平成18年3月23日(木)第14368号

◆全県◆
河本氏待望論も浮上
迷走する自民の候補者推薦問題
嘉田、小田両氏が下馬評に
岩永氏の“ウルトラC”も
=動き出した知事選-5-〈番外編〉=

◆大津・大津市◆
大津市役所で激励会
「持ち前の実力発揮して」
=センバツ出場の北大津高=


◆湖南・栗東市◆
RD問題
違法、内容物不明のドラム缶
完全撤去と証拠物保全を!
=地元住民団体が県へ申し入れ=


◆東近江・近江八幡市◆
5歳児の人権ワークショップ
「女」「男」どっちかな?
=近江八幡市の2保育所で=


◆東近江・東近江市◆
探検の殿堂で
「たんけん寄席」
=26日午後1時半〜=


◆東近江・東近江市◆
いろいろな「紙ふうせん展」
動物、魚、野菜など40種
=八日市大凧会館=



河本氏待望論も浮上

迷走する自民の候補者推薦問題

嘉田、小田両氏が下馬評に
岩永氏の“ウルトラC”も
=動き出した知事選-5-〈番外編〉=

▲本紙の単独インタビューに答える河本氏(17日、アヤハ本社で)
◆全県◆

 ●市長会がリトマス紙


 今回の連載で深刻な県の財政再建問題を取り上げようとしていた矢先に、携帯電話がけたたましく鳴り出した。それは、ある自民党県議からだった。

 「この二十八日に県市長会の会議、二十九日に県町村会の定期総会が開かれるが、市長会はこの時点ではまだ国松善次県知事(67)に推薦を出さない可能性もある。自民党県連も五月二十八日の定期大会まで国松氏の推薦問題をひっぱるはずだ。この中でいま急浮上しているのがアヤハの社長であり、参院議員を二期務めて昨年政界から引退した河本英典氏(57)だ。のんびりと連載をしている場合じゃないよ」と。そこで、迷走を続ける自民党の知事選の候補者擁立の動きを連載「番外編」として取り上げてみることにした。以下は、河本氏への本紙単独インタビューである。

 ◇   ◇   ◇


 ----国松県政の評価については。

 河本
 問題点としては、県議会、市町の首長、県職員との関係性がいま一つのような気がする。それと県債残高(借金)が九千億円を超える中でも、来年秋に開催の「全国豊かな海づくり大会」など、いまだにイベント志向が強い。民間企業なら県職員に恨まれてでももっと財政改革を徹底するはずだ。それと同時に必要な基盤整備なり、先行投資はきちんと行なう。このメリハリこそが民間経営だ。いずれにせよ滋賀のグランドデザインを急ぐべきだろう。

 ----自民党の一部には、経営感覚がある河本氏の“待望論”が出ている。また県議のOBによれば、民主党県連代表の川端達夫衆院議員(61)は、河本氏が出るなら応援すると確約したとの情報まで流れているが。

 河本
 川端氏とは知事選でも話し合う仲だが、そんな話は初耳だ(笑)。ただ滋賀県は将来も可能性がある県だけに、私でお役にたつことがあるなら、なんなりと力を貸したいとは考えている。 

 ----それは知事選を視野に入れてのことか。

 河本
 その質問にはノーコメントだ。

 ◇   ◇   ◇

 ●まちづくりで織田氏も


 “経営感覚”が河本氏なら、“環境”では京都精華大学教授の嘉田由起子氏(56)の名前が上がっている。同氏はさきごろ、目片信大津市長を始め冨士谷英正県会議長らと、懇談したという。

 ただ自民党筋が河本氏に次いで注目しているのは、“政策”の小田全宏氏(48)。地球市民会議(NGO)、リンカーン・フォーラムを設立し、全国で立候補者による「公開討論会」を実現させる一方、首相公選制も提唱している。また“まちづくり”では、京都橘大学教授の織田直文氏(53)も下馬評に上っている。このほかでは、民主の川端氏を始め、自民党県連会長の岩永峯一衆院議員(64)のウルトラC説まであるのだ。現在のところ、国松知事と滋賀自治労連議長の辻義則氏(59)が出馬表明をしているが、自民や民主までもが五月のゴールデンウイークまで迷走を続けそうな雲行きだ。

【石川政実】


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大津市役所で激励会

「持ち前の実力発揮して」

=センバツ出場の北大津高=

▲健闘を誓う選手(大津市役所市民デッキ)

◆大津・大津市◆

 春の選抜高校野球大会(23日から12日間)に滋賀県から出場する北大津高校野球部の激励会が、このほど大津市役所で行なわれ、詰め掛けた大勢の市職員らが熱い拍手で選手を激励した。同校の選抜出場は初。大会三日目第三試合で旭川実業(北海道)と対戦する。

  目片信市長は「持ち前の実力をいかんなく発揮し、まずは初戦を突破してほしい」とエール。有吉宏明主将は「全力をつくして戦います。応援をよろしくお願いします」と決意を述べた。


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RD問題

違法、内容物不明のドラム缶

完全撤去と証拠物保全を!
=地元住民団体が県へ申し入れ=

◆湖南・栗東市◆

 総水銀など国基準を上回る有害物質が検出され、昨年十二月は違法に埋められたドラム缶など百七十五個が場内一部から見つかったRD社の産廃最終処分場(栗東市小野)問題で、地元の住民団体「産廃処理問題合同対策委員会(合対)」は十五日に県庁を訪れ、掘り出したドラム缶を同社に処分させず、違法の証拠物として県が保全するよう、申入書を提出した。

