平成18年7月6日(木)第14457号

◆全県◆
新幹線ノー29万票VS県議会の死闘
嘉田総攻撃へ自民県議団手ぐすね
血の雨ふる7月県会
怒る市民、嘉田新党の動きも
=記者座談会=

◆湖南・栗東市◆
栗東市でRD調査委員会
=県「全面解決」方針示さず=


◆東近江・東近江市◆
ありがとうの気持ち!
情熱の48時間 「七夕祭」
=7、8、9日 宮川自工で=


◆東近江・日野町◆
ビール片手に夕涼み!
「JAZZナイト」
=23日 わたむきホール虹で=


◆東近江・近江八幡市◆
ブルーやピンクに色付く花と
フルートの音色楽しむ
=長命寺紫陽花コンサート=


◆東近江・近江八幡市◆
地域連携と人づくり
八幡工業高校と近江八幡工業クラブ
成果発表と懇談会で交流
=相互活性へ確信の第一歩=


新幹線ノー29万票VS県議会の死闘

嘉田総攻撃へ自民県議団手ぐすね

血の雨ふる7月県会
怒る市民、嘉田新党の動きも
=記者座談会=



▲当選の美酒に酔った嘉田氏だが県議会や副知事人事など船出の波荒らし(2日撮影)
◆全県◆

 任期満了に伴う知事選は二日に投開票され、無所属新人で京都精華大学教授の嘉田由紀子氏(56)が、三選を目指した無所属現職の国松善次氏(68)、無所属新人の県労働組合総連合議長の辻義則氏(59)を破り、初当選した。記者座談会で今後の県政を展望してみた。

 ----嘉田氏の勝因は、新幹線を争点に「もったいない」のキャッチフレーズが見事に決ったことだね。

  そんな単純でない。最大の功労者は、寺川庄三事務局長や小坂育子氏もさることながら、むしろ自民県議の冨士谷英正県議と元県議の西沢久夫氏だった。自民と民主から推薦を断られて、五月中旬に嘉田陣営が辻陣営との一本化を模索し、決裂したのが勝因だ。辻氏は立候補を辞退する代わりに、嘉田氏に共産の「推薦」を受け入れるのを条件にしたが、嘉田陣営は「支持」にしてほしいと譲らなかった。これは西沢氏が「共産から推薦をもらえば二十万票にはとどかない。むしろ政党推薦なしの方が、国松陣営は油断し無党派から票がとれる」と主張したからだ。

 ----新幹線新駅やダム問題など今回の知事選の争点は辻氏がつくったね。

  辻氏が選挙戦で新幹線新駅の「中止」を訴えれば訴えるほど、「凍結」の嘉田氏に票が流れる皮肉な結果になったが、七万票は立派だ。辻氏には国松氏打倒の捨て石になったことを“よし”とする男気があるね。

 ----国松氏を推薦して負けた自民、民主、公明、連合滋賀のうち、ダメージが大きいのはどこだろう。

  やはり民主だ。同党の小沢一郎代表が知事選で自民と相乗りはしない方針を打ち出していただけに、国松氏の推薦には「なんでやねん」と党員や連合滋賀の組合はしらけかえった。このままでは「市民運動や女性のの敵」との烙(らく)印を押されかねず、川端達夫県連代表やJR出身の三日月大造衆院議員にもダメージが残る。このため連合滋賀の一部幹部が、嘉田氏の新幹線「凍結」を民主が認めるよう説得して、嘉田知事与党一番乗りへ画策を始めつつある。確かにこのままでは民主は来年の統一地方選や参院選では惨敗するよ。

 ----新幹線「凍結」を公約にかかげる嘉田氏は、はたして七月二十一日から開会が一応予定されている七月県会を乗り切れるだろうか。新幹線とダムは推進は絶対に譲れない自民・湖翔クラブだけに、嘉田氏が「推進」に転向しない限り、総攻撃をかけるだろう。

  いや今回の選挙で、嘉田氏と辻氏を合わせば約二十九万票が新幹線新駅にノーを下しただけに、自民県議団といえどもむき出しの攻撃はできない。むしろ栗東市長など新幹線新駅周辺首長、市議会、JR東海に側面から手を回して、徹底的に推進要望活動を過熱化させ、嘉田氏を孤立に追いやる戦略にでるだろう。“嘉田いじめ”が深刻になれば、来年の県議選に向けて、既成政党に怒る市民らが嘉田新党を立ち上げそうだ。

【石川政実、松村好浩、高山周治】


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

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栗東市でRD調査委員会

=県「全面解決」方針示さず=


◆湖南・栗東市◆

 違法なドラム缶などが見つかり問題となっている栗東市小野のRD産廃処分場について、専門家・行政・住民で構成する同市調査委員会がこのほど開かれた。

 このなかで、RD社破産を受けて県資源循環推進課は「全面解決」に向けて「これまで県・市が調査で集めたデータについて環境省の支援チームに全国レベルの視点から評価・助言してもらい、住民が安心してもらえる状態にしたい」と説明した。今後の処分場管理については、破産管財人と協議の場をもったことを明かし、「まだ明確な答えは見つからない」とした。

 これについて委員からは「県市が問題点を把握してから、環境省へ助言を求めるのが筋」「住民に安心してもらう、というあいまいな表現でなく、ハッキリと方向性を示してほしい」と不満の声が上がった。

 また県は、県RD対策会議を設置し、硫化水素ガスや周辺状況の監視を強化することや、県・市と周辺自治会をつなぐホットラインを整備して異常事態に備えるとした。


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ありがとうの気持ち!

