平成18年3月25日(土)第14370号

◆全県◆
総勢1727人動く
県が人事異動を内示
県民生活の安心安全確保へ
=事業庁を新設 県立病院の経営健全化=

◆東近江・東近江市◆
能登川中女子バレーが初V!
2年連続で近畿大会出場
28日 大阪で32チーム
=玉園中らベスト4も参戦=


◆東近江・東近江市◆
建造以来165年ぶりの大修復
野口町の浄念寺
稚児行列と落慶法要
=あす26日=


◆東近江・東近江市◆
お魚さん、戻ってきて!
高橋川に魚道を設置
=五個荘川並町 共生のまちづくり=


◆東近江・東近江市◆
あかね文化ホール
臨時職員を募集中
=応募締め切りは27日=


◆東近江・竜王町◆
一粒のソバから夢実り
全国生産優良地区に!
=竜王町そば振興会=



総勢1727人動く

県が人事異動を内示

県民生活の安心安全確保へ
=事業庁を新設 県立病院の経営健全化=

◆全県◆

 県は二十三日、平成十八年度の人事異動を内示した。地方新時代や地域経済の活性化などへ執行体制を整える一方、県民生活の安全確保や県立病院の経営健全化、教育改革の推進を柱に組織改革を行い、財政再建へ積極的に挑戦する人材と女性の登用に努めている。

 異動規模は、昨年をやや上回り部長級十二人、次長級三十九人、課長・参事級二百七十人など計千七百二十七人(昨年千六百十三人)となった。退職は部長級六人を含む二百十人(同百九十五人)で、新規採用は百二十九人(同百一人)となり、四月一日に発令される。

 組織改革では、多額の赤字を抱える県立病院(成人病センター・小児保健医療センター・精神保健総合センター)の経営健全化へ「病院事業庁」を新設する。成人病センターに「心臓血管部」「脳神経部」「がん診療部」を置き生活習慣病に対応したほか、「県立リハビリテーションセンター」を設置し、住み慣れた地域で安心して暮らせる体制を整えた。

 一方、「子ども・子育て応援センター」や「健康危機管理情報センター」を設けるほか、教育面では、教委総務課を「教育総務課」、障害児教育室を「特別支援教育室」にそれぞれ改称し、高校改革推進室を廃止して「教育改革推進室」とした。女性の管理職登用は二百八十五人(同二百七十九人)。部長級の異動は次の通り。カッコ内は前任。敬称略。

 【就任】病院事業管理者・病院事業庁長(理事員・県立病院改革担当)川尻嘉徳▽総務部長(健康福祉部長)澤田史朗▽県民文化生活部長(政策調整部次長)中村順一▽健康福祉部長(県民文化生活部長)谷口日出夫▽理事・健康危機管理担当(成人病センター次長)本原征一郎▽理事・全国豊かなうみづくり大会担当(農政水産部次長)江崎喜久雄▽理事・交通政策担当(土木交通部管理監)山本良助▽南部振興局長(県民文化生活部防災監)沢井進一▽湖東地域振興局長(総務部次長)堀正基▽理事・環境事業公社副理事長(県立大学事務局次長)田淵敏男▽公営企業管理者・企業庁長(県立大学事務局長)太田剛▽議会事務局長(商工観光労働部次長)金森保明

 【退職】馬場章(総務部長)▽重野良寛(南部振興局長)▽仲岸明三郎(湖東地域振興局長)▽日合弘(成人病センター総長)▽三谷健太郎(企業庁長)▽久田勇(議会事務局長)


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能登川中女子バレーが初V!

2年連続で近畿大会出場

28日 大阪で32チーム
=玉園中らベスト4も参戦=

▲優勝を飾り、近畿大会へ出場する能登川中学校女子バレーボール部
◆東近江・東近江市◆

 東近江市立能登川中学校の女子バレーボール部がこのほど、県予選大会で初優勝し、二十八日から大阪市中央体育館で開かれる『第三十八回近畿中学生バレーボール選抜優勝大会(女子の部)』に二年連続、滋賀県代表として出場する。

 近畿大会は、近畿二府四県の覇者を決める中学生バレーの大会で、各府県の予選を勝ち抜いた強豪三十二チームが参戦する。

 同バレーボール部はメンバー二十二人。八十一チームが競った県予選を勝ち抜き、決勝戦では甲西北中学校を制して初Vに輝いた。現在、初戦突破を目標に熱が入り「県代表として恥じないプレーとガッツを見せ、笑顔でコートを走りたい。また、見守ってくれる総勢五十人の応援団とともに戦いたい」と、チーム一体の練習に励んでいる。対戦相手は兵庫県の強豪・播磨中学校。

 また、ベスト4を果たした甲西北中学校、玉園中学校、甲西中学校も滋賀県代表として出場し、それぞれ、西京極中学校(京都府)、勧修中学校(同)、四天王寺羽曳丘中学校(大阪府)と対戦する。


