平成18年4月26日(水)第14397号

◆湖南・栗東市◆
RD処分場ドラム缶から基準超のダイオキシン
県、場内全域「拡大調査」姿勢示さず
=分かりにくい説明に住民不安募る=

◆東近江・東近江市◆
東近江国際交流協会
合併新発足で設立総会開く
相互訪問や郷土紹介など
=会員316人 市内3団体が統合=


◆東近江・東近江市◆
地下水に影響する田の水
地下水シンポに200人
=学識者・専門家・子どもが提言=


◆東近江・東近江市◆
国立滋賀病院で
心癒す演奏と歌声
=大正琴のすずらん会=


◆東近江・東近江市◆
FMひがしおうみ
福耳「杏子」
=あす夕 ゲスト出演=


◆東近江・竜王町◆
近江八幡市と竜王町結ぶ
新安吉橋(あぎはし)完成
=車道幅広がり歩道付きで安全=


RD処分場ドラム缶から基準超のダイオキシン

県、場内全域「拡大調査」姿勢示さず

=分かりにくい説明に住民不安募る=


▲除去後、場内で保管されていたドラム缶(昨年12月)
◆湖南・栗東市◆

 有害物質の流出が懸念されているRD社産廃処分場(栗東市小野)西の市道側でドラム缶百本などが違法に埋められていた問題で、県はドラム缶などに詰められていた内容物の成分分析の結果についてまとめ、二十一日の住民団体「産廃問題合同対策委員会(合対)」との協議を皮切りに、地元住民への説明をはじめた。

 このなかで県は詳細な調査結果を明らかにしない上、今後の方向性について住民側が「有害物が入ったドラム缶が明らかになったのは一部」として、処分場全体に掘削調査を拡大するよう繰り返し求めたが、「今回の措置をまず実行させる」と述べるのにとどまり、拡大調査への姿勢は示さなかった。

 県資源循環推進課によると、調査の結果、昨年十二月に見つかったドラム缶(全体百本)のうち約半分(五十六本)がコールタール、このほかは燃えがら(十四本)、石油系の燃えかす(十三本)、塗料(四本)、針金など工事現場のゴミや砥石(九本)、空の状態(四本)と推測。一斗缶は、全て塗料(固化五十八個、粘性状態四個、空七個)と推測した。

 有害物質の分析では、ダイオキシンが国基準(一グラム当たり一〇〇〇ピコグラム)を大幅に超える二二〇〇ピコグラムだった。ちなみに周辺土壌では一二〇〇ピコグラムという結果が出ている。

 分析結果について、畑明郎・大阪市立大院教授は「ドラム缶の内容物を、目視レベルの推測を示すのでなく、きちんと成分で示さないと調査したことにはならず不十分。また、有害物調査では、ドラム缶の内容物から周辺土壌の約二倍のダイオキンが検出され、ドラム缶の中味が汚染源だったことが明確になった」と話している。

 なお、ドラム缶が埋められていた周辺土壌の成分については、県は先の十九日に発表。同時に、これらが環境を汚染する恐れがあるとして、処分場西側の廃棄物土・ドラム缶などの適正処分をRD社に実施させる措置命令を発令している。地元住民は「処分場全体を無害化しないといけないのに、部分的対応では解決しない。このままで問題を終わらせることは承服できない」と反発している。


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東近江国際交流協会

合併新発足で設立総会開く

相互訪問や郷土紹介など
=会員316人 市内3団体が統合=


◆東近江・東近江市◆

 東近江市の誕生により、市内三団体の統合と新会員を加えた「東近江国際交流協会」(会員三百十六人)が新たに発足し、二十三日に設立総会が市役所別館で開催された。=写真=

 初代会長には、小梶猛・元八日市国際交流協会事務局長が選出され、就任あいさつで「各国の人たちとお互いの文化や風習が異なることを認め合いながら、温かく住みよい東近江市になるよう活動しよう」と、会員らに呼び掛けた。

 八日市国際交流協会、湖東国際交流協会、蒲生町国際親善協会の市内三団体と協会が無かった能登川などを加え、発足に向け準備を進めてきた。今後は、姉妹都市との相互訪問や交流都市の料理や歌を紹介する催しなどに取り組む。

 同市が締結を交わしているは、マーケット市(アメリカ)、常徳市(中国)、トレピック市(スウェーデン)、テーバー町(カナダ)、場岩面市(韓国)の五都市。新役員は次の皆さん。

 【会長】小梶猛【副会長】高岡秀嗣、田中宏一、【会計】川副美知子【監事】白木和男、木澤寛治【事務局長】山中多美枝【理事】伊藤政弘、上原司、奥村隆三、川島修、高田徳一、高田光代、坪田操、中島伸男、廣幡和子


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地下水に影響する田の水

地下水シンポに200人

=学識者・専門家・子どもが提言=




▲地下水シンポジウムで愛知川流域の地下水について講演する三野徹・京大教授
◆東近江・東近江市◆

 愛知川の地下水について考えるシンポジウムが二十三日、あいとう福祉センターじゅぴあで開かれた。

 太古の時代から営まれてきた地下水の自然にスポットを当て、鈴鹿山系からびわ湖につながる命の水の起源と働き、営みについて科学的に解き明かし、人々の暮らしと関わりについて多角的な視点から考察を加え、安全な水を将来につないでいためにどんな取り組みが出来るのかを考えようと、人と自然を考える会と宇曽川水系を見守る会が共催した。

