平成18年8月1日(火)第14479号

◆湖東・愛知郡◆
蘇生の投薬処置可能に
小林救急救命士が業務
=愛知郡消防本部=

◆東近江・東近江市◆
八日市図書館で出版記念展
増田洲明・法泉寺住職
=自戒を込めた 書作品60点=


◆東近江・東近江市◆
東近江市へ要望書を提出
八日市商工会議所が意見集約
まちづくり総合計画策定へ提言
=レインボー館(仮称)の建設など=


◆東近江・日野町◆
環境文化で交流
日韓使節団員募る
=蒲生野考現倶楽部=

◆東近江・安土町◆
ゆかりの鎧や兜など
センス物語る品々
=信長の館で特別展示=


◆東近江・近江八幡市◆
7種目に36人 高い技術競う
障害者への理解と雇用へ
=アビリンピック滋賀大会=


▲薬剤投与の資格を取得し、救急業務に就く小林重幸救急救命士
蘇生の投薬処置可能に

小林救急救命士が業務

=愛知郡消防本部=



◆湖東・愛知郡◆

 愛知郡消防本部の救急隊に二十五日から、心肺が停止した危篤状態にある患者に蘇生のための薬剤投与ができる小林重幸救急救命士(38)が業務に就いた。

 今年四月、県内から(財)救急救命九州研修所に第1期生として一ヶ月半の間派遣され、厚生労働大臣が指定する心肺蘇生の薬剤・アドレナリンを専門医の指示を受けて投与できる資格を取得した。現在、有資格者は県内で六人で、小林さんは湖東地域では初の有資格者。

 小林さんが勤務に就いたことで、これまで病院で待機する医師しか処置できなかった早期の蘇生医療行為が救急現場でも行えるようになった。小林さんは「これまで出来なくて歯がゆい思いもしたが、これからは、それが出来る立場になって責任の重さを感じている。頑張りたい」と話している。


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八日市図書館で出版記念展

増田洲明・法泉寺住職

=自戒を込めた 書作品60点=



▲八日市図書館で開かれている出版記念展
◆東近江・東近江市◆

 現代人が忘れかけている生活の規範を自戒の言葉集としてまとめた書本「土に埋もれてひかる糞」を出版した東近江市建部堺町の法泉寺住職、増田洲明氏(59)の出版記念展が八日市図書館で開かれている。八月六日まで、入場無料。

 増田氏は、二十年前から反故紙(ほごし・書家が作品を書き損じた廃紙や古紙)を集め、自らが漉(す)き直した再生紙を「おわび紙」と名付け、それに現代人が忘れかけている心のメッセージをやさしい言葉に綴った書の作品にづくりに取り組んでいる。

 どんな物にも命がある。物の命を大切にしないと人も大切にしなくなる、また、物を大切にするもったいないの心の尊さを訴える書の作品を数多く創作し一九九一年から「おわび紙と書とことば展」を開催。二年前からは東大寺二月堂でも開いている。

 会場には、「空っぽの坊主の自戒」として書き記し、書に掲載した六十八点のうち六十点の原書を並べて紹介している。作品はすべて、一枚一枚に個性のあるおわび紙に筆を走らせたもので「出る杭はうたれる。曲った杭はうたれない。」や「病んだ土から、病んだ産物」、「この大根一本百円。この白菜一玉二百円や。とは言うけれど、大根白菜に銭を払うた奴はなし。」などがある。作品の額縁も古い木材で作られており、書の作品との調和も見ものとなっている。


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東近江市へ要望書を提出

八日市商工会議所が意見集約

まちづくり総合計画策定へ提言
=レインボー館(仮称)の建設など=



▲中村市長(右)に要望書を手渡す今宿会長(左)――熊木副会長(左端)と田中副会長(右端)も同席――
◆東近江・東近江市◆

 八日市商工会議所(今宿市郎会頭)は、東近江市が本年度中に策定する新まちづくり総合計画ヘの提言や要望をまとめ、このほど今宿会長、熊木洋一・田中敏彦両副会長、西村良三専務の三役が中村功一市長ら市幹部に要望書を手渡した。


