平成18年3月4日(土)第14352号

◆全県◆
こども予防接種週間展開中
麻しん・風しん
=4月から混合ワクチンへ=

◆東近江・東近江市◆
東近江ロータリークラブ杯
青少年サッカー大会
=Jリーグジュニアなど迎え=


◆東近江・東近江市◆
これまで最古の
大凧の飛揚絵図、公開
=
江戸末期の 「三国志」と「国は治」=


◆東近江・東近江市◆
建部地区 まちづくり協議会
東近江市 市内6番目の設立
身近な地域課題の解決へ
=個性を生かしたまち目指す=


◆東近江・近江八幡市◆
「成就寺」の存在裏づける
中世〜現代の流れ眼前に
=八幡山城遺跡 現地説明会で=


◆東近江・安土町◆
卒寿を記念して個展開く
森勁竹 夕映え書展
=男女共同参画センターで=



こども予防接種週間展開中

麻しん・風しん

=4月から混合ワクチンへ=

◆全県◆

 今月七日まで、社団法人日本医師会、日本小児科医会、厚生労働省主催の「平成十七年度こども予防接種週間」が展開されており、特に麻しん・風しんの予防接種を推奨している。

 同週間は、保護者および地域住民の予防接種に対する関心を高め、予防接種率の向上を図ることを目的に、平成十五年度に創設された週間で、入園・入学前の三月初旬に実施されている。

 特に今年は、四月一日から、麻しん・風しんのワクチンが混合ワクチンに変更されるため、未接種の場合、三月三十一日までの接種が奨められている。

単独ワクチンは公費対象外に
期間中 夜間、土日体制も

 麻しん・風しんの予防接種は現在、一〜七歳半未満の子どもたちにそれぞれ定期接種を受けてもらい、接種費用は公費負担されていたが、この四月から、混合ワクチンによる二回接種となり、第一期は一〜二歳までの一年間、第二期は小学校入学前の一年間に変更される。また、麻しん・風しんの単独ワクチンによる予防接種は公費負担の対象にならず、保護者の自己負担となる。

 このため、県内の協力医療機関(百六十九カ所)で期間中、夜間や土・日曜日にも接種できる体制が取られており、医師会では「できる限り利用し、接種を受けてほしい」と呼びかけている。また、いずれの予防接種も受けていない場合、二種を受けるには一カ月(麻しんの予防接種後、二十七日以上あければ風しん予防接種が可能)を要し、かかりつけ医との相談が必要。

 なお、医療機関リストは県医師会および県健康推進課、各保健所に設置されている。詳しくは、県健康推進課感染症・難病担当(077―528―3619、FAX528―4857)へ。


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東近江ロータリークラブ杯

青少年サッカー大会

=Jリーグジュニアなど迎え=

◆東近江・東近江市◆

 平成十八年一月一日、東近江ロータリークラブへの名称変更を行い、新たなる出発をした旧八日市ロータリークラブ創立四十五周年事業が開催される。

あす午前8時半
京セラグラウンド

 青少年の健全なる育成を願い、毎年開催のロータリークラブ杯サッカー大会は、Jリーグのジュニアチームなど強豪を招き、五日午前八時半から「あこがれの芝生の上でプレー体験」の機会にと、京セラグラウンドで行われる。

 なお、参加チームは、京都パープルサンガジュニア、ヴィッセル神戸ジュニア、セレッソ大阪U―12、三雲サッカースポーツ少年団、守山市トレセン、FC・SETA2002SHIGA、今津サッカースポーツ少年団、レークウエストJFC、カスティージョ水口、蒲生スポーツ少年団、玉川ナイスキッズサッカークラブ、東近江市トレセンの計十二チーム。


