平成18年6月9日(金)第14434号

◆東近江・東近江市◆
ポルトガル語のポスト
「署長への手紙」 設置
=東近江署=

◆東近江・近江八幡市◆
住民・NPO・ボランティア畜産農家の協働
イノシシ対策で近江牛もPR
=白王町の里山 ボランティア募る=


◆東近江・東近江市◆
子供を守る環境づくり
東近江市地域教育協議会
安心安全へ危機意識を持つ
=研修会で「命が最優先」学ぶ=


◆東近江・東近江市◆
樹齢300年以上
「大茶樹」でお茶摘み
=政所の白木さん=


◆東近江・東近江市◆
おすすめできない「お手軽プラン」
家庭用端末機が製造中止
5年後にアナログ放送廃止
=CATV加入に再考=


◆東近江・日野町◆
安全第一に!
的確な消火・救出活動
日野消防署と合同訓練
=東洋アルミ日野工場で=


ポルトガル語のポスト

「署長への手紙」 設置

=東近江署=

▲東近江署に設置されている「警察署長への手紙」の投函箱

◆東近江・東近江市◆

 東近江署はこのほど、玄関横に日本語とポルトガル語表記の投函箱「警察署長への手紙」を設置した。

 同署管内に居住する約五、四○○人の外国人のうち、約三割に当たる一、七○○人が運転免許を所持しており、その多くが更新で窓口を訪れる。

 この来署の機会をとらえ、警察活動に対する外国人からの意見や要望等を手紙で集め、今年四月に署内に設置した外国人対策支援チームの活動に生かしていこうと、設置した。署で用意した書き込み用紙で誰でも投函できるが、来署する外国人のうちブラジル人が全体の約七割を占めることからポルトガル語の説明文を併記した。


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住民・NPO・ボランティア畜産農家の協働

イノシシ対策で近江牛もPR

=白王町の里山 ボランティア募る=



▲整備作業に汗を流す参加者
◆東近江・近江八幡市◆

 近江八幡市白王町の里山で、地元住民とNPOやボランティアの協働によるイノシシ対策と景観形成に向けた取り組みが、進められている。

 同市の西の湖と琵琶湖の間にある奥島山周辺では、近年、イノシシによる獣害に悩まされ、その対策に苦慮してきた。

 この付近の獣害は、雑木林や里山などの管理不徹底により、イノシシがそれまでの生息域だった山の上部から容易に農地や集落近くまで降りて来ることが可能になったことが、一因とされている。

 そこで、白王町住民とNPO法人おうみ木質バイオマス利用研究会、それにボランティアが、緑の募金の助成を受けて、イノシシ対策を兼ねて、里山保全、間伐材を使ったバイオマス発電などの活動に立ち上がった。

 二月から毎月四十人ほどが出て、低木の伐採を続け、五月からは大木の伐採や作業車用の進入道敷設などに取り組んでいる。整備作業も一段落する八月からは、地元畜産農家の協力で、約一ヘクタールの里山に近江牛の繁殖牛二頭を放牧する。

 これまで、県畜産技術振興センター(日野町)の牛を使った獣害対策や里山保全を目的とした放牧は県内各地で行われてきたが、民間の近江牛を放牧するのは、今回がはじめて。

 東近江地域振興局西部経営指導担当の寺本憲之課長補佐は、「これまでの放牧はまだ実験段階、ここでの放牧が本格的放牧の実践段階」と話した。また、放牧地は湖周道路に面し、交通量も多く、「里山の景観と近江牛のPRもでき、近江牛の消費拡大にもつながる」と、期待を寄せている。

 今月は二十四日に作業が行われる、ボランティア参加希望者は、近江八幡市役所農政課(0748―36―5514)へ。


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子供を守る環境づくり

東近江市地域教育協議会

安心安全へ危機意識を持つ
=研修会で「命が最優先」学ぶ=



▲安井健三氏
◆東近江・東近江市◆

 東近江市地域教育協議会(小澤文吾会長)の委員総会が六日に開かれ、子供たちを地域みんなで守り育てる環境づくりを目指して、加盟団体の情報交換、連携強化ほか、市内各地区で取り組む子供の居場所づくり「地域いきいき子ども塾」の事業展開などを決めた。

 同協議会は、昨年六月「地域の子供は地域みんなで育てよう」を合言葉に、学校・地域・家庭がそれぞれの役目を果たしながら、地域の子供を守り育てる環境づくりを推進する目的で設立さてた。

