平成18年3月13日(月)

◆湖東・愛荘町◆
新しい町に変革の風を
村西愛荘町長に聞く
=人口2万人の町の進路=

◆東近江・東近江市◆
こども未来夢基金に
チャリティー金を寄付
=平田地区ゴルフ大会実行委=


◆東近江・東近江市◆
百済寺遺跡模型を披露
第3回歴史講座
=16日 愛東公民館=


◆東近江・日野町◆
自民党日野支部が先がけて
「政策審議委員会」設立
=地元の声を吸い上げる!=

◆東近江・近江八幡市◆
初心にかえり、商いの原点
「竹羊羹」で学ぶ
=たねや 中堅社員研修=


◆東近江・近江八幡市◆
開発許可権限を移譲
県から近江八幡市へ
4月1日から事務処理短縮
=窓口業務一本化へ部署設置=



新しい町に変革の風を

村西愛荘町長に聞く

=人口2万人の町の進路=

▲インタビューに答える村西町長(町長室で)
◆湖東・愛荘町◆

 合併に伴い五日に執行された愛荘町長選挙で、村西俊雄氏(65)が初代町長に選ばれ、新しい町政が始動した。激しい一騎打ち戦の末、村西氏への支持率は、投票総数の六四・三%と高かった。七日に初登庁した村西町長に、町政運営の方針を尋ねた。

最も大きな勝因は何だと思うか
 新しい町のスタートを機に行政の変革を求める声がある中で「町の流れを変えよう」と訴えたことに共感していただいたのだと思う。また、秦荘地区では、旧米原町長時代の評価をしていただいたのではと受け止めている。愛知川地区の新興住宅地でも手応えを感じ、それが得票に結びついていったのではないかと思う。たくさんの支持をいただいたので実行力をつけていきたい。

最初に取り組みたい公約は何か
 まず、ガラス張りの行政を進めていくことが最も求められているのではないかと思う。行政情報を積極的にオープンにして、新しいまちづくりに参加してもらえる仕組みづくりにとりかかりたい。その一つに百人委員会の設置を公約した。給食センターや公園用地の問題、また入札制度の透明化など早急に取り組まなければいけない課題がある。大きなテーマでは、インターチェンジが挙げられる。早期着工が図られるよう努力していきたい。

合併した旧町民間の一体感づくりにどのように取り組むのか
 これは、一番最初に手がけなければならないテーマでもある。庁内の主監会議の場でもどういう施策が考えられるか意見を求めている。文化やスポーツ施設を活用して交流出来る機会を増やしていくことも一案だと思う。秦荘の女性団体からは、愛知川地区の人々と一緒に活動出来るようにしたいという希望も聞いている。いろんな知恵を出していたきい。

初代町長としてこの四年間で何が出来れば良しとするのか
 合併した愛荘町が、本当に自立していけるのかどうか、また、住民の皆さんに自信を持ってもらえる町になり得るのか、の道筋をつけることだろうと思う。選挙中、任期が終わる四年後、東近江市や彦根市側の町と比較して行政サービスがどう変わったのか、その成果を公表しますと約束した。近隣の市や町に負けないようしっかりとした町の見通しをつけることが大事だと思う。そのためには、住民の皆さんにまちづくりへの参加意欲を高めていただくことも大切だと考えている。

「流れを変えよう」とは何を変えるのか
 住民の皆さんに町民としてだけでなく、納税者としての認識をしっかり持ってもらって、自分たちの町は自分たちでつくるという自己決定、自己責任の意識を高めてもらうことが大切だと考えている。行政の施策を押しつけるのではなく、自分たちで作っていくんや、という行動が町の流れを変えていくのだと思う。そのためには、行政側も情報を出来るだけ開示し、大切な施策については企画の段階から住民の皆さんに参画していただけるようにしていきたい。

県内では二つの町の首長になったという例は、ないのではないか
 私も聞いたことはない。私個人としても大変貴重な体験だと思う。町にはいろいろな特徴や個性があって必ずしも同じ状況ではないが、旧米原町で学んだことは活かしていきたい。行政の進め方、住民の皆さんの意思を聞く方法、議会との連携などは、活用出来るのではないかと考えている。