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これまで最古の

大凧の飛揚絵図、公開

=江戸末期の 「三国志」と「国は治」=

▲最古の大凧飛揚絵図、墜落を描いた「三国志」(下)と「国は治」
◆東近江・東近江市◆

 八日市大凧会館はこのほど、これまで見つかっている中で最も古い大凧の飛揚絵を入手し、二日から同会館で特別公開している。十二日まで。

 入手した飛揚絵は、江戸末期の嘉永元年(一八四八)に揚げられた記録がある百畳敷き大凧「三国志」と「国は治」の二枚で、いずれも横五五・五センチ縦二十センチの和紙に描かれている。三国志は、上部に算盤(そろばん)の絵の中に「志」と下部に「国」の漢字が描かれて「三(算)国志」、国は治は、二と九の数字のカルタ絵を上部左右に描き、下部に「治」の一字を大きく表して「国(九二)は治」という判じ文になっている。

 三国志の絵は、引き綱が切れて落下する様子が描かれた珍しいもので、八日市大凧保存会が昭和四十五年(一九七○)にまとめた八日市大凧調査報告書の「いずれも同年に飛揚されたもので、三国志は誰かのいたずらで揚げ糸が傷つけられ、落下した」の記述を裏付ける史料となっている。また、もう一枚の国は治は、「落下により大破した三国志を急きょ作り直して同年五月に揚げ、一日と二日によく揚がった」との記述の証として共に貴重な歴史資料となっている。

 二枚とも、同じ色彩で引き綱の人々や見物人のようすなどが筆書きされていることから、同じ作者が同時期に描いたとみられるが、誰が描いたのかやいつ頃のものかは分かっていない。

 今回入手した二枚の絵図の大凧は、百畳敷きの最も古い飛揚記録とされる天保十二年(一八四一)の「九紋龍」と四年後の弘化二年(一八四五)の「鯰」に次ぐものになる。

 昨年十二月上旬、大阪凧の会のメンバーから同会館に「京都市内の古書店で並べられている」との情報が入り、調べたところ貴重なものであることが分かり、交渉して購入した。

 特別展示は午前九時から午後五時までで、期間中の八日は休館。入館料一般二百円、小・中学生百円。問い合わせは同会館(23−0081)へ。


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建部地区 まちづくり協議会

東近江市 市内6番目の設立

身近な地域課題の解決へ
=個性を生かしたまち目指す=

▲建部地区まち協の設立総会
◆東近江・東近江市◆

 東近江市の地域まちづくりを担う「建部地区まちづくり協議会」の設立総会は、先月二十五日に建部公民館で開かれた。市内十四地区を有する同市では六番目の設立となり、地域が抱える身近な課題解決と、個性を生かしたまちづくりに取り組む。二日には、中村功一市長から認定書が交付されている。

 新市まちづくり計画を支える建部地区の設立総会には、自治会長や各種団体長ら約五十人が出席し、規約や役員の選出、十七年度事業・予算などを決めた。

 南馨会長は、就任あいさつの中で「今後のまちづくりの先頭に立ち、地域の皆さんと共に歩んで行きたい」と、自治会や各種団体など住民一体となった活動へ協力を求めた。

 建部地区は、平成十三年からまちづくり委員会を組織し、歴史マップ「ふるさとたてべ見てある来(き)」の発行や、歴史案内板の作成、桜の植樹、環境保全などの活動に取り組んできた。

 市内十四地区のうち一地区を活動エリアにする新テーマ型の住民自治組織「まちづくり協議会」は、自治会や女性会、ボランティアグループ、NPO、企業などで構成され、目標実現へすべての住民が参画し、地域の課題解決や固有の伝統文化を生かしたまちづくりへ、自主的に活動していく。役員は次の皆さん。

 【会長】南馨(建部日吉町)【副会長】村山伸二(建部瓦屋寺町)磯部外司朗(建部上中町)富田健一(建部南町)【事務局長】大谷鐵雄(建部瓦屋寺町)


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「成就寺」の存在裏づける

中世〜現代の流れ眼前に

=八幡山城遺跡 現地説明会で=

▲担当者から説明を聞く参加者
◆東近江・近江八幡市◆

 近江八幡市宮内町の八幡公園西側にある八幡山城遺跡で先月二十六日、発掘調査の成果を報告する現地説明会が開かれ、参加した市民や近隣の歴史愛好家ら約三十人が、掘り起こされた石垣や遺物に歴史ロマンを見た。

