平成18年6月26日(月)

◆大津・大津市◆
2万5千枚の写真で実物大のゼロ戦
「中ハシ克シゲ展」製作ボランティア募集
戦争の記憶、共有しませんか
=県立近代美術館=

◆東近江・東近江市◆
大凧まつりの楽しさ再現
入賞凧や参加凧の写真展示
=八日市駅ホール=


◆東近江・竜王町◆
第二の自宅で暮らしを楽しむ!
「木のおうちいっぷく家」
竜王町初 認知症高齢者専用デイサービス
=NPO法人いっぷくが7月1日開設=


◆東近江・近江八幡市◆
「すくすくの館」7月オープン
住み慣れた地域で介護支援
=近江八幡市 初の小規模多機能型=


◆東近江・安土町◆
不耕起田でちょっと変わった田植え
自然の力で米と夢づくり
=安土町で 市民グループや周辺住民=


2万5千枚の写真で実物大のゼロ戦

「中ハシ克シゲ展」製作ボランティア募集
戦争の記憶、共有しませんか
=県立近代美術館=



▲中ハシ克シゲ展「Zero Project.♯B11-124」(オーストラリア)
◆大津・大津市◆

 県立近代美術館(大津市)は、「中ハシ克シゲ展ZE ROs ―連鎖する記憶―」の今秋開催に向けて、製作(6月11日│9月中旬)に加わるボランティアを随時募集している。場所は同美術館スタジオ。

 この展覧会は、大津市在住の現代美術作家、中ハシ克シゲ氏が近年取り組んでいる参加型プロジェクトで、戦争体験のあるなしに関わらず、世代や立場をこえたコミュニケーションの場がうまれることが、作品の重要な要素となっている。

 具体的には、戦争の悲劇などが起きた場所、同じ日付に、日の出から日没まで現場を接写した約五千枚もの写真を貼りあわせ、巨大なフォト・レリーフをつくりあげる。今回のプロジェクトでは、特定のエピソードを持つ零戦のプラモデルを接写した約二万五千枚もの写真を貼りあわせ、実物大の戦闘機をつくりあげる。

 ▽制作期間=六月−九月中旬(休館日をのぞく、各自のペースで参加)

 ▽制作会場=滋賀県立近代美術館スタジオ(大津市瀬田南大萱町)

 ▽応募方法=随時受付中(作品完成次第終了となる)、往復はがきは、住所、氏名、年齢、電話(FAX)番号を明記し、県立近代美術館へ送付。Eメールは、件名に「中ハシ克シゲ展ボランティア希望」、本文に住所、氏名、年齢、電話(FAX)番号を明記の上、県立近代美術館へ送信する。

 ▽申込先=滋賀県立近代美術館「中ハシ克シゲ展ボランティア係」。〒520-2122大津市瀬田南大萱町1740ー1、Eメールsg-voice@mx.biwa.ne.jp、電話077-543-2111、FAX077-543-4220


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


大凧まつりの楽しさ再現

入賞凧や参加凧の写真展示

=八日市駅ホール=



▲八日市駅ホールで行われている大凧コンテストの入賞凧と参加凧の写真展示
◆東近江・東近江市◆

 今年の八日市大凧まつりのミニ八日市大凧コンテストで入賞した大凧とすべての参加凧の写真が八日市駅ホールで展示されている。

 今年も盛大に催された八日市大凧まつりのPRを兼ねて展示されているもので、駅ホールの天井空間には、判じもん賞に輝いた御園風神会の八畳敷大凧が大空に飛揚している姿に飾り付けられている。また、展示ケースには、大凧まつり大賞に輝いた姫風会(きふうかい)とジュニアデザイン賞のガールスカウト滋賀県支部第十九団の二畳敷。コンテストに参加した三十九チームすべての大凧の写真が並べられている。

 八日市駅ホールの天井には、八日市大凧が展示できるように工夫された設計が取り入れられており、階段を昇り降りする乗客やホールで待合いする利用客の目を引いている。

 また、展示ケース内では、今年のコンテストのようすがよく分かるように配置され、地域や職域で製作された力作のミニ大凧の出来映えや大凧まつりの雰囲気を再現している。展示は七月二十三日まで。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


第二の自宅で暮らしを楽しむ!