助役や収入役人事についてどう考えているか
 世話役としてだけでなく、公約や方針をよく理解し、今の時代をしっかり見つめ、時代に似合った施策が提案できる人が望まれるが、人口十万人以下の自治体には収入役を必ずしも必要としないという全国的な流れがあるので、愛荘町でも検討していく必要があろうと思う。今、適任者を探すのは難しい。

 ◆ 記者の目

 湖東と東近江地域には、人口約二十万人の大規模合併を成した東近江市、合併したくても出来なかった市町、反対に自ら単独を選んだ町など、それぞれの市町が自ら選んだ将来がある。その中で愛荘町は、人口二万人(県内最小規模)の二町合併の道を選択した。

 それぞれの市町の合併が良かったのか、どうかの評価は、新しいまちづくりの節目となる十年後、二十年後の住民に託されるが、近隣にいろいろな市町合併のスタイルが誕生したことで、各市町ごとの新しいまちづくりに比較対照の関心が集まる。

 今後、合併した市町、しなかった市や町がどのように変わっていくのかの地域間競争が本格化する。選んだ道に住民の評価が得られるよう、行政の取り組みと議会の舵取りが期待されるが、住民自らもその一翼を担う責任がある。

(畑 多喜男)


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こども未来夢基金に

チャリティー金を寄付

=平田地区ゴルフ大会実行委=

▲チャリティー金を寄付する平田地区チャリティーゴルフ実行委員会のメンバー(左の2人)
◆東近江・東近江市◆

 東近江市八日市地域の平田地区チャリティーゴルフ実行委員会がこのほど、集まったチャリティー金を東近江市こども未来夢基金に寄付した。

 同実行委員会大会長の平井康博さん(平田地区自治連合会長)と、松谷二郎さん(平田公民館長)が市役所を訪問し、二万千八百七十五円のチャリティー金を中村功一市長に手渡した。中村市長は「ありがとうございます。子どもたちの役に立つよう大切に使わせていただきます」と感謝を述べた。

 チャリティー金は、先月末に開かれた「第五回平田地区チャリティーゴルフ大会」での喜捨で、未来を担う子どもたちのための施策に―と、同基金に寄付したもの。

 未来夢基金は、次代を担う子どもたちが未来に夢を持ち、豊かな心を育む施策に資するため、旧八日市市において設置された基金で、これまで、旧市内の小中学校への「こども未来夢文庫」の設置や、河辺いきものの森での環境学習支援施設の設置、こども国際交流事業などに充てられている。


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百済寺遺跡模型を披露

第3回歴史講座

=16日 愛東公民館=

◆東近江・東近江市◆

 歴史研究会「愛史会」の第三回歴史講座が十六日午後七時半から愛東公民館で開かれる。参加無料。

 今回は、講師に県立安土城考古博物館の高木叙子学芸員を招き、開祖、寂室元光一代限りの寺だった永源寺を継承発展させた弥天永釈の話しに耳を傾ける。また、会場では、会員が九ヶ月かけて制作した縮尺五○○分の一の百済寺遺跡模型を披露する。


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自民党日野支部が先がけて

「政策審議委員会」設立

=地元の声を吸い上げる!=

▲県内各支部に先がけて設立された「日野支部政策審議委員会」の初会合(日野町の林業センターで)
◆東近江・日野町◆

 自由民主党日野支部(支部長=山田尚夫県議)はこのほど、地元の声をより反映した政策活動を展開しようと、県内各支部に先がけ「政策審議委員会」を設立した。

 この委員会設置は、巨大政党になった今だからこそ県内の自民党員・党友に限らず、地域住民の声にしっかりと耳を傾け、地域に根ざした政策活動を地元とともに積極的に進めていこうと、自民党滋賀県支部連合会(会長=岩永峯一衆議院議員)が考案したもの。党内でも全国初の試みとして注目されているという。

 組織は、県内の各選挙区支部が事務局となり、党員・党友に限定することなく、地域・年齢・性別が均等になるよう政策審議委員を選定し、支部単位で政策審議委員会を立ち上げる。