 同商工会議所が求めた要望は、産業振興や企業誘致、国道を活用した観光施設、中心市街地の発展、延命トンネル開通、産業フェアー開催など六項目を掲げ、総合計画への盛り込みや位置付けを求めている。要望の項目別は次の通り。

 【産業振興基本条例の制定】地域に貢献する企業の育成、安心して活動できる環境の創出に向け、市民・行政・商工業者が一体となって、まちの振興や産業の振興を図るため、市政運営の指針となる条例制定を要望。

 【雇用の増大と優良企業の誘致】企業立地の推進へ企業誘致条例を策定し、公的および民間を含めて早期に環境を整備して、優良企業の立地に積極的に取り組むよう要望。

 【産業振興の根幹施設等の整備】国道421号石榑峠のトンネル工事が着工され、待望の三重と滋賀(中部・近畿)の経済圏の結びつきが広がり、情報の交流が活発になり東近江市の発展が期待される。供用開始に合わせて、産業振興対策を早期に立案されることを要望する。

 一安として、国道421と307号の交差点付近に、東近江市の魅力を紹介する産業・観光・情報の発信、地元物産の販売など、いやしの理念を取り入れた「東近江レインボー館(仮称)」の建設を提案する。また、蒲生インターの早期設置も欠かすことのできない根幹的施設と考える。

 【中心まちづくりの推進】中心市街地商業活性化基本計画の理念を引き継ぎ、総合計画の中に「中心市街地の形成とまちづくり」を盛り込み、ビジョンを明記されるよう要望する。

 【延命山トンネル事業の実施】市街地の通過交通の減少と南北交通の円滑化を図るため、「延命山トンネル(仮称)の開通」を提案する。都市計画道路の見直しも含めて、基盤整備の重要課題として位置付けを要望する。

 【伸びゆく東近江の産業展(産業フェアー)の実施】企業・物産が一堂に会した展示・即売・商談を行う「大産業展」を提案し、東近江市を内外にPRするとともに、企業間の交流を深める機会にと開催を要望する。


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環境文化で交流

日韓使節団員募る

=蒲生野考現倶楽部=


◆東近江・日野町◆

 NPO法人蒲生野考現倶楽部は、環境文化を通して青少年・市民が交流を図ることを目的とした「日韓交流使節団員」を募集している。

 三年前から環境文化の分野で日韓交流を行っている同倶楽部では、一昨年より日野町にあるしゃくなげ學校を活用して韓国訪問団を毎年受け入れ、両国の自然や文化を理解し交流してきた。

 今回は、韓国ブンダン環境市民のつどい実行委員会から招待を受けたもので、使節団員は“韓国第十回城南ほたるまつり”と“ほたるでつなぐ韓日市民青少年交流ワークショップ”に参加する。

 日程は、八月二十四日から二十七日までの三泊四日。募集人員は小中高校生・大学生・大人の中から五人。費用については、航空運賃と宿泊費、食費の一部を主催者が負担し、関空までの交通費と保険、食費は個人負担となる。

 参加希望者は、五日午後五時までに、氏名・年齢・住所・保護者名・電話・メールアドレス・応募した理由(百五十字以内)を記入し、ファックスまたはメールで応募する。

 応募および問い合わせは、同倶楽部(携帯電話090―2012―2386、FAX0748―52―1925、Eメールisaka@ex.biwa.ne.jp)まで。


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ゆかりの鎧や兜など

センス物語る品々

=信長の館で特別展示=



▲「南蛮具足」について説明する水原さん
◆東近江・安土町◆

 安土町文芸の郷信長の館(桑実寺)で、織田信長ゆかりとされる鎧(よろい)や兜(かぶと)などが特別展示され、来館者の関心を集めている。

 同町常楽寺の水原一夫さん所蔵の「南蛮具足」は、中世ヨーロッパの騎士の鎧に似ており、盛り上がった腹の中央に十字架、その左右に不動明王と大日如来を意味する梵(ぼん)字が施され、和洋折衷のデザインが興味深い。水原さんが四・五年前から、「ぜひ安土に」と細川家に交渉し、実現したもの。戦いの合図に使われた指揮棒や鉄砲などと共に紹介する。

