平成18年7月15日(土)第14465号

◆全県◆
夏休み 車に気を付けて!
15日から 交通安全県民運動
子供や高齢者の事故防止
=シートベルトなど着用徹底=

◆東近江・東近江市◆
東近江市に支払い命令
北口富夫社長らが勝訴
前田旧五個荘町長らの発言
=名誉棄損で損害賠償20万円=

◆東近江・東近江市◆
社会を明るくする運動
非行問題に取り組む市民集会
=大人が変われば子どもも変わる=


◆東近江・東近江市◆
「みんなのおうち」できたよ!
ログハウス風 保護者らが製作
=平田幼稚園=


◆東近江・東近江市◆
産卵場復活へ
田んぼ生まれのニゴロブナ
=鋳物師町の子どもたちが救出!=

◆東近江・近江八幡市◆
八日市新川、新幹線・国道8号横断部など
長年の努力に明るい兆しも
=第35回蛇砂川改修促進協議会総会=


夏休み 車に気を付けて!

15日から 交通安全県民運動
子供や高齢者の事故防止
=シートベルトなど着用徹底=


◆全県◆

 “滋賀の道 歩くえがおに 乗る笑顔”をスローガンに、十五日から「夏の交通安全県民運動」が県下一斉に展開される。夏のレジャー交通の増加や、夏休みに伴う児童・生徒の屋外活動の活発化などで、交通事故の多発が予想されるため、県民一人ひとりの意識を高め、交通ルールの実践と正しい交通マナーを身に付けてもらうのが狙い。

 二十四日までの運動期間中は▽子どもと高齢者の交通事故防止▽シートベルトとチャイルドシートの着用の徹底▽飲酒・暴走等無謀運転の追放―を三重点として、県民総ぐるみによる運動の柱に位置付けた。

 昨年の自動車乗車中の死者五十九人中、シートベルト非着用者は四十人にも達し、このうち着用していれば二十二人が助かったとみられる。乗車中の未就学児童二百二十三人が怪我に遭い、六十五人がチャイルドシートをしていなかったことから着用徹底に取り組む。

 運転者には「車に乗ったらまずシートベルト」の習慣付けや同乗者への促進、チャイルドシート使用、家庭では出掛ける前に「シートベルト着用」の声かけをしてもらう。

 夏休みに入ると、遊びに夢中になる子供が増え、運転者には見かけたら停止、徐行するなどして、その行動に十分注意することを求め、地域ぐるみで「車に気を付けて!」の一声運動を呼びかける。

 さらに、交通事故のうち高齢者の死者数は、四十七人と全体(百十八人)の四割を占め、子供の事故とともに発生件数、負傷者数も増加傾向にある。特に、歩行中の二十二人ほか、自転車(八人)と二輪車(七人)の運転中に死亡している。

 一方、夏場の家族やグループによるレジャーは、飲酒の機会が増え重大事故に直結するとして、飲酒運転の追放に力を入れるとともに、夏に多発する集団暴走などの無謀運転にも目を光らす。


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東近江市に支払い命令

北口富夫社長らが勝訴

前田旧五個荘町長らの発言
=名誉棄損で損害賠償20万円=


◆東近江・東近江市◆

 旧八日市市小脇町の産業廃棄物処理会社「北口産業」の北口富夫社長(70)らが、旧五個荘町の前田清子町長の発言は名誉棄損に当たるなどとして、合併後の東近江市や元町長らに約一億二千六百万円の損害賠償を求めていた訴訟の判決が十日、大津地裁で言い渡され、同社と社長に各十万円の計二十万円を支払うよう命じた。

 北口社長は十六年十二月、架空の汚泥処理費用を町からだまし取ったとして、同町職員二人とともに詐欺の疑いで逮捕された。しかし、実際に行った清掃作業の費用を町に請求したが、幹部職員の指示で汚泥処理として請求し直し、支払いを受けていたことから、詐欺に当たらないとして不起訴処分となった。

 判決によると、前田町長(現東近江市議)は、同年十二月の町議会で「逮捕された職員が(北口社長から)ゆすられている、脅されて(処理費用を)支払った」などと発言した。

 稲葉重子裁判長は「職員にも責任があり、社長だけの責任であるかのような発言で、名誉への配慮が足りず、正当な職務行為でない」と指摘した。中村功一市長は「控訴を含め議会とも協議し対応したい」としている。

 不起訴となった詐欺事件は、町から委託を受けた北口産業が十三年七月から十五年十一月にかけ、町内で清掃作業を行った費用を町に請求したが、このままでは支出できないと町職員の指示を受け、実態と異なる汚泥処理費用として請求し直し、約二百七十万円の支払いを受けたもの。


