平成18年4月16日第14389号

◆全県◆
前年度の県内倒産
不況型が9割超える
件数83件 総額253億円
中小零細企業での破たん目立つ
=大型3件発生で負債額は大幅増=

◆湖東・彦根市◆
肥田城主肖像画など3件
=彦根市文化財に指定=


◆東近江・竜王町◆
育てる楽しみ味わう
手植え体験 参加者募る
=アグリパーク竜王=


◆東近江・竜王町◆
買い物客ターゲットに
豆腐くずさず安全運転を!
=地元名品で 啓発活動=


◆東近江・安土町◆
入館者80万人目
東京の三原さん
=安土城考古博物館=


◆東近江・安土町◆
「当面休止」を決定
安土町 西の湖花火大会
周辺道路の安全確保問題で
=夏の風物詩また一つ消える=



前年度の県内倒産

不況型が9割超える

件数83件 総額253億円
中小零細企業での破たん目立つ
=大型3件発生で負債額は大幅増=

◆全県◆

 民間信用調査機関の帝国データバンクは、前年度(昨年四月―今年三月)の一年間に発生した県内企業の倒産状況をこのほどまとめた。一千万円以上の負債を抱えて倒産した企業は八十三社で、負債総額が二百五十三億四千四百万円となった。大型十億円以上が三件も発生したことで、一件当りの負債額は三億円以上にも膨らんだ。前年度と比較して、件数で微増、負債額は大幅増を示している。

 発生件数は、資本金一千万円以上が三十六件と、前年に比べ二十六件の大幅増を示した反面、一千万円未満(八件)と個人経営(三十九件)では十九件減少している。件数トータルでは七件減少し、特に個人経営では二十一件の大幅減となった。

 負債額別では、前年度なかった十億円以上が三件、五億―十億円五件(同二件)、一億―五億円二十四件(同九件)、五千万―一億円七件(同四件)、五千万円以下では四十四件(同六十一件)発生した。

 一億円以上の三十二件に対し、一億円以下が五十一件(うち五千万円以下四十四件)と、小口の占める割合が大きい。大型と中堅規模が増えたものの、零細企業と個人経営の小口倒産が目立つ。

 過当競争を要因に最多発となった建設業界は、公共工事の減少や民間設備投資の低迷などによる収益悪化から、小規模だけでなく中堅クラスにまで経営破たんが及び、二十七社(全体の三二・五%)が倒産に追い込まれている。前年度は二十四社(同三一・五%)だった。

 倒産を原因別にみると、景気変動要因(市況の悪化に伴う販売不振や受注減少)が九二・八%と圧倒的に多く、景気回復の遅れによる不況型倒産が続いている。企業内要因(放漫経営、経営計画の失敗)は五件、その他要因(連鎖倒産など)で一件発生している。

 資本金別では、一千万円以上で三十六件発生し、個人経営と一千万円未満の企業は四十七件と六割近くを占めた。業種別では、最多発の建設(二十七件)に次いで、その他業種(十二件)、食品(十件)、サービス(九件)などと続く。

 今後の見通しについて、景気回復に伴い不況型倒産の減少は予想されるが、それに代わる好況型倒産の増加から、中小零細企業の倒産は依然続くものとみている。

17年度の県内大口倒産(上位9社 単位100万円)
社名 所在地 業種 負債額 集計月
1 びわこプレジデント観光 大津市 ゴルフ場経営 13,300 9
2 寿苑 甲賀市 ホテル業 1,020 6 
3 桑村産業 大津市 管工事業 1,000 8
4 東西不動産 大津市 不動産仲介 978 2
5 ユーテック 栗東市 電気工事業 800 1
6 若宮開発 大津市 不動産業 700 8
6 大建鉄鋼 大津市 建材卸・工事 700 9
8 太平コンクリート 彦根市 生コン製造 500 7
9 みんなで作る新聞社 大津市 新聞発行 400 12


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肥田城主肖像画など3件

=彦根市文化財に指定=

▲長谷川秀一像

◆湖東・彦根市◆

  彦根市教育委員会は、「旧彦根藩武家屋敷(大村家住宅)」「肥田城主肖像画」「御城内御絵図」の三件を新たに市指定文化財に指定した。

 【旧彦根藩武家屋敷(大村家住宅)】近年、彦根藩ゆかりの武家屋敷はほとんど残っておらず、とくに五十│三百石の知行取の武家屋敷は皆無に等しい。大村家住宅は、主屋とともに門と長屋も残っており、武家屋敷の全容を理解することのできる貴重な遺構とされる。

 【肥田城主肖像画】肥田城主(高野瀬隆重、高野瀬秀隆、蜂屋頼隆、長谷川秀一)の肖像画として伝える四幅の武将像で、典型的な桃山期の武将像として、また肥田城主代々の肖像画として貴重な作品群とされる。現存する肥田城跡とともに、同地域の戦国時代から桃山時代の歴史を解明する上で貴重な資料といえる。

 【御城内御絵図】縦二百六十五センチ、横百八十センチの大きな紙面一杯に彦根城の第一郭部分を描いた精度の高い絵図であり、専門の絵図役に描かせるなど、精巧な仕上がりとなっている。彦根城跡の調査研究資料であるとともに、今後の保存整備のための資料として、学術的価値の高い一級の資料である。