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建造以来165年ぶりの大修復

野口町の浄念寺

稚児行列と落慶法要
=あす26日=

▲大修復工事が終わり、落慶法要の準備がすすむ浄念寺本堂
◆東近江・東近江市◆

 昨年一月から進められていた東近江市野口町の真宗大谷派・妙鏡山浄念寺(藤野宗城住職)の修復工事がこのほど完成し、あす二十六日午後○時から落慶法要が行われる。

 浄念寺は、一六八○年に釈圓海によって開基され、三二六年の歴史を誇る同町内唯一の寺で、今回の大修復は天保十二年(一八四一)に現在の本堂が建造されて以来、初めての工事。

 修復工事は、平成十六年六月に檀家を中心に組織された建築委員会が計画を立て、およそ一年かけて本堂大屋根の全面葺き替えと本堂内部の改装、外陣部床材の張り替え、花頭窓の新設、柱等の塗り替え、襖をアルミサッシに交換、客殿の修復などを行った。総工事費は約一億円。浄財は町内の檀家などから寄進された。

 工事の完成を祝う落慶法要は、蓮如上人五百回御遠忌を兼ねて営まれる。これに合わせ、近年では珍しい稚児行列が行われ、町内外から参加を申し入れた三歳児〜小学生まで約九十人の子供が、午後○時に宿家を出発して本堂まで町内を行列する。

 稚児が到着する午後二時から本堂で法要が行われたあと、工事関係者に感謝状を贈り、謝辞が述べられる、最後に参列者全員で恩徳讃を歌って、積年の念願だった本堂修復を祝う。


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お魚さん、戻ってきて!

高橋川に魚道を設置

=五個荘川並町 共生のまちづくり=

▲魚道の完成記念式でフナを放流する子どもたち(東近江市五個荘川並町)
◆東近江・東近江市◆


 琵琶湖と水田の間を魚が行き来できる環境を取り戻そうと、東近江市五個荘川並町自治会と子供会、愛郷の会が二十一日、県の「みずすまし支援事業」の一環として、町内の高橋川に魚道を新設した。

 琵琶湖周辺の水田はかつて、フナやコイ、ナマズなどの産卵場所として重要な役割を持ち、稚魚が育つまでの「ゆりかご」として有効な関係を築いていた。

 しかし、ほ場整備によって琵琶湖と水田の間に高低差が生まれ、魚たちの遡上(そじょう)経路を遮断してしまい、コンクリート壁は他の動植物の生息を拒ぶなど魚たちの産卵機会が失われている。また、外来魚による食害でその数を減らし、固有種の減少という生態問題へと進んでいる。

 この、生き物たちを呼び戻そうと、水田の繁殖機能を再生する県の「魚のゆりかご水田プロジェクト」がスタートし、琵琶湖と用水路、田んぼを結ぶ魚道づくりが進展。農家や自治会等に広める「みずすまし支援事業」へと発展し、共生の農業・農村創造を目指している。

▲高橋川に設けられた魚道、左の階段部分から田んぼへと続く
 川並町自治会では、旧五個荘町時代から環境調和のまちづくりに力を入れ、平成十六年の町農村環境計画策定に合わせて「川の生き物調査」を実施。子どもたちの願いも盛り込んだ改善要望に県と市も承認し、みずすまし支援事業として魚道の新設工事が行われてきた。

 魚道は、一・五メートルの高さがある用水路に向けて、窪みを設けた階段を設置し、階段下には、ウナギの寝床やメダカ、スジエビなどの隠れ家となる石積みを設けるなど、地元の工務店や愛郷の会らがアイデアを凝らした。また、琵琶湖から高橋川までの遡上コースと、同川で見られる魚たち(タモロコ・アブラハエ・フナ・ドジョウなど)を紹介した看板も設けた。

 完成記念式典では、子どもたちが▽川とともに元気に遊ぼう▽魚や小さな生き物を大事にしよう▽自然を大切にしよう―など、五つの提案を行い、参加者全員でフナを放流した。

 自治会長の川瀬外市さんは「魚が戻ってくることで、環境配慮の意識がより高まると思います。なにより、子どもたちに川の楽しさ面白さや、山、川、田畑など豊かな自然の素晴らしさを伝えたい」と話した。


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あかね文化ホール

臨時職員を募集中

=応募締め切りは27日=

◆東近江・東近江市◆

 蒲生町文化体育振興事業団は、臨時職員(一人)を募集している。職種は、あかね文化ホールの舞台運営補助とその他一般事務。雇用期間は、平成十八年四月一日から同十九年三月三十一日までの一年間。

 今月二十九日午前九時から面接試験が行われる。応募締め切りは二十七日。 応募方法など詳しくは、東近江市立あかね文化ホール(<CODE NUM=013E>0748―55―0207)へ。

●封筒に図書券3万円分


 同振興事業団に先日、差し出し人の名前のない手紙が送られてきて、図書券三万円分が同封されていたという。 

 図書券とともに「旧蒲生町に住むものです。地域に何か奉仕したいと思い、図書カードを同封します。子どもたちが楽しく読める本などを購入して、図書室に置いていただければ幸いです」とのメッセージが添えられており、同事業団職員も初めてのことに驚いていた。

 蒲生公民館の高岡寿一郎館長は、「どなたが送っていただいたかわからないが、温かいお気持ちに感謝し、図書室で有効に活用させてもらう」と話していた。

 


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一粒のソバから夢実り

全国生産優良地区に!

