平成18年6月13日(火)第14437号

◆湖南・野洲市◆
知事選
財政再建は?大型公共事業は?
=3立候補予定者の違い明確に=

◆東近江・東近江市◆
小寺裕雄氏が県政報告
来春の県議本選へ早くも始動
岩永、山下国会議員らも激励
=国松知事「一緒に汗をかきたい」=


◆東近江・東近江市◆
通りに市場再現
本町パサージュ
=アーティストが出店=


◆東近江・東近江市◆
新町発足へ、9月議会に提案
=山上・青野 行政区画変更を調印=


◆東近江・東近江市◆
いにしえ偲ぶ 蒲生野短歌会
会場で読む作品を募集
船岡山「万葉まつり」メイン
=小・中・高も 新たに東近江市民賞=


◆東近江・竜王/日野町◆
6月議会開会
=竜王・日野町=


知事選

財政再建は?大型公共事業は?

=3立候補予定者の違い明確に=




▲討論会の後、固い握手を交わす3氏。左から国松、嘉田、辻氏。
◆湖南・野洲市◆

 十五日の県知事選挙告示を前に、マニフェスト型公開討論会がこのほど、野洲文化ホール(野洲市)で開かれ、立候補を予定している現職の国松善次氏、滋賀県労連議長の辻義則氏、京都精華大学教授の嘉田由紀子氏が、それぞれ作成したマニフェストをもとに県政課題について持論を展開した。
主な発言は次の通り。氏名の並びは発言順。

  【行財政改革
 嘉田氏 全ての県事業、公社、五〇%以上の出資法人の事業を、聖域を設けず徹底して見直す。新たな借金は、返済する元金を超えず、借金総額を減らす。二造林公社の借金は、債権放棄の要請を強力に進める。人件費は、総額二割・人員一割減らす。契約は、一般競争入札制度とし、随意契約は原則ゼロとする。企業誘致を積極的に行う。知事の退職金は全額受け取らず、報酬は二割削減する。

 辻氏 改革の物指しは、県民の目線で考える。県民の暮らしを守る上で、充実しないといけないところは充実する。県の人件費の削減については、滋賀に副知事二人制は必要ない。そして、滋賀県は奈良・和歌山と比べて、部長級、次長級の職員数が多すぎる。若者がまともに就職できない時代に、県の部長・次長級が、外郭団体に天下りし放題。ここにメスを入れたい。知事報酬については三割削減し、退職金は返上する。

 国松氏 「小さくて創造的な県庁」をつくる。とくに人員(警察官・教員除く)二割削減を目指す。平成二十一年には収支バランスをとる。要は県民と行政の間に新しい協力関係をつくる。市町村が合併したので、まず市町村に仕事をしてもらい、できないことは県がやる市町村優先の自治を築く。そして、国は地方に一切関与しない法律と、そのためきちんと財源をつくる自治基本法の制定を呼びかけたい。

 【ダム・新幹線新駅

 辻氏 国はダム建設については見直しの方向にあり、国が建設するダムについては基本的には中止すべき。治水については、ダムにかわる治水方策を考える。河床の掘削、堤防の上積みなど含めた公共事業に切り替えた方が、地域経済が元気になる。新幹線新駅については、なぜ一流企業に県民が二百四十億円を投じて駅をつくって寄付しないといけないか、県民の納得が得られない。新幹線新駅やダムの建設はきっぱり中止する方向で、見直しを進めるべき。

 国松氏 大型公共事業が十把一からげに悪いことみたいに言われるが、選択と集中が大事。琵琶湖は水を溜めるにはよいが、大雨が降るとなかなかひかない。琵琶湖に水を流さない信号待ちのダムが必要だ。新幹線新駅についても、(米原│京都駅区間が六十八キロ)日本一利用しにくい状況なので、早く駅をつくって利用できるようにする。決してムダでなく、やらないと後で悔いを残す。

 嘉田氏 新駅は立地の不便さ、財政難の中で大きな支出、県民に使いにくさの実態が知らされていない。需要は、ひかり・こだまが一時間に一本、ここに一日七千五百人の利用者は見込めない。次の時代に借金と利用しない施設を残しかねない。このため凍結する。ダムは、壊れない堤防や川を掘削、山の倒木整理など流域治水をし、水防組織をつくり、ダムに頼らない治水の方法を。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

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小寺裕雄氏が県政報告

来春の県議本選へ早くも始動

岩永、山下国会議員らも激励
=国松知事「一緒に汗をかきたい」=



▲200人が参加した小寺県議の県政報告会
◆東近江・東近江市◆

旧八日市市選出の滋賀県議会議員・小寺裕雄氏の県政報告会は、十日夜に八日市商工会議所四階大ホールに約二百人の支援者らを集め催された。二十三日には県議補欠選挙が旧八日市市と神崎郡で告示されることから、合併後初となる東近江市選挙区で行われる来春の通常選挙をにらみ、組織固めと支持拡大を参加者に呼び掛けた。一方、十五日告示の知事選に出馬する現職・国松善次知事への支援も。

