平成18年5月24日(水)第14420号

◆全県◆
国へ政策16項目を提案
県 19年度政府予算編成へ
滋賀の特性づくり打ち出す
=新規 子育て家庭の支援強化=

◆東近江・東近江市◆
八日市支部 子供の目線を重視
東近江市青少年育成市民会議
環境浄化や明るい家庭づくり
=ふれあい地域活動へ積極支援=


◆東近江・東近江市◆
先人の歩み知る
=まちの宝物!!=


◆東近江・東近江市◆
第36回能登川交通安全会総会
=地域発の組織 全国先進活動=


◆東近江・東近江市◆
河川敷で草花採集
観察後に押し花へ
ネイチャークラブ
=今年度初の活動=


◆東近江・東近江市◆
甲津畑小児童
=田植えにチャレンジ=


国へ政策16項目を提案

県 19年度政府予算編成へ

滋賀の特性づくり打ち出す
=新規 子育て家庭の支援強化=


◆全県◆


 平成十九年度の政府予算編成に向けて県は、滋賀の発展に欠かせない政策提案十六項目をまとめ、このほど国松善次知事や両副知事らが上京し、県選出の国会議員に説明するとともに、国の施策に反映されるよう支援を要請した。

 これに基づき県幹部らも関係各省庁に出向き、国の概算要求に組み込まれる予算確保や制度導入を目指し、基本戦略「県中期計画」に沿って、滋賀の特性づくりに必要な基盤整備や制度充実などに向けた要望活動を展開していく。

 分権時代にふさわしい経営の担い手として、地域の実情に即した政策展開を図っていくため、地方自らが政策立案能力を高め、新時代に応じた制度のあり方を積極的に政府へ提案し、県の取り組みを国の施策に反映していくことが狙い。

 提案のうち新規は三項目で、くらし安心一件、教育熱心一件、自治創造一件に分かれ、継続十三項目の内訳は環境四件、経済二件、暮らし三件、教育二件、自治と文化の創造で二件を提案している。

 新規では▽次世代育成支援対策の推進▽社会全体で子供の育ちを支える環境づくり▽不正軽油対策―を求めた。子育て家庭を社会全体で支援し、努力義務の三百人以下の中小企業で行動計画を策定する職場環境の整備ほか、支援対策推進センターの機能充実を促している。

 また、家庭教育力の向上に向け、県実施の「家庭教育協力企業協定制度」の全国展開や、国民運動「早寝、早起き、朝ごはん」へ地域の取り組みを支援する具体的施策の創設を提案している。

 継続提案の環境面では琵琶湖の総合保全、カワウ対策、プレジャーボート対策、暮らし安心面では地震防災対策の充実強化、警察官の増員、教育面では学校不適応児童生徒対策、環境教育・環境学習の推進、自治では地方分権改革の実現、人権擁護への施策推進などを要望している。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

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八日市支部 子供の目線を重視

東近江市青少年育成市民会議

環境浄化や明るい家庭づくり
=ふれあい地域活動へ積極支援=



◆東近江・東近江市◆

 東近江市青少年育成市民会議の八日市支部(小澤文吾支部長、構成四十九団体)は、このほど平成十八年度支部総会を開き、青少年の育成活動に功績を残した指導者らを表彰したほか、本年度の運動方針に沿って取り組む活動計画などを決めた。

 指導者顕彰で表彰を受けたのは、御園塾開設の渡邊義男さん、ガールスカウトの山田敦子さんと西沢和さん、青少年育成推進指導員の向井喜蔵さんと松吉桂三さんの四人。このほか、家族ふれあいメッセージコンテスト最優秀の坂田愛澄さん(応募当時・御園小六年)、優秀賞の中井航佑さん(同・八日市北小一年)と大槻香南子さん(同・同六年)が表彰された。

▲表彰を受ける坂田愛澄さん
 小澤会長は「子供の健やかな成長は大人の願い」とした上で「責任を持って子供を育てる環境づくりを社会全体で進めるため、市民一人ひとりの青少年育成運動となるよう頑張りたい」との方針を示し、家庭・学校・地域が一体となった活動へ協力を求めた。

 スローガン「伸びよう・伸ばそう・青少年」に沿って、子供の「生きる力」の育成と「心の教育」の充実を目指し、大人が青少年の良きモデルとなって「青少年の声に耳を傾け、温かく見守る姿勢こそ市民会議八日市支部に与えられた使命」と、青少年育成運動にまい進することを誓った。

