平成18年5月19日(金)第14416号

◆東近江・東近江市◆
JICA 海外研修生が
能登川博物館を視察
=地域密着の館活動に注目=

◆東近江・東近江市◆
創立10周年を祝う
八日市南ロータリークラブ
地域社会への貢献さらに
=18団体へ「ふくろう基金」贈る=


◆東近江・東近江市◆
蒲生北小3、4、5年ヌルヌル体験
米づくりから学ぶ
=スクール農園で手植え=


◆東近江・東近江市◆
住居跡が密集、製塩土器も出土!
「中心的集落」改めて確認
=中沢遺跡・あす現地説明会=


◆東近江・東近江市◆
参加者募集
みんなでアイガモ放鳥
=池之尻町の愛鴨会=


◆東近江・東近江市◆
万葉の郷ぬかづか
環境こだわり米
=体験グループ募集=


JICA 海外研修生が

能登川博物館を視察

=地域密着の館活動に注目=



▲能登川博物館を視察する「博物館学集中コース」の海外研修生ら
◆東近江・東近江市◆

 日本国際協力機構(JICA)から全面委託を受け、国立民族学博物館(大阪府)と滋賀県立琵琶湖博物館が共同実施している「博物館学集中コース」の海外研修生がこのほど、東近江市山路町にある市立能登川博物館を視察した。

 博物館学集中コースは、発展途上国の博物館キュレイター(専門官)を対象に、館の運営に必要な収集・整理・研究・展示・保存に関する実践的技術の研修で、館間の国際ネットワークの構築と、自国の文化振興に貢献できる人材育成も併せ、今年四月から七月までの四カ月間、日本各地の博物館で視察、研修している。

 今回の目的は『地域密着の博物館活動』で、開館以来、常設展を置かず、住民参画型の企画展・体験教室を開いている能登川博物館の活動に注目。ペルーやタイなど九カ国十人のキュレイターたちが訪れ、開催中の企画展や収蔵庫を見学したほか、館の理念、事業活動等を熱心に聞き取った。

 質疑応答では「なぜ常設展示がないのか」「企画展示をいつ考え、どのようにして実践していくのか」「来館者はリピーターが多いのか」などの質問が次々と出され、同館学芸員との意見・情報交換を行った。

 JICAは、開発途上国に対する国際協力事業の一元的な実施機関として昭和四十九年に発足し、その後の特殊法人改革によって、平成十五年十月に「独立行政法人国際協力機構」に再編。政府開発援助(ODA)の実施機関となった。

 委託を受ける国立民族学博物館も、翌年に「大学共同利用機関法人 人間科学研究機構」の一機関となり、従来の総合研修から専門技術の向上と運営に的を絞った「博物館学集中コース」をスタート。研修生らが課題にしている地域資料の収集・整理・展示法を学ぶため、定評のある滋賀県立琵琶湖博物館と連携し、各地の先進的博物館を視察している。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


創立10周年を祝う

八日市南ロータリークラブ

地域社会への貢献さらに
=18団体へ「ふくろう基金」贈る=



▲八日市南ロータリークラブ創立10周年記念例会
◆東近江・東近江市◆

 八日市南ロータリークラブ(田中敏彦会長、会員六十人)は十七日、創立十周年を祝う記念例会を八日市商工会議所四階ホールで催し、この十年の歩みを振り返るとともに、記念事業で新しく創設した「ふくろう基金」の第一回支援金をボランティア団体に贈った。

 平成九年二月に設立の同クラブは、奉仕と友情を目的に環境美化、障害者支援、ポリオ撲滅運動、学童野球大会、中学生会議、少年野球フェスティバルのほか、ポリオワクチン購入のチャリティーバザーなどの活動に取り組んできた。

 十周年に向けては、会長スローガン「メイク・メモリー(思い出つくろ)」を設定し、記念事業として催したチャリティーゴルフ大会(参加二百二十人)で集まった浄財で交通安全飛び出し人形二百体を製作し、PTAに寄贈することにした。

 一方、五年間の継続事業で毎年総額百万円を贈る「ふくろう基金」へは、ボランティア活動に取り組む四十三団体から申請が寄せられ、そのうち青少年育成、子育て、福祉、まちづくりなど十八団体に支援金を手渡した。

▲奥居喜久子代表
 八日市点訳サークル「燈火」の奥居喜久子代表は、支援団体を代表して「視覚障害者に多くの情報が届けられるよう、大切に使わせていただく」と感謝した。