 自民党会派に所属の小寺裕雄県政報告会には、岩永峯一衆院議員(前農林水産大臣)、山下英利参院議員(厚生労働委員長)、中村功一市長、吉澤克美議長らが激励に訪れ、県勢発展に取り組む国松知事ともども、県や地域発展に活動する小寺県議の貢献ぶりをたたえた。

 来春の県議通常選挙で「東近江市は四議席」とする岩永氏は、山下氏とともに「地域に密着した県政推進と市発展のため小寺氏を支援する」と語り、中村市長も「国・県・市のスクラムが大切。自民党政調副会長の小寺氏は市の課題を具体化してくれる人物」と期待を寄せた。

 国松知事も「東近江市を合併モデルにしたい」との意向を示し、地域づくり・自然環境・幸せ・平和を現場で考え解決する地方自治確立など、モデル創造立県へ「一緒に汗をかきたい」と語った。もちろん、知事選での勝利が前提とも。

 小寺県議は、この三年間を振り返って「第一に財政問題と向き合いながら、県の三分の一を占める農業、地域産業や教育に力を注ぐとともに、協働まちづくりへ国、県、市の役割分担をはっきりしたい」と、今後の議員活動へ方向性を示した。


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通りに市場再現

本町パサージュ

=アーティストが出店=


◆東近江・東近江市◆

 アーケード下に市場の賑わい再現する「本町パサージュ2006---アートが街にやってくる---」(実行委員会主催)が十日、八日市本町商店街で開かれ、大勢の人が訪れ賑わった。

 ことしは、市内外から応募した六十六人のアーティストが、手作りの木工品、人形、陶芸などの幅広いジャンルの手工芸を展示販売し、お気に入りの作品を買い求めたり、探したりして、そぞろ歩きを楽しんだ。

 また、中央のサンパーク広場では、煎餅や米パンなどのの地元特産品の販売コーナーが設けられた。まちかど情報館では、国立滋賀病院の看護師や栄養士による「まちの保健室」が開設され、健康の相談に乗ったり、体脂肪や骨密度の測定やカロリーのとりすぎ、血圧など健康管理の指導に人気を集め、大勢の人が詰めかけた。


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新町発足へ、9月議会に提案

=山上・青野 行政区画変更を調印=



▲中村市長(中央)立ち会いのもと、覚書に署名する山上町自治会長と青野自治会長
◆東近江・東近江市◆

 東近江市永源寺地域産業振興会館でこのほど、永源寺地区の山上町自治会と青野自治会による行政区画変更の調印式が行われた。

 青野自治会の区域は、昭和三十一年に始まった国営愛知川農業水利事業(永源寺ダム建設)により、ダム湖に水没する地域の代替地として、国が山上地区の所有者から土地を取得・提供し、開墾された地域で、山上町自治会とともに活動するほか、佐目、萱尾、青野住宅、ニュータウンの五集落それぞれで自治会運営がなされてきた。

 しかし、独立した行政区を望む声が強く、平成十五年に「青野自治会」として統合。旧永源寺町に区画変更の要望を提出したが、実現するまでに至らず、東近江市が未解決課題として引き継いできた。

 両地域が協議を重ねた結果、山上町自治会の理解により、長年の要望であった独立行政区への区画変更が合意され、調印式に至ったもので、覚書には「隣接する自治会として、防火・防災・人命救助等お互いが協力し、良好な自治会運営を図る」「公共の施設である道路、用排水路について、帰属区域に関わらず両自治会が協議し、適正な管理に努める」などが盛り込まれた。

 調印式には、山上町自治会から六人、青野自治会から九人、立会人の中村功一市長ら計二十三人が出席し、両自治会長、市長がそれぞれ署名押印、新町発足への覚書が交わされた。

 立会人である中村市長は「歴史に残るこの場に立ち会い光栄です。お互いの立場を認め合い、より一層親睦を深めてください」と話した。

 行政区画の変更と新町名は、九月の定例市議会に提案される予定。


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いにしえ偲ぶ 蒲生野短歌会

会場で読む作品を募集

船岡山「万葉まつり」メイン
=小・中・高も 新たに東近江市民賞=


◆東近江・東近江市◆

 この秋に催される第二十四回蒲生野万葉まつりに先立ち、同実行委員会は、同まつりのメイン「蒲生野短歌会」で読む作品を募集している。今回から小学生の部、中・高校生の部を新たに設けた。