 町民に親しまれているご当地ソング「天下布武」(鳥羽一郎)の作詞者でもある大津市坂本在住の祝部禧丸(はふりべよしまる)さんの所有する「南蛮帽子形兜」は、西洋人がかぶっていた帽子をまねて作らせたもので、長篠の合戦を描いた屏風(びょうぶ)絵巻にも描かれている。また、「南蛮菓子器」は、宣教師のルイス・フロイスが安土に向かう途中、村上水軍により安全に瀬戸内海を航行できた礼として、信長が村上氏に贈った当時としては珍しい南蛮菓子(コンペートー)を入れた容器とされる。

 いずれも、西洋文化をいち早く取り入れようとし、ファッションセンスにも長けていた信長の性格を物語る品々として、注目される。

 文芸の郷振興事業団の村地理事長は、「同館の新たな展示、魅力創出の第一歩に」と期待を込める。

 展示は十一月ごろまでの予定で、途中、展示品の入れ替えもある。入館は大人五百円、学生三百円、小人百五十円。月曜日休館。問い合わせは、信長の館(0748―46―6512)まで。

 


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7種目に36人 高い技術競う

障害者への理解と雇用へ

=アビリンピック滋賀大会=



▲競技に取り組む選手――ポリテクカレッジ滋賀で――
◆東近江・近江八幡市◆

 第五回滋賀県障害者技能競技大会(アビリンピック滋賀大会)がこのほど近江八幡市古川町にある滋賀職業能力開発短期大学(ポリテクカレッジ滋賀)で開催され、昨年より一種目多い七種目で、日ごろ鍛えた技能を競った。

 大会は、県と社団法人滋賀県障害者雇用促進協会の主催、滋賀労働局・滋賀障害者職業センター・県障害者雇用支援センター・滋賀職業能力開発短期大学の後援で、県民の障害者への理解と認識を高め、障害者の雇用促進と地位向上を図ることを目的に開催。回を重ねるごとに、
種目、参加者も増え、出場者や選手を支える職場、団体の意識も高まりはじめている。

 また、各職種一位(金賞)の選手は、全国大会に知事の推薦で出場する権利が与えられ、出場選手は毎年好成績をあげ、全国レベルの技能を発揮している。今年も十月二十七日から三日間、香川県で第二十九回全国大会(全三十二種目)が、第四十三回技能五輪全国大会と同時開催され、県代表の活躍が期待される。

 滋賀大会には県内の企業、共同作業所、自営など、満十五歳以上の身体障害者・知的障害者三十六人(昨年二十八人)が出場。機械CAD、電子機器組立、パソコン操作、データベース構築、ホームページ作製、喫茶サービス、今回新たに加わったパソコンデータ入力の七種目で行われた。選手たちは課せられた課題に真剣に取り組み、各種目の会場は、熱気と緊張に包まれた。

 大会の上位入賞者は次の通り。敬称略。

機械CAD】金賞 辰巳重則54(長浜市 高橋金属)▽銀賞 畑雅之35(守山市 積水ハウス)▽銅賞 該当なし▽努力賞 國枝伸弘24(湖南市 住友電工プリントサーキット)

電子機器組立】金賞 酒井良和36(彦根市 滋賀松下電工)▽銀賞 林順子32(彦根市 同)▽銅賞 林晶己22(彦根市 同)

パソコン操作】金賞 該当なし▽銀賞 田尻みどり43(木之本町 個人)▽努力賞 大橋貞子51(近江八幡市 個人)

データベース操作】金賞 新谷善彦46(東近江市 古河オートモーティブパーツ)▽銀賞 該当なし▽銅賞 鈴木一茂29(大津市 情報共同作業所アイ・コラボレーション)

ホームページ作製】金賞 谷口貞之31(東近江市 情報共同作業所アイ・コラボレーション)▽銀賞 山本英嗣38(亀岡市 同)▽銅賞 該当なし▽努力賞 佐々木桂樹24(草津市 同)

喫茶サービス】金賞 下田奈穂17(東近江市 県立八日市養護学校)▽銀賞 今橋正一22(余呉町 クレール)▽銅賞 奥田真二25(愛荘町 クレール)

パソコンデータ入力】金賞 福谷惇也17(彦根市 県立甲良養護学校)▽銀賞 前田伊吹樹18(安土町 クレール)▽銅賞 国分一直28(米原市 クレール)

 


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