平成18年5月25日(木)第14421号

◆全県◆
豊かな海づくり
テーマを募集
=滋賀で全国大会=

◆湖南・栗東市◆
豊島クラスの埋め立て量
栗東市のRD産廃問題
6年過ぎても出口見えず
=住民 有害物の完全撤去求める=


◆東近江・東近江市◆
八日市は妖怪地で
妖怪陶芸教室
=製作者募集=


◆東近江・東近江市◆
能登川 和ねっと!
パソコン通じ社会参加を支援
家から外へ、ふれあう大切さ
=1人でも「喜び」増やしたい=


◆東近江・東近江市◆
笑門来福!お馴染み
善覚寺『ふるな寄席』
=28日午後2時から=


◆東近江・近江八幡市◆
観客を魅了「猫の島のお客さま」
金田ミュージカル劇団
ネコとネズミの友情と信頼
=客席と一体のフィナーレに=


豊かな海づくり

テーマを募集

=滋賀で全国大会=


◆全県◆ 第二十七回全国豊かな海づくり大会は、今年秋に滋賀県での開催が決まり、大会の基本理念や基本方針に添ったテーマを募集している。

 基本理念は「山から湖(うみ)まで、環境保全に取り組み、豊かな湖(うみ)を育てます」で、基本方針を▽水産資源の維持培養と豊かな漁場の再生▽特色ある琵琶湖漁業の継承と振興▽山から湖(うみ)までの環境保全活動の促進▽環境保全活動の取組や滋賀の文化の発信――とした。

 これらの理念と方針を踏まえた上で▽豊かで美しい湖(うみ)を未来に引き継ぐ▽湖(うみ)ヘの希望、夢を表現▽湖(うみ)の恵みへの感謝を表現▽湖(うみ)をきれいにすることの大切さ――を表現した内容を大会テーマに求めている。

 地域を特定する言葉(琵琶湖など)は避け、テーマ中に「湖」を使用する場合は「うみ」と読ませる。最優秀一点(図書カード三万円)、優秀三点(同一万円)、佳作五点(同五千円)を選ぶ。

 応募資格は小学生以上で、はがきに大会テーマ(複数も可)と住所、氏名(ふりかな)、年齢、職業(学校名・学年)、電話番号を明記し、今月末までに〒520―8577大津市京町4―1―1、県庁全国豊かな海づくり大会準備室(TEL077―528―3883)ヘ送付する。FAX(077―528―4899)、メール(umizukuri@pref.shiga.lg.jp)も可。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

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豊島クラスの埋め立て量

栗東市のRD産廃問題

6年過ぎても出口見えず
=住民 有害物の完全撤去求める=




▲完全解決を求めて県庁前で行われた住民団体「飲み水を守る会」の集会(3月)
◆湖南・栗東市◆

 戦後最大級の不法投棄である豊島問題(香川県)に匹敵するといわれる栗東市小野のRDエンジニアリング社の産廃最終処分場から致死量をはるかに超える硫化水素が発生して、六年が過ぎようとしている。産業廃棄物問題が知事選で争点の一つになっているが、解決の出口の見えない同問題を整理した。                            【高山周治】

 平成十二年七月、処分場から致死量二十数倍の硫化水素二二〇〇〇ppmが噴出し、県政を大きく揺るがした。県調査委員会は、地下水からダイオキシンやホウ素などの有害物質が検出されていたのに関わらず、十三年五月に「総じて問題ない」とし、処分場を覆土する方針を打ち出して、住民から猛反発を招いた。

 このため、県は同社に対して、場内における深掘箇所の是正など四項目の改善命令を実施させたが、これでは不十分として、昨年九月、十二月に処分場西の市道側でドラム缶の掘削調査をさせた。これは、住民団体が同社元従業員の証言に基づいて以前から要望していたものだ。

 その結果、現場からはコールタールや石油系の燃えかすなど詰まったドラム缶百五本、塗料の入った一斗缶六十九個などが、元従業員の証言通りに違法に埋められているのが相次いで見つかった。内容物と周辺土壌、浸出水からは、ダイオキシンや鉛、ホウ素、ベンゼンなどを国基準を超えて有害物質が検出された。

 地元住民はドラム缶が見つかったことから「県は有害物質の完全撤去を」と期待したが、この三月に同社に出された措置命令では、検出されたドラム缶と廃棄土壌の処分のみだった。

