平成18年4月8日(土)第14382号

◆東近江・東近江市◆
八日市南小を2分割
市教委 校区再編ヘ基本方針
=八日市・中野と南部地区に新設=

◆東近江・東近江市◆
春の「交通安全運動」展開中
=駅前やスーパーなどで街頭啓発=


◆東近江・日野町◆
春休みの思い出づくりに
9日「大宝探し大会」
=日野町のブルーメの丘で=


◆東近江・日野町◆
優秀な遺伝子残す
県内初の誕生
体細胞クローン牛
=県畜産技術振興センターで=

◆東近江・安土町◆
安土町の旧伊庭家住宅
9日から公開再開
=6月までの日曜日=


◆東近江・近江八幡市◆
手づくりカレンダー完成
近江八幡市北里学区
地域の「風景と暮らし」を満載
=子ども記者も活躍 次代へ伝承=



八日市南小を2分割

市教委 校区再編ヘ基本方針

=八日市・中野と南部地区に新設=

◆東近江・東近江市◆

 東近江市教育委員会は、市立八日市南小学校の校区再編問題で協議を終えた校区編成審議会(会長・谷口浩志滋賀文化短大助教授)の答申に基づき、このほど基本的な考え方をまとめ、今年度から具体的な事業に着手することにした。新年度予算には設計コンペなど約百万円を計上している。

 市教委が示した考え方によると、現在の校区を八日市・中野地区と、南部地区の二つに分割する方針を固め、通学距離などを考慮した上で、新たな用地を取得し、新校舎を建設することにした。

 二校の予定地については、地権者の理解を得ながら用地を取得し、変更される通学路の安全対策など、地域住民と協議した上で早急に建設に取りかかり、同時開校を目指したいとしている。

 早くとも完成までには五、六年かかるものとみられ、この間、現校舎の教育環境の改善に努めたいとしている。一方、跡地は公共用地として活用する意向を示し、今後、具体的な計画の検討に着手する。

 現在の八日市南小の児童数は九百七十八人(三十クラス)で、来年には千人を超え、クラスも三十一に増える見通し。住宅開発などが進み、五年後には千二百人の大台に乗る可能性は高く、過大規模校に歯止めが掛けられない。

 昭和三十九年に建てられ老朽化が進む上に、校舎・体育館・グラウンドも狭く、諮問を受けた校区編成審議会は「過大規模校の解消へ新しい学校建設の緊急性は極めて高い」と指摘している。

 答申を受け、市教委は一定の方針をまとめるため、校区内自治会(特に現校舎周辺自治会)を中心に地元説明会を開き、市民から意見を聞いた。小学児童や就学前の子供を持つ親からは、老朽化や耐震、手狭などへの懸念から、早急な新築・改築を求める声が多くあったという。

 また、現在の土地での建て替えについては、校舎敷地を広げても工事車両の進入道路の確保が難しく、プールやグラウンドの使用制限が三年程度必要になることから、授業にも支障を来たすとした上で、改築を早期に進めるには「学校の位置を変えざるを得ない」との判断を示している。


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春の「交通安全運動」展開中

=駅前やスーパーなどで街頭啓発=

▲声をかけながら啓発グッズを手渡す中村市長(左)と橋爪署長(午前7時30分ごろ、アピア前の交差点)
◆東近江・東近江市◆

 春の全国交通安全運動が始まった六日、東近江市と東近江署管内(東近江市、愛荘町、日野町)の交通安全協会、安全運転管理者協会のメンバーらが、市内二カ所で早朝の街頭啓発を行った。

 この運動は、新入学(園)児を交通事故から守るとともに、高齢者免許人口の増加に対応する「子供と高齢者の交通事故防止」を基本に、交通安全教育の徹底やマナー向上を推進する県民総ぐるみ運動の一つ。

