平成18年4月28日(金)第14399号

◆湖南・栗東市◆
シーボルトも立寄った
=栗東の「くすり」紹介=

◆湖南・野洲市◆
県無形文化財保持者の技紹介
「竹工芸 杉田静山の世界」
=29日から野洲市銅鐸博物館 =


◆東近江・東近江市◆
市役所ロビーで公開
陶淵明の竹書「桃花源記」
=中国・常徳市からの記念品=


◆東近江・東近江市◆
子どもたちのSOS
虐待ほっとライン専用電話
=こども家庭課に設置=


◆東近江・東近江市◆
月1回 市議会議員が勉強会
自民系の東近江市民クラブ
政策立案と監視機能強化へ
=毎月テーマ決め知識深める=


◆東近江・近江八幡市◆
近江八幡市立総合医療センター落成
全国初本格PFIで建設・運営
=低層で高度・快適療養環境実現=


シーボルトも立寄った

=栗東の「くすり」紹介=



▲紹介されている道具
◆湖南・栗東市◆

 栗東歴史民俗博物館(栗東市小野)は、特別展「栗東とくすり」を開き、江戸〜明治の資料九十一件を紹介している。五月七日まで。

 東海道と中山道が通る栗東市域は江戸時代、旅の必需品である薬「和中散」が有名で、「東海道五十三駅名物合」では西の前頭二枚目にみえる。

 販売も巧みだった。「東海道名所図絵」(江戸時代)などでは店先で薬湯を旅人に振る舞ったり、製造作業を道から見える実演販売が好評だった。

 幕末、日本に滞在したドイツ人医師・シーボルトも、オランダ商館員として同地に立寄った。著書「日本」では、和中散の大角家と思われる商家で休憩した際、主人に「周囲の山々から植物を採取し、(中略)出島へ届けてくれるよう頼んだ」と記している。

 問い合わせは同館(077-554-2733)。


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県無形文化財保持者の技紹介

「竹工芸 杉田静山の世界」

=29日から野洲市銅鐸博物館 =


▲(昭和46年日展入選作品 滋賀県立近代美術館)「潮騒」
◆湖南・野洲市◆

  春季企画展「竹工芸 杉田静山の世界」が、四月二十九日から六月四日まで野洲市の銅鐸博物館(野洲市辻町)で開かれる。

 同展は、野洲市在住の滋賀無形文化財保持者(竹工芸)・杉田静山氏の作品や作家活動のあゆみを一堂に紹介するもの。 その作品は、しなやかな編組の技量と伝統的な格調ある高度な技術を用い、竹のしなやかさを生かし、繊細さと優美さを兼ね備えた作風に特徴がある。同展では、日展、日本伝統工芸展の入選・受賞作品をはじめ約五十点を展示する。

 料金は大人二百円 学生百五十円 小中生百円。

 関連企画としてギャラリートーク「籠作りの道」杉田静山氏(手話通訳有り)を五月七日午後二時から開く。

 問い合せは、銅鐸博物館(電話077-587-4410)へ。

▲杉田静山氏


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市役所ロビーで公開

陶淵明の竹書「桃花源記」

=中国・常徳市からの記念品=


▲中国常徳市から贈られた漢詩人陶淵明の「桃花源記」(東近江市役所本庁舎一階ロビー)
◆東近江・東近江市◆

 東近江市役所本庁舎一階ロビーにこのほど、友好都市・中国常徳市から贈られた漢詩人陶淵明の竹書「桃花源記」(縦五〇センチ、横一五〇センチ)が飾られた。

 中国常徳市とは、平成六年から旧八日市市が協定を結び、使節団や研修生の相互派遣などで友好を深めており、合併後も継続して交流を図るため、昨年七月、中村功一市長を団長とする友好親善使節団が常徳市を訪問し、改めて友好都市協定を結んだ。この際、東近江市から信楽焼のたぬきの置物を、常徳市からは漢詩人陶淵明の竹書が調印記念品として贈られた。

 市では、「桃花源記」の竹書を多くの市民に見てもらうことで「中国文化に親しみ、友好都市・常徳市への関心を高めてほしい」と、十月三十一日まで公開することにした。

 なお、竹書は細長い竹の札を並べた書物のことで、常徳市には「桃花源記」ゆかりの「桃花源」という名所があり、桃の花が美しい観光名所となっている。


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子どもたちのSOS

虐待ほっとライン専用電話

=こども家庭課に設置=



▲虐待ほっとラインのカードとリーフレット
◆東近江・東近江市◆

 子どもたちのSOSを受け取る「虐待ほっとライン専用電話」が、東近江市こども家庭課に設けられ、電話番号を周知する「ほっとラインカード」が市内の小学児童に配布された。また、虐待防止に向けたリーフレット「子どもを虐待から守ろう」も作成し、地域住民、関係機関等に配布した。

 カードやリーフレットを手元に持つことで、子どもたちの心の支えとなり、SOSの勇気を与えるほか、身近にいる人々が虐待に気づき、子育てに悩む家庭を支えることによって、地域全体で子どもを守り育てていく社会を目指すもの。発行部数はともに八千枚。

 相談時間は午前八時半〜午後五時十五分。子ども用の電話番号は(0748―24―5687、FAX24―1052)、土・日曜は二十四時間相談の(077―562―8996)。