 同短歌会は、毎年秋に東近江市野口、糠塚両町にまたがる万葉の森船岡山で開かれる蒲生野万葉まつりのメイン行事で、入賞作品が会場で読み上げられる。

 額田王(ぬかたのおおきみ)と大海皇子(おおあまのみこ)との相聞歌で知られる万葉の里・蒲生野にふさわしい作品や、ゆかりの地を題材に詠んだ短歌を募集している。

 一般の部へは、県内外や年齢に制限はなく誰でも応募でき、小学の部は市内の児童、中・高の部は市内在住・在学の生徒に限られる。出詠(応募)料は、二首一組で一般が千円、小・中・高は無料。

 審査会(選者・歌人の中野照子さん)で、蒲生野大賞、紫野賞、標野賞の各一首、特選(七首)と佳作(十首)ほか、今年から東近江市民賞(一首)を設けた。小学と中・高の部では優秀賞(一首)と入賞(五首)をそれぞれ選ぶ。

 四百字詰め原稿用紙(縦書き)の右半分に作品二首(一首も可)と、左半分に郵便番号、住所、名前(ふりがな)、年齢、電話番号を書き、出詠料(現金書留か郵便定額小為替)を添え、七月十四日(必着)までに〒527―8527東近江市八日市緑町一○―五、市教委生涯学習課内、蒲生野短歌会事務局(TEL24―5672)へ送付する。

 自作で未発表に限り、提出後の作品訂正は認めない。表彰式を九月下旬に開く蒲生野万葉まつり会場で行い、入賞作品(三十三首)を短歌集にまとめ応募者全員に配布する。

 


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6月議会開会
=竜王・日野町=


◆東近江・竜王/日野町◆

竜王町議会
一般質問は14日


 竜王町議会は五日に開会し、平成十八年度一般会計補正予算案や竜王町税条例の一部を改正する条例案など計十六議案が上程された。

 一般会計補正予算案の歳入歳出総額は一千七百三十万円で、主なものは▽篠原駅周辺部基盤整備事業負担金四百六十万円▽電算室改修工事三百三十万円▽福祉医療システム変更委託料二百五十万円▽総合運動公園自動火災報知設備修繕百十万円―など。

 十四日に一般質問が行われ、十九日に委員長報告後、採決し閉会となる。

日野町議会
水道料金アップ経過措置盛り込む


 日野町議会は九日に開会し、日野町上水道給水条例の一部を改正する条例案や同町企業誘致促進条例の一部を改正する条例案など計二十二議案の提案説明が行われた。十四、十六日に一般質問、十九日から二十一日まで各委員会での審議を経て、閉会日の二十六日に委員長報告を受け採決する。

 三月議会で「介護保険料や保育料、燃料、住宅ローンなど家計を圧迫する経済状況の中での二〇%値上げはきつく、一般会計から繰り出し、段階的な値上げを」との意見が多数を占め否決された水道使用料値上げに関する二議案が、今議会で再度提案された。

 提案内容は、前回のような口径十三〜百ミリメートルの一律二〇%値上げではなく、利用者の約七割を占め一般家庭に多い口径十三ミリメートルと二十ミリメートルに限り経過措置を設けるというもの。

 具体的には、平成十八年七月一日から同二十年三月三十一日までの一年九カ月間、基本料金は現行のままで、超過料金(一立方メートル当たり)を、口径十三ミリメートルの場合十一〜二十立方メートルで六十五円(前回の提案では百円)、二十一立方メートル以上で百六十五円(同百八十円)、口径二十ミリメートルの場合二十一〜四十立方メートルで六十五円(同百円)、四十一立方メートル以上で百六十五円(同百八十円)とし、値上げ率をほぼ一〇%に設定した。

 しかし、三月議会での提案時に、町が示した試算によると、平成十八〜二十二年度に建設改良費を大幅カットしても毎年平均して約八千万円が不足し、五年間で約四億円の赤字が見込まれるという。また、累積赤字も平成十六年度末で約六億円以上に膨らんでいる。住民代表や議会議員らで構成する「水道運営委員会」にも諮り、単年度赤字を解消するためにも十九年ぶりとなる平均二〇%値上げの水道料金改定案を作成したが、議会では賛成少数で否決。

 町は料金アップで年間約八千万円の収入増を見込んでいたが、今回の折衷案ともいえる経過措置の導入で、約二年間は当初の見込みより約五千六百万円減収となることが予想されるという。

 問題の先延ばしがさらなる住民の負担増を招かないか懸念する声もあり、六月議会での採決後、特例期間中に新たな解決策が見い出されるか目が離せない。

 


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