平成18年3月2日(木)第14350号

◆全県◆
源流は“双頭の龍”
国松県政1期目の出自
第四の男が国盗り
動き出した知事選-2-

◆湖南・栗東市◆
JR栗東駅前に市内2番目
=図書館「リブラ」オープン=

◆東近江・東近江市◆
ドーンと勇壮「太鼓フェス」
鼓童たち大集合!
=5団体が交流演奏=


◆東近江・東近江市◆
太子ホールでひょうたん展
=大小・異形など280点=


◆東近江・近江八幡市◆
八幡山ロープウェーが強風で停止
ゴンドラの観光客を助けろ
=東近江行政組合消防本部と近江鉄道=



源流は“双頭の龍”

国松県政1期目の出自

第四の男が国盗り
動き出した知事選-2-

◆全県◆

 「チャレンジ精神は高く評価できる」「いやパフォーマンスが鼻につく」と県議の間でも評価が分かれる国松県政ーー。実はそれは平成十年四月の“一期目前夜”から始まっていた。

 ●武村DNAの十字架


 県庁本館三階は“松の廊下”と呼ばれる。ここでは人事、財政などを長期に学ぶエリート職員が養成されている。昭和五十一年、武村正義知事に請われて大阪府庁から移ってきた国松善次氏は、この意味で外様だった。平成十年三月時点で、総務部長だった国松氏の上には、山田新二、山脇康典両副知事、高井八良出納長が控えており、“第四の男”にすぎなかった。それが同年三月に稲葉稔知事らから後継者指名を受けた。そこには、武村氏(元新党さきがけ党首)の早くからの根回しがあったとされている。

 四月に入り、自民党を始め共産を除く各党が国松氏を推薦する中で、県庁の一部は、生え抜きの高井出納長を担ぎ、県庁を二分する七月の知事選へ突入する。これを契機に国松氏は武村氏の遺伝子(DNA)ゆえの外様として変革者の宿命を背負うことになった。

●空白の1時間


 岩永峯一・自民党県連幹事長が油揚をとるトンビのように終盤の“国松劇場”に登場する。自民党県連の選対委員会が平成十年四月十四日午後二時から大津市内のホテルで開かれた。自民県議の有村国宏氏、前大阪府副知事の吉沢健氏、前通産省大臣官房情報管理課長の八幡和郎氏、前雇用促進事業団理事長の清水伝雄氏、前県総務部長の国松善次氏の五人の推薦申請者を一人に絞り込む作業が行われた。

 しかし選対委は紛糾し午後七時すぎ、県連役員に一任されて密室で協議。この協議の途中、岩永会長が突如、一人でホテルを抜け出した。一時間以上たって岩永会長は姿を現して役員協議を再開し、午後十一時過ぎに国松氏に内定した。「国松氏はさきがけと関係を切れるのか」と委員から怒声が飛ぶ中、「私を信用してほしい」と岩永会長は押しきり、十五日未明に国松氏推薦を正式に決めた。もしこの強引さがなかったら、清水氏推薦に決っていたと言われている。

 このような経緯により一期目は、一方を武村氏に、もう一方を岩永氏に目を向ける「双頭の龍の国松ワールド」が誕生した。国松県政は、保守陣営から見ればリベラルに、革新陣営から見れば保守に映る二重構造になっていった。それはまた保革から票を集める強みでもあった。


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JR栗東駅前に市内2番目

=図書館「リブラ」オープン=

▲開館を祝うテープカット
◆湖南・栗東市◆

 栗東市立栗東西図書館がこのほど、JR栗東駅前のウイングプラザ二階にオープンした。最大収容冊数は七万冊で、開館時は約三万冊から。周辺地域は若い家族が多く住むため、児童図書を豊富にそろえた。

 公募で決まった愛称は「リブラ」。英語で図書館を「ライブラリー」といい、近くに栗東芸文会館「さきら」があることから、これを参考につくった造語。選考委員会は、イタリア語のリブレリア(図書館)にも語感が似ていることから評価した。

 開館前の式典では、国松正一市長が「地域のみなさんに愛され、市民交流の場も目指す。市民の学習意欲、読書意欲に応えられるよう努めていきたい」と抱負を述べた。

 開館は火・水・土は午前十時〜午後六時、水・金が午前十時〜午後八時、日は午前九時半〜午後五時。月、祝日、毎月最終木曜は休館。市内に在住・在学・在勤の人、草津・守山・野洲市の人が貸し出しできる。


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ドーンと勇壮「太鼓フェス」

鼓童たち大集合!