 身近でありながら普段、見ることの出来ない愛知川の地下水がテーマに取り上げられたことから会場には、約二百人の参加者を集め、関心の高さを示した。

 第一部では、自然写真家・今森光彦氏が、県内各地やびわ湖の豊かな自然をとらえた写真を紹介しながら、今、県内の自然界で変化していることや守られていることなどを分かりやすい語りで紹介。続いて「愛知川扇状地の地下水の流れの仕組み」と題して京都大学教授・三野徹氏が基調講演を行った。

 三野氏は講演の中で、鈴鹿の山々の降雨が、どういう地下水脈を辿ってびわ湖に注いでいるのかや愛知川の両岸流域に形成された扇状地の地形が、その水脈にどのような影響を与えているのかなどを中心に興味深い研究成果を示し「扇状地が形成されたことで浅層地下水の流れが、左岸と右岸で異なっており、水脈層の浮き沈みが愛知川の河床で見られる。深層地下水では、右岸の地下構造が複雑で山麓のある場所で浅層地下水と合流している現象が見られる。また、左岸では、水田から浸透した地下水が下流に広がっている」と解説し、扇状地に広がる水田の水の安全性が下流域の生活用水に直接影響を与えることに警鐘を鳴らした。

 第二部では、東近江市内の集落で調査した児童たちの「井戸探検と井戸水の利用」の発表に続いて、行政の担当者から「農業と地下水」、「県内の地下水汚水の現象と対策」について報告が行われた。

 最後に、講演者らが登壇してディスカッションが行われ、それぞれの立場から未来につなげていくために安全な水を守る方策を探った。


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国立滋賀病院で心癒す演奏と歌声
=大正琴のすずらん会=


▲入院患者らが楽しみにしているすずらん会の演奏会
◆東近江・東近江市◆

 国立滋賀病院の待合いロビーで毎月一回、大正琴の演奏会が開かれ、入院患者らに人気を集めている。大正琴の愛好者グループ「すずらん会」の代表を務める宇野秀子さんが、同病院に入院した時、ピアノの演奏会を聞いて心が癒されたことから、仲間に相談。退院してから定期的に開催するようになった。

 演奏会は、午後二時からおよそ一時間、いろんな曲を楽しんでもらおうと毎回、童謡やヒットした歌謡曲などを中心に選曲し、練習を重ねている。

 病院側では、演奏に合わせて楽しく歌えるように歌詞を一つにまとめたミニブックを作成し、訪れる人々に配布。心癒される演奏に口ずさむ歌声がロビーに響いている。

 この催しは、看護婦らが中心になって企画運営しており、八日市高校のコーラスや歌の好きなグループなども招いている。


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FMひがしおうみ

福耳「杏子」

=あす夕 ゲスト出演=


◆東近江・東近江市◆

 FMひがしおうみ(ラジオ・スイート81・5)の人気番組「ゆうラジ星のお兄さん」に、三年ぶりの新曲決定で話題の福耳“杏子”がゲスト出演する。

 二十七日午後五時からの生放送に出演し、山崎まさよし、スガシカオとともに結成した「福耳」での活動や、ミュージカルへの出演など、幅広い交流を通して、大人の女性の魅力を語る。東近江市八日市上之町のサテライトスタジオ前で生放送の様子が見られる。

 


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近江八幡市と竜王町結ぶ

新安吉橋(あぎはし)完成

=車道幅広がり歩道付きで安全=




▲渡り初めで車道幅や歩道の広さを体感する完成式出席者ら(竜王町弓削から近江八幡市倉橋部町に至る安吉橋で)
◆東近江・竜王町◆

 近江八幡市と竜王町の境界に流れる日野川に新しく架けられた安吉橋(あぎはし)の「完成式」(主催=近江八幡市、竜王町)が二十四日、竜王町弓削地先で開かれ、両首長や地元選出の県議会議員、市町議会議員、倉橋部町・弓削・庄自治会長、地権者、県職員、施工業者ら約四十人が渡り初めを行った。

 昭和九年に架設された安吉橋(あぎはし)は、近江八幡市倉橋部町と竜王町弓削との境界に流れる日野川に架かる橋で、国道8号と国道1号線を結ぶ主要地方道近江八幡竜王線上ということもあり交通量が多い。

 しかし、車道幅が五・八メートルと狭く、大型車通行時には片側通行しかできず自動車の離合が困難で、歩道もないため歩行者の安全確保が不十分だった。また、建設から七十年以上が経過し老朽化が進み、耐震性からも早急な整備が必要な時期に差し掛かっていた。

 円滑な交通機能と通行の安全確保のため、事業主体である県は平成九年から設計に入り、同十二年に用地買収、同十四年度から架設工事に着工し、同十八年三月に地元住民念願の新しい橋が完成した。総事業費は約九億円。

 現安吉橋の上流部に架設された新しい橋(延長百六メートル)は、車道幅が以前よりも広い六・五メートルで、歩道(三メートル)も設けられ、利用者の安全と利便性が高まった。

 安全祈願祭後に行われた完成式で、川端五兵衞市長は「これでようやく(両市町の)しっかりとした絆が築けていけると思う。両市町民が橋を利用し、交流を深め、気持ちが通じ合う象徴にしていきたい」と地域交流の活発化を望み、山口喜代治町長が「安全安心なまちづくりと地域経済の発展に大きく寄与すると考える」と経済振興に期待を寄せた。

 強風の中、出席者約四十人は、新安吉橋を竜王町弓削から近江八幡市倉橋部町へゆっくりと渡り、車道や歩道の広さを体感しつつ、両市町の経済発展・交流の起点となることを願った。

 新安吉橋の供用開始は、五月連休明けの九日前後となる予定。

 


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