平成18年6月17日(土)第14441号

◆全県◆
スタートした 知事選
来月2日の投票まで17日間
=現職に2新人が挑む=

◆湖南・栗東市◆
国松正一栗東市長
2期目指して出馬表明
=今秋の栗東市長選挙=


◆東近江・日野町◆
―子育てと仕事のはざまで―
念願の学童保育所開設!
=桜谷地区に 「さくらんぼ」=


◆東近江・東近江市◆
棄権防止へミニ大凧
「投票率アップ」
=市役所に登場=


◆東近江・日野町◆
旅心をくすぐる約300点
今月末まで 「世界の玩具展」
=近江日野商人館で開催中=


◆東近江・近江八幡市◆
民間の経営手腕投入
近江八幡市総合医療センター
病院事業管理者を全国公募
=経営予測と交渉能力ある人材=


スタートした 知事選

来月2日の投票まで17日間

=現職に2新人が挑む=


◆全県◆

 任期満了に伴う滋賀県知事選は十五日に告示され、新人で京都精華大教授の嘉田由紀子候補(56)=社民支持=、三選を目指す現職の国松善次候補(68)=自民・民主・公明推薦=、新人で県労働組合総連合議長の辻義則候補(59)=共産推薦=の無所属三人が立候補した。新幹線栗東新駅やダム建設計画ほか、財政再建、県民生活、自然環境などを争点に、来月二日の投票まで十七日間の選挙戦が繰り広げられる。有権者は約百八万二千人(うち東近江市九万人)。

 嘉田候補は、「もったいない」をテーマに掲げ、財政再建(県民一人当り八十万円の借金)のため、新幹線新駅(二百四十億円)やダム建設(八百億円)などの無駄遣いを財政面・環境面から凍結する。琵琶湖と大地の自然の恵み、子供や若い人が育つ力を壊してももったいない。未来をつくる政治を求め、子や孫が喜べる将来を見据えた県政に取り組みたい。

 国松候補は、「住んでいてよかったと思える滋賀づくり」をテーマに、子供の未来、地球の未来、元気でぬくもりのあるまちづくりの三点を掲げる。新幹線新駅は地域を元気にすると強調し推進の立場を崩さない。県の現実をしっかり見つめ、二期八年の経験を生かしながら、県民の幸せを求め持続可能な社会づくりを目指す。

 辻候補は、「県民に開かれた新しい県政」をテーマに、新幹線新駅やダム建設中止などを訴え、税金の無駄遣いを前面に掲げる。福祉や教育、雇用問題などを充実させ、未来に希望が持てる滋賀をつくり、県民の暮しをしっかりサポートする県政にしたい。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

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国松正一栗東市長

2期目指して出馬表明

=今秋の栗東市長選挙=



▲市議会で出馬表明する国松市長
◆湖南・栗東市◆

 国松正一・栗東市長は十六日の同市議会で、任期満了に伴う今秋の栗東市長選挙(十月十五日告示、十月二十二日投開票)に二期目を目指して出馬することを正式に表明した。市議会の会派「新政栗東」の北野一郎市議会議員の質問に答えた。

 この中で国松市長は、新幹線新駅の設置を「市民の大事な資産を有効活用し果実を実らせるため基盤づくり」とする一方、「RD問題をはじめ多くの課題があり、道半ば。諸問題解決のため、市民が希望もてるまちづくりをする為、引き続き市政を担わせていただきたく出馬を決意した」と表明した。

 また、一期における成果として、「まちづくりの主役は市民」「行政はサービス業」「経営感覚のある市政運営」を推進したとし、具体的には市財政状況の積極公開やコミュニティーセンター整備、ISO認証取得、学校給食調理の民間委託、指定管理者制度導入、新幹線新駅とまちづくりを挙げた。


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―子育てと仕事のはざまで―

念願の学童保育所開設!