 初日のこの日は、通勤・通学ラッシュが始まる朝七時半、アピア前の八日市浜野町交差点とJR能登川駅の二班に分かれ、道行く人々に交通安全を呼びかけたもので、中村功一市長、吉澤克美市議会議長、岡井眞壽美教育長のほか、橋爪秀夫東近江警察署長をはじめとする東近江地区の警察・交通安全関係者ら約六十人が参加。

 「交通事故をなくしましょう」「一人ひとりが気をつけて」と声をかけながら、リーフレットや啓発グッズを手渡していった。

 同市では、今年一月の合併で県内三番目の面積を有し、また、三月の警察署の統合(東近江署と日野署)により、東近江警察署が管轄する面積は県内二番目の規模になった。

 このため、市交通政策課では「東近江署などと十分に連携し、広い範囲で交通安全を呼びかけ、交通事故抑制に図りたい」と話している。


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春休みの思い出づくりに

9日「大宝探し大会」

=日野町のブルーメの丘で=

◆東近江・日野町◆

 日野町西大路にある滋賀農業公園ブルーメの丘は、九日に牧のエリア芝生広場などで「第二回ブルーメ大宝探し大会」を開催する。参加無料(入園料は別途必要)で、事前申し込み不要。

 春休みの締めくくりに家族そろって参加できる同大会は、ブルーメの丘一面にまかれたお宝札を拾って、景品を獲得するというもの。

 宝を探すのは、午前十一時半から午後零時半までの一時間。

 大会終了後には、人気携帯ゲーム機やMP3プレーヤーなど豪華商品が当たる大抽選会とお楽しみショーが催される。

 参加希望者は、当日午前九時半から同十一時までに受け付けを済ませる。定員は先着二千人。

 詳しくは、ブルーメの丘(0748―52―2611)へ。


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優秀な遺伝子残す

県内初の誕生

体細胞クローン牛
=県畜産技術振興センターで=9

▲体細胞クローン技術により県内で初めて生まれた和牛子牛(日野町山本にある県畜産技術振興センターで)
◆東近江・日野町◆

 日野町山本にある滋賀県畜産技術振興センターでこのほど、県内初の体細胞クローン技術による和牛子牛が誕生した。牛の繁殖は人工受精が一般的になっているが、肉質の良さや乳量の多さなど優秀な牛同士をかけ合わせてもばらつきが出るという。クローン技術を用いれば、同じ遺伝的特徴を持つ牛の大量生産が可能となることから、大きな期待が寄せられている。

 滋賀県畜産技術振興センターは、優秀な牛と同じ遺伝子を持つ牛を人工的に生み出す技術の確立に向けて、平成十二年からクローン技術の研究に取り組んできた。

 クローン技術には、大別して受精卵クローンと体細胞クローンの二種類の方法がある。体細胞クローン技術とは、皮膚や筋肉など成体から採取した体細胞を、核を除去した未受精卵と融合させて、培養により細胞分裂を誘発後、仮親となる雌牛の子宮に移植し受胎させるもの。

 理論上は使用する体細胞の数に限りがないため、遺伝子構成が同一のクローンを無限に生み出すことができると考えられ、生まれてくる牛の遺伝的特徴も予測しやすい。

 農水省の調べによると、昨年九月末までに全国で四百七十四頭の体細胞クローン牛が誕生しているが、新技術ゆえに未解明な部分も多く、受精卵クローン牛と違って食肉用として処理された例は一例もない。

 また、流産や死産が多いのが課題で、生産効率が非常に低いため実用化までにはまだまだ時間を要する。

 同センターでも、これまでに延べ二十頭の牛に体細胞クローン胚の移植を行ったが、受胎した八頭のうち七頭が妊娠初期に流産、残る一頭がようやく出産に至った。

 待望の体細胞クローン牛は、昨年五月に純粋な黒毛和種の雌牛の耳皮膚細胞を採取して卵子と融合させ、六月に雌牛の子宮へ移植後、七月に受胎を確認、人間と同じように在胎期間二百八十八日目に生まれた。