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社会を明るくする運動

非行問題に取り組む市民集会

=大人が変われば子どもも変わる=



▲約300人の市民が参加した市民集会
◆東近江・東近江市◆

 三十一日まで「第五十六回社会を明るくする運動」「青少年の非行問題に取り組む強調月間」が展開され、様々な取り組みが繰り広げられている。東近江市ではこのほど、五個荘福祉センター(同市五個荘小幡町)で市民集会を開き、市内の関係団体や市民など約三百人が集った。

 同運動実施委員長である中村功一市長は「地域が一体となって活動を推進していくには、一人ひとりが出来ることから一歩を踏み出すことが大切。この集会を機に、あすの東近江市を担う子どもたちがたくましく成長するよう、ご協力をお願いします」とあいさつした。

 続いて、東近江署の西村和彦生活安全課長が「子どもの被害をゼロにするには限界がある。被害の発生をどのように抑えるかが重要で、そのためには、子どもと会話しながら犯罪を防ぐ方法を繰り返し教えることが大切」と、住民の果たす役割を話し、家庭・学校・地域での防犯協力を求めた。

 この後、「大人(親)が変われば子どもも変わる〜お母さんの親ごころ お父さんの底ぢから」を演題に、NPO法人悩む親の意識改革を助ける会の長田百合子理事長が講演。小さいころからの“スキンシップ”や、大人自身が姿勢を正して“手本”となる大切さ、少年の喫煙、深夜徘徊などの問題行動に対する“愛の一声”の重要さを語り、家庭や地域が持っていた教育力・犯罪抑制力の強化を求めた。

 最後に、犯罪や非行防止活動の必要性を訴えるとともに、犯罪者の更生に理解を深める集会宣言を読み上げ、全員の拍手で採択した。


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「みんなのおうち」できたよ!

ログハウス風 保護者らが製作

=平田幼稚園=


▲出来上がったおうちに入って喜ぶ園児たち(平田幼稚園)
◆東近江・東近江市◆

 東近江市立平田幼稚園(下羽田町)でこのほど、園児の保護者や祖父ら二十五人が集まり、子どもたちの遊び場にとログハウス風のミニハウス二軒を作った。
 豊かな保育環境を整えたいと、同園が保護者に呼び掛けたところ、大工でもある保護者を中心に「みんなのおうち」づくりが始まり、五月に実施した資源回収の収益金で材料を購入。お店屋さんごっこなども出来るよう、窓がオープンになった横一・八メートル、高さ二・三メートルの家二軒が完成した。
 保護者の内堀健彦さんは「子どものために頑張って作りました」と汗を流しながら話し、はしゃぐ園児らを笑顔で見守った。


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産卵場復活へ

田んぼ生まれのニゴロブナ

=鋳物師町の子どもたちが救出!=



▲田んぼに入って親魚の救出作戦を展開
◆東近江・東近江市◆

 東近江市鋳物師町の子どもたち約十人が九日、水田の中干しに合わせて田んぼ生まれのニゴロブナを救出し、昔のような農地と自然との循環が復活して琵琶湖固有の在来種が増えることを願いため池や川へと導いた。

 かつて田植えが行われた水田は、琵琶湖から遡上してくるフナやコイ、ナマズの産卵場だった。しかし、人の利便性や安全性を第一に考えたほ場整備や河川改修が進むにつれて遡上経路が分断され、水田から魚の産卵場所としての機能が失われていった。

 親魚や稚魚の放流を通して、子どもたちに田んぼと魚の関係や水田の多面的機能を知ってもらいたいと、豊かな生態系と農村景観の維持を活動目的に掲げる「鋳物師地区ため池群広域防災機能増進推進協議会」(倉田幸一会長)が立ち上がった。

▲捕獲した親魚を大きなバケツに入れる子どもたち
 同協議会のほかに、東近江地域振興局田園振興第一課と東近江市蒲生支所産業建設課、日野川流域みずすまし推進協議会、水土里ネット日野川流域も協力し、“魚のゆりかご水田プロジェクト”に着手。

 鋳物師町子ども会が中心となって、五月二十日に倉田会長所有の田んぼ(一千九百五十一平方メートル)に、ニゴロブナの親魚十四匹を放流した。翌日には産卵が確認されたという。