=桜谷地区に 「さくらんぼ」=



▲おやつの時間はみんなで一緒に「いただきます」と手を合わせる(日野町桜谷小体育館内ミーティングルームで)
◆東近江・日野町◆

「ただいま」と言えば、すぐに「おかえり」と家庭のような温もりのある声が返ってくる―。働く母親や一人親家庭などの保護者の強い思いと熱意が地域を突き動かし、日野町内で唯一なかった桜谷地区に学童保育所「さくらんぼ」が誕生した。

●保護者の強い思い

 子どもの小学校進級により「このままでは仕事を辞めざるをえない」と働く母親の切実な訴えが発端となって、昨年五月に桜谷小学校へ通う児童の保護者ら有志九人が集まり「桜谷地区に学童保育所を作る会」を発足した。

 同会の一員また一保護者として学童保育所の開設に尽力した保護者会・西河健会長は、働く親の子育てと仕事の両立の苦悩に共感しつつ「家には祖父がいて安心だが、学校から帰ってきた子どもたちがテレビを見ながらお菓子を食べてゴロゴロしている姿を見たとき、学年の枠を越え一緒に学び遊べる場所があればと強く思った」と振り返る。

●地域に理解求める

 そこで地域住民にも学童保育所の必要性を理解してもらおうと、昨年十月に地域説明会を開き、区長や地元町議会議員、学校関係者、民生委員らの協力も得て、サクラ咲く今年四月に公設民営の学童保育所「さくらんぼ」を開設、一年越しに親の願いを実らせた。

 開設場所は、町から借り受けた桜谷小学校体育館内のミーティングルーム(延べ床面積二十六平方メートル)。

 用具庫として使用されていた部屋を、保護者や指導員が必死に掃除し、不要になった机やロッカーをもらい受け、冷暖房器具は一切ないものの安心して過ごせる環境を整えた。

 入所対象者は小学一年生から六年生まで。現在の入所者は、四年生一人、三年生一人、二年生四人、一年生五人の計十一人。運営費は、町からの委託料と保護者が負担する保育料(一カ月当たり一律一万二千円)、その他事業収益などでまかなわれている。

▲兄弟・姉妹のように仲の良い児童ら
●「おかえり」の一言

 放課後、子どもたちはランドセルを背負ったまま同所にやって来て、指導員の「おかえり」という出迎えを受け、まず宿題に取り掛かる。

 最大の山場を超えると、待ちかねていた遊びの時間。体育館でボール遊びをしたり、部屋の中で絵本を読んだり、大好きなお絵書きに熱中したりと、自由に過ごす。

 家庭環境や興味・関心、発達段階、そして学年の異なる子どもたちが集団で生活する場であるため、同所は“けじめ”も重視し、おやつは時間を決め「いただきます」とみんなで一緒に手を合わせてから食べ、脱いだ靴をそろえるといった家庭で教えるしつけにも気を配る。

 四年生の女児は「にぎやかで、みんなで遊べるから楽しい。宿題も家でするよりも進む」と語り、中にはボランティアでやってくる滋賀文化短期大学の学生に会いたいからと習い事の日時を変更した児童もいたという。

●安心できる場に

 子どもたちの身の安全が保障されない世の中だけに、働きに出ている親たちにとって学童保育所は安心できる存在の一つ。子どもたちにとっても、学校・家庭とは別の第三の自分の居場所が築ける。

 西河会長は、「スタートしたばかりで課題も多いが、地域に開かれた学童保育所を目指して、親が本当に助かっているという声を地域に伝え知ってもらう活動にも取り組んでいきたい」と話していた。


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▲棄権防止とクリーンな選挙を呼びかけるミニ八日市大凧
棄権防止へミニ大凧

「投票率アップ」

=市役所に登場=



◆東近江・東近江市◆

 十五日に告示された知事選にあわせ、東近江明るい選挙推進協議会は、七月二日の投票を呼びかけるミニ八日市大凧を製作し、市役所庁舎内に展示している。

 二畳敷きの大きさで、大き青いリンゴの左右に二匹のリス、漢字の「標」の朱文字が大きく描かれている。リスが二匹でTWO(トウ)、票、リス、アップルで「投票率アップ」と読む判じ文になっている。

 青のリンゴでグリーンアップル(クリーンアップ)と読んでクリーンな選挙の願いを込めたおまけ付き。同協議会では、このミニ大凧を通して棄権のないようにと呼びかけている。


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旅心をくすぐる約300点

今月末まで 「世界の玩具展」

=近江日野商人館で開催中=



▲来館者の好奇心と制作意欲をかき立てる「世界の玩具展」(日野町大窪の近江日野商人館で)
◆東近江・日野町◆

 海外へ今すぐにでも飛び立ちたくなるような特別展「世界の玩具展」が、日野町大窪にある歴史民俗資料館“近江日野商人館”で開かれている。開催期間は、来館者らの要望にこたえて一カ月間延長されて今月末まで。

