平成18年3月5日第14353号

◆大津・大津市◆
滋賀女子短大
25日にオープンクラス
=各学科で模擬授業=

◆東近江・東近江市◆
正しく知って地域でケア
認知症予防公開講座
=介護者の心的身体的サポートも=


◆東近江・東近江市◆
「枠配分方式」での予算編成
総額528億8892万円
=近江八幡市 6日に議会開会=


◆東近江・東近江市/日野町◆
青少年の心の居場所
行政の合併・警察の統合で
=少年センター組織見直しへ=


◆東近江・日野町◆
蒲生氏郷ゆかりの地
日野町で3市町巡る
旧正野薬店で 観光展
=開催中=


◆東近江・近江八幡市◆
老人ホームで火災発生
お年寄りを避難・救助
=「ふれあい」で訓練実施=



滋賀女子短大

25日にオープンクラス

=各学科で模擬授業=

◆大津・大津市◆
 滋賀女子短期大学(大津市竜が丘)は、三月二十五日にオープンクラスを実施する。大学の学問領域の深さや広さ、大学で学ぶことの面白さを肌で感じてもらうため、受験希望者(学生〜社会人)を対象に模擬授業の開講、施設見学を実施するもの。模擬授業は、一限(午後一時半〜同二時二十分)、二限(午後三時〜同三時五十分)となっている。問い合わせは入試広報センター(電話077-524-3848)へ。

 なお、選択できる授業内容は次の通り。

  【一限目】
 ▽生活学科=「葱油餅(ツゥンヨウピン)をつくってみよう」担当・小島朝子氏、定員二十四人。
 ▽幼児教育保育学科=「幼児のはんが体操」担当・櫻井貞夫氏、定員二十人▽「見える?本当?」担当・早川滋人氏、定員上限なし。
 ▽ビジネスコミュニケーション学科=「簡単なアニメーションの作成」担当・森久紘氏、担当三十人

  【二限目】
 ▽生活学科=「卵パックでつくるオリジナルアクセサリー」担当・木谷康子氏、定員二十人▽幼児教育保育学科=「ヒーローごっこは楽しい遊びか?」担当・古橋紗人子氏」、定員上限なし▽「こころを科学する」担当・荻田純久氏、定員上限なし
 ▽ビジネスコミュニケーション学科=「漢字を楽しもう」担当・柿木重宜氏、定員上限なし


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


正しく知って地域でケア

認知症予防公開講座

=介護者の心的身体的サポートも=

▲認知症の資料を示して講演する宮川副院長(東近江市五個荘福祉センター)
◆東近江・東近江市◆

 身近な人に認知症の症状が現れた時、どうすればいいのだろう―、認知症の正しい理解とケア方法を知り、高齢者本人や家族を支える地域社会を築こうと、東近江市五個荘福祉センターでこのほど『認知症予防公開講座』が開かれた。会場はほぼ満席で、熱心にメモをとるなど関心の高さを示していた。

 現在、八十五歳以上の二〇%に認知症があると言われ、その数は約百六十万人。十年後には約二百五十万人、二十年後には約三百二十万人に達すると予測されている。

 講座は、住み慣れた地域で暮らし続けられるようにするには、地域住民やボランティア、専門機関が連携して、高齢者本人や家族を支える体制づくりが重要な鍵―と、その第一ステップに「認知症」の正しい理解を広めるもので、瀬田川病院・老人性認知症センター精神保健指定医の宮川正治副院長を講師に迎え、認知症の予防や特徴、ケア方法などを分かりやすく解説した。

 宮川氏はまず、「昨日の夕食は何を食べましたか」「夕食を食べたことを覚えていますか」の例題を出し、通常の物忘れと認知症の違いを説明したほか、脳梗塞・脳出血による脳血管性認知症や、脳が萎縮するアルツハイマー型認知症の特徴をスライドで解説し、それぞれの予防策(ビタミンE・C、青身の魚、納豆、水分などの摂取、規則的な運動、禁煙など)を紹介した。

 認知症は、体験全体を忘れてしまう記憶力の低下や、自分の年齢、家族が分からなくなる見当識障害が起こり、次第に、服が着れない、場所が分からない、計画や実行ができない―などの障害が出る進行性の病気。併せて、人格の変化や幻覚・妄想が出ることが多く、高齢者本人や家族のためにも「早期発見・早期診断」の重要性を訴える。