 今回市文化振興課が調査を行ったのは、八幡公園西端の隣接部から八幡山城大手道手前までの約五百平方メートル。羽柴秀次の館跡などを含む公園拡張整備計画と東側に広がる北之庄山城跡にかけての史跡指定をめざす地域の一画。

 昭和四十二年の集中豪雨による土砂崩れによる崩土や竹やぶに覆われ、明治五年の地図では屋敷と水田が記されていた。

 最初に現れたのは近世末期の遺構で、石組みの溝、あぜの杭列、石垣と陶磁器や古銭、井戸枠、屋敷を建てるための造成跡が確認された。

 次に、近世の石垣と造成土に覆われる形で八幡山城時期の石垣と造成土が、江戸時代の造成によると思われるかなり削り取られた状態で出土。造成土の中からは、当時の遺物も少し出土したが、建物の存在を示す礎石や遺構は確認されなかった。

 調査区の中央に東西に伸びる幅約二十五センチの溝が室町時代後期のものとみられる遺物とともに検出されたほか、東部には鎌倉時代の遺物を伴う柱穴群が、さらに、八幡山城時期の石垣の後方に東西方向に伸びると思われる石積みが発見され、造成土層には鎌倉時代から室町時代前期までの遺物が発見された。

 この、遺物の中で注目されるのが、六器や香炉など寺院で使用されるものが含まれている点。これが、資料に八幡山城築城の際に現在の願成就寺(小舟木町)に移されたと記された「成就寺」の存在を裏づけた。

 時代を追って三列の石垣と造成土の検出により、同地点での中世から現代までの歴史の移り変わりを、一目で見ることができた。

 


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卒寿を記念して個展開く

森勁竹 夕映え書展

=男女共同参画センターで=

▲卒寿記念の個展を開いている森さん
◆東近江・安土町◆

 教職を退いたのち、趣味として書道を続けてきた、安土町上豊浦の森勁竹(もり・けいちく 本名・森寅三)さんによる、今年九十歳を迎えるとは思えない、若々しい作品を紹介する個展「森勁竹卒寿記念 夕映え書展」(汀のつどい、安土町教委、安土町文化協会後援)が、近江八幡市鷹飼町の県立男女共同参画センターで開かれている。七日まで。

 森さんは、昭和十年に安土小学校に赴任以来、教職を全う。同五十一年の退職までに、能登川南小学校、蒲生中学校、能登川東小学校、五個荘小学校で校長を務めた。退職後、安土町で開かれている書道教室「汀(みぎわ)のつどい」(森本白汀代表)に夫婦で通い、書道に没頭し、県展をはじめ、全国の展覧会、近隣地域の展覧会などに出品して、多数入選を果たすなど、輝かしい成績を残してきた。今回、その一端を、卒寿記念の個展として披露している。

 終戦六十年の昨年夏に鹿児島県の知覧記念館を訪ねた時に、教え子を特攻隊に送った時のことを思って詠んだ短歌「知覧の遺品」をはじめ、母や妻を詠んだ自詠の歌、漱石や虚子の俳句、漢詩、平家物語の冒頭の一節など、三十七点に及ぶ作品を、象形文字から現代書まで多彩な手法を用いて表現する。

 また、春には春らしくといったように、それぞれの作品に合う紙を求めて越前まで足を運んで選んだ和紙が使われ、作品と一体となって、言葉のもつ雰囲気をさらに引き立てている。

 作品の中には縱二百二十七センチ、横百六センチの大作「禅句」もあるが、「筆を持ち、紙に向かうと、森さんは三十歳の青年になられます」と、三十年指導してきた森本さんは話す。

 会場には、共に励む教室の生徒や教員時代の教え子らも多数訪れ、老いを感じさせないそのひたむきな姿勢と、やさしく、若々しい作品に、元気をもらっていた。

 森さんは、「夕映えのように今の人生を輝かせ、白寿をめざして書を極めたい」と、ますます意欲を燃やす。

 


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