「木のおうちいっぷく家」

竜王町初 認知症高齢者専用デイサービス
=NPO法人いっぷくが7月1日開設=


▲ほぼ建設工事が終わり竣工を待つ「木のおうちいっぷく家」(竜王町林で)
◆東近江・竜王町◆

 人は人生という道を一生歩き続けなければならないからこそ、身も心もホッと一息つける場所を追い求める―。特定非営利活動法人いっぷく(岡山かよ子理事長)は、住み慣れた地域で自宅のようにゆったりと過ごせる地域密着型認知症高齢者専用デイサービスセンター「木のおうちいっぷく家」を、七月一日から竜王町林に開設する。

 高齢社会への突入で、特に中高年層は介護問題に直面している。介護される側もする側も笑顔で幸せな時を過ごしたいと願う気持ちは共通であり、人生の主役である自分自身がこう生きたいという思いが実現できる社会が求められている。

 たとえ認知症を発症しても、住み慣れた地域の中で生きる喜びが実感できる暮らしの場を提供したいと、いっぷくは昨年九月にNPO法人の登記を済ませ、同十一月からケアプラン作成など居宅介護支援を手掛けつつ、約二年かけて施設建設を進めてきた。

 理事長の岡山さんは竜王町の元保健師で、副理事長兼総括事務局長の貴多正幸さんは竜王町社会福祉協議会の元職員だったことから、同町内の福祉施策や高齢者に関する現状も熟知している。同じ志を持つスタッフが力を合わせ、これまで築いてきた経験と信頼関係を生かし、地域に恩返しできることをしたいと熱い思いを抱く。

 竜王町内では初となる家庭のような触れ合いが特徴的な小規模デイサービスセンター「いっぷく家」は、畑なども含めて敷地面積七百四十二平方メートルと広い。

▲利用者がサツマイモを植えたり畑仕事ができるスペースも確保(いっぷく家に隣接)
 木材をふんだんに使った平屋建て(延べ床面積百六平方メートル)の家はやわらかな木の香りが漂い、風呂場の窓から田園風景がのぞめる。自宅の雰囲気を大切にしようと仏間を設け、広いウッドデッキも併設。

 七月からは介護保険の要介護・要支援認定を受けた竜王町内の高齢者らを対象に、あらかじめプログラムを用意せず、昼食作りや畑仕事、鶏の世話など昔の生活を思い起こすような暮らしに重点を置いた取り組み・サービスを展開するという。

 岡山理事長と貴多副理事長は、「家は子どもからお年寄りまで異世代が集える場所。ゼロからのスタートだが、高齢者だけでなく、地域の人々や障害のある子どもたちにも気軽に寄ってもらい、ちょっといっぷくできる施設にしていきたい」と語り、温めてきた夢を実行に移す。

 また、同一日午前十時半から竣工記念シンポジウムを同家で開く。滋賀地方自治研究センター・北川憲司副理事長がコーディネーターを務め、県認知症専門指導師・赤沼フサ枝氏と竜王町民生委員児童委員・村田茂子氏、岡山理事長の三氏がパネラーとして、認知症について語る。定員は先着五十人。

 参加希望者は、二十六日までにNPO法人いっぷく事務局(0748―46―4686)へ申し込む。なお、二十八日以降の問い合わせは、同事務局(0748―57―2080)まで。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


「すくすくの館」7月オープン

住み慣れた地域で介護支援

=近江八幡市 初の小規模多機能型=



▲7月にオープンする「サポートセンターすくすくの館」
◆東近江・近江八幡市◆

 近江八幡市のNPO法人「子育てサポートおうみはちまんすくすく」(西元町 伊藤幸枝理事長)は、七月一日から新たに小規模多機能型居宅介護施設「サポートセンターすくすくの館」を開設し、地域密着型サービスをスタートさせる。