 また、記憶が保たれなくても感情は残っていることから、本人は大きなストレスや不安を感じている事実を伝え、「尊厳の心で受け止める大切さが必要」と求めた。

 しかし、家族の負担は大きく、親身に介護する人物ほど妄想被害(嫁が盗った、妻が浮気をしているなど、特定の人物を犯人にする「もの盗られ」妄想が多い)を受けることが多く、「介護者の心的・身体的サポートは必要不可欠」と、援助システムの整備を求める。

 最後に、治療で治る認知症(慢性硬膜下血腫、ホルモン異常・ビタミン欠乏)と、昨年一年間に徘徊による死亡、行方不明者数(九百五人)を紹介。その多くが認知症高齢者で、警察や自治体、福祉施設、町内会などの連携強化の必要性を訴えた。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


「枠配分方式」での予算編成

総額528億8892万円

=近江八幡市 6日に議会開会=

◆東近江・東近江市◆

 近江八幡市は、一般会計百九十二億九千万円に、国民健康保険・と畜場・公共下水道事業・老人保健事業・介護保険事業・文化会館事業など十二特別会計の百六十五億三千二百四十万円、水道と病院の二企業会計百七十億六千六百七十二万七千円を加えた、総額五百二十八億八千八百九十二万七千円の平成十八年度予算案を、六日開会する三月定例議会に提案する。

 総額で前年度当初比十四・七%増と予算規模を大きくしたのは、市立総合医療センターの支払いや機器整備など六十五億五千七百五十四万千円を含む病院事業会計(同七十・六%増)による。

 一般会計は同一・一%増となったが、今年度から決算を想定した予算編成「枠配分方式」を行っているため、前年の決算額と比較した実質ベースでは三・四%減となる。これまでの「積み上げ方式」ではなく、各部局が主体性をもって予算を編成し、効率的な運用を図って行き、年度途中での補正予算は基本的には行わないことになる。

 歳入面では、市税のうち法人所得税・固定資産税・都市計画税でやや落ち込むものの、個人市民税で十四・〇%の伸びを想定するなど、総額で同二・一%増の七十七億千百四十五万二千円を見込んだ。これに繰入金や使用料・手数料などを加えた自主財源は予算額の五十五・一%、地方交付税、国庫支出金、県支出金、市債などの依存財源は四十四・九%となった。

 歳出の目的別構成比は、民生費の六十一億二千七百四十二万九千円(三十一・七%)、衛生費(十三・六%)、公債費(十三・四%)、教育費(十一・六%)、総務費(十・九%)、土木費(九・四%)などとなった。また、性質別で人件費は対前年度比〇・一%減に止まり、人件費・公債費・扶助費の義務的経費は同二・四%、物件費・補助費・繰出金など一般行政経費は同四・四%それぞれ増加、投資的経費は同二十三・六%の大幅減。

 市債は、起債見込額を八億三千八百三十万円、元金償還見込額を二十一億五百二十六万円見込んでおり、平成十八年度末の見込額は、百八十六億七百四十九万二千円と、前年度から十二億六千六百九十六億円減少に。

 基金は、平成十七年度末で五十六億四千九百四十万九千円を見込み、平成十八年度中に十五億八千八百万円が繰り入れられる一方、積立は百二十三万千円に止まることから、十八年度末には、四十億六千二百七十五万円になる見込み。

 主な新規事業は、水郷を生かした農の地活性化事業四百六十六万円▽地域包括支援センター設置・地域支援事業六千二万八千円▽食育推進まちづくり事業百七十万円▽学力向上対策事業百四万円▽非行少年立ち直り支援事業「あすくる」五百十六万七千円▽新資料館・文書館整備計画策定百四十八万六千円▽中学生チャレンジウィーク事業百十万円▽景観農業振興地域整備計画策定五百万千円▽キャリアカウンセリング・就職支援セミナー百万六千円▽総合都市交通体系調査九百万二千円▽洪水ハザードマップ作成千三百十二万五千円。

 議会提出議案は、二億九千二百万円減額の平成十七年度一般会計補正予算など補正予算十三件、新年度予算十四件、市介護保険条例制定など条例関係十八件、議決関係十二件の五十七件で、その他、報告一件がある。十四から十六日まで代表・個人質問、十七・二十・二十二日に各常任委員会が開かれ、二十三日に委員会審査報告、討論・採決を行い、閉会の予定。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


