平成18年7月27日(木)第14475号

◆全県◆
ワークショップ
東近江の「森林」
=一緒に考えよう=

◆湖南・栗東市◆
新幹線新駅凍結方針
「不支持」 2市長のみ
=知事選結果受け関係7自治体で温度差=


◆東近江・東近江市◆
惨禍の歴史、繰り返すな
忠霊塔巡拝で平和希求
=遺族会永源寺支部=


◆東近江・東近江市◆
NHKラジオ体操
8月5日 湖東スタジアム
=参加者募集=


◆東近江・近江八幡市◆
南びわ湖駅建設の動向に注目
情勢を見極め体制づくり
=湖東駅(仮称)設置推進協議会=


ワークショップ

東近江の「森林」

=一緒に考えよう=


◆全県◆

 森林や里山環境について日ごろ感じていること、思っていることを話し合う「ワークショップ、東近江地域における森林について」が企画され、このほど一回目のワークショップが開かれた。主催の東近江地域振興局森林整備課では、九月、十一月に開く次回ワークショップの参加者を募っている。

 東近江地域(近江八幡市、東近江市、安土町、竜王町、日野町)の里山林や木の利用等について、参加者の感じることや体験、アイデアを話し合い、ともに学びながら共通理解を図る会。

 開催日は、第二回ワークショップが九月十日(アピア四階研修室)、第三回ワークショップが十一月十二日(会場未定)。時間はいずれも午後一時〜四時ごろ。

 募集人数は各回四十人程度(応募多数の場合は抽選)。希望者は、各回五日前までに申し込む。

 申し込みは、〒527―8511東近江市八日市緑町7―23、県東近江地域振興局森林整備課(0748―22―7718、FAX22―8798、EメールDJ31@pref.shiga.lg.jp)へ。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


新幹線新駅凍結方針

「不支持」 2市長のみ

=知事選結果受け関係7自治体で温度差=



▲就任初日、国松栗東市長(左)へ就任挨拶する嘉田知事(栗東市役所)
◆湖南・栗東市◆

 新幹線新駅「凍結」の嘉田由紀子知事は初登庁の二十日、JR東海との工事協定破棄を明言し、方向転換へ大きくカジを取り始めたが、ハードルの一つに関係七自治体との協議がある。七市は駅設置に向けて促進協議会で県と長年議論し、工事費を分担するいわばパートナー。そこで本紙は凍結方針について七市長にアンケート調査(19日現在)を行った。     

【高山周治】


 七市長のうち、知事の「凍結」方針に「不支持」は栗東、湖南の二市長のみ。五市長は「どちらともいえない」と凍結派知事を選んだ民意に配慮し、歯切れが悪かった。

 「不支持」の理由で栗東市長が挙げるのは「経済的損失」。というのも、同市は新駅区画整備事業約百数十億円などを先行投資しているからだ。凍結となれば、旗ふり役の県に対し費用負担を求める声も上がりそうだ。

 これに対して嘉田知事は「土地活用できるよう、県も知恵を出す」とするが、県負担に関しては「そこまで責任をもつべきでない」と突っぱねる。

 同じ「不支持」の湖南市長は「凍結手順が不透明」「関係市との対話を軽視」と決定の筋道に注文。これに嘉田知事はJR東海に協定破棄を申し入れた後、関係市と協議をするというが、具体的なプロセスは見えにくい。

 一方で、「どちらともいえない」と回答した五市長のなかで、促進協を事実上脱会している大津、分担金未調整の甲賀の二市長は静観。草津・守山・野洲の三市長は、凍結派の知事誕生を「民意の変化」「重く受け止める」「凍結が県民の選択」と重視している。

 今後の対応は、栗東市長が推進意欲をみせたが、ほか六市長は「促進協との協議の後に知事の方針が固まった時点で判断」「県会や県の対応を注視」「県や促進協の動向を見守りたい」「県の説明責任の果たし方を見定める」など慎重な構えだ。

凍結方針への対応】支持…○ 不支持…× どちらともいえない…△

目片信大津市長

対応

対応の理由
 滋賀県議会並びに、南びわこ駅設置促進協議会の決議事項でもあることから、現時点ではその動向を見守りたい。

今後の行動
 県議会、新駅設置促進協議会との協議の後に、嘉田知事の方針が固まった時点で判断していきたい。

伊庭嘉兵衞草津市長

対応

対応の理由
 今日まで促進協議会では「建設推進」で一致していた。しかし、この度の選挙結果は、民意が変化を求めたものと受け止めている。協議を重ね、このギャップを埋めることが必要と考えている。

今後の行動
 県議会での知事の所信表明を確認し、県や促進協議会の動向を見守りたいと考えている。

山田亘宏守山市長

対応

対応の理由
 新駅設置は、湖南地域発展のために必要と判断し、推進してきたが、選挙結果による民意は重く受け止めているなかで、立ち止まって議論し直すことは必要と考える。

今後の行動
 知事の所信表明を受けた県議会や県の対応に注視し、今後、促進協議会ならびに市議会での協議を踏まえ対応していく。


国松正一栗東市長

対応×

対応の理由
 20年という長きにわたり進めてきた事業の工事着工後の方向転換は、行政への信頼を失うとともに多大の経済的損失を生じる等、大きな影響がある。

今後の行動
 新知事に市の実情を詳しく説明し理解を求めるとともに県議会での審議を踏まえ、促進協議会関係市で十分協議をしながら、推進に向けて取り組む。

中嶋武嗣甲賀市長

対応

対応の理由
 新幹線負担金問題については、昨年6月の東海道新幹線(仮称)びわこ栗東駅設置促進協議会調整会議において、既決をみているものであり、甲賀市としては特に申し上げることはない。