 同館では、これまで歴史・文化が詰まった全国各地の郷土玩具を紹介してきた。収集家でもある正野雄三館長は「各国に伝わる玩具を通して世界へも目を向けてほしい」と同展を企画し、「歴史や文化、芸術、暮らし、信仰心などが表現された玩具を見ていると、自然とその国への親しみがわいてくる」と語り、感性豊かな子どもたちにも見てほしいと願う。

 展示作品は、正野館長が収集した物以外に地域住民が提供した玩具も花を添え、三十カ国以上約三百点にのぼる。日野町の姉妹都市である韓国・恩山面やブラジル・エンブ市のほか、滋賀農業公園ブルーメの丘と関係の深いドイツ・ノイシュタット市との交流のきっかけも知ることができる。

 日本のこけしがヒントとの説もあるロシアの有名な“マトリョーシカ”や現在サッカーワールドカップで盛り上がるドイツのエルツ地方で三百年以上の歴史を誇る“くるみ割り人形”、持ち主が欲しい物のミニチュアを人形にぶら下げると願いをかなえてくれるというボリビアの福の神“エケコ人形”、大阪万博の太陽の塔を思わせるガーナの“アンシャンテ族の子授け人形”、足の裏をなでると願いがかなうというアメリカの“ビリケン”など、現地の人々の願いも込められた印象的な玩具が並ぶ。

 また、透かし彫りが見事なバリ島の“影絵人形”や水中に人が入って操るベトナムの“水人形”、木魚のような音と本物そっくりの鳴き声が出るインドネシアの蛙、精巧な仕掛けに驚くドイツの餌をついばむ鶏など、手にとって動かしてみたくなる作品も多い。

 色使いや形の特色のほか、チェコスロヴァキアのトウモロコシの皮でできた人形や中国の竹の根っこを活用したお面、つる草の実を使ったサイパンの“ボージョボー人形”など現地の素材を用いた玩具も目を引く。

 愛知県から来た八十歳代の女性は「展示品を模して手編みの作品を作ってみよう」と制作意欲に火がつき、展示品を提供した地域住民は「家においている時は誰も気に止めないが、立派なケースに展示してもらい、値打ちがあがった。海外旅行のおみやげに買ってきてよかったと思えた」と文化価値を改めて実感していた。

 開館時間は、午前九時から午後四時まで。休館日は毎週月曜・金曜日。問い合わせは、近江日野商人館(0748―52―0007)まで。

 


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民間の経営手腕投入

近江八幡市総合医療センター

病院事業管理者を全国公募
=経営予測と交渉能力ある人材=


◆東近江・近江八幡市◆

 近江八幡市は、市立総合医療センターの十月オープンに向けてセンター全体を統括する「病院事業管理者」に民間で経営能力を培った人材を登用することを決め、全国から応募者を募っている。

 民間資金を活用した本格的PFI方式で建設された同センターは、施設やサービスなどの管理・運営を市から委託された特別目的会社「PFI近江八幡株式会社」(SPC)が三十年間行うことになっている。一方、市は総事業費六百八十二億五千万円を三十年分割で返済しながら施設を借りるかたちで病院事業を行う。

 新たに迎えられる病院事業管理者は、SPCとの交渉能力が求められる上、これまで以上の経営予測能力に長けていなければならないという判断から、医療の向上と経営健全化を確保するため、民間企業や地方公営企業の経営に携わった実績をもつ人材を経営トップに置くことにした。特別職扱いで、任期は四年(更新・最長八年)。

 応募は、所定の申込書、履歴書、業務経歴書、二千字以内の作文「21世紀の自治体病院経営のあり方について」を、「病院事業管理者応募申込書在中」と朱書きした書留郵便で、〒523―0892 滋賀県近江八幡市出町395 近江八幡市民病院事務部庶務課へ。応募期間は七月七日(必着)まで。

 後日、市長・病院幹部職員による公募選考委員会で選考され、七月中にも決定、任命される。

 問い合わせは、同庶務課(TEL0748―33―3151)まで。なお、応募申込書様式は市民病院ホームページ(http://www.city.omihachiman.shiga.jp/byoin/)からダウンロードできる。

 


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