青少年の心の居場所

行政の合併・警察の統合で

=少年センター組織見直しへ=

▲気軽に相談でき互いに心を割って話し合える居場所づくりに期待がかかる少年センター(日野町河原にある日野・蒲生少年センターで)
◆東近江・東近江市/日野町◆

 行政の合併と警察署の統合に伴い、日野町と旧蒲生町(現東近江市)で運営する日野・蒲生少年センターの組織の在り方が、平成十八年度中に見直される。警察組織ではないため権限を持たないが、社会で居場所を失った青少年たちの受け皿としての役割も担う同センターを取材した。

【櫻井順子】

◆居場所を失う青少年


 キレルという言葉が象徴するように、日野警察署管内では不良行為少年が減少傾向にある一方、平成十七年中に恐喝や窃盗、傷害事件で少年十人(県下全域では二百二人)が逮捕されており、同十六年中の四人と比べて粗暴犯が倍増している。小学生による空き巣事件も発生し、犯罪の低年齢化は都市部だけと悠長に構えてはいられない現状だ。

 犯罪を犯さずとも、積もり積もった思いを爆発させ、学校も辞めてもんもんとした日々を過ごす青少年も少なくない。

 学校の枠を飛び出し、社会で居場所を失った青少年をどこが受け皿となりサポートするか―。その一翼を担うのが少年センター。県下に十七カ所ある少年センターは、警察や学校、保護司からも連絡を受け、青少年の相談に年間約六千〜七千件応じているという。

◆少年センターとは


 日野町と旧蒲生町を範囲とする日野・蒲生少年センターは、教員経験者や警察OBら職員三人が常駐し、▽有害図書・シンナー取り扱い店の立ち入り調査▽街頭補導▽十五歳〜二十歳の青少年を対象とした相談・支援活動に力を注ぎ、地元企業の協力を得て無職少年の就職相談にも対応する。

 同センターの小森碧所長によると、青少年が抱える問題や家庭環境はさまざまで、大人への信頼感を失い心を閉ざしている場合が大半だという。「三年にわたり支援したケースもある。(一人の少年を)社会の中で自立させるには、点が線になるような多くの情報を集めなければ、的確な指導はできない」と、関係機関や少年補導員、地元住民らとの顔の見えるネットワークの必要性を説く。

◆統合・単独・現状維持


 子どもたちの小さなシグナルも見落とさない体制・社会形成に向け、より一層地域に密着した取り組みが求められる中、旧蒲生町の合併と日野警察署の統合(今月二十七日)に絡み、日野町と東近江市が負担金(約一千万円)を出し合い運営する同センターの在り方が、平成十八年度中に見直されることとなった。

 同センター運営委員会の藤澤直広会長(日野町長)は、愛知郡の前例を参考に、<1>東近江少年センターと統合し分室とする<2>日野町単独で運営する<3>現状のまま運営する―の三つの選択肢を掲げ、「費用対効果など(二市町にとって)どの選択が最も良いか話し合い決めていく」と語る。

 選択肢の一つである東近江少年センター(分室含め職員七人)では、今年四月から五個荘支所三階に拠点を移して、臨床心理士などより専門性を持った職員を配置し、県が推進する非行少年らの立ち直り支援事業“あすくる(明るい明日が来るように)”を始める。

 現状のまま運営を続けると、蒲生地区は行政区域が同じでも、東近江少年センターのあすくるに関する支援事業は受けられない。県の補助対象外でもある分室また日野町単独での運営を選択した場合には、運営資金が課題となる。
 統合を機に組織のスリム化を図り、担当地域の拡大に反比例して職員数を減らすことにでもなれば、街頭補導や相談活動が手薄となり、受け皿機能も十分に発揮できなくなるとの懸念が関係者の間で広がっている。

 ◆ 記者の目

 最近よく耳にする「勝ち組・負け組」。いまだはびこる学歴社会の偏重が子どもたちに立ち止まることを許さず、過程よりも結果を求める大人が落ちこぼれのレッテルを容赦なく貼っていく。

 人生のつまずきは、子ども・大人に関係なく、心の内を吐き出せる身近な環境と不安な心に寄り添い応援してくれる人がいることで乗り越えられ、苦しみ抜いた分だけ強くやさしくなれる。

 犯罪を犯した少年やその家族と接する機会の多いある警察関係者は「親も子も気付いたところから再スタートすればいい」という。やり直しのきく社会こそが、子どもの心を安定させ、凶悪犯罪を減らす近道なのかもしれない。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