=竜王町そば振興会=

▲全国蕎麦製粉協同組合理事長賞を受賞し東京での表彰式に出席したメンバーら
◆東近江・竜王町◆

 ソバの生産から販売まで一貫して行う「竜王町そば振興会」(松瀬伊代表理事、会員二十八人)がこのほど、日本蕎麦(そば)協会主催の平成十七年度全国そば生産優良地区表彰(集団の部)で“全国蕎麦製粉協同組合理事長賞”を受賞した。中高年のサラリーマンメンバーらが中心となって、一粒のソバから直営店を構えるまで発展させた取り組みを取材した。

●サラリーマンの傍ら
 ソバづくりに没頭


 若年世代の農業離れが進む中、平成十年に竜王町在住の男性三人が、休日を利用して一枚の田んぼでソバ栽培を始めた。足を運ぶ機会の少なかった田んぼに毎日通うようになり、当初は収穫量こそ少なかったものの、農の新たな魅力に気付き、中高年の男性を中心に仲間の輪を広げていった。

 水稲・麦・黒大豆に次ぐ町の特産品として地域活性化につなげたいと、サラリーマンの傍らソバ栽培に没頭したメンバーら。平成十三年には「竜王町そば振興会」を発足し、
生産から販売まで一貫して担うシステムを構築。転作田を活用したソバの作付け面積は徐々に増え、現在では農家五十軒、約二十ヘクタールにまで拡大、県内二番目の生産地となった。

▲平尾卓志・美季夫妻の演奏を楽しみつつ地酒と料理に舌鼓(近江八幡市にある蕎麦酒庵倖屋で)
●出前教室や直営店
 県下唯一の認証も


 自慢のソバを多くの人に味わってほしいと、同振興会は打ちたてのうまさを届けるため「出前そば打ち教室」を考案。自宅・集会所・学校などで身近な仲間と楽しめる同教室が好評を博し、これまでの体験者は一万人を超え、今では数カ月先まで予約でいっぱいだという。

 一粒のソバから四年、自家製粉したソバの直営店「そば処 さわえ庵」(竜王町岡屋)を構え、新たにおいしい地酒と創作料理を用意した隠れ家的な「蕎麦酒庵倖屋(さちや)」(近江八幡市中村町)も開き、“作る・打つ・食べる”の地産地消を実践している。

 また、株式会社谷口そば製粉と優れた品種を共同研究しながら、より安全・安心なソバを消費者に提供しようと、昨年、県に化学合成農薬・化学肥料の使用量を通常の五割以下に減らした農産物を対象とする県環境こだわり農産物認証制度の対象品目へのソバ追加を働きかけ、県内で初めて認証を取得した。

▲手打ちしたあおばなそばを均一に切る松瀬理事の手元を見つめる来店者ら(草津市にあるそば処ろっくべいで)
●こだわり合体
 あおばなそば


 このこだわりに目を付けたのが、昨年八月に開駅した道の駅草津東隣にある“ROCK BAYGARDEN”。綾部光伸次長は「本物の味を提供したい」と、県内で唯一認証取得した竜王産のソバが堪能できる店“そば処ろっくべい”を施設内にオープンさせた。

 ここでしか味わえない「あおばな手打ちそば」は、日本人に不足しがちな各種ビタミンやミネラルなどを含んだ“ソバ”と血糖値の上昇を抑制する効果があるとして研究が進められている草津特産の“アオバナ”(茎の部分を粉末状にしソバ粉と混合)を合体させたもので、土曜・日曜・祝日の限定メニュー。

 家族連れや夫婦、友人らで気軽に立ち寄れ、こだわりの手打ちソバが味わえることから休日は行列ができるほどで、食事後には隣の池田牧場のジェラートをほお張る姿も見られた。

 今回の受賞は、こういった取り組みすべてが高く評価されたもので、そば打ち職人の域まで腕を磨いた松瀬佐二郎理事は「何事にも前向きに取り組んだ結果が成果として表れ、竜王産のソバが全国バージョンにまでなった。今後は生産者への還元システム確立が課題で、乾麺など新商品の開発にも取り組み、ソバでこたえていきたい」と力を込める。

 そば打ち体験の申し込みなどは、同振興会(090―3163―3707)まで。

 


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