平成18年7月2日(日)第14454号

◆全県◆
県立アイスアリーナのスケート場
通年供用開始
=7月1日から=

◆東近江・東近江市◆
きょう投開票 知事選
県議補選(八日市市選挙区)も


◆東近江・東近江市◆
蒲生地区内で初!
離れでのんびり
=「小規模デイサービス七彩」=


◆東近江・東近江市◆
美しい葉の色変化
イワヒバの展示会
=百済寺境内で きょうまで=

◆東近江市・日野町◆
初企画
夏休みの自由研究にも最適!
「日野の天然記念物ツアー」
=定員30人 参加者を募集中=


県立アイスアリーナのスケート場

通年供用開始

=7月1日から=


◆全県◆

 これまで、六月三十日までの利用期間とされていた県立アイスアリーナのアイススケート場が、七月一日からは、季節に関係なく年間を通して供用されることになった。

 県立アイスアリーナは、県内唯一の屋内スケート場で、昨年度は平成十二年のオープン以来はじめて年間一般滑走利用者が五万人を超えるなど人気を集めている。

 これまでアイスアリーナは、アイススケート場として六月三十日まで供用し、七月から八月にかけてはアリーナ(体育館)としての併用となっていたが、利用者からアイススケート場として通年供用を望む声が数多く寄せられていた。

 こうしたことから、施設の有効活用と氷上スポーツの普及振興を図るため、通年利用に踏み切った。

 ▽七月一日〜九月二十九日までは、貸し切りのみの利用で時間は午前八時四十五分〜午後九時半まで▽九月三十日〜来年三月三十一日までは一般滑走が午前十時〜午後五時までで、貸し切り時間帯に利用がある場合は不可▽貸し切り利用は、午前八時四十五分〜午前九時四十五分と午後五時十五分〜午後九時半までが原則だが、これ以外の利用も可能。休館日は、十二月三十一日と一月一日、および八月より毎月第三木曜日の定期点検日。来年四月一日以降は未定。


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きょう投開票 知事選

県議補選(八日市市選挙区)も


◆東近江・東近江市◆

 知事選と県議補選は、二日に投開票される。知事選では、政党の暑い組織に守られた現職に新人二人が挑み、県議補選の八日市市選挙区(被改選数一)では、元職と新人がし烈な選挙戦を展開してきた。選挙結果は、今後の県勢発展を左右するばかりか、東近江市のまちづくりに大きな影響を与えるだけに、市民にとって大事な選挙となる。

 知事選で最大の争点となった新幹線新駅で、現職の国松善次氏(68)=自民・民主・公明推薦=は「推進」、新人で共産推薦の辻義則氏(59)は「中止」、新人の嘉田由紀子氏(56)=社民支持=は、当初「凍結」だったが、中盤から「ストップ」に切り替え、現職との対立色を強めてきた。有権者は約百八万二千人(うち東近江市九万人)で、投票率は四〇%前後とみられる。

 県議補選(八日市市選挙区)では、新人の山田実氏(55)=民主推薦=が「暮らしを支える東近江の自治モデルを共に考え、県政に新しい風を持ち込みたい」と呼び掛け、自民元職の中島敏氏(58)は「東近江の発展のため一から出直し、県議経験を生かし恩返ししたい」と訴えてきた。

 投票は、二日午前七時から午後八時まで市内二十八か所で行われ、午後九時から聖徳中体育館で即日開票される。県議補選の投票率は、知事選より低くなる見通し。有権者数は三万四千八百七人。


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蒲生地区内で初!