 これらの運動方針から▽市民運動総合推進(愛のパトロール、リーダー研修、すこやかな家庭づくり、中高生の地域活動支援など)▽よい環境づくり推進(「青少年を守る店」推進、不審者・変質者へのパトロール充実、空き家・空き倉庫への点検パトロール)▽明るい家庭づくり推進(健やかな家庭づくり、毎月第三日曜日「家族ふれあいサンデー」の啓発)▽青少年活動促進(青少年主張大会、中・高生フォーラムの開催)▽地域活動推進(地区育成会の活性化・あいさつ運動)――の五本を柱にした事業に取り組む。


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先人の歩み知る

=まちの宝物!!=


▲先人たちの生きざまが詰まった町史を手にする師史の会・森田会長(東近江市鋳物師町の鋳物師公民館で)
◆東近江・東近江市◆

 東近江市鋳物師町自治会と鋳物師の歴史編さん委員会「師史(しし)の会」がこのほど、古代から近世までの先人たちの歩みと地域の成り立ちをまとめた「鋳物師の歴史〜第一巻〜」(A5判、一部カラー二百二十六頁)を発刊した。鋳物師町内の各家庭にはすでに配布され、先祖の足跡と息吹きが感じられる仕上がりに「まちの宝物ができた」と喜んでいる。

 この鋳物師町史「鋳物師の歴史」は、自治会単位のまちづくりを活性化させた旧蒲生町の施策「わがまち夢プラン推進事業」の補助金を活用して作成されたもの。

 編さんを担当したのは、鋳物師の歴史にかかわる古文書を読み合い現地調査にも取り組んできた「師史の会」(会員六人)。鋳物師公民館の書庫で保管されている史料約四百点や民家に眠っていた古文書などを解読し、町内外で聞き取り調査も行った。

 祖先の残した足跡を知ることで鋳物師をより深く理解し、これからのまちづくりに生かしてほしいとの願いを込め、師史の会メンバーや地域住民が協力して、後世に残したい一冊を約一年かけ昨年十二月に作り上げた。

 古代から近世までをまとめた第一巻は、▽鋳物師の概観▽古代・中世の鋳物師▽近世の鋳物師―の三章にわかれており、写真や絵図、日本の歴史と対比できる年表入り。

 四百年前の竹田神社の祭礼内容が記されている「祭礼小払帳」の中の“三村の御輿”との記述から、同神社にある能舞台の清掃中に見つけたという屏風絵に描かれていた三基のみこしとが結びつくなど、新たな発見もあった。

 地名の由来にも深く関係する鋳物技術者の居住の事実については、技術集団がいたという確定的な証拠がない中、同会メンバーがあらゆる方向から考察。中でも、平成十五年の盗難を機に竹田神社の木造男神坐像(平安時代前期作)を引き取った県立琵琶湖文化館の学芸員が、坐像の特徴から技術集団とのかかわりを説いた推論が興味深い。

 このほか、鋳物師区有文書「殿様御巡見日記」から読み取る領主を迎える村人の準備や現在の農地面積八十八ヘクタールとほぼ変わらない江戸時代の明細帳、近隣の村との水利争いの末に近江商人がため池(大溜と徳円谷溜)を寄付した経緯など、先人の暮らしぶりや苦労を垣間見ることができる。

 師史の会・森田英二会長(77)は、「昔の人たちが歩んできた生きざまを、この書から読み取ってもらいたい。先人のがんばりの上に我々があることを見つめ直してほしい」と語り、明治維新から現代までをまとめる第二巻の発刊に向け編さん作業を進めている。

 第一巻の作成部数は三百部。図書館など公共機関に配布済みで、販売も検討中。


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第36回能登川交通安全会総会

=地域発の組織 全国先進活動=



▲交通事故のない明るいまちづくりを目指す能登川交通安全会の第36回総会
◆東近江・東近江市◆

 東近江市やわらぎホール(同市躰光寺町)で二十日、交通安全意識の高揚と正しい交通ルール、マナーの確立に向けた『第三十六回能登川交通安全会総会』が開かれ、十八年度の事業計画・予算などが審議、可決されたほか、交通事故死者ゼロを目指した「総会決議」が承認された。

 能登川交通安全会は、交通事故のない明るいまちづくりに取り組もうと、昭和四十五年二月、旧能登川町の有志らにより発足した「能登川交通自治会」を前身にした組織で、春・秋の全国一斉交通安全運動や県民運動、早朝街頭啓発など様々な推進活動を展開している。また、女性部会や各自治会から選ばれた理事会メンバーも地域に密着し、自治会内の違法駐車防止運動などを実施している。