 小泉純一郎総裁名入り委嘱状が手渡される委員は、日常生活の中で地域住民の要望を集約し、定期的に開かれる会議で報告、まとめた要望を県連へとあげ、勉強会などで得た知識を地域活動で生かす役割を担う。

 同支部長の山田県議は、「滋賀県下でトップバッターとして審議委員会を設立することができた。夢と展望が描けるような議論・理論をみなさんからも起こしてもらいたい」と求めた。

 岩永衆議院議員に代わって秘書の岩永裕貴氏が設立経緯を説明し「ぶつけていただいた要望や意見はしっかりと受け止め、政策に反映させ実現できるようがんばりたい」と力を込めた。

 また、合併や日野中学校改築、水道料金値上げ、警察署統合など日野町が抱える課題について、奥村嘉三町議会議員が報告し「これからのまちづくりは厳しいものがある。どのようにしていけばよいか互いに知恵を出し合っていきたい」と呼び掛けた。

 日野支部政策審議委員会では、委員長に堀江勇夫氏、副委員長に岡田喬春氏、事務局長に西岡孫衛氏がそれぞれ選ばれた。


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初心にかえり、商いの原点

「竹羊羹」で学ぶ

=たねや 中堅社員研修=

▲羊羹流し
◆東近江・近江八幡市◆

 和洋菓子製造販売会社「たねや」(近江八幡市上田町)は、これまで新入社員研修として行ってきた左義長まつり限定商品「竹羊羹(たけようかん)」の製造から販売までの現場体験を、今年は、管理職をめざす中堅社員のためのキャリアアップ研修として取り組んだ。

▲左義長まつりで販売された「竹羊羹」
 全国展開する同社では県外採用や途中採用者も多く、採用から三〜四年を経過し、これから指導する立場に立つ社員に全国から集まってもらい、体験を通して、天秤棒一本で全国展開した近江商人の精神や、同社の商いの原点を、改めて学んでもらうことにした。

 研修には全国から選抜された男女五十八人の社員が本社工場で、容器となる竹洗いと検品(九日)、漏斗状の容器で長さ約二十センチ、直径約二・五〜三センチの青竹筒の中に黒糖風味の水羊羹を流し込む羊羹流しとシール張り(十・十一日)に汗を流し、昨年と同じ二万本の「竹羊羹」を作った。また、左義長まつり当日は、まつりの会場となっている日牟禮八幡宮(宮内町)の隣にあるたねや日牟禮の舎や境内で、「竹羊羹」をはじめ「左義長そば」や「ぜんざい」の店頭販売(十一・十二日)も行い、まつりのにぎわいとともに、湖国に春の訪れを告げた。

 


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開発許可権限を移譲

県から近江八幡市へ

4月1日から事務処理短縮
=窓口業務一本化へ部署設置=

◆東近江・近江八幡市◆

 近江八幡市域の開発許可等の権限が、新年度から市に県から譲渡されることになり、四月一日から市域で行われる開発行為などについて、開発の規模に関係なく、開発許可から工事完了検査までの事務処理を市で行うことができるようになる。これにより、事務処理に要する期間が大幅に短縮される。三十一日に市役所で県知事から市長への事務移譲の引き継ぎ式が行われる。

 移譲される権限は、開発行為の許可、工事完了検査、開発登録簿の調整保管と閲覧、監督処分と立入検査など、都市計画法に基づく開発許可制度に関する事務と、土地区画整理法に基づく施行区域内の建築行為の許可と土地区画整理事業の認可に関する事務、租税特別措置法に基づく優良宅地の認定に関する事務、となっている。

 権限移譲により、期間短縮や書類減量など事務の効率化や迅速化が図れることで、事業者への負担軽減や市事業の適用除外も可能になる。

 県内ではすでに、大津(昭和六十三年)、草津(平成十年)、彦根(十二年)、守山(十七年)、米原(十八年二月)の各市が、移譲を受けている。

 市ではこれに伴い、開発に関する窓口業務を一本化する部署を開設する。四年前には、姉妹都市の米国グランドラピッズ市のデベロップメントセンターへ職員を派遣し、一年間の研修も行っている。

 


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