 四十日以上が経過した九日には、二センチほどに成長した稚魚が約三〜四万匹捕獲され、地域住民らも「ようさんふ化したな」とその多さに驚いていた。

 同協議会の安井一裕副会長は、「フナの赤ちゃんがたくさん入っている。ため池などに放流して大きくする予定だが、家に水槽があるのならかわいがって育ててみてほしい」と呼び掛け、裸足になった子どもたちは水抜きされた田んぼへ。

 東近江地域振興局田園振興第一課・小川博司副主幹から魚をつかむコツを教わった子どもたちは、二人一組になって網を構えておく役と魚を追い込む役に分かれ、親魚の救出作戦を展開した。

 竹村尚敏君(蒲生西小四年)は「(土の感触が)ちょっとだけ気持ちよかった」、西川颯君(同)は「追い込んでいったりして、意外と楽しかった。でも、土の感触は気持ち悪い」と語りつつも、全身泥だらけになって田んぼを駆け回っていた。

 


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八日市新川、新幹線・国道8号横断部など

長年の努力に明るい兆しも

=第35回蛇砂川改修促進協議会総会=



▲今年度の事業計画などを協議した総会――ウェルサンピア滋賀で――
◆東近江・近江八幡市◆

 典型的な天井川で治水能力が低く、これまでに沿川地域に大きな水害をもたらしてきた蛇砂川とその流域に関連する広域的な河川改修事業の促進に向け、近江八幡、東近江、安土の二市一町と県の関連機関で構成する蛇砂川改修促進協議会の第三十五回総会が、このほど近江八幡市のウェルサンピア滋賀で開かれ、今年度事業計画などを協議した。

 総会には、会員である各市町の首長、議会議長・関係議員、東近江地域振興局長・関係部長、愛知川沿岸土地改良区長、愛知川流域田園整備事務所長らと、顧問の地元選出県議、びわこ揚水土地改良区理事長、県港湾課長、幹事として県・市・町の担当部課長ら約三十人が出席。

 川端五兵衞会長は開会のあいさつで、「八日市新川用地買収や新幹線・国道8号との交差部分の迂回工事着手などに進展がみられ、一つの大きな節目を越えた。西の湖の整備計画にも期待する」と、事業のさらなる促進へ関係者の協力を求めた。

 顧問を代表してあいさつした冨士谷英正県議は、「新しい知事は環境にも精通している。今まで以上の期待がもてる」と、一日も早い改修促進を願った。

 平成十七年度事業経過報告では、(一)蛇砂川および八日市新川広域河川改良事業の平成十八年度予算の大幅確保、(二)事業の早期完了に向けて緊急性と重要性のある東海道新幹線と国道8号横断部の改修・西の湖治水対策と環境保全・沿川地域の農業農村整備事業の促進、(三)八日市新川広域河川改修事業の早期完了について、国土交通省、財務省、県に対する要望活動を、十一月に行ったことなどが報告され、承認された。

 平成十八年度は、(一)事業の促進並びに予算増額のための幅広い活動、(二)西の湖治水対策と環境保全の促進、(三)重要工作物等に係る関係機関との連絡調整、(四)沿川住民への啓発と協力要請、(五)沿川地域の農業農村整備事業の推進運動と連絡調整、に取り組む。

 役員改選では、会長に津村孝司安土町長、副会長に中村功一東近江市長、監事に大橋正光近江八幡市議会議長と吉澤克美東近江市議会議長、などを選出した。任期は二年。

 議事に続いて、東近江地域振興局河川砂防課の西川美則課長が改修の状況を報告した。

 平成十八年度の事業費は十三億円。平成川(旧和南川放水路)に続くもう一つの放水路としての八日市新川は、一部を除き用地をほぼ取得でき、平成二十年度に野村町地先まで、二十二年度には国道421号まで、そして二十四年度に暫定通水をめざす。

 本川改修は、白王橋(新県道橋)前後取付工事、県道伊庭円山線改良を行う。浅小井町地先の川居墓地移転問題は解決の兆しが見えてきた。国道8号および東海道新幹線との交差部分は、今年度JR東海への施工委託へ向けて県議会での承認手続を進める。また、国道8号迂回路も年内には切り替えたい。

 現川対策として、末広町地先の護岸改良と、東近江市の瓜生津町と下二俣町に流量調節池を設置する。

 西の湖は、「湖周堤を基本とした治水計画」を、底泥しゅんせつによる水質浄化調査と共に進めて行く。

 最後の閉会のあいさつで中村功一副会長は、「蛇砂川改修は地域住民にとって長年の悲願。一定の見通しがつき、より一層の理解と支援を」と、広く呼びかけた。

 


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