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育てる楽しみ味わう

手植え体験 参加者募る

=アグリパーク竜王=

◆東近江・竜王町◆

 竜王町山之上にあるアグリパーク竜王は、五月十四日に開催する「農体験教室〜田植え体験〜」の参加者を募集している。 

 同教室の田植え体験は、泥んこになりながらの手植えを主に、田植え機にも乗ったりと、都会では味わえない経験ができる。

 農作業でめいっぱい体を動かした後は、近江牛の串焼きと近江米のおにぎりをほおばり、疲れをいやす。また、秋には稲刈り体験も行われる。

 参加費は、大人・子どもともに一人二千五百円(昼食付き)。タオルや着替え、水筒などを持参する。

 参加申し込みおよび問い合わせは、アグリパーク竜王事務所(0748―57―1311)まで。


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買い物客ターゲットに

豆腐くずさず安全運転を!

=地元名品で 啓発活動=

▲地元名品の豆腐を使った啓発品
◆東近江・竜王町◆

 近江八幡地区交通安全協会竜王支部と竜王西支部は十三日、春の全国交通安全運動に併せて、竜王町綾戸にあるAコープ竜王店前で買い物客が思わずにっこりする啓発品を配り、交通安全を呼び掛けた。

 午後四時半、両支部役員らは、Aコープ竜王店沿いの県道で“注意交通死亡事故多発”などののぼり旗を持ち、ドライバーに安全運転を促した。また、女性部員と近江八幡警察署竜王駐在所の署員らが、滑らかでおいしいと評判の岡田豆腐店(同町林)のきぬこし豆腐を買い物客に手渡した。

▲豆腐や啓発チラシを配り安全運転を呼び掛ける女性部員や署員ら
 いつもアイデア満載の啓発品を考案している女性部員らは、地元の名品を使った今回の啓発品一つひとつに、さまざまな表情の顔と「ベルト締め『とうふ』くずさず安全運転」とのメッセージ入りの紙を貼り、シートベルトを締めている様子を表現。少しの衝撃でも形が壊れるきぬこしの豆腐に、スピードを出さずゆっくりと走行し崩さないよう家まで持ち帰ってほしいという思いを込めた。

 用意した豆腐は百丁。女性部員らが啓発チラシとともに豆腐を手渡し「安全運転で」と声を掛けると、自転車やバイク、自動車などで訪れた買い物客は思いがけない啓発品に「いやーうれしい。ありがとう」と笑顔で受け取り、安全運転を誓った。


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入館者80万人目

東京の三原さん

=安土城考古博物館=

▲花束を受け喜ぶ三原さん
◆東近江・安土町◆

 県立安土城考古博物館(安土町下豊浦)の入館者が十四日、八十万人に達した。平成四年十一月の開館以来、約十三年五か月での達成。

 八十万人目の来館者になったのは、彦根市出身で東京都八王子市在住の三原正則さん(64)。高橋東洋雄館長から、認定書と織田信長のかぶとミニチュアなどの記念品が、また、女性職員から花束が贈られた。

 三原さんは、久しぶりに集まった兄弟姉妹四人の夫婦八人でふるさとの湖国旅行を楽しんで、実家に向かう途中、同館に立ち寄った。「びっくりしましたが、いい記念になります」と、少し戸惑いぎみに喜びを語った。

 高橋館長は、「開館時に植えられた桜が咲きそろい、指定管理者として再スタートの年度早々に達成でき、大変喜んでいます」と、三原さんグループを迎えた。

 開館以来の入館者は、十万人が平成五年十月、五十万人が十二年四月、七十万人が十六年一月に、それぞれ達成している。

 


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「当面休止」を決定

安土町 西の湖花火大会

周辺道路の安全確保問題で
=夏の風物詩また一つ消える=

▲夏の風物詩として親しまれてきた「西の湖花火大会」
◆東近江・安土町◆

 安土町は、夏の風物詩として町民や周辺住民、観光客に親しまれてきた「西の湖花火大会」について「当面休止する」ことを、このほど開いた文化とコミュニティづくり運営委員会(区長会)で決定した。

 昨年の二十五回大会も資金難などにより開催が危ぶまれたが、関係者の何とか存続させたいという願いから、一般の人にそれぞれの思いを込めて花火を購入してもらって打ち上げる「メモリアル花火」を企画し、盛況に終わった。

 しかし、周辺道路などでの安全面を指摘する声もあり、実施主体である同委員会をはじめ、観光協会、町議会などで、今年度開催に向けて協議が続けられてきた。

 今回、それらの意見を参考に開かれた同委員会の会議で、「(廃止ではなく、)当面休止する」という結論に至った。

 西の湖に映る花火が真夏の夜の暑さにひとときの清涼感を提供して親しまれてきた花火大会だけに、休止を惜しむ声も多い。

 東近江地域では、延命花火大会(東近江市)が昨年から開催されなくなり、その他の地域の夏まつりでも花火を取り止めたところがあり、夏の夜空を飾った風物詩が、また一つ消えようとしている。

 


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