離れでのんびり

=「小規模デイサービス七彩」=



▲「ようさんあるな」と品数の多い昼食を職員らと楽しむ利用者ら(東近江市大塚町で)
◆東近江・東近江市◆

NPO法人 七彩が開所
 民家の離れのような雰囲気の中でのんびり居眠りできる場所を―。特定非営利活動法人七彩(清水淳子理事)が、東近江市大塚町に「小規模デイサービス七彩(なないろ)」を先月十日に開所し、ストレスをすべて取り払ったくつろぎ空間で高齢者が職員とともに穏やかなときを過ごしている。蒲生地区内でNPO法人が地域密着型ケアを手掛けるのは初めて。

 大規模な介護施設で働きながら利用者との触れ合いを通して多くのことを学び取ってきた一方、清水理事は管理者の目線を忘れてはならない現実との狭間で「自分はもっとやさしかったはず」と問い返すときがあったという。

 ふと立ち止まった瞬間が転機となり、同じ思いを抱き介護の仕事に携わっていた仲間たちが集結。昨年四月、旧蒲生町が民間活力を導入した地域密着型ケアの浸透を図ろうと“介護保険サービス起業者”を募集した際に、「次世代の負担にならない十年後に向けての小規模拠点をつくりたい」と手を挙げ、同年十二月にNPO法人の登記を完了、翌十八年五月に東近江市から介護保険事業所の指定を受けた。

 高齢者だけでなく子どもたちも含めてみんなのたまり場にしたいと、東近江市大塚町にある民家の離れを解体し、壁以外に天井も珪藻土を使う自然素材にこだわった平屋建ての新たな家を約八カ月かけて建設。

 離れの雰囲気を大切にした家は、開放感が増す高い天井とふんだんに用いられた木の造りが訪れた人の心を和ませ、和室やベッドが備え付けられている休憩室、グランドピアノも完備している。また、少し低めに作られた棚は、子育て支援事業の展開を想定して絵本の読み聞かせもできる。

 介護福祉士や介護支援専門員、看護師、介護経験のある調理師ら資格を持つ専門職員五人とともに、少人数の利用者で過ごす七彩の利用定員は一日十人で、認知症にも対応する。

 現在、介護保険の要介護・要支援認定を受けていない人も含めて三人の高齢者が利用しており、一人ひとりの表情に気を配り、過干渉にならないよう自発的な動きに合わせた柔軟な対応ときめ細やかな配慮に重点を置く。

 介護する人される人という垣根を取り除いたくつろぎ空間では、ソファにゆったりと腰掛けた利用者が職員との会話を楽しんだり、回想療法にも通ずるような利用者同士が共通の思い出話に花を咲かせたり、孫や家族の喜ぶ顔を想像しながら手芸品づくりに没頭したりと、思い思いの時間を過ごす。一日一回はゲーム感覚で軽い体操にも取り組み、腹筋・背筋の衰えを防ぎ、基礎体力の維持も忘れてはいない。 

 愛犬を連れてやって来た地域住民は「情熱の固まりのような人たちがようやく夢を実現させた」と語り、「がんばっている職員さんをできるだけ応援していきたい」と新たな一歩にエールを送る。

 清水理事は「人は息を引き取る寸前まで力を持っていて役割があり、最後まで尊ばれる存在であるという思いを具現化したい。自分たちは不完全な者であるからこそ、誰かの力を借りながら助け合って生きている。何かをしてあげようではなく、職員も利用者も豊かな顔でくつろげる場にしていきたい」と話していた。

 小規模デイサービスの利用日時は、月曜日から金曜日まで午前九時〜午後四時半までで、土日は地域のサロンや子育て支援事業の拠点施設として活用していく方針だという。詳しくは、NPO法人七彩(<CODE NUM=013E>0748―55―8105)へ。


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美しい葉の色変化

イワヒバの展示会

=百済寺境内で きょうまで=



▲百済寺境内で開かれているイワヒバ展示会
◆東近江・東近江市◆

葉の色や形の変化に楽しみがある、イワヒバの展示会が百済寺境内で開かれている。きょう二日午後四時まで。入場無料。

 日本巻柏(いわひば)連合会滋賀支部(外村宗一支部長)が十年前から毎年、夏と秋に開催しているもの。

 イワヒバは、その名のとおり自然界では、山間の岩場に成育する樹木で「岩松」や「長生不死草」とも呼ばれ、戦国時代には薬草として用いらたという記録がある。江戸時代からは観葉植物として栽培されるようになり、現在、約四百種の園芸品種が登録されている。