 約五年越しの成功に「ほっとした」と肩をなで下ろす同センター職員は、成功理由について「確率の問題もあると思うが、原因がまだよく分かっていない」と語る。

 出生時に左後肢を負傷した子牛は、現在、コルセットをはずしてもらい、元気よく飛び跳ね、勢いよくミルクも飲み、発育上での心配は特にないという。

 今後、同センターは、課題克服のほか、誕生したクローン子牛と体細胞を採取した元となる牛との類似点や発育状況、繁殖性などを調査し、将来の肉用牛や乳用牛の改良増殖技術の一つとして役立てられるようデータを蓄積しつつ、飼養を継続していく方針だ。


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安土町の旧伊庭家住宅

9日から公開再開

=6月までの日曜日=

◆東近江・安土町◆

 安土町小中にあるメレル・ヴォーリズが設計し、住友家第二代総理事を務めた伊庭貞剛氏が建てた「旧伊庭家住宅」(町郷土館)が、今年度も九日から六月四日までの日曜日に限り、午前十時から午後三時まで、一般公開されることになった。

 昨年秋のボランティア一日館長による公開終了後にも、“館長”のあいだに公開継続や保存管理に向けた動きが自然発生的に盛り上がり、取り組みが続けられている。

 問い合わせは、同町教育委員会文化財係(TEL0748―46―7214)へ。

 


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手づくりカレンダー完成

近江八幡市北里学区

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▲北里学区住民による手づくりカレンダー「風景と暮らし」
◆東近江・近江八幡市◆

 近江八幡市北里学区のカレンダー「風景と暮らし」がこのほど完成し、全戸配布されたカレンダーが各家庭の茶の間を飾っている。また、希望者に実費で販売している。

 北里学区では、一昨年十月の「北里ぶらり見て歩こう会」開催(市水と緑の市民環境会議・三方よしの環境まちづくりを考える会主催)に際して、学区内に多くの美しい自然や歴史資源がたくさん残されていることを再認識することができ、住民の間から「これらの地域財産を次世代に守り伝えることが今を生きる我々の使命ではないか」という声があがった。

 これをきっかけとして、学区内の風景や歴史、人々を写真に残し、カレンダーにしようということになり、十一月に子ども体験活動協議会をはじめとする活動団体や住民有志らが「北里ふれあいカレンダーを作る会」(北杢次郎会長)を立ち上げ、子どもたちの地域学習とも関連させながら、一年間にわたって、カレンダーづくりに取り組んだ。

 子ども記者が撮りためたり、住民や自治会から提供してもらった写真の数は、六千枚にものぼり、その中から、「残したい」「伝えたい」もの百八十六点を選定し、昨年十二月から三か月かけて自分達で編集して、A4判、カラー六十四ページの力作が完成した。二千三百部作成。

 カレンダーは四月から始まり、一年間の身近な風景や地域行事、学校の様子、季節ごとの美しい風景、セピア色のなつかしい写真などでつづられている。また、見開き二ページが二週間分のカレンダーになっており、ゴミの日や学区内行事予定なども掲載するなど、日常生活になくてはならないアイテムに仕上げられた。さらに、今年度終了後にカレンダーとしての役割を終えても、貴重な郷土資料として各家庭に残しておくことができる。

 各写真には、家族のふれあいや地域の話題としても活用できるようにと、意図的に写真説明をつけなかった。説明のかわりに、後半のページで解説をまとめて載せ、「今後のまちづくりの一助になれば」と結んだ。

 今回の取り組みは、先月開かれた「第一回まるエコ発見!たたえあう交流会」(県・湖国まるごとエコ・ミュージアム推進会議主催)にもエントリーし、活動を発表。特別奨励賞を受賞した。

 カレンダーはつくる会のホームページ(http://www.geocities.jp/kitasato_calendar/)でも見ることができるほか、希望者には一部千五百円で販売している。問い合わせと申し込みは、北里公民館(TEL0748―36―8004)へ。

 


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