平成18年7月26日(水)第14474号

◆湖南・栗東市◆
新幹線新駅「凍結」へ
嘉田知事「限りなく中止に近い凍結」
国松栗東市長「到底承服できない」
=関係市長との対話、始動=

◆東近江・東近江市◆
8月1日から受け付け
本堂大修復「瓦懇志」
=本願寺八日市教堂=


◆東近江・東近江市◆
水・魚の学習会
来月「えり漁」体験
=ブラックバスの試食会も=


◆東近江・東近江市◆
大唐大慈恩寺三蔵法師伝
玄奘の旅を20m絵巻に
鎌田さん、定年後の探求
=30日まで 能登川図書館=


◆東近江・東近江市◆
地域の「医療環境づくり」
フォーラムで市民ら考える
住み慣れた地で不安なく暮らす
=必要性が深まるターミナルケア=


◆東近江・東近江市◆
蒲生地区で今年度初イベント
「あかね夏祭り」
=30日午後7時半から=


新幹線新駅「凍結」へ

嘉田知事「限りなく中止に近い凍結」

国松栗東市長「到底承服できない」
=関係市長との対話、始動=



▲会談後、報道陣に囲まれる嘉田知事(栗東市)
◆湖南・栗東市◆

  嘉田由紀子知事はJR東海との会談をひかえた二十四日、公約である新幹線新駅計画「凍結」への理解を求めるため、工事費用を分担する関係七自治体(大津、草津、守山、栗東、甲賀、野洲、湖南)の市長を訪問した。

 新駅設置の地元・栗東市の国松正一市長とは約二十分程度、報道陣をシャットアウトした市長室で会談した。終了後、報道陣の取材に応じた嘉田知事は「(栗東市は新駅の区画整備事業で)土地を取得しているので重い状態だと思う」と、同市の現状について認識を示した。

 ただし、意欲は「公約を実現するため選挙に立たせてもらったのが民意であり、そのことは変わっていない」と強調し、国松市長にも「中止に近い凍結を伝えた」と語った。
 他の市長にも同様の訪問を行ったが、時間的に短かいため、凍結への理解、協力を求めるのにとどまった。他市長から「新駅設置促進協議会での意志を確認しないといけない」と“アドバイス”も受けたという。

 これに続いて記者会見を開いた国松市長は開口一番、「栗東市は二十年以上努力を重ねてきた。計画凍結は到底承服できないと申し上げた」と知事意向に反発した。

 また、関係市へ個別訪問に対して「新駅設置促進協議会が中心になって(計画を)進めてきたので、個別でなく、促進協で説明、協議するものであって、手順を踏んでほしい」と注文した。

 さらに凍結となれば、同市が先行投資して進めてきた区画整備事業が宙に浮くだけに「公約実現になれば(栗東市としては)課題があるので、今日までの経過、影響を説明するため、大きな時間がとれる会議を申し入れた」とした。


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8月1日から受け付け

本堂大修復「瓦懇志」

=本願寺八日市教堂=


◆東近江・東近江市◆

 東近江市八日市町の本願寺八日市教堂(西説教所)は、明治十三年に明如上人(二十二代門主)の意向を受けて、地元八日市の有志と蒲生・神崎・愛知三郡の寺院、門信徒の懇念によって創建された。

 老朽化がひどく約百三十年ぶりに本堂などの大修復が行われ、いよいよ八月末から瓦葺きが始まる。これを前に八日市教堂は、寄進の瓦(一枚五千円)に署名する「瓦懇志」を八月一日から十五日までの二週間(午前九時―正午)受け付ける。

 お寺を預かる後藤知紀主管は「瓦を通して有縁の人々に念仏の御縁が深まれば」と話している。詳しくは、今月末までに本願寺八日市教堂(TEL0748―24―1340)へ問い合わせる。午前八時半から午後五時まで。


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水・魚の学習会

来月「えり漁」体験

=ブラックバスの試食会も=


◆東近江・東近江市◆

 能登川漁業協同組合(東近江市栗見出在家町)の漁師たちと一緒に琵琶湖へ漕ぎ出し、えり漁を体験する「琵琶湖の水・魚の学習会」が八月八日、同市能登川地区の伊庭内湖で行われ、能登川公民館では、参加する小学生を募集している。

 えり漁体験のほか、琵琶湖の水と魚の学習会、ブラックバス料理の試食を行い、水環境や自然、生態系保全を考える。開催時間は午前九時〜午後一時。小雨決行(強風・大雨等により出港できない時は、えり漁のみ中止)。

 当日、同組合までバスが運行される。集合場所と時間は、市役所本庁に午前八時二十五分(同三十分発)、能登川支所に八時四十五分(同五十分発)。解散は、能登川支所午後一時十五分、市役所本庁に同三十五分ごろ。

 対象は市内の小学四〜六年生。定員三十人。参加費二百円。持ち物は、軍手、長靴、水筒、おにぎり、箸、筆記用具、カッパ、着替えなどで、汚れてもよい服装で参加する。希望者は、能登川公民館(0748―42―3200)へ。


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大唐大慈恩寺三蔵法師伝

玄奘の旅を20m絵巻に

鎌田さん、定年後の探求
=30日まで 能登川図書館=



▲玄奘三蔵の求経の旅をまとめた「大唐大慈恩寺三蔵法師伝」を絵巻にした鎌田さんの作品
◆東近江・東近江市◆

 西遊記で知られる中国唐代初期の僧・玄奘三蔵法師の旅を書き記した「大唐大慈恩寺三蔵法師伝」から思いを巡らし、臨場感に満ちた巨大絵巻にした鎌田薫さん(69、奈良市在住)の作品展が、東近江市立能登川図書館で開かれている。

