平成18年7月7日(金)第14458号

◆東近江・東近江市◆
伝統誇る「巨大はり絵」
船岡中学校職場体験生
=先輩から受け継ぐ友情と団結=

◆東近江・東近江市◆
能登川南小学校
いよいよ増築―起工式―
=完成は来年3月=

◆東近江・東近江市◆
田んぼ生まれの稚魚
琵琶湖へ引っ越し
=魚のゆりかご 住民ら放流=


◆東近江・東近江市◆
特産の胡蝶蘭
=生産者が市に贈呈=


◆東近江・近江八幡市◆
園児の夢託した七夕飾り
無事故の願いとどけ
=近江八幡地区交通安全協会=


伝統誇る「巨大はり絵」

船岡中学校職場体験生

=先輩から受け継ぐ友情と団結=



▲今年の巨大はり絵「今、始まる夢への第一歩」
◆東近江・東近江市◆

 滋賀報知新聞社へ職場体験に訪れた船岡中学校二年生五人は、全校生徒が一つとなって毎年、卒業記念で製作する「巨大はり絵」を取材した。我が船岡中が誇る中学生活動の作品は、一年間を通じ体育館のステージを飾る。取材班・石原匡、那須真樹、羽田有輝、村井亮太、山本竜司

先輩から受け継ぐ

 巨大はり絵づくりは文化祭の取り組みとして始まり、組合立蒲生中学時代の昭和六十二年から、卒業記念として毎年一枚ずつ製作されるようになった。現在、体育館に飾られているのは第二十号「今、始まる夢への第一歩」だ。製作のきっかけは、先輩たちが学校を良くするために、自らが掲げた目標「一人ひとり頑張ろう」を実現することにあったという。
 長い年月が経過する中で、生徒だけでなく先生も、巨大はり絵から伝わる友情の確認と団結力の高まりを改めて感じているに違いない。船岡中に伝わるスローガン「主人公は僕らだ」に沿って、卒業式でも司会進行役を生徒が務めている。
 体育館に飾ざられた巨大はり絵の取材を通じ、友情と団結の素晴らしさを後輩たちに伝える責任感を覚える。先輩から受け継ぐ伝統を守り、これからも生徒全員がかかわり、製作する巨大はり絵への取り組みこそ「我が校の誇り」と確信した。

全員の力を結集

 船岡中学校のはり絵は、毎年二月初めに卒業式のためだけに組織されるバック製作委員会が、スローガンに合った絵を全校生徒に募集し、優秀な絵の中から今年の作品を決める。全体の大きさがベニヤ板二十二枚分(縦四・五メートル、横八メートル)となるため、作業は各クラスが手分けして、担当する部分の絵を完成させる。
 はり絵の製作は、二月中旬から始まり、ちぎっては貼り、ちぎっては貼り、とても大変な作業である。色紙は一切使わず広告や雑誌などを利用するため、貼りたい色が無い時が多く、必要な色を探すのが大変だ。全クラスが出来上がったら、各部分を組み合わせて、一枚の「巨大はり絵」となり、卒業式前にステージの壁に取り付けられる。

▲加藤校長へのインタビュー
インタビュー
加藤校長に聞く


 新体育館が建設されますが「今後も、はり絵を飾られますか」の質問に、加藤紳一朗校長は、これまでの良き伝統を守り続けるためにも「はり絵づくりの火を消すわけにはいかない。ステージの壁に飾れるよう工夫してもらった」と話された。

新しい体育館

 テニスコート側に建設される新体育館は、鉄筋コンクリート銅板葺き平屋千九百平方メートルで、アリーナ−(千平方メートル)、武道場(三百平方メートル)、ミーティングルーム(八十平方メートル)ほか、器具庫や更衣室、トイレがある。五日には建設現場で起工式が行われ、取材班五人も参加し、来年三月の完成に期待を寄せた。


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能登川南小学校

いよいよ増築―起工式―

=完成は来年3月=



▲増築起工式であいさつをする中村市長
◆東近江・東近江市◆

開発で児童数急増
十分な学習環境へ


 東近江市立能登川南小学校(市川純代校長、児童数六百二十八人)の駐車場で四日、校舎増築の「安全祈願祭・起工式」が行われ、行政、教育関係者らによる鍬入れ神事が行われた。

 南小学校は、開発が進むJR能登川駅周辺地域を校区にしており、急激な児童数の増加で教室不足に悩んでいる。現在、特別教室を一般教室に転用してしのいでいるが、五年後には百七十人が溢れる予想で、少なくとも五クラス分の増築は不可欠となっている。

 このため、旧能登川町で増築の実施設計委託費七百三十万円が緊急提案・可決され、今年一月から東近江市が引き継いできた。

 増築校舎は、鉄筋コンクリート造り三階建て。建築面積千二百三十一平方メートル。普通教室六つと特別教室二つ、各階ごとにトイレ、談話広場が設けられるほか、給食配膳室の増設(鉄骨造二・九五平方メートル)と職員室の改修、外溝工事が行われる。総工費は約一億九千二百八十五万円。完成は来年三月中旬ごろ。

 式には、中村功一市長、吉澤克美市議会議長、宇賀武県会議員、岡井眞寿美教育長、野村しず一教育委員長のほか、市川校長、中澤道雄同校PTA会長、小川脩哲旧能登川教育長、工事関係者ら約四十人が参列した。

