平成18年5月5日(金)第14405号

◆全県◆
滋賀オンリーワンへのこだわり
ハンディ跳ね返す“負けず嫌い”
動き出した知事選-11-国松県政の実績(上)
=あったかホームなど全国でも注目=

◆大津・大津市◆
『イサム・ノグチ展』など多彩
=近代美術館が18年度企画展発表 =


◆湖南・野洲市◆
県無形文化財保持者の技紹介
「竹工芸 杉田静山の世界」
=野洲市銅鐸博物館 =


◆東近江・東近江市◆
目指せ! ちびっ子甲子園
第31回滋賀報知新聞社旗争奪
湖東地区春季学童軟式野球大会
=あす開幕 20チーム全国かけ長山で対決=


◆東近江・竜王町◆
育てる楽しみ味わう
手植え体験 参加者募る
=アグリパーク竜王=


滋賀オンリーワンへのこだわり

ハンディ跳ね返す“負けず嫌い”

動き出した知事選-11-〈国松県政の実績(上)〉
=「あったかホーム」など全国でも注目の福祉施策=




滋賀オンリーワン一覧
○環境ビジネスメッセ○マザーレイク21計画○湖国菜の花エコ・プロジェクト○湖国21世紀記念事業○琵琶湖のレジャー利用条例○環境こだわり農業直接支払制度○サマータイムの実験○県版経済振興特区制度の創設


▲2月23日に県庁で出馬表明の記者会見を行う国松知事
◆全県◆

 今回は国松県政二期八年の実績にスポットをあてて、その“光と影”を総括してみることにした。まずは光の部分からである。

 三期目の稲葉稔知事は、いかに京都に伍(ご)していけるか、琵琶湖をどう保全できるかーと自問自答する日々を続けた。その内省的な作業は、やがて“淡海文化の創造”として結実する。

 稲葉県政の“文化的鎖国”を解き放ったのが、国松善次県知事(68)だった。一期目の同氏は知事に就任早々、環境、福祉、経済、文化の四つの実験をぶちあげた。元県立大学学長の日高敏隆氏までもが「知事という行政の長が実験という言葉を使っちゃいけないんじゃないか。しかし面白い」と驚きを隠せない表情だった。また平成三年の世界陶芸祭での列車事故以来、とかくタブー視されていたイベントが復活し、県外から「最近の滋賀県は元気やな」との声が聞かれるようになった。

 とくに平成十三年三月の湖国21世紀記念事業は、単なる打ち上げ花火的なイベントではなく、二百を超える市民団体らが参加し、その後、環境や福祉で活躍するNPO法人が続々と誕生するきっかけになった。まさに国松知事のチャレンジ精神がいかんなく発揮された四年間だった。

 二期目は、環境施策にさえを見せた。とくに十五年四月に施行された「琵琶湖のレジャー利用の適正化に関する条例」は、外来魚のキャッチ&リリースを禁止するという全国にも類を見ないもので、県庁に全国の釣り愛好家などから二万件を超える意見が寄せられた。また十六年四月には「琵琶湖森林づくり条例」を施行し、環境へのこだわりを琵琶湖から森林まで広げた。さらに最近では、持続可能な滋賀の社会づくりを目指す構想づくりも進めている。

 また農業でも同年四月に全国で初めて「環境こだわり農業の直接支払(助成)制度」を創設、さらに「環境こだわり農産物認証制度」により、食の安全を求める消費者にアピールできる農政への転換を促した。

 ただし国松氏の持ち味は、むしろ福祉施策にある。全国的に知られる介護保険サービスの充実に加え、十六年度から始めた「あったかホーム」などもその一つ。これは地域の空店鋪を活用して、障害者、高齢者、子どもらのふれあいの場づくりを目指すものだ。

 国松氏は、戦争遺児だけに、幼少から母とともに辛酸をなめた。青年時代も通信制の大学出というノンキャリアで、しかも大阪府職員からの転身という経歴だけに、県庁生え抜き職員からは冷めた目でみられた。このハンディを跳ね返そうと、持ち前の負けず嫌いの性格に拍車がかかり、“滋賀オンリーワン”にこだわる発想にもつながっている。

【石川政実】


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『イサム・ノグチ展』など多彩

=近代美術館が18年度企画展発表 =



▲イサム・ノグチ「真夜中の太陽」
◆大津・大津市◆

 県立近代美術館(大津市)はこのほど、平成十八年度の事業予定を公表した。それによると企画展示の内容は、次の通り。

 ▽「生誕百二十年川端龍子展」(四月十一日〜五月二十一日)=日本美術院を舞台に日本画家としての地歩を固めた川端龍子は、のちに展覧会という「会場」において、観衆である大衆に訴える力を持つ作品を志向し、大作主義による「会場芸術主義」を掲げた。美術院を脱退し、昭和四年、自ら日本画団体・青龍社を創設。その生誕から百二十年という節目にあたって、異端ともいわれた龍子の画業を、代表作を通して振り返る。

 ▽「画家泉茂の写真展」(五月二十七日〜六月二十五日)=泉茂は津高和一らと並び、画家・版画家として関西の現代美術を代表する存在で、彼が一九六〇年代のニューヨークにて、作家の目でとらえた街角風景写真を詳しく紹介。

 ▽「イサム・ノグチ〜世界とつながる彫刻〜展」(七月八日〜九月十八日)=日本人を父に、アメリカ人を母にもつ彫刻家イサム・ノグチは、ニューヨークと香川県牟礼町のアトリエを拠点に、世界中を駆け巡り、石彫、金属や陶の彫刻を生み出し、また舞台芸術やインテリア・デザインから、庭園や遊び場などの環境デザインまで、幅広い分野で活躍した。彫刻は人と社会を結びつけ、人と周囲の環境に調和をもたらすと信じたイサム・ノグチの作品は、心に響く豊かなメッセージを秘めている。