 「大唐大慈恩寺三蔵法師伝」は、玄奘三蔵(六〇二―六六四年)が国禁を破って長安を出国し、十六年にもおよぶ求経の旅のようすを弟子の慧立がまとめた全十巻の伝記で、同じく弟子の弁機が編述した旅行記「大唐西域記」と説話「大唐三蔵取經詩話」から、小説の「西遊記」が誕生した。

 帰国時には皇帝・太宗が出迎えたと言われ、勅命により経典の翻訳に当たった玄奘三蔵は、二十年間で大般若波羅蜜多経六百巻など千三百三十五巻を訳した。六六四年二月に遷化。

 遺骨の一部が薬師寺(奈良市)と慈恩寺(岩槻市)にも祀られており、同法師伝を書写した興福寺本(重要文化財)と、それを転写したものが法隆寺(重要文化財)に収められている。

 今回、絵巻を制作した鎌田さんは、自宅近くの大学図書館で同法師伝に出会い、定年後の楽しみや探求として同館に通い詰めて十年。二年前にはシルクロードの旅に出掛け、そこで見た砂漠やラクダ、町並みが玄奘三蔵と重なり、同法師伝の絵巻制作を思い立ったという。

 壁一面に広がる作品は、大きなもので高さ三メートル、幅二十メートルにもなり、密かに旅立つ「不東の出国」や、砂漠を行く「駱駝図」など約十五点が展示されている。

 また、平山郁夫の「玄奘三蔵祈りの旅」、陳舜臣の「天竺への旅」、呉承思作・太田大八画の「絵本西遊記」などの本、絵本も紹介されている。

 今月三十日まで。午前十時〜午後六時開館。問い合わせは同図書館(0748―42―7007)。


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地域の「医療環境づくり」

フォーラムで市民ら考える

住み慣れた地で不安なく暮らす
=必要性が深まるターミナルケア=



▲地域の充実した医療環境を考えたフォーラム
◆東近江・東近江市◆

 地域医療の更なる進展とターミナル(人生終末期)ケアの充実を目指す「市民が考える医療フォーラム」(実行委員会主催)は、二十二日に八日市商工会議所ホールで開かれ、医療や福祉関係者、市職員、一般市民など約二百五十人が参加し、今後の医療を中心とした地域づくりに関心の高さを示した。

 実行委代表の小梶猛・しみんふくしの家八日市理事長は、開会あいさつで「住み慣れた地で、今まで通り普通の生活を送り続けるにはどうしたらいいか、市民が一緒になって地域医療ヘの不安解消へ知恵を出し合い、充実した医療環境づくりへの議論を深めたい」と、フォーラム開催の目的を話した。

 ヴォーリズ記念病院の細井順・緩和ケア兼在宅診療部長は、基調講演「イメージできますか?あなたの人生総仕上げ(ターミナル)」で、一般医療(患者を生かす仕事)とホスピス(患者をみとる仕事)の違いから、ケアと治療は同時にスタートさせるのが理想的と、外科医からホスピス医に転身した心境を語った。

 その上で「ガン宣告など死に直面した終末期患者に対し、残された人生を充実させるターミナルケアや、不安・病気・事故など心身のダメージを緩和するスピリチュアルケアなど、心の痛みを和らげる環境づくりが求められる」と。

 さらに「入院患者のほとんどが病院から自宅に帰り、自宅で人生の終末期(ターミナル)を送り、死にたいと願っている。在宅ホスピスケアが進めば進むほど、地域のかかわりが生まれてくる」と、医療・家庭・地域の連携を説いた。

 小鳥輝男・東近江医師会長をコーディネーターにパネルディスカッションが行われ、パネラーから「チーム医療体制が求められる」(角野文彦・東近江保健所長)や「医療スタッフと家族に感謝」(武藤精蔵・遊林会代表)、「悩みを持つ者同士の交流会で勇気づけられた」(ガン患者家族の片山泉さん)などと、地域医療の方向性や経験談などが語られた。

 会場からは「死を迎える人のケアは重要になる」「医療だけでなく福祉もかかわり地域の支援も必要」「自宅に戻ると痛みがひどくなリ、病院に帰らざるを得ない」「病気をオープンにすれば近くの人も気にしてくれる」などの意見が出た。

 


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蒲生地区で今年度初イベント

「あかね夏祭り」

=30日午後7時半から=




▲各町の手作り山車や衣装が見どころの一つ(昨年のあかね夏祭りで)
◆東近江・東近江市◆

 蒲生地区として今年度初のイベント「蒲生あかね夏祭り」が、三十日午後七時半から東近江市上南町にある蒲生運動公園総合グラウンドで開催される。雨天の場合は三十一日。

 この夏祭りは、地域住民三千人以上が一堂に会して大きな踊りの輪を作り一体となる旧蒲生町から続く伝統行事で、今年で三十五回目を迎える。

 住民相互が親睦を深める絶好の機会をなくしてはならないとの思いから、東近江市観光協会蒲生支部や住民有志らが「蒲生あかね夏祭り実行委員会」(高岡武志委員長)を結成し、花火への協力要請やイベント準備に奔走している。

 当日は、午後七時半からオープニングセレモニーが行われ、グラウンド中央に設置されるやぐらを取り囲むように、地域住民が幾重にも輪を作り“江州音頭盆踊り大会”で踊り明かす。各町手作りの山車や衣装も見どころの一つで、“オリジナル山車コンテスト”も催される。

 祭りのラストは、協賛花火が約十五分間にわたり打ち上げられる予定で、参加者全員で夏の夜を満喫する。

 


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