情熱の48時間 「七夕祭」

=7、8、9日 宮川自工で=


◆東近江・東近江市◆

  東近江市宮川町にある有限会社宮川自工は七、八、九日の三日間、日頃の感謝の気持ちを込めて恒例の「七夕祭」を宮川自工オープンスペースで開く。

 七日午後五時から四十八時間ぶっ通しで行われる七夕祭では、NHKテレビ番組「ポップジャム」にも出演した女性四人グループ“K&M”のライブコンサート(八日午後四時と同七時の二回)が繰り広げられ、新型車なども勢ぞろいする。

 祭りのメインイベントである「花火大会」は八日午後八時から催され、焼そばやかき氷を食べながらどこよりも早く夏祭り気分が味わえる。詳しくは、宮川自工(0120―55―1267)へ。


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ビール片手に夕涼み!

「JAZZナイト」
=23日 わたむきホール虹で=


◆東近江・日野町◆

 虹のステージ第二夜「真夏のJAZZナイト〜ざ・ビアガーデン〜」(日野町文化振興事業団主催)が、二十三日午後七時から日野町町民会館わたむきホール虹前庭で開かれる。

 “+9SOUND(タスクサウンド)”によるごきげんなジャズナンバーを聞きながら、芝生に座ってビール片手に夕涼みができる夏にぴったりの野外コンサート。

 入場料はワンドリンク付き一千五百円で、チケット発売中。詳しくは、わたむきホール虹(電話0748―53―3233)へ。 


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ブルーやピンクに色付く花と

フルートの音色楽しむ

=長命寺紫陽花コンサート=




▲観衆を魅了したコンサート
◆東近江・近江八幡市◆

 第十三回長命寺紫陽花コンサート(近江八幡観光物産協会・長命寺主催、まんなかの会後援)が一日、近江八幡市の長命寺で開かれた。

 階段を登り詰めた境内は青、紫、薄紅色の花をつけた約五百株のアジサイが出迎え、市内外や県外から訪れた約二百五十人の観客の目を奪った。 朱塗りも鮮やかな三仏堂に設けられた特設ステージでは、フルートアンサンブル「湖笛(うみぶえ)の会」のメンバー六人によるさわやかな演奏に心癒され、うっとり耳を傾けた。

 今回は「ふるさと」をテーマに、「アメージング・グレース」「涙そうそう」「ふるさと」「浜辺の歌」などおなじみの曲と、オリジナルの「水の輪のように〜江州音頭幻想〜」など十曲と、アンコールにピアノ曲集「お菓子の世界」から「鬼あられ」のアレンジ曲で、観客を魅了。最後は、恒例の「琵琶湖周航の歌」で会場は一つに。

 


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地域連携と人づくり

八幡工業高校と近江八幡工業クラブ
成果発表と懇談会で交流
=相互活性へ確信の第一歩=


▲生徒によるプレゼンテーションなどが行われた懇談会
◆東近江・近江八幡市◆

 県立八幡工業高校(近江八幡市西庄町)は、地域に開かれた特色ある学校づくりの一環として、地元の事業者などで構成する近江八幡工業クラブの会員を招いて、このほど懇談会を同校セミナーハウスで開き、「地域連携と人づくり」をテーマに、生徒によるプレゼンテーションや、意見交流を行った。

 懇談会は、地域の産業と学校の連携による相互の活性化を目的に、今回はじめて開催され、近江八幡工業クラブから犬井忠彦会長はじめ会員二十人あまり、学校側から生徒六人と平野勝美校長はじめ教諭九人、石井和浩PTA会長が出席して、開催された。
 プレゼンテーションでは、機械科三年の岡本和也君と平子直也君が「ものづくり滋賀県大会」旋盤競技に出場から得たものやこれからの近畿大会と全国大会への意気込み・資格取得の目標などについて、情報電子科三年の後藤信也君と竹内貴哉君は同大会電子回路組立や近畿大会・全国大会出場で学んだこととインターネットでのインターンシップ(東京の企業)での成果などについて、また、環境化学科三年の野口裕也君と鳩ヶ谷岳君は「新エネ大賞」など高い評価を得ているバイオディーゼル燃料を使った出前授業や八幡堀と長命寺港で行っている水質調査活動を世界規模の地球学習観測プログラム「グローブ活動」として取り組んでいることなどについて、パワーポイントなどを使って発表した。

 これを受けて行われた懇談会では、工業クラブ会員からは発表内容を絶賛する声が次々と出されたほか、インターネットによるインターンシップ、同校への入学志望理由、資格取得状況、進路指導状況などについて質問が出され、教諭や生徒が答えた。また、「自分で努力して作ったことは自信につながる」と自身を振り返り激励する会員もいた。

 参加者は、「ものづくり」「人づくり」に向けて、地域、企業、学校の連携の大切さを再認識し、今後の継続と発展を確認した。

 


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