 田中会長は、創立後の十年を振り返りながら、記念事業の集大成が「ふくろう基金」とした上で、あいさつの中で「地域に奉仕される個人や団体に少しでも役立てればと設立させてもらった」と話し、活動ヘ敬意を表すると同時に、今後の活躍と健闘を願った。

 八日市南ロータリーの奉仕活動について、来賓の中村功一市長は、市民と行政が協力し合う協働まちづくりの推進モデルとして「行政に代わって市民を支援していただいている」と感謝し、今後のまちづくりへの積極参加に期待を寄せた。

 国際ロータリー第二六五〇地区の大久保昇ガバナーも「勢いのあるクラブとの印象が強い。会員一丸となって取り組む姿の表れではないか」と話し、スポンサークラブの東近江ロータリークラブの谷口良治郎会長も「協力し合って、まちづくりに貢献していきたい」などと十周年を祝った。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


蒲生北小3、4、5年ヌルヌル体験

米づくりから学ぶ

=スクール農園で手植え=



▲向かい合わせになりながらもち米の苗を手植えする三、四年生(蒲生北小学校のスクール農園で)
◆東近江・東近江市◆

 東近江市立蒲生北小学校の三、四、五年生約二百三十人が十六日、学校所有のスクール農園(約六アール)で、泥だらけになりながらもち米の苗を手植えした。

 農作業の近代化とともに農業の担い手不足が加速し、現代っ子たちが各家庭で米づくりに携わる機会も減ってきた。同小学校の児童のうち約九割が新興住宅地の長峰団地から通学しており、学校以外で農業を経験できる子は少ない。

 自ら作り、育て、収穫し、食べるという一連の体験を通して、農業の奥深さや食文化、また働くことの尊さを学んでもらおうと、同小学校では七年前から米づくりの体験学習を実施している。

 苗にとっては恵みの雨の中、靴下を履きズボンを膝までまくり上げた三、四年生約百六十人を前に、スクール農園の準備を整えておいた蒲生堂町・長澤善三さんが代かきなどの過程を詳しく説明。 

 長澤さんは、「昔はみんな手で植えていた。みなさんにも手で一株ずつ植えてもらうが、水や草の管理についてわからないことがあればいつでも声を掛けてほしい」と語り、田んぼに大きな石が入っていたことから「石やビニール、空き缶、プラスチックなどは田んぼにとって一番悪いもので、作物が育たなくなるので気を付けてほしい」と呼び掛けた。

 また、田植えサポートに来た滋賀蒲生町農業協同組合の職員らが「苗は二、三本ずつえんぴつのように持って土の中へ」と植え方のコツを伝授。

 カエルの合唱を聞きながら、初めて体験する三年生は「いや〜気持ち悪そう」と水田を前に悲鳴を上げていたものの、田植えの先輩である四年生の行動を見て思いきって順に足を踏み入れた。

 なかなか足が抜けず、勢いあまって尻餅をつく児童も見られたが、目印のひもに合わせて苗を丁寧に植えていき、作業が進むにつれて悲鳴も消え、最後には「ぐにゃぐにゃした感じがおもしろかった」と目を輝かせた。 

 校内でベテラン域の五年生は、総合学習の時間に自分たちが植えた苗の観察を行うとともに、米づくりの歴史や米の種類、農業を取り巻く環境問題など個々にテーマを決め年間を通して調べ、地元農家から直接話しも聞き学習を深めるという。

 今回、手植えされたもち米「滋賀羽二重餅」は約二百キロの収穫が見込まれ、秋の収穫時期にはさかけをし乾燥させた後、児童らが足踏み脱穀に挑戦する予定で、親子ふれあい活動の一環としてもちつきも計画されている。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


住居跡が密集、製塩土器も出土!

「中心的集落」改めて確認

=中沢遺跡・あす現地説明会=



▲当時の貴重品「製塩土器」
◆東近江・東近江市◆

 東近江市埋蔵文化財センターは十七日、今年二月から発掘調査を行っている同市佐野町の中沢遺跡(第十五次調査)から、古墳時代初頭から後期の竪穴住居跡六十六棟が見つかったほか、勾玉などの玉作り遺構と製塩土器が初めて出土した、と発表した。同遺跡は、隣接の斗西遺跡と合わせて一千棟もの住居跡が密集する県内有数の集落遺跡であり、今回の玉作り遺構、製塩土器の出土によって、湖東地域の中心的集落であることが改めて確認された。あす二十日に現地説明会が開かれる。