 栗東市によると、今もなお、処分場周辺の水質調査では、総水銀やヒ素、ホウ素、ダイオキシンが基準を超えて検出されており、「処分場の状況は何も変わっていない」という。

 地元の住民団体“産業処理問題合同対策委員会”の高谷清副代表は「汚染源原因が目に見える形で見つかった。分析結果や物的証拠からみて地下水汚染が進んでいることは明らか。元従業員は他にもドラム缶が埋まっているといい、県はドラム缶の拡大調査したうえで有害物を完全撤去すべき」と憤った。

 別団体の“地域環境を守る特別委員会”の早川洋行委員長は「県議会で『処分場の実態解明』請願が可決されたのに、場あたり的対応しかしてこなかった滋賀県行政の責任は明白である」と批判。

 これに対して県資源循環推進課は「ドラム缶の調査は西側平坦部から段階を踏んで実施してきた。全体調査するには根拠がないと難しい。また、住民不安を取り除くため県議会請願に沿って改善命令など実施させてきた」としている。

 このような現状に対して、知事選へ出馬を表明している三氏の主張としては、現職の国松善次氏(68)は「これまで改善命令をRD社に実施させてきたが、さらに栗東市と連携して解決に向けて全力を尽くしたい」と理解を求めた。

 また、滋賀県労連議長の辻義則氏(59)は「RD社が企業責任で全面撤去すべき。国に対しても法律に基づいて支援できないか要請しつつ、県の責任を果たす」と訴える。

 京都精華大学教授の嘉田由紀子氏(56)は「厳密なモニタリングによる汚染状況の把握と安全性の確保を求める行政的対応が課題であり、汚染物の『排出者責任』を追求すべきである。また国の法律活用も探りたい」と主張している。


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八日市は妖怪地で

妖怪陶芸教室

=製作者募集=


◆東近江・東近江市◆

 八日市商工会議所は、八月に催す開市記念祭「八日市は妖怪地」のイベントで、恒例の肝試しや百鬼夜行(妖怪仮装パレード)などのほかに、新企画「街角に妖怪」を設ける。

 これに先立ち、運営委員会メンバーほない会は、布引焼窯元で妖怪オブジェ陶芸教室を開き、製作者独自が考案したオリジナル妖怪(立体かプレート)を製作してもらい、出来上がった作品を街角に飾ることにした。

 陶芸教室は、今月三十日午後七時半から開かれ、参加費五百円で、二十六日までに八日市商工会議所(TEL22―0186)へ申し込む。


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能登川 和ねっと!

パソコン通じ社会参加を支援

家から外へ、ふれあう大切さ
=1人でも「喜び」増やしたい=



▲楽しく学びながら、社会参加を支援する「パソコンボランティア能登川 和ねっと!」のマンツーマン指導
◆東近江・東近江市◆

 パソコンボランティア能登川 和ねっと!(脇眞澄代表、東近江市乙女浜町)は、制約が多く、社会とのつながりが薄れがちな障がい者、高齢者にパソコン技術を伝え、社会参加の楽しさと自立の機会を支援するボランティアグループ。近年では、パソコン講座に加え、外出が難しい人への訪問指導やデイサービスセンターへの出張講座も開いている。

 和ねっと!は、旧能登川町社会福祉協議会が平成十三年に実施した「ボランティア養成講座」を修了したメンバー八人で発足したグループで、誰もが心豊かに暮らせる“やわらぎのあるまちづくり”に向けてグループ名を命名。パソコンをきっかけに、社会参加と自立支援を行おうと、能登川地区の市民を中心に現在、三十八人で活動している。

 代表の脇さんも養成講座を修了した一人。退職後に体をこわし、手術を受けた脇さんはいつしか「地域の役に立ちたい」という思いが募ったという。そんなある日、「ボランティア募集のチラシが目にとまったんです。一度目は躊躇したのですが、また目にとまって…、これは何かの縁だと感じました」と振り返り、半年にわたる本格講座を受講。十四年二月、修了仲間と共に和ねっと!を立ち上げた。

 主な活動拠点は、能登川地区にある障害者福祉センター水車野園で、毎週、障がい者対象の「火曜日講座」「土曜日講座」を開くほか、月二回の「高齢者講座」を設け、手づくりテキストを用いながらマンツーマン指導を行っている。

 また合間には、お茶を囲みながらの「和らぎ」時間があり、受講生らは「技術重視ではないので、楽しみながら上達できる」「趣向を凝らしたテキスト(旅行案内文の練習など)がお気に入り。引きこもりがちだったが、出かけるのが好きになった」と好評で、孫への手づくりカードを作った―という受講者もいる。