蒲生氏郷ゆかりの地

日野町で3市町巡る

旧正野薬店で 観光展
=開催中=

▲蒲生氏郷ゆかりの地の民工芸品も集まった観光展(日野町村井の旧正野薬店で)
◆東近江・日野町◆

 日野で生まれ、松阪十二万石から会津若松九十二万石の大大名にまで駆け上がった戦国武将・蒲生氏郷。日野観光協会は、日野町村井にある旧正野薬店を会場に「蒲生氏郷公ゆかりの地観光展」を開催中で、ただ見るだけでなく松阪や会津若松の歴史が詰まった民工芸品も購入できるとあって話題を集めている。開催期間は十二日まで。

 初の試みとなった同観光展は、蒲生氏郷公生誕四百五十年と、日野観光協会事務所を旧正野薬店に移転・開館してから一周年を記念して、氏郷の足跡が今でも色濃く残る三重県の松阪市観光協会と福島県の会津若松観光物産協会の協力を得て実現したもの。

 旧正野薬店には、松阪城跡の石垣や現存する松阪市内の日野町通り、城下町の風情漂う江戸木綿問屋長谷川邸と魚町の町並み、七層の本格的な天守閣が特徴的で昭和四十年に再建された会津鶴ケ城、子息・秀行が四十歳の若さで亡くなった父のために建塔した五輪塔(墓)といった写真パネルのほか、会津若松から九州へと向かう途中に中山道で歌を詠む姿の銅像など、氏郷に関する約七十点が展示されている。

 築百年以上が経過し、タイムスリップしたような気分が味わえる展示会場では、訪れた人を日野町にいながら氏郷ゆかりの地巡りへと誘う。

 歴史の中で育まれ、その地の人々が守り抜いてきた物にも触れてもらおうと、三市町の民工芸品も販売中だ。厄除けの縁起物“さるはじき”や松阪木綿を使った小物、会津若松の“赤べこ”、会津木綿のおしゃれな前掛け、伝統が光る漆器、熱い汁ものを入れても手に触れる面まで熱くならない日野椀など、普段の生活で使える品々が取り揃えられている。

 また、五日は「お茶席」(数限定)を用意し、来場者をもてなすという。

 開館時間は、午前九時から午後五時まで。喫茶コーナーは、午前九時から午後四時までとなっている。休館日は毎週月曜日。

 詳しくは、日野観光協会(0748―52―6577)へ。

 


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


老人ホームで火災発生

お年寄りを避難・救助

=「ふれあい」で訓練実施=

▲2階から逃げ遅れた人を救出
◆東近江・近江八幡市◆

 「春の全国火災予防運動」がスタートした一日、近江八幡市上田町にある特別養護老人ホームふれあいで、火災救助訓練が行われた。
 老人ホーム、ショートステイ、デイサービスなど、入所・利用者数百人あまり、職員数約九十人の大規模施設で、火災発生時の避難誘導、初期消火、消防による消火・救助などについての訓練を実施した。

 訓練は、厨房からの出火したという想定で行われ、職員の一一九番通報、火災発生を知らせる管内放送ではじまった。

 歩行可能な人は階段から、車椅子の人はエレベーターで一階玄関ホールまで、職員の誘導で避難し、安否やけがの有無を確認。同時に、職員が消火器による初期消火を行った。

 東近江行政組合消防本部と近江八幡消防署から消防車と救急車が到着し、逃げ遅れの三人を二階ベランダからはしごや担荷を使って救出すると共に、消火にあたった。

 玄関前に設営された救護所では、けが人の応急処置や、救急救命士によるAED(自動体外式除細動器)や心臓マッサージなどでの心肺停止者の心肺蘇生などが実施された。

 初期消火訓練に参加した職員は、「いざやってみると、風向きなどを考えているうちに少しあせってしまった。消火器の使い方だけでもしっかりわかっていないと本当の時に行動できないことがわかりました」と、日頃の訓練大切さを、改めて実感していた。

 訓練終了後、際田博巳理事長は、「消防のみなさんの機敏な態度を見せていただき感動しました。私たちも、これからの火災予防に気をつけていきたい」と、訓練を振り返った。

 青木幹泰近江八幡消防署長は講評で、今年一月に長崎県大村市のグループホーム火災の事例などをあげながら、歩行困難者の避難誘導を適切に行うことや、まず火災を出さない、消防計画に基づいた訓練の実施と、被害を最小限にくい止める防火管理の確立など、助言した。

 


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