平成18年8月21日(月)

◆東近江・東近江市◆
歯止めかからず 児童虐待
CAP滋賀の防止活動
子供の大切な3つの権利
=「SOS」を見逃さないで!=

◆東近江・東近江市◆
素材を生かした
押し花展
=八日市図書館=


◆東近江・東近江市◆
松明 夜空を乱舞
=白鳥神社で「まんどう」=


◆東近江・東近江市◆
東近江ケーブルテレビが募集
=愛称と番組提案=


◆東近江・竜王町◆
自分たちで切り出した!
間伐材使って自転車置き場
=竜王町川守の壮年会=


◆東近江・安土町◆
楽しく学ぶバイオテクノロジー
遺伝子組み換えも正しく理解
=農業技術振興センターが教室=


歯止めかからず 児童虐待

CAP滋賀の防止活動

子供の大切な3つの権利
=「SOS」を見逃さないで!=


▲子供を虐待から守るワークショップ―市民グループ「CAP滋賀」―
◆東近江・東近江市◆

 滋賀県下における子供の虐待に関する相談は、児童虐待防止法施行後も歯止めがかからず、調査開始から最悪の状況と報告している。特にネグレスト(育児放棄)が急増し、子供の人権尊重・人権意識の欠如を市民グループ「CAP滋賀」(小林明子代表)は、ワークショップ(参加型学習)を通じ指摘する。

 CAP滋賀は、すべての子供が生きていくために大切な三つの権利(安心・自信・自由)を持つと強調する。安心して自信を持って自由に生きる権利を奪われそうになったら、何ができるかを子供だけでなく大人もワークショップで学ぶ。

 モノローグ(一人語り)で問題を提起し、ロールプレイ(寸劇)で解決方法を探り、危険を感じたら「いや・逃げる・話す」ことを子供に求め、大人には「子供の話や気持ちを聴く」ことの重要さを訴える。その後のトークタイム(意見交換)で参加者らが確認し合う。

 子供を孤立させないで、子供の話に耳を傾け、子供を理解しようとする大人が増えることを期待し、互いに支え合って、地域全体で子供たちをサポートするCAP滋賀のコミュニティー活動は、児童虐待が続く限り果てしない。

 CAPは「Child Assault Prevention」(子供への暴力防止)の略で、いじめや虐待、誘拐、性暴力などから、自分たちの心や身を守るための教育プログラム。アメリカで始まり、日本では約百三十団体が活動している。CAP滋賀は平成八年四月、旧八日市市に発足した。ワークショップの申し込みは、同事務局(TEL0748―23―0777)へ。


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素材を生かした押し花展

=八日市図書館=



▲八日市図書館で開かれている押し花展
◆東近江・東近江市◆

 家庭の庭や身近な野原に咲く草花を材料に仕上げた押し花展が八日市図書館で開かれている。三十一日まで。

 押し花教室さくら会を主宰する安藤美智子さん(58)とその教室生の作品を展示紹介するもので、会場にはハハコグサやアジサイ、サクラなど身近な花を重ね合わせて表現した風景や人物、花、抽象画など三十一点が並べられている。中には、食べた後のメロンの皮やアスパラ、ピーマン、ナスなど果物と野菜で作ったユニークな作品もあり、来館者の目を楽しませている。

 いずれの作品も、立体的な表現で素材の持つ色合いや感触がそのまま生かされ、不思議な魅力を醸し出している。きょう二十日と二十七日の午後一時半から会場で無料の体験教室が開かれる。


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松明 夜空を乱舞

=白鳥神社で「まんどう」=



▲松明で弧を描き、見物客を魅了した神事(市原野町の白鳥神社)
◆東近江・東近江市◆

 数え年七歳から十五歳までの少年が主役となる伝統行事「まんどう」が、東近江市市原野町の白鳥神社などで行われ、担ぎ手の勢いとともに大小のたいまつ十八本が夜空を乱舞。幻想的な世界に包まれ、見物客たちを魅了した。