 このように、地区内に独自の組織をつくり活動するところは全国的に珍しく、県内では例を見ない取り組み。

 総会には、中村功一市長、橋爪秀夫東近江警察署長をはじめ、東近江地区交通安全協会長、地元市議会議員、各自治会交通安全関係者や区民ら約二百五十人が出席した。

 開会あいさつに立った小島敏秋会長は「啓発活動はもとより、交通安全施設の充実も図ってきましたが、依然、悲しい事故は無くなりません。歯止めを掛けるため、交通社会の一員としての自覚を高め、家庭や地域、職場で話し合ってほしい。そして、区民一丸となり、一層の交通安全運動に取り組んでいきましょう」と呼びかけた。

 このあと、地区の児童生徒による「交通安全作文発表」が行われほか、十七年度の事業・決算報告および十八年度の事業計画・予算などが審議、可決された。

 また、荻野こよ子副会長から「総会決議」が読み上げられ、「わが街ふるさと運動『交通事故NO!TOGAWA(のとがわ)』」をキャッチフレーズにした活動方針(シートベルト、ヘルメット、チャイルドシートの着用など五項目)が承認された。

 最後に、能登川中学校吹奏楽部によるアトラクションが開かれ、出席者らは、次代を担う子どもたちの健やかな成長を願うとともに、安心・安全なまちづくりへの意識を一層、高めていた。


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河川敷で草花採集

観察後に押し花へ
=ネイチャークラブ今年度初の活動=


▲佐久良川沿いの河川敷で草花を採集する子どもたち
◆東近江・東近江市◆

 地域の中での体験活動を通して子どもたちの五感を刺激する蒲生マックスクラブの一つ“ネイチャークラブ”が二十日、今年度初の活動となる「野草観察」を東近江市蒲生支所近くの佐久良川沿い河川敷で行い、観察用にと少しずつ摘み取った草花から初夏を感じた。

 身近な自然に触れることを目的としたネイチャークラブは、小学一年生から中学生までが所属している。野草観察には、クラブ員十九人と保護者・スタッフ合わせて計二十九人が参加した。

 講師を務めるNPO法人蒲生野考現倶楽部・森田英二理事長が「この一年間、みんなで仲良く楽しい活動をしていこう」とあいさつし、活動スタート。雨足が強まる中、子どもたちは「こんなんがあった」と互いに採集した草花を見せ合い、河川敷を走り回った。

▲採集した草花は押し花へ(蒲生公民館工芸室で)
 各自が袋いっぱいに集めた草花を蒲生公民館の工芸室に持ち寄り、種類別に分けた後、図鑑を使って植物の名前や特徴を詳しく調査。七草の一つ“ナズナ”や子どもたちももちを作ったことがあるという“ヨモギ”、お茶にもなる“ドクダミ”などが見つかり、子どもたちは採集した植物がどの季節に顔を出すものかについても学んだ。

 また、観察用に摘み取ってきた草花を、新聞紙とティッシュで挟んでいく押し花作りにも挑戦した。葉っぱの部分に何個所かハサミで切り込みを入れ、顔のように仕上げていた蒲生西小五年の奥田隆太くん(10)は「釣りが好きだから魚の種類なら分かるけど、今日は知らなかった花の種類も分かって楽しかった。サポーターさんもやさしくて頼りになるし、これからの活動も楽しみ」と話していた。

 今後、ネイチャークラブは、蒲生野の豊かな自然環境をフィールドに、ホタルコンサートやキノコ観察、かいどり大作戦、沖島で魚つり、石っころアート、綿向山登山を通して、子どもたちがあらゆる植物・動物との共生の魅力を体感する。

 


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甲津畑小児童

=田植えにチャレンジ=


◆東近江・東近江市◆

 東近江市立甲津畑小学校(久田喜一校長)でこのほど、全校児童三十人が田植えにチャレンジした

 農業体験を通して、食べ物の大切さや作物を育てる楽しさ、収穫する喜びを感じてもらおうと、総合学習の一つ「田んぼの学校」として行われ、児童たちのほか、教職員や保護者、地域住民など多くの人が参加した。植え付けるコシヒカリの苗と田んぼ(約二百十平方メートル)は、善意により住民から提供を受けたもの。

 裸足になった児童たちは、さっそく田んぼの感触を体感し、「ぬるぬるする〜」「足が抜けない」と大はしゃぎ。泥だらけになりながらも、一株ずつ丁寧に苗を植え付けていき、約一時間をかけて見事に完成させた。

 中には、田んぼのぬかるみで滑り、おしりを泥だらけにする児童もおり、みんなで楽しく笑い合っていた。

 体験した児童たちは「泥の中で動きにくかったけど、きれいに植えられたよ」と話し、秋の収穫を楽しみにしていた。

 


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