 このほか、外出が難しい在宅障がい者への訪問指導も始めた。ここでは、ペンタブレット(口でくわえたペンでキーボードを操作)や、トラックボール(顎でカーソルを動かす)でコミュニケーションを取る障がい者が受講しており、パソコンを通じて会話ができることの喜びを語っている。

 これらの活動について、脇さんは「世界中の人々とつながり、新しい発見があるインターネット、パソコンを通じて、社会参加の楽しさを体感してほしい。また、ハンデを乗り越える彼らの勇気を理解し、支援する人が一人でも増えるよう頑張りたい」と話し、現在、スキルアップのための勉強会に加え、ボランティア養成講座を開催中で、メンバーを募集している。
 なお、昨年、甲賀市にオープンした「寺子屋みなくち」も、甲賀市から通っていたボランティアスタッフが開いたもの。

 講座の申し込みは、東近江市社会福祉協議会能登川支所内・ボランティアセンターの澤田さん(0748―42―8703)へ。


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笑門来福!お馴染み

善覚寺『ふるな寄席』

=28日午後2時から=


◆東近江・東近江市◆

 落語家・桂九雀さん(写真)らを招いたお馴染みの『善覚精舎・ふるな寄席』が二十八日午後二時から、東近江市五個荘山本町の善覚寺本堂で開かれる。

 お寺を出会いと親睦の楽しい場にしたい―、そんな二橋信玄住職の願いから企画された同寄席も今年で十九回目、地元をはじめ市内外に多くのファンを広める。

 出演は、落語の魅力を語る桂佐ん吉さん、桂九雀さん、桂歌々志さんで、「つる」「厩火事」「佐々木裁き」「景清」を届ける。主催は、同寺が主体となる桂九雀とふるな寄席世話人会。

 木戸銭は、お茶とお菓子付で予約券千八百円、当日券二千円、小中学生五百円。お楽しみ抽選会が行われるほか、名物の「ふるな蕎麦」と「笑可酒」「笑麦酒」が百五十円で用意される。これらの収益金は社協など地域の福祉活動に寄付される。

 チケットなどの問い合わせは善覚寺(0748―48―2191)まで。

 


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観客を魅了「猫の島のお客さま」

金田ミュージカル劇団

ネコとネズミの友情と信頼
=客席と一体のフィナーレに=



▲観客を感動させたステージ――県立男女共同参画センター大ホールで――
◆東近江・近江八幡市◆

 近江八幡市の市民ミュージカル劇団「金田ミュージカル劇団」による「猫の島のお客さま」(市こども体験活動協議会主催)が二十一日、県立男女共同参画センター大ホールで開催され、客席を感動の渦に巻き込んだ。

 市内の小中学生十九人と保護者や地域の人たちによるすべて手づくりで、年間を通してミュージカル制作に取り組んでいる同劇団の発表ステージ。昨年に続く第二作目は「猫の島のお客さま」。旗揚げ公演の昨年は会場に入り切れないほどの観客が集まったため、今回は午後から二回公演での開催となった。

 会場には、出演者の家族や同級生、地域の人たち、学校関係者らが、団員の日ごろの取り組みの成果を楽しみに訪れた。

 ミュージカルは、仕事が楽しみというネコの島を舞台に、流れ着いた三匹のネズミが、ネズミであることを隠しながら、ネコたちに歌や音楽の楽しみを教え、それが評判となって王様の前で歌と踊りを披露することに。しかし、「命を守る」という約束で王様がネズミたちにの素顔を見せるよう求めた。ネズミたちが仮面を取ると、ネコたちが本性をあらわしネズミを捕まえようとする。しかし、王様は、仕事一途のネコの島に、歌や踊りを通して楽しいふれあいを教えてくれた功績をたたえ、ほうびを与えて友情を深め、島を去るネズミたちとの別れを惜しむというストーリー。

 舞台で繰り広げられる華やかな歌と踊り、心うつ芝居に、客席からは惜しみない拍手が送られ、フィナーレでは、大きな手拍子がステージと一つになって、会場を感動のハーモニーで包んだ。

 ステージを見終えた親子は、「とっても感動した」「みんな上手だった」などと、感想を話していた。

 同劇団では新規入団メンバー(キャスト・スタッフ)を募集している。市内の小学生一年生以上なら誰でも入団できる。会費一か月五百円。練習は毎週土曜日午後一時半から五時まで金田公民館・金田小学校体育館(平日の個人レッスンあり)。問い合わせは、金田公民館(TEL0748―37―7255)へ。

 


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