 ▽「中ハシ克シゲ展」(九月三十日〜十一月十二日)=滋賀在住の現代美術作家、中ハシ克シゲの新近作展。戦争の記憶をテーマとする、近年の二大プロジェクト「On the Day Project」「ZERO Project」の紹介に加え、滋賀県ゆかりの特攻機をモチーフにした新作「OHKAー43b」を公開共同制作。

 ▽「第六十回滋賀県美術展覧会」(十一月二十五日〜十二月十日)=滋賀県芸術祭の一環として、第六十回「県展」を開催する。工芸・書道部門と平面・立体部門の二期に分けて展示などとなっている。問い合わせは、同美術館(電話077ー543ー2111)まで。


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県無形文化財保持者の技紹介

「竹工芸 杉田静山の世界」

=野洲市銅鐸博物館 =


▲杉田静山氏
◆湖南・野洲市◆

  春季企画展「竹工芸 杉田静山の世界」が、四月二十九日から六月四日まで野洲市の銅鐸博物館(野洲市辻町)で開かれている。

 同展は、野洲市在住の滋賀無形文化財保持者(竹工芸)・杉田静山氏の作品や作家活動のあゆみを一堂に紹介するもの。 その作品は、しなやかな編組の技量と伝統的な格調ある高度な技術を用い、竹のしなやかさを生かし、繊細さと優美さを兼ね備えた作風に特徴がある。同展では、日展、日本伝統工芸展の入選・受賞作品をはじめ約五十点を展示している。

 料金は大人二百円 学生百五十円 小中生百円。

 関連企画としてギャラリートーク「籠作りの道」杉田静山氏(手話通訳有り)を五月七日午後二時から開く。

 問い合せは、銅鐸博物館(電話077-587-4410)へ。

▲(昭和46年日展入選作品 滋賀県立近代美術館)「潮騒」


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目指せ! ちびっ子甲子園
第31回滋賀報知新聞社旗争奪

湖東地区春季学童軟式野球大会

=あす開幕 20チーム全国かけ長山で対決=


◆東近江・東近江市◆

 ちびっ子野球の公式戦マクドナルド・トーナメント「第三十一回滋賀報知新聞社旗争奪・湖東地区春季学童軟式野球大会」(滋賀報知新聞社・東近江市軟式野球連盟・湖東地区学童軟式野球連盟主催、東近江市教育委員会など後援)は、六日から三日間の日程で東近江市上大森町の長山公園グラウンドで開催される。

 今大会には、湖東地区(東近江・愛知支部)に連盟登録の学童二十チームが参加し、本社が贈る深紅の優勝旗をかけ、日ごろ鍛えた技と力を競い合う。大会に向けて先月開かれた抽選会で、参加チームの主将らは、全国に通じる公式戦とあって「全力を尽くす」と、互いの健闘を誓い合った。

 大会第一日目(六日)は、午前八時十五分から行われる開会式で、出場選手三百人が堂々の入場行進を行った後、冨田正敏大会名誉会長(滋賀報知新聞社長)と前田昭治大会委員長(東近江市軟式野球連盟理事長)の開会あいさつに続き、来賓の中村功一市長や吉澤克美議長、岡井真寿美教育長らの激励を受ける。

 参加二十チームの団旗を従え、八日市ビクトリーの福井真吾主将(八日市南小六年)が選手宣誓を行い、三日間にわたる熱戦の火ぶたが切られる。試合開始は午前九時。A・B・C・Dの四コートに分かれて、一回戦八試合ほかシードチームによる二回戦四試合を行い、初日はベスト8を決める。なお、雨天の場合は、開会式だけを御園小体育館で午前八時十五分から催す。予備日は十四日。

 二日目(翌七日)は、午前九時からA・B両コートで、三回戦四試合と準決勝戦を行い、決勝進出チームを決める。最終の三日目(十三日)は、午前九時から準決勝で敗れた二チームが三位決定戦を行い、同十時半から本社旗と県大会出場を懸け2強が死闘を繰り広げる。

 決勝戦を制した覇者チームには、深紅の優勝旗が滋賀報知新聞社から手渡され、準優勝盾と三位盾がそれぞれのチームに贈られる。今大会では、先に開かれた長山杯、スポーツ少年団交流の二大会で活躍した玉緒、市原、能登川西、秦荘、御園が上位をうかがうものとみられ、長峰、蒲生、ビクトリーも侮れない。

 今大会の優勝チームは、第十二回滋賀県体育協会理事長杯争奪小学生軟式野球大会を兼ねた第二十六回高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会「ちびっ子甲子園」の県大会(彦根球場で六月十、十一日開催)へ湖東地区代表としての出場権を獲得する。なお、全国大会は八月十二日から茨城県で開催される。


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育てる楽しみ味わう

手植え体験 参加者募る

=アグリパーク竜王=


◆東近江・竜王町◆

 竜王町山之上にあるアグリパーク竜王は、五月十四日に開催する「農体験教室〜田植え体験〜」の参加者を募集している。 

 同教室の田植え体験は、泥んこになりながらの手植えを主に、田植え機にも乗ったりと、都会では味わえない経験ができる。

 農作業でめいっぱい体を動かした後は、近江牛の串焼きと近江米のおにぎりをほおばり、疲れをいやす。また、秋には稲刈り体験も行われる。

 参加費は、大人・子どもともに一人二千五百円(昼食付き)。タオルや着替え、水筒などを持参する。

 参加申し込みおよび問い合わせは、アグリパーク竜王事務所(0748―57―1311)まで。 


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