市役所生活環境課(0748―24―5633)まで。


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ユニーク新商品

『しゅっせ藤吉郎』

チクシ―春から販売
=楽々履き付け 福祉に活用=

▲土間の段差を解消し、180度の半回転で履き付けが楽になるチクシの「しゅっせ藤吉郎」
◆東近江・東近江市◆

 近江商人発祥の地・東近江市五個荘地区から、人に優しいウェアヘルプを目指した新商品『しゅっせ藤吉郎』が誕生し、福祉関係者や企業の間で話題になっている。

 開発したのは、宮荘町にある繊維加工業の「株式会社チクシ」(筑紫正宜代表取締役)。肩パット製造など業歴三十三年を迎える企業だが、自社独自の商品開発にも取り組み、新たな販路開拓を狙う開発室を設置。室長・西村孝次さんのアイデアをヒントに、お年寄りや妊婦、身体に障害を持つ人々に優しい機械式ぞうり番を創り、支援する(財)県産業支援プラザ主催の「滋賀ビジネスパートナー2005」にユニーク技術・製品として出展、NHKにも紹介された。

 同商品は、円盤の上で履き物を脱ぐと、センサーが作動して一八〇度回転し、屈み込まなくても履き付けが楽に出来る装置で、木下籐吉郎(豊臣秀吉)の出世の足がかりとして有名なぞうり取りにあやかり、『しゅっせ藤吉郎』と命名した。

 また、暗がりでも明るい発光ダイオードを埋め込んだほか、耐性に優れた低温加熱ウレタン塗装(自動車塗装と同等)でコーティング。一カ月の電気代は約九円と安価で、パーツの寿命は一日平均二十回の使用でタイマー十四年、発光ダイオード八〜十五年と長持ち。耐人体重量は三百キロとなっている。

 西村室長は「土間に手を伸ばした際の転落や腰痛防止に役立つと思います。これからは、バリアフリーからウェアヘルプの時代で、人に優しい商品を考えていきたい」と話し、春からの販売に向けてプレゼンテーションに意欲を燃やす。

 問い合わせは、チクシ(0748―48―5307)へ。

 


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微妙なところを調整

慎重に最後の糸つけ

=布小児童が大凧づくり=

▲飛揚成功のカギを握る糸つけ作業を学ぶ児童たち
◆東近江・東近江市◆

 市立布引小学校の六年生が十四日、昨年十二月から製作に取り組んでいる二畳敷き八日市大凧のつり糸つけ作業を行い、手作りの大凧を完成させた。

 地域の伝統文化を学ぶ総合学習の一環として九年前から毎年、高学年が取り組んでいるもので、ことしは一クラスの六年生三十七人が、八日市大凧保存会と八日市大凧会館の指導を受けて製作を続けていた。

 この日の糸つけは仕上げの作業で、上部と下部で糸の長さを変え、一本一本の張りを調整しながら取り付けていく方法を学び、みんなで協力して取り組んだ。

 糸付けは1時間ほどで終わり、三枚の凧が完成。いずれも干支の戌(犬)と漢字一字で図柄を描いたもので、富士山からの朝日を背景にした犬や三匹の犬が表彰台に乗ったオールナンバーワン、一富士、二鷹、三なすびと「夢」の字を描いた初夢の凧など、楽しい凧が出来上がった。

 凧揚げは、保護者の参観を呼びかけて行うことにしている。

 


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