 起工式で中村市長は「市民生活が安心して送れ、その中で子どもたちの元気な声が聞こえる学舎になることを期待している」とあいさつした。

 また、元能登川町長である宇賀県議は「喫緊の課題として学区編成の見直しが話し合われ、今回の増築という決断に至りました。工事の開始をうれしく思う。次の時代を担ってくれる子どもたちが、喜び、悲しみを共有し合い、健やかに成長してくれることを願います」と祝辞を述べた。

 能登川地区には、同校のほかにも東・西・北の三小学校があり、地域の特色を生かした活動が展開されている。しかし、児童数一千人を数えていた東小学校は四百人余りに、二クラス編成だった西小学校は一クラス、北小学校では百人に満たないなど、年々児童数格差が開き、旧能登川町と町教委では、学区編成の「見直しに賛成」(六一・五%)という保護者アンケートを受けて、小学校通学区域検討委員会を設置。また、保護者千二百三十人の署名を添えた「小学校学区編成替え要望」も出されたが、変更対象の二地区の理解が得られず、増築という結論に達した。

 なお、今回の増築により、新たな駐車場確保の問題が出ている。


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田んぼ生まれの稚魚

琵琶湖へ引っ越し

=魚のゆりかご 住民ら放流=



▲水田で育った稚魚を捕まえ、放流する子どもたち(栗見出在家町の水田)
◆東近江・東近江市◆

 東近江市栗見出在家町の水田でこのほど、湖の魚と田んぼの関係を学ぶ「魚のゆりかご水田プロジェクトin栗見出在家」の一環として、水田で育ったニゴロブナの稚魚放流が行われ、琵琶湖へ旅立っていく小さな姿を見送った。

 湖辺の水田はかつて、ニゴロブナやコイ、ナマズなどの産卵場であり、稚魚が育つまでの「ゆりかご」として重要な役割を担っていた。しかし、小川はコンクリートに変わり、湖と水田の間に出来た高低差によって、魚たちの回遊環境が壊されてしまった。また、水辺に暮らす生物たちの住みか・植物帯も消失し、無機質な排水路が続いている。

 同プロジェクトは、途切れてしまった魚と人の関係を取り戻し、水田に魚を呼び戻そう―と、湖辺域の六地域(大津、湖南、東近江、湖東、湖北、湖西)で展開さている。

 栗見出在家町は、今年度から始まった東近江地域振興局管内のモデル地域で、同町自治会が主催し、同町営農組合や土地改良区、愛知川漁業協同組合、JA能登川支店、愛知川左岸みずすまし推進協議会、東近江市が協力する「魚道づくり」(魚が自力で水田に入れる階段状の道)が行われた。

 この日は、魚が遡上して一カ月。体長三センチほどに成長した稚魚を、田んぼの中干し作業に合わせて放流するもので、北学区の親子ら約五十人が参加。元気に泳ぎ回る稚魚たちを捕まえ、「また戻ってきてね」と水路に放流していった。


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特産の胡蝶蘭

=生産者が市に贈呈=


◆東近江・東近江市◆

 有限会社花匠(東近江市糠塚町)の川口正さんと、株式会社花職人(同市上平木町)の二宮輝彦さんがこのほど、丹精込めて育てた紫色の胡蝶蘭を市に贈呈し、中村功一市長に手渡した。

 糠塚町では、古くから花きの生産が盛んで、胡蝶蘭は同市の特産品となっている。先月二十八日には、生産者、花き市場関係者らが出席する「近畿洋蘭振興会通常総会」が近江八幡市で開かれ、東近江市からは川口さんと二宮さん、株式会社八車の代表が参加した。

 今回贈呈された胡蝶蘭は当日の会場を飾った見事な花で、「ぜひ市役所に飾ってほしい」と市に贈呈。中村市長は「これからもきれいな花作りに頑張ってください」と激励した。


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園児の夢託した七夕飾り

無事故の願いとどけ

=近江八幡地区交通安全協会=



▲協会役員に手伝ってもらって交通安全の七夕飾りに短冊を取り付ける園児――近江八幡市文化会館前で――
◆東近江・近江八幡市◆

 七月七日の七夕にあわせて近江八幡地区交通安全協会は、交通事故防止の願いを七夕飾りに託し、ドライバーに安全運転を呼び掛ける交通安全啓発を実施している。

 同協会役員や近江八幡署員ら約三十人が四日、笹に「よく確認してる つもりが事故のもと」(後藤一樹さん 池田町)など、この一年間に開催したイベントや各種研修会などの参加者に交通事故防止への願いを書きためてもらった短冊を飾り付け、近江八幡署前を通る市道中央分離帯に設置した。

 また、今年はじめて私立八王子保育園(北之庄町)の園児三十三人も応援に駆け付け、ジュニアポリスのりりしい制服姿で、「そとでいっぱいあそべますように」「じてんしゃのれるように」など自分達の夢を書いた短冊二百枚を、いっしょに取り付けた。

 今回作製された約七十本の七夕飾りは、同市道のほか、近江八幡署、近江八幡市役所、安土町役場、竜王町役場の各玄関に十日まで飾られ、来庁者や通行者に交通安全を訴える。 


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