 今回展示されているイワヒバは、支部会員十五人が丹精込めて育てている樹齢十年から百年の逸品合わせて約百鉢を並べている。その多くが突然変異により葉が変形、変色したもので、中には平成十七年度の全国展示大会で特別優秀賞や最優秀、優秀のタイトルを獲得した作品も含まれ、愛好家の関心を集めている。イワヒバの愛好者は関東地域に多く、現在は、その人気が全国に広がりつつあるという。

 葉はヒノキのような形で樹高は三十センチまでと低く、葉の広がりや形、濃い緑から黄緑、黄色に変化する葉色のグラデーションが美しい。花のような鮮やかさは少ないが、歴史ある山寺の境内の雰囲気にぴったりの展示会になっている。

 会場では、希望する人に苗木(一本五百円から)を即売しているほか、栽培の相談にも乗っている。


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初企画

夏休みの自由研究にも最適!

「日野の天然記念物ツアー」
=定員30人 参加者を募集中=


◆東近江市・日野町◆

 日野町と日野町グリーン・ツーリズム推進協議会は、日野町内の天然記念物すべてを巡る「親子でめぐろう!日野の天然記念物ツアー」の参加者を募集している。開催日時は、八月十八日午前十時から午後四時まで。

 同ツアーでは、あまり目にすることのない“熊野のヒダリマキガヤ(大正十一年十月指定)”と“鎌掛谷ホンシャクナゲ群落(昭和六年三月指定)”、“綿向山麓の接触変質地帯(昭和十七年九月指定)”、“鎌掛の屏風岩(昭和十八年八月指定)”、“別所高師小僧(昭和十九年十一月指定)”―という五つの天然記念物に触れ、同町内の自然の神秘を知り感じてもらおうと初めて企画されたもの。

 当日は、午前十時に南比都佐公民館に集合し、マイカーで移動しながら高師小僧から屏風岩、ホンシャクナゲ群落を回り、昼食後、接触変質地帯とヒダリマキガヤを見学し、グリム冒険の森で一日の思い出にキーホルダーを作る。ちょうど夏休み中の子どもたちの自由研究にも最適。

 参加費は一人五百円(お茶付き弁当注文の場合は別途六百円が必要)。定員は先着三十人。参加希望者は、参加者名・参加人数・住所・電話番号を記入し、電話またはファックス、Eメールのいずれかで申し込む。

 申し込みおよび問い合わせは、日野町役場商工観光課(0748―52―6562、FAX0748―52―2043、Eメールkankou@town.shiga-hino.lg.jp)まで。

 なお、日野町内で指定を受けている五つの天然記念物は次の通り。

 【別所高師小僧】地中の植物の根や枝の周囲に、土・水に含まれる鉄分が流れきて水酸化鉄として沈澱し、根などが腐りチクワ状の鉄の固まりになったもので、断面には年輪のような同心円文様がある。南比都佐公民館で保管中。

 【鎌掛の屏風岩】鎌掛の滝谷川沿い中腹に、屏風のような五十畳敷きの平らな大岩が立っている。珪化した砂岩と泥岩が三〜五センチの互層をなし、淡青黒色と灰白色の岩石の美しい幾何学的シマ模様が見る者をとりこにする。

 【熊野のヒダリマキガヤ】熊野地区に三株の指定木がある。ヒダリマキガヤはカヤの突然変異種で、同地区で初めて確認された。一見普通のカヤと変わったところはないが、長楕円形の種子は普通の種子よりも大きく、種皮表面にある浅い縦溝が通常は直線だが左巻きになっているのが特徴。

 【綿向山麓の接触変成帯】綿向山への一般登山道入口手前にある白い大岩をさす。古生層の石灰岩と粘板岩とが花崗岩の貫入によって変成し、ヘデンベルグ輝石や石榴石など多くの接触鉱物が混じって見られる。

 【鎌掛谷ホンシャクナゲ群落】鈴鹿山脈西側の鎌掛谷標高約三百十メートルに爺斧岨(やぶそ)川があり、この北斜面の約四万平方メートルの範囲に群落が広がる。高山植物であるホンシャクナゲが鎌掛谷のように低地にしかも群生しているのは全国的にもまれなこと。四月下旬から五月上旬に開花し、深紅や薄桃色など変化に富んだ花を咲かせる。 


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