 子育てに悩む保護者、虐待を知って悩む人は、市こども家庭課(0748―24―5643、FAX24―1052)または市内各支所の福祉課、彦根子ども家庭相談センター(0749―24―3741)へ。


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月1回 市議会議員が勉強会

自民系の東近江市民クラブ

政策立案と監視機能強化へ
=毎月テーマ決め知識深める=


◆東近江・東近江市◆

 東近江市議会の自民系最大会派・東近江市民クラブ(畑博夫代表、十七人)は、今年に入って毎月一回、各回ごとに設けた課題テーマに沿って、担当部課長らから説明を受けるなどして、議員の能力アップに向けた勉強会を開いている。=写真=

 一市六町が合併し積み残した地域課題を抱える中で、面積は鈴鹿から琵琶湖まで県下三位、人口も十二万都市と一気に膨れ上がったことから、地域エゴをぬぐい去り、全市的な将来発展に向けた議論が必要として、議員自らの資質向上を目的に勉強会を開くことにした。

 住民の行政に対する意識、要望が多様化する中、議会(議員)が地域、住民の利益にどのように役立つのか、議会の役割や存在意義についての認識をなお一層深めることが必要、との会派内の意見一致をみた。

 さらに、議会が行政の監視役となる以上、議員には政策決定や予算決定について十分理解する能力が求められ、また、政策集団となる会派も市全体を見渡せる議員で構成することが求められる。

 長期的な視点に立った政策ビジョンを持たなければ、議会の存在意義は薄れる。それには、知り得た議会情報を公開し、住民と共に議論を深め、民意動向を測り知ることも議員活動の一つ。

 議会が監視機能とともに政策立案機能を発揮するには、行政執行部に負けないだけの政策論争も必要になってくる。この機能を十分に果たす上においても、会派内の勉強会で認識を深め、意見を交換する場を設定したことは、これまで以上の議会活動に期待がかかる。

 これまで、一月の「ケーブルテレビ」(担当・河並議員)、二月「介護保険・国民健康保険」(担当・小林議員)、三月「旧六町商工会問題」(担当・澤田議員)、四月の「観光」(諏訪議員)を終え、五月は「教育」をテーマに周防議員が担当することにしている。東近江市民クラブの構成メンバーは次の通り。敬称略。カッコ内は選挙区。

 【八日市】畑博夫、周防清二、中村肇、小林優【永源寺】河並義一、吉澤克美【五個荘】前田清子、寺村茂和、諏訪一男【愛東】澤田康弘【湖東】宮部庄七【能登川】杉田米男、大橋市三、田中信弘、川南博司【蒲生】加藤正明、大澤貢

 


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近江八幡市立総合医療センター落成

全国初本格PFIで建設・運営

=低層で高度・快適療養環境実現=


▲落成を祝って開かれた竣工式
◆東近江・近江八幡市◆

 近江八幡市だけでなく東近江地域の中核病院として地域医療に貢献してきた市民病院(出町)が、より高度で快適な医療サービスを提供できる「市立総合医療センター」(土田町)に生まれ変わる。平成十六年十月着工した建設工事もこのほど完了し、二十四日には竣工式が行われた。

 民間の資金とノウハウを活用し、効率的で質の高いサービスを提供するPFI方式を採用、設計段階からの取り組みは全国初で、全国モデルとしても注目されている。

 ゼネコン大手の大林組一〇〇%出資による特別目的会社「PFI近江八幡株式会社」が、設計・建設・市民病院解体と三十年間の管理・運営などを、総事業費六百八十二億五千万円で行う。市はこの間、三十年分割で返済しながら施設を借りるかたちで経営、三十年後に無償譲渡を受ける。

 施設は、約四万七千五百平方メートルの敷地に、延べ約三万三千九百平方メートルの鉄筋コンクリート五階建て。外観は市からの要望である「二階建てに見える五階建て」に沿って、二階部分から上下のタイルを色分けし、屋上を八幡瓦で葺くことで、盛り土と石垣の上に建つ近江八幡らしい景観をつくり出すデザインとなっている。

 一〇〇メートルの直線通路を「井」型に組む基本的な構造で、機能性をアップさせ、二十診療科目、病床四百七床での低層建築を実現させることができ、将来の改修などにも対応する。

▲広く、明るく、わかりやすい一階外来
 外来診療は一階に集中、二階は手術・リハビリ・管理施設、三・四階の病棟は一フロア四看護単位ずつ配置、五階は県内最大の人工透析センターとなっている。

 三階テラス四方にある四季の庭園や、自然光をたっぷり取り入れた「光庭」、小児科病棟や外来には県立大生が描いた生き物たちを子どもたちが触って遊べる壁画、高齢者にも認識しやすい黒地に白字の案内や大きな数字の標識、外国籍の人のための六か国語案内板など、やさしい心配りがいたる所に。

 また、災害拠点病院、高度救急医療施設としての免震構造やヘリコプター離発着場を備え、三日分のエネルギー自家供給能力を持つ。

 竣工式には、市・県・国の行政・議会、近隣市町、地元、建設など、関係者ら約百五十人が出席し、完成を祝った。

 井谷守PFI近江八幡代表取締役は「良品なサービスを安定して提供し、中核病院として、皆様に愛されるよう願います」と、また、川端五兵衞市長はこれまでの取り組みを振り返りながら、「いい病院を、いいかたちで開院したい」と、十月一日開院へ期待を募らせた。

 


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