 見つかった遺構は、竪穴住居六十六棟、掘立柱建物九棟、土抗や溝など数件で、古墳時代初頭(二棟)から前期(二十五棟以上)、中〜後期(二十一棟)、後期〜平安時代(十一棟)にかけてのもの。このため、各時代の住居跡が重複して残り、建て替えの痕跡が見て取れる。

 また、古墳時代前期の竪穴住居から、製作途中の勾玉と玉作り材料である滑石(かっせき)の剥片七点が出土した。滑石は、加工しやすい軟らかな石材で、首長の装身具や祭祀に使われる。

 しかし、県内からは産出されないため、和歌山県などから原石を取り寄せたと考えられ、同センターでは「特殊な技術を持った人々が居住していたことを示すもの。工房が存在した可能性も考えられる」と話している。

 さらに、同時代後期の竪穴住居から作り付けのカマドが数多く出土し、その中から、当時は大変貴重な製塩土器が見つかった。

 これは、海水から塩を作る器で、固まった塩を入れたまま持ち運び、取り出す際に壊すパッケージの様なもの。形は地域や時代によって様々で、今回見つかったものは、丸底に弾丸型をした高さ十センチ、直径五センチの大きさ。外面にタタキ目模様があることから、和歌山・大阪方面から持ち込まれたと考えられている。

 これらの発見について、林博道県立大学教授は「質・量ともに愛知川流域一帯の拠点集落であったことが確認され、歴史解明に重要な手掛かりを与えるもの」と評価する。

 さらに、石野博信徳島文理大学教授は「竪穴住居の壁は普通、板か草だが、ここでは壁材を二重にし、その間に土を詰めて土壁にしている。このような例は極めて珍しい。その上、床が異常に焼け、火を使う工房の可能性が高い」と期待する。

 現地説明会は二十日午後一時半から。雨天決行。場所は、同市佐野町の市立能登川第一幼稚園南隣りで、駐車場は、同幼稚園または法堂寺遺跡公園駐車場。


中沢・斗西遺跡
 弥生時代後期から鎌倉時代まで約一千年間、連続して栄えたという県内有数の集落遺跡で、四十ヘクタールを越える広大な地には、確認されているだけでも一千棟以上の竪穴住居、掘立柱住居が密集している。また、東方三百メートルには、統治者と思われる最初の首長墓で、国内最古級の前方後方墳・神郷亀塚古墳(県指定史跡)があり、王の居住地であることが推定されている。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


参加者募集

みんなでアイガモ放鳥
=池之尻町の愛鴨会=



▲昨年のアイガモのようす
◆東近江・東近江市◆

 東近江市池之尻町の愛鴨会(代表・小林喜代次、会員十人)はあさって二十一日、同町地先の水田にアイガモの放鳥を行う。
 アイガモとともに米作りを楽しもうと昨年から取り組んでいる自然農法で、ことしは、昨年より三倍の九十羽のヒナを三反の水田に放つことにしており、その参加者を募っている。
 すでに水田には古代米の黒米とキヌヒカリの二品種の苗が作付けされており、秋には参加者みんなでおにぎり大会を楽しむことにしている。

 放鳥の参加は、当日午前十時から会場で受け付ける。場所は、国道三○七号線池之尻交差点東側の水田。同会では、アイガモとふれあいながらの楽しい農作業を家族で参加してみては、と呼びかけている。参加は誰でもよいが、先着九十人。問い合わせは、代表の小林さん(090-3859-9732)へ。

 


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


万葉の郷ぬかづか

環境こだわり米

=体験グループ募集=


◆東近江・東近江市◆

 農事組合法人「万葉の郷ぬかづか」(東近江市糠塚町)は、食と農業のつながりを考えてもらおうと、環境こだわり米を栽培、収穫するなどして、子供と一緒に農作業を体験する家族やグループを募集している。

 一グループにオーナー制一区画(一アール)の田んぼが提供され、田植え(今月二十八日)や稲刈り(九月下旬)、脱穀などを昔ながらの手作業で行う。同時にサツマイモを育て、芋掘り体験するほか、大型田植え機やコンバインの試乗もできる。

 田植えや稲刈りの時には、おにぎりや豚汁、米パン、ポン菓子が振る舞われ、秋には米パンづくり体験もある。参加費は一グループ一万円で、土産に環境こだわり米三十キロ、サツマイモ五キロ、米パンの盛り合わせが提供される。

 申し込みは二十二日までで、詳しくは万葉の郷ぬかづか(TEL23―6898)か、市役所農林振興課(TEL24―5660)へ問い合わせる。

 


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