 市内十四地区の地域教育協議会代表、自治連合会代表、PTAや子供会、スポーツ少年団など子供関連団体代表、学校代表者など二十五人で構成されている。

 小澤会長は、考えられない事件が続いている中で「大人が何をするべきかを考えなければいけない。子供たちが安心して安全に暮らせる環境が求められている」と話し、子供たちが自ら考え行動できる場づくりに協力を求めた。

 総会に続いて開かれた研修会には、先生や地区委員、子供会などから約百人が参加し、今後の活動に生かそうと、滋賀県警防犯アドバイザー・安井健三氏の講演「子どもの安全を守るために」を熱心に聞いた。

 「指導する皆さんの手の中に子供の命が重くのしかかっていることを忘れず、子供の命を守ることが一番。不審者(身元の分からない人すべて)を周りに近付けない工夫(名札着用など)と、防犯意識の高い犯罪しにくい環境をつくる。事件発生時にマニュアル通りに行動できる訓練が必要」 「子供の犠牲は(親から手が離れ)単独行動が多くなる小学一年生に目立ち、子供を一人にしない学校の配慮と地域の連携が求められる」などと講演し、犯罪防止へは「人数でなく、確実に子供を守れる人が何人いるかで決まる」と締めくくった。


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樹齢300年以上

「大茶樹」でお茶摘み

=政所の白木さん=



▲樹齢300年以上の大茶樹から茶葉を摘み取る白木さん一家
◆東近江・東近江市◆

 東近江市政所町の白木駒治さん(71)が所有する県の自然記念物・大茶樹の新茶摘みがこのほど行われた。

 県内で最も古いものに属する在来種の古木で、樹齢は三百年以上。代々、白木家で大切に育てられ、お茶どころ「政所」のシンボルとして地域に親しまれている。

 約十二株が集まり、最も大きいものは株回り三十センチ、高さ一・九メートル、枝張りは東西七メートル、南北七・三メートルを誇る。

 特に今年は、「こも」と「もちわら」を茶樹に覆う駒治さん手づくりの囲いが新調され、若草色のみずみずしい茶葉が成長。日差しを遮ることで艶のある柔らかい葉が出来るようで、甘味のある最高の玉露に仕上がる。

 この日は、朝六時から家族と手伝いに訪れた親せきの七人でかごを持ち、会話に花を咲かせながら一芯二葉の新芽を手摘みしていき、夕方には約二十五キロを収穫した。

 駒治さんの妻、美和代さん(69)は「今年は温度や雨のかかり具合が良かったので、質の良いお茶が多く摘み取れました」と笑顔を見せていた。

 政所茶の摘み取りは初夏の風物詩となっており、十一日ごろまで永源寺東部地区で行われる。


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おすすめできない「お手軽プラン」

家庭用端末機が製造中止

5年後にアナログ放送廃止
=CATV加入に再考=



▲「お手軽プラン」は2、500契約で受付中止を周知する東近江ケーブルネットワークのパンフレット
◆東近江・東近江市◆

 今年十二月のCATV開局を目指している東近江ケーブルネットワーク株式会社は、今年三月末までの第一次募集で予約申し込みした世帯から加入申込書の受付作業を進めているが、予約した他のプランからお手軽プランに変更した場合は、端末機の台数に限界があると、理解を求めている。

 加入申し込みに際しては、利用料金と視聴サービス量を組み合わせた月額一、五○○円の最も安価な「ちょこっとプラン」から最高四、五○○円の「満足プラン」までの四つのプランの中から一つを選ぶようになっているが、「お手軽プラン(月額二、五○○円)」の申し込みについては、KCNの既設ターミナルで視聴できる湖東地区を除き、新規加入者は二、五○○件までに制限、それ以上の新たな申し込みは受付けないことにしている。

衛生放送はデジタルの
直接受信が利口?


 アナログとデジタル両方の地上波と自主番組、BSアナログの専門チャンネル(14ch)が視聴できるお手軽プランは、BSアナログ対応のホームターミナル(放送を視聴するための家庭用端末機)が必要になるが、BSアナログ放送は、地上波のアナログと同様に二○一一年七月で廃止されるため、各メーカーがすでに対応端末機種の製造を中止しており、入手は国内在庫数だけに限られている。

 このため、東近江ケーブルネットワークでは、三月末までに申し込みのあった「お手軽プラン」の予約件数二、五○○件分のホームターミナ
ルをメーカーに予約発注。これら予約分については契約者に配布することにしているが、それ以上の新たな申し込みについては、ホームターミナルを確保できないことから、受付の中止を決めた。

