平成18年3月17日(金)第14363号

◆湖南・栗東市◆
RD問題
行政職員による県・市合同協議会
「住民不在」地元から疑問の声
=県案受け国松市長「早急に立ち上げ」=

◆甲賀・甲賀市◆
甲賀市柏貴区の
オウム施設前で
=住民100人集会=


◆東近江・東近江市◆
半世紀の歩みを懐古
多彩に祝賀の催し
=八日市商工会議所設立50周年=


◆東近江・東近江市◆
迫力の歌声とハーモニー
ゴスペルコンサート
=てんびんの里で19日=


◆東近江・東近江市◆
まちなかへ出かけよう!
ふるさと能登川・大発見!
=南小6年生の学習成果展=


◆東近江・日野町◆
開園5年目で NPO法人化へ
=日野ダリア園が「記念植樹」=



RD問題

行政職員による県・市合同協議会

「住民不在」地元から疑問の声
=県案受け国松市長「早急に立ち上げ」=

▲処分場から掘り出されたドラム缶(昨年12月)
◆湖南・栗東市◆

 有害物質が検出されているRDエンジニアリング社の産業廃棄物最終処分場(栗東市小野)問題の早期解決に向け、県が栗東市に対して提案している、今月中に設立予定の県・市職員による合同対策協議会について、国松正一栗東市長は九日の市議会で「早急に立ち上げたい」と意欲を示した。宇野哲市議の質問に答えた。

 県案によると合同対策協議会は、県と市が処分場に関するデータを持ち寄り、科学的な分析を行ない、地下水汚染状況や場内から見つかったドラム缶の問題を検討するもの。

 この中で宇野市議は、県と市の職員でつくる合同対策協議会について、「市民や市民の立場に立った専門家が入らないと問題が出てくる」と懸念した。

 これに対して国松市長は「栗東市RD問題調査委員会(専門家、住民で構成)の意見を、(県と市でつくる協議会の中で)反映させたい。市調査委員会には住民団体も入っているので、(住民の考えも)反映されることになる」と否定した。

 案を示した県資源循環推進課は「協議会は県、市の見解を統一するため、職員でつくるものだが、専門家の意見も重要な決定の度に助言を求めたい。住民の意見については、合同対策協議会でまとまった事項を説明して、聞きたい」としている。

 なお、住民団体の見方は次の通り。

 高谷清・合同対策委員会副代表「住民は実態の解明と解決に努力してきた。この協議会は、住民を排除し、専門家をないがしろにするものである。県は、住民と専門家が邪魔なのであろう。県も市も部長クラスをあてるというが、RD処分場をこれで終結させようとする強い意志を感じる。有害物質をそのままにし、汚染が続いていくことを、自然と住民が許すはずがない」。

 早川洋行・地域環境を守る特別委員会代表「県と市の職員だけの協議会は無意味である。県は、当初専門家だけの硫化水素問題調査委員会を作ったが、住民から信頼を得られず機能しなかった。宮城県は、硫化水素が発生した村田町産廃処分場問題で、住民・学識経験者・町職員・県職員で構成される検討委員会を作り解決への道筋をつけた。滋賀県は、これまでのやり方を改めて住民参画路線に転換すべきだ」。


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甲賀市柏貴区のオウム施設前で

=住民100人集会=

◆甲賀・甲賀市◆

 「柏貴区環境整備オウム対策委員会」は、十九日午前十時からオウム真理教の水口施設(甲賀市水口町宇田)前で同教団の立ち退きを求めて百人規模の集会を開く。集会には柏貴ケ丘団地の住民のほか、今井恵之助助役や地元選出の国会議員も参加する。同地区での住民の大規模集会は昨年三月に続き二回目。

 同施設は教団ナンバー3の正悟師、二ノ宮耕一氏の影響を受けた信徒が平成十年七月、修業の場として設立した。現在、信徒八人が居住している。教化活動は行なっておらず、二ノ宮氏と歩調を合わせている。

 公安調査庁は「無差別大量殺人行為を行なった団体に関する法律」に基づき、同教団に対する観察処分を実施しており、活動状況を明らかにするため、全国十七都道府県にある教団施設を立入り検査を実施している。同施設では平成十二年三月二十四日、十四年一月二十四日、十六年五月十三日、十七年九月八日に実施。

 また、甲賀市に隣接する湖南市には、正悟師の二ノ宮氏ら出家信徒数人が開き、現在も数人が居住する甲西施設(湖南市平松)がある。ここでは、周辺住民が「平松環境整備オウム対策委員会」を組織し、これまで二百│三百人規模の集会を十九回にわたって開いている。


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半世紀の歩みを懐古

多彩に祝賀の催し

=八日市商工会議所設立50周年=

◆東近江・東近江市◆

 八日市商工会議所の設立五十周年を祝う記念事業が十五日、同会議所とアピアで行われた。

 商工会議所会場では、午前十時から延命保育園児の和太鼓演奏で催しが開幕、正面玄関前で昔懐かしい紙芝居や空くじなしの抽選会が行われた。

 一階では、大正〜昭和初期にかけての商店街と八日市の町のようすをとらえた記録写真の展示や卵、米など生活物資で貨幣価値を比べた「50年前と今を感じる展示会」とお茶席、三階では商工会議所が設立された一九五六年に流行した映画「理由なき抵抗」から昨年の話題作「スターウォーズ」までの洋画と邦画合わせて五十本を編集した「映画ダイジェストによる50年の歩み」を上映し、それぞれの年に話題となった映画と共に半世紀を振り返った。