 同委員会副代表の高谷清氏は「県は、処分場で真っ黒な悪臭のする油状のものやドラム缶の中の灰らしきものの存在を目にしても有害性には言及しない。その検査の方法は、百七十五本のドラム缶等から十七本のみ検査、また検査項目も少ない。住民団体である合対は、県に対して処分場全体のドラム缶の調査を要求し、掘り出したドラム缶の保全を求めた」としている。

 なお、申入書の要旨は次の通り。

 ▽合対はすでにドラム缶等の拡大掘削調査などを求めているが、県は具体的な計画を提示していない。

 ▽(県議会)答弁で、知事は「RDに対してドラム缶の撤去を命じる」としている。このドラム缶はすでに掘り起こしたものを意味していると思うが、「撤去」というより「処分」ということであり、違法の証拠であるドラム缶を「撤去(処分)」させることは、今後の違法性を明らかにすることや、有害物調査に支障をきたすものであり、RDに処分させることはあってはならない

 ▽違法や有害物埋め立ての証拠物件として、掘り出したドラム缶を県が保全することを求める。


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95歳児の人権ワークショップ

「女」「男」どっちかな?

=近江八幡市の2保育所で=

▲ワークショップに取り組む子ども――桐原保育所で――
◆東近江・近江八幡市◆

 近江八幡市の市立桐原保育所と同金田西保育所で、五歳児を対象にした「人権教育ワークショップ」が、このほど開かれた。
 性別による偏見や先入観などにとらわれず、一人ひとりの個性を大切にしたものの見方や考え方を、小さいころから育ててもらおうと、ジェンダー(社会的・文化的につくられる性差)解消のための人権教育に取り組んでいる特定非営利活動法人SEAN(遠矢家永子代表理事 大阪府高槻市)からスタッフを招いた。

 同法人の未就学児対象プログラム、パネルシアター「女の子・男の子、どっちがどっち!?」では、四人の子どもの人形が登場し、着ているものや名前から性別を判断したり、好きな遊び、コップの色や図柄、職業が誰のものか当てるワークショップに取り組んだ。

 子どもたちはいろいろ戸惑いながら、ボール遊びが好きな女の子、ハートの図柄が好きな男の子、花屋になりたい男の子など、見た目や名前だけでは性別が決められないことや、それぞれに好きなものがあるなどに気づいていった。

 また、手遊び歌では、おこりんぼも恥ずかしがりやも泣き虫も、「どんな私も大好き、どんなあなたも大好き」と歌い、いろんな気持ちを押さえない(がまんしない)で、表現し、大切にすることを学んだ。

 寸劇でも、男の子同士「男のくせに泣くな」、女の子同士「やさしいから貸して」という表現に、互いに傷つけないようにするにはどうしたらいいかを、考えた。がまんすることは、「やさしさ」ではないことも、わかった。

 最後に、「心と気持ちを大切に、強くやさしい人に。一人ひとり、大切な人間なんだ」という言葉に、子どもたちもうなずいた。

 ワークショップを終えた子どもたちからは、「楽しかったし、よくわかった」「ひとがいやがることしたらあかんねん」と、感想を話していた。


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探検の殿堂で

「たんけん寄席」

=26日午後1時半〜=

◆東近江・東近江市◆

 西堀榮三郎記念探検の殿堂で二十六日午後一時半から「たんけん寄席」が開かれる。入場無料。

 社会人落語で活動している近江家八景の八景噺「お題は西堀榮三郎」、三流亭志ば落の落語「寿限無」、磯七&八景の漫才「色問答&川柳」でご機嫌を伺う。

 中入りあと、玉緒地区健康推進員による人形劇「バナナウンチはげんきなしるし」、志ば落、磯七、八景の三人よる大喜利で客席を楽しませる。問い合わせは同探検の殿堂(0749-45-0011)へ。

 


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いろいろな「紙ふうせん展」

動物、魚、野菜など40種

=八日市大凧会館=

◆東近江・東近江市◆


 春休みを昔の遊びで楽しんでもらおうと、いろいろな紙ふうせんを集めた展示会が八日市大凧会館で開かれている。四月九日まで。

 紙ふうせんは、ゴム風船に代わって明治二十四年ごろから流行し、子どもたちの遊び道具として全国に広がり、大正、昭和の時代とともに親しまれて来た。一昔前までは、置き薬屋さんが訪問先の子どもたちへのプレゼント品として使われたり、近年では、和の装飾品としても注目されている。

 今回の催しは、こうした誰もが知っている紙ふうせんに親しんでもらう企画展で、一階展示ホールにコーナーを設け、昔のながらのものやトマトやメロンの形をしたもの、また、アザラシやフグなど海の動物や魚、サル、ネコの動物など四十種類計六十個を吊り下げて展示している。いずれも名古屋市内の玩具問屋から購入したもので、会場では白いふうせんに自由に絵を描くオリジナルの作品づくり(一枚百円)や、希望者には全種類の紙ふうせんを一個五○円〜四百円で販売している。入館料は一般二百円、小・中学生百円。水曜休館。問い合わせは同会館(23−0081)へ。
 


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