 現在の加入予約件数は、一万八、七四五件で、そのうち、ちょこっとプラン(月額一、五○○円)が四七%、次いでおすすめプラン(同三、一○○円)が二九%、お手軽プラン(同二、五八○円)一八%、満足プラン(同四、一○○円)が三%の順となっている。

 東近江ケーブルネットワークでは、十二月の開局時から、現行のアナログ放送と同時に地上波、衛星波ともにデジタル放送を送信する計画をしているが、デジタル放送を視聴するには、各家庭でデジタル放送対応のテレビかレンタルされるホームターミナルが必要になる。

 お手軽プラン専用のホームターミナルは、アナログの衛星放送にしか対応していないため、放送が廃止される五年後には、デジタル用に交換する必要があり、加入者は、必然的に他のプランに移行せざるを得ない。

 このプランは、すでにKCNのCATVを視聴している湖東地区の既設ターミナルが、そのまま使えるように考えられたもので、BSアナログ放送の廃止とともに見直される。

 このため、同ネットワークでは、向こう五年間にホームターミナル二、五○○台分の購入費を加入者のレンタル料(月額三八○円)で償却できるのかどうか採算性の問題も浮上しており、できれば、正規申し込みで他のプランに移行してもらい、リスクを軽減したいのが本音。

 ただ、全国の全世帯にデジタル放送受信機を購入しなさいという命令に等しい「一一年七月にすべてのアナログ放送を一斉廃止する」ということが本当にできるのかという指摘もある。今年三月末に起きた家電中古販売(PSEマーク)の例もあり、国会で再審議されるのではという見方もある。

 CATV加入の対応策として衛星放送については、自前のアンテナでデジタル放送を直接受信して観るのが利口かも知れない。おすすめプランは「ちょこっとプラン」。

 (畑 多喜男)

 


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安全第一に!

的確な消火・救出活動

日野消防署と合同訓練
=東洋アルミ日野工場で=




▲危険物を移動させる従業員
◆東近江・日野町◆

 危険物安全週間(四〜十日)に併せて、東近江行政組合日野消防署と東洋アルミニウム株式会社日野工場(日野町大谷)は七日、地震による爆発出火を想定した合同訓練を同工場内で実施した。従業員と消防隊員約百人が消火・救出活動を通して連携を密にし、危機管理と安全意識を高めた。

 アルミ粉末を製造・加工している東洋アルミニウム日野工場は、昨年十月に工場内での爆発火災により負傷者を出したことから、安全対策を抜本的に見直し、自衛消防隊(第一〜三分隊・設備分隊・外部対応分隊)の組織強化や全従業員が冷静・沈着・的確な行動がとれるよう防災技術の向上に力を入れている。

 二度と事故を起こしてはいけないという強い決意のもと、危険物安全週間に併せて、同消防署から指導を仰ぎ合同訓練を企画。当日は、工場内での生産を止め、従業員五十七人が参加した。

 震度六弱の地震により作業場が爆発出火したとの想定で、消防隊員と従業員間での情報伝達や活動指示などの過程を入念にチェックしながら、逃げ遅れた負傷者の救出と出火元の消火活動を繰り広げた。

 実践に即した緊張感が漂う中、従業員らは延焼した植え込みの初期消火や消火器材の運搬、危険物の移動などを迅速に行い、酸素ボンベを装着した消防隊員が命綱を付け作業場内へ負傷者の救出に向かった。

 作業場の消火活動では、従業員が援護消火にあたり、消防隊員がアルミ粉末の特性を踏まえ、不燃シートや従業員がバケツリレーで手渡した乾燥砂を掛け消し止めた。

▲作業場から逃げ遅れた負傷者を救出する消防隊員
 訓練前とは違って機敏さを増した従業員の動きに、同社幹部らは「当初よりもはるかに組織的で効率的な動きになった。これからも安全を最優先に取り組んでいく」と決意を新たにし、訓練の重要性を実感していた。

 同消防署・西良和副署長は「てきぱきとした動きができたと思う」と講評し、「危険物の恐ろしさを深く認識し、住民に安心・信頼され、模範となるよう取り組んでほしい」と呼び掛けた。

 続いて、同社技術開発部が講師を務め、消防署員に粉末が細かくなればなるほど少量かつ静電気などの小さなエネルギーで爆発するアルミニウムの性状や消火上の注意点、粉じん爆発を防止するための三原則などを解説した。

 実際に、水に含まれる酸やアルカリに反応して発熱・出火するアルミ粉末の燃焼実験や特殊なメタレックス消火器による消火も実演、消防隊員らは水や一般的な消火器は逆効果であることを改めて確認し、救出時に用いる器具から出る火花の影響などについても熱心に質問していた。

 


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