今後の行動
 今回の選挙によって促進協議会の会長である知事が交代するが、新駅設置は促進協議会で進められたものであり、会長交代によって促進協議会のあり方も含めて、今後、議論が進められるべき。


山崎甚右衞門野洲市長

対応

対応の理由
 「凍結」が県民の選択であると受け止めざるをえないのではないか。その上で新駅設置促進協議会で議論すべきと考える。

今後の行動
 事業費の約半分を負担する県が支出を止めるということであると、事業が成立しないことから、県や周辺市等で組織する促進協議会において協議したい。

谷畑英吾湖南市長

対応×

対応の理由
 凍結手順が当初から不明であり、関係市との対話を軽視し、説明責任が全く果たされていないから。

今後の行動
 県の説明責任の果たし方を厳しく見定めながら対応するとともに、まず県自身の改革を強く求める。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


惨禍の歴史、繰り返すな

忠霊塔巡拝で平和希求

=遺族会永源寺支部=



▲戦没者の冥福と平和を祈念する遺族や戦友
◆東近江・東近江市◆

 東近江市遺族会永源寺支部(奥居清一郎会長、会員三百二十六人)はこのほど、戦争の犠牲となった旧永源寺町内の戦没者三百九十八人の御霊を供養し、恒久平和と命の尊重を祈る忠霊塔巡拝を行った。

 戦争を知らない世代が国民の過半数を占めるなか、平和のありがたさや命の重みを感じる心の薄れから、人を殺める凶悪事件が多発している。

 遺族会では、今ある平和の礎には幾多の尊い犠牲があった事実を認識し、改めて命の尊さと平和祈念の心を持ってもらいたいと、海外戦跡慰霊巡拝や写真展、平和祈願リレー行進などを行っている。また、永源寺支部では、愛する家族や恋人、友人を奪われた者こそ、真の平和を追求する行動が残された使命―と、戦後の激動を生き抜いた記録集を発刊、生の声を届けている。

 忠霊塔巡拝は、二度と惨禍を繰り返してはならないと、遺族をはじめ、川戸善男永源寺支所長、英霊に答える会の有志らが参列。地区にある二十五基の塔を巡拝し、国内や満州・ボルネオ・レイテ島など、他国で亡くなっていった三百九十八人に、白菊を供花した。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


NHKラジオ体操

8月5日 湖東スタジアム

=参加者募集=



◆東近江・東近江市◆

 NHKラジオの夏期巡回ラジオ体操が八月五日午前六時から湖東スタジアムで開かれる。六時半からの実況生放送終了後、郵便局のふるさと小包が当たる抽選会が開かれ、七時二十分に解散。

 参加予定人数は一、八○○人。参加者の集合は午前五時半。参加するには事前申し込みが必要。市教委スポーツ課(24-5674)または各支所教育分室で電話で受け付けている。雨天の場合は、会場を湖東体育館に変更し、湖東地区の小学生とその家族に参加者を限定する。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


南びわ湖駅建設の動向に注目

情勢を見極め体制づくり

=湖東駅(仮称)設置推進協議会=



▲「栗東新駅凍結」の動向を横目に開かれた協議会――ウェルサンピア滋賀で――
◆東近江・近江八幡市◆

 東近江地域二市三町でつくる東海道新幹線湖東駅(仮称)設置推進協議会は、二十五日に近江八幡市のウェルサンピア滋賀で平成十八年度の総会を開き、新駅実現に向けた取り組み継続を確認した。

 昨年度は、栗東新駅建設への動きに、情勢を見極めながら、状況が整えば、機敏に対応できる体制を整えておくとして、積極的な活動は避けたものの、県との協議などは継続してきた。先の知事選挙で新駅建設推進の現職・国松善次氏を建設計画凍結の新人・嘉田由紀子氏が破ったのを受けての開催となった。

 川端五兵衞会長は、「滋賀県中期計画(平成十五年十月策定)で(仮称)湖東駅検討が位置づけられ、協議会もこれを念頭に活動を続けてきた。嘉田新知事は、栗東新駅建設費の予算執行はしないと明言されている。しかしながら、協議会としては、新駅は県の中央部にはぜひとも必要と考えており、これまでとかわりはない。県の国民休養県構想からも、『(滋賀県に)降りる駅』という視点も必要。過去のデータの更新により、より実証的な数値で(湖東駅)実現に向け推進したい」と、協力を求めた。

 来賓としてあいさつした冨士谷英正県議は、栗東新駅凍結に向け議会運営を含めて嘉田知事を支えていく決意とともに、「『凍結』を嘉田知事は『中止と同様』としている。JR東海は京都―米原間でのぞみ・ひかりのための待避駅が必要と考えている。協議会とJR東海との一致点が見い出されるよう努力しなければならない。湖東駅が実現すれば、まちづくりに大きく寄与できる。JR東海にとっても大きな事業になる。野洲市にもぜひ声をかけていかなければない。状況は、知事選で大きく変わってきた」と、推進へ意欲を見せた。

 総会では、今年度も引き続き、要望活動、調査研究、情報収集、関係市町・団体への連絡調整などを行うことを決めた。また、先の県議補欠選挙で当選した宇賀武・山田実両県議を新たに顧問に加わえた。

 閉会のあいさつでは中村功一副会長が、「協議会を取り巻く環境はなお厳しい、各方面の情勢を見極めながら常に機敏な対応ができるよう体制を整えておくことが寛容」と、設置推進を改めて確認した。

 しばらくは、嘉田知事と東海道新幹線(仮称)びわこ栗東新駅設置促進協議会や県議会との動向、「県中期計画」の見直し、「県民の民意」など、ながめながらの協議会活動となる。 


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