 市では介護保険制度の改正に伴い、第三期総合介護計画を策定し、できる限り住み慣れた自宅で介護が続けられるようにと、大規模施設ではなく、空き店舗などを活用した小規模多機能型居宅介護施設を平成二十年度までに市内に十三か所整備する計画で、「サポートセンターすくすくの館」は、その第一号指定事業所。市の指導・監督を受けて運営される。登録定員二十五人。

 「すくすく」は、五年前に子育て支援事業をスタート、以後、障害者や高齢者の支援にも取り組んできた。市からの補助金を活用して、施設を改修、介護度中重度の人を対象に、「デイサービス(通い)」(十五人)を中心に、「宿泊サービス」(五人)、「訪問サービス」を組み合わせ、健康チェック、入浴、食事、趣味、レクリエーションなどのサービスを、利用者にあわせて二十四時間提供する。

 伊藤理事長は、「小規模なNPOですが、サポーター登録二百五十人という仲間の輪が財産。これまでの経験を生かして、市民に開かれた事業を進めていきたい」と話している。

 開所式では、川端五兵衞市長や地元自治会、福祉関係者らが祝いに駆け付け、「時代の流れを先取りし、先駆者的役割を」と激励した。

 問い合わせは、NPO法人「子育てサポートおうみはちまんすくすく」(TEL0748―31―3460)へ。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


不耕起田でちょっと変わった田植え

自然の力で米と夢づくり

=安土町で 市民グループや周辺住民=



▲冬草が枯れた不耕起田に苗を植える参加者
◆東近江・安土町◆

 田を耕さず、水を入れず、手植えで、農薬や化学肥料を使わない、自然農による米づくりが、安土町西の湖畔のヨシ原にある田で、市民グループらにより行われている。

 環境とくらしのよりよいあり方を楽しく学び、まちづくりやひとづくりに取り組んでいる団体や個人のネットワークをめざしている「びわこ市民研究所」の菱川貞義さん夫妻を中心に、「東近江水環境自治協議会」や、自然・環境・農業・福祉・ビジネスなど融合をめざす「あんどプロジェクト」のメンバー、環境こだわり農業に取り組んでいる農家、自然農に関心ある一般市民らが、安土町内、近江八幡市、大津市、京都市などから集まった。

 冬草のすっかり枯れた乾田で、奈良県の赤目自然農塾で行われている農法による田植え体験がこのほど行われた。参加者は、枯れた冬草を踏み締めながら、土に鎌で十字の切り込みを入れ、苗床で直播き栽培され育ったコシヒカリの苗を、一本ずつていねいに「元気に育てと」声をかけ、条間四十センチ、苗間二十五センチと、通常よりかなり広めの間隔で、植えていった。

 田植えが終わってからはじめて田に水が入る。水は、西の湖からポンプアップして一旦ヨシ原の池に溜め、田に。さらに、下方の田へ順番に流れて、再び西の湖とつながる。今回、この田では「魚のゆりかご水田」にも挑戦することになり、ナマズやフナが産卵にやって来れるようにと、魚道も設置した。

 菱川さんは、「楽しく手間がかからず、自然の力を十分に生かした農法」と、楽しそうに話した。参加者も、周囲の水田とはまったく違う風景に戸惑いながらも、秋の収穫を楽しみに、黙々と作業を続けた。

 東近江水環境自治協議会の丹波道明さんは、「自然農を、耕作放棄地の解消や、環境・景観・生態系の保全、ニート・引きこもり対策、福祉や医療への活用、ビジネスへの展開など、多角的に結び付けたい」と夢を膨らませるとともに、「西の湖の自然豊かな風景をもう一度取り戻し、次代の人たちに伝えたい」と目を輝かせた。まさに、あんど(安土・and)プロジェクトたる由縁だ。 


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