 アピアでは午後二時から政治評論家・三宅久之氏の記念講演会「2006年日本の政局と経済」が開かれ、会場いっぱいの客席を前に三宅氏がユーモア溢れる話術で政治と経済界の裏話を紹介しながら、今の日本が置かれている状況と今後の進路を独自の視点から解き明かした。

 午後四時からの記念式典では、商工会議所の発展に貢献のあった役員と議員十三人に特別表彰、また、技能功労表彰も行われた。


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迫力の歌声とハーモニー

ゴスペルコンサート

=てんびんの里で19日=

◆東近江・東近江市◆

 東近江市てんびんの里文化学習センター(同市五個荘竜田町)で十九日、美しいハーモニーを響かせる『グロリアス ゴスペル・スプリングコンサート』が開かれる。入場無料。

 コートニー・ブライアント率いるゴージャスなゴスペルグループ「メロディーズ フロム ヘブン」によるコンサートで、お馴染みの映画「天使にラブソングを」で歌われたoh happy dayなど、迫力ある歌声と美しいハーモニーを届ける。

CHOIR LEADER
COURTNEY BRYANT

BASS
ISRAEL  CEDENO

DRUMS
LARRY  RANSOME

KEYBOARD
Percy  Jones “PJ”

 午後二時開演。詳しくは同センター(0748―48―7100)へ。


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まちなかへ出かけよう!

ふるさと能登川・大発見!

=南小6年生の学習成果展=

▲子どもたちの学習の成果を熱心に見る来館者
◆東近江・東近江市◆

 東近江市立能登川南小学校六年生の学習発表展「ふるさと能登川・大発見!」が、十九日まで同市山路町の市立能登川博物館で開かれている。

 不思議に思うことや興味を持ったことなど、地域に繰り出すことによって机上の学習だけでは分からない「何か」を、子どもたちに見つけてもらおうと、同小学校では昨年七月、ふるさと調べのきっかけとなる授業を能登川博物館に依頼。これを受け、「能登川のあれこれ」と題する地区の歴史、自然などを紹介する館の出前授業が行われた。

 同展は、この授業で持った興味を自分なりに探求しようと、二学期・三学期にわたって調べた学習成果展で、六年生八十三人の「大発見!」を発表している。

 レポートには、南小学校の生い立ちや能登川駅の歴史、水車の役割をはじめ、まちの偉人・宗祇法師、地区内で見られる動植物など、まちなかを歩かなければ分からない歴史や民俗、自然環境を調べ、写真等を盛り込みながら観やすく工夫している。

 また、図画工作の時間に作った幻の郷土人形「近江ダルマ」や、立体的に制作した愛知川の生態環境図なども展示されている。

 熱心に見学していた郷土史家の川村弘さん(77)は「どの発表もすばらしい力作です。興味を持つことは幾つになっても大切なこと、まちへの愛着を深めてもらえたら嬉しい。そこで、子どもたちに一つ提案、なぜ能登川という地名が生まれたのか。この謎(現在、三つの説)を調べてみるのも面白いと思いますよ」と話し、これからの成長を楽しみにしている。

 同校では、切磋琢磨を校訓に自ら学び・創造する課題解決力の育成を支援しており、自分たちが住むまちを調べることによって視野が広がり、仲間や地域交流で生まれた「気づき、考える」が活かされている。

 入館無料。月・火曜休館。開館時間は午前十時〜午後六時。問い合わせは同博物館(0748―42―6761)または、能登川南小学校(42―0148)へ。

 


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開園5年目で NPO法人化へ

=日野ダリア園が「記念植樹」=

▲シダレザクラの苗木を事務所前に植樹する山下議員(日野町鎌掛にある日野ダリア園で)
◆東近江・日野町◆

 日野町鎌掛にある花の郷日野ダリア園(平谷宗夫会長)はこのほど、開園五周年記念と今年七月のNPO法人化に向けて、園内で「記念植樹」を行った。

 鎌掛地区の昭和十六年生まれの仲間が中心となって、定年後に「地域に貢献できることをしたい」と生きがいを求め始めたという日野ダリア園。ボランティアの輪を広げ、同地区内外にかかわらず活動趣旨に賛同した人たち約二十人が園内の管理運営を担っている。

 一万平方メートルの広大な敷地に、百種類一万本のダリアが初夏から秋にかけて咲き誇り、イチゴ狩りやイチジク・スモモ・ブドウといった果樹栽培のほか、ジャガイモの栽培体験を通して来園者がゆっくりと自然に親しめる。

 「同好会的な団体から一歩踏み出そう」と、現在、NPO法人の認可申請中で、平谷会長は「地域の人たちに支えられながら、県内外から多くの人に来ていただける園にまでなった。地域の良さを生かして体験ツアーのような企画もどんどん取り入れ、地域活性化につなげていきたい」と意気込む。

 記念植樹には、山下英利参議院議員や地元の県議・町議らも出席し、一般参加者とともにシダレザクラやソメイヨシノの苗木(計五十本)を植え、自分の名前が書かれた札を取り付け、花開く日を心待ちにした。

 あるボランティアスタッフは、「ダリアやイチゴの栽培作業は大変で腰も痛くなるが、家でゴロゴロしているよりも外で汗を流している方が気持ちいい」と話していた。

 参議院で厚生労働委員長を務めている山下議員は、「地方で高齢化が進む中、お年寄り自身が元気で生活を楽しんでもらうことが重要。NPOは利益追求団体ではないが、活動が生きがいという利益を生む」と、介護保険や医療費の膨張を防ぐために健康保持という観点からも同園の活動に大きな期待を寄せた。

 


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