=5団体が交流演奏=

▲元気よく太鼓を打つ子どもたち(あかね文化センター)
◆東近江・東近江市◆

 新しい東近江市の誕生を記念して、市内で活躍する子ども太鼓集団が集まった「こども太鼓フェスティバル」がこのほど、東近江市市子川原町のあかね文化センターで開かれた。

 フェスティバルは、活動を同じにする子どもたちの交流と、和太鼓の楽しさを一層広めようと、鈴温泉太鼓(奥田勝志代表)が主催したもので、御園地区の「風の鼓」、五個荘地区の「てんびん太鼓 飛鼓」、蒲生地区の「蒲生野太鼓 童組」のほか、合唱の「あかね児童合唱団」と、甲賀市から「甲賀忍玉太鼓団」が友情出演。会場は約二百五十人の子どもたちで賑わった。

 舞台袖で出番を待つ各チームとも、やや緊張した面持ちだったが、「ソーレ」などのかけ声が掛かるとステージいっぱいの動作で、息の合ったバチさばきを披露。勇壮な演奏に、会場から大きな拍手が贈られた。


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太子ホールでひょうたん展

=大小・異形など280点=

▲太子ホールで開かれているひょうたん展

◆東近江・東近江市◆

 第十五回滋賀県ひょうたん展が、八日市町の太子ホールで開かれている。あす三日まで。入場無料。

 滋賀県愛瓢会が開いているもので、会場には、県内各地の愛好家から持ち寄せられた大小のひょうたんや面白い形をしたものなど合わせ約二八○点が展示されている。 いずれも丹誠込めて育て、置物や花器、楽器として細工された労作ばかり。出来映えを競い合っている。


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八幡山ロープウェーが強風で停止

ゴンドラの観光客を助けろ

=東近江行政組合消防本部と近江鉄道=

▲八幡山ロープウェーで行われた救助訓練
◆東近江・近江八幡市◆

 東近江行政組合消防本部と近江八幡消防署は先月二十七日、近江鉄道と合同で、八幡山で運行されている八幡山ロープウェー(標高差百六十メートル)を使った救助訓練を行った。

 訓練には、消防本部特別救助隊、近江八幡消防署、近江鉄道職員の約三十人が参加。管内の他の消防署からも署員らが多数見学に訪れ、有事に備えた。
 午後二時、ロープウェー運行中に吹いた強風のため、三百メートルほど進んだ中間点付近でゴンドラが緊急停止し、観光客数人が閉じ込められているという想定で、四つのパターンで訓練がすすめらた。

 隊員らは近江鉄道職員と共に山頂駅近くの鉄塔まで徒歩で上がり、鉄塔に登って架線にロープを掛け、ゴンドラの所までロープを引っぱり下ろした。このロープを使って近江鉄道職員をゴンドラに引き上げ、職員がゴンドラ屋根からはしごを伝ってゴンドラ内に侵入、要救助者を底部の脱出口からバケツ状の救助袋を使って、地上へ降ろした。

 次に、隊員がロープを登り、同様にしてゴンドラ内に侵入して、要救助者と一緒にロープで降りてくる訓練、さらに、救助用担架を持ち込んで、歩行不能の要救助者を、担架に乗せ、隊員が付き添っての降下訓練などが行われた。

 その後、麓(ふもと)駅駐車場に待機したはしご車からの救助訓練や、はしご車のはしごがどこまで届くかをチャックし、約三時間、ロープウェーの運行を休止しての大がかりな救助訓練を無事終了した。

 青木幹泰近江八幡消防署長は、「実戦さながらの訓練ができた。見学者も十分頭に入れ、有事に備えていただきたい」と、危機管理体制の充実と関係機関の連携強化を、改めて強調した。

 


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