 お盆の迎え火・送り火として毎年八月十四、十五日(昨年から十四日は中止)に奉納される火祭りで、白鳥神社で受けた神火を「みみず」と呼ばれるたいまつに移し、リレーをしながら万灯山から堂屋敷まで駆け下りる神事。

 たいまつは、菜種を筒状に束ね、青竹を巻くように取り付けて担がれ、七歳のものを「初たいまつ」、十五歳のものを「あがりたいまつ」といい、あがりたいまつになると直径は二メートルにもなる。

 今年は「あがりたいまつ」の該当者はいなかったが、大きなうちわでたいまつを仰ぎ、全身に火の粉を浴びながら迫力ある舞を披露。あがりを終えると大人の仲間入りをする。

 近年、少子高齢化で該当する児童と、たいまつの数が減少しており、市原野町では、四年前から転作田を利用して菜種を栽培するとともに、隣組単位でたいまつを作り、伝統行事の保存・維持に力を入れている。


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東近江ケーブルテレビが募集

=愛称と番組提案=


◆東近江・東近江市◆

 東近江ケーブルネットワーク株式会社は、市民から親しみが持てるケーブルテレビの「愛称」と、「こんな番組があったらいいな」「こんな番組がみたい」など、地域に密着した「番組提案」を募集している。いずれも応募資格は市内在住・在勤・通学者に限リ、一人何点でも可。

 住所・氏名・電話番号のほか、愛称名と解説(愛称募集)、番組名と内容(番組提案)を書き、今月三十一日までにはがき(〒527―0023東近江市八日市緑町一一―一七)、ファックス(23―7501)、インターネット(http://www.hcnet.tv/)で応募する。

 愛称作品には液晶テレビ15型などがプレゼントされ、番組提案が採用されると抽選でDVDレコーダーなどが当たる。詳しくはケーブルネットワーク(TEL24―5688)へ。


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自分たちで切り出した!

間伐材使って自転車置き場

=竜王町川守の壮年会=



▲自分たちで山から切り出してきた間伐材を使って自転車置き場を作る壮年会メンバーら(竜王町川守で)
◆東近江・竜王町◆

 竜王町川守の四十五〜六十五歳で組織する壮年会(中江孝造会長、四十二人)が、同会創立五周年を記念して、川守交差点近くの広場に間伐材を使った自転車置き場を五日に組み立て、地域住民らは「とても立派な造りだ」と日よけにもなる小屋を喜んでいる。

 同町川守自治会は、昭和五十八年に滋賀県の植樹祭が雪野山で開催されたのがきっかけで、雪野山全山が生活環境保全林に指定されたことから、雪野山生活環境保全林整備事業管理協議会(会長=森岡武夫自治会長)を立ち上げた。松の苗木の植樹作業などに川守地区あげて取り組み、森林の役割や大切さを体感しつつ、身近な山の保全・緑化に力を入れている。

 「地元の山は地元でしっかりと守っていこう」と、三年前から日野町森林組合の指導を仰ぎ、平成十六、十七、十八年度の三カ年計画で、雪野山の中でも地元住民が“ひのきの山”と呼んでいる森林(〇・七六ヘクタール)の枝打ちや間伐伐採を始めた。

 手入れされていない森林は真っ暗で、太陽光が当たらない地面には草が一つも生えていなかったという。「遅くてもやるにこしたことはない」と同協議会や壮年会メンバーらが団結し、慣れないチェーンソー片手に山に入った。年三回(一、六、十一月)の枝打ち・間伐作業で技術を体得したメンバーの機敏な動きに、町職員は「びっくりするぐらいパワーがある」と舌を巻く。

▲地元の山を身近に感じてほしいとの思いが込められたヒノキ造りの自転車置き場
 苦労して切り出してきた間伐材を何か有効活用できないかとの思いから、壮年会が川守交差点近くのバス停がある広場に、住民誰もが利用できる自転車置き場の建設を提案、実行した。

 壮年会メンバーらは、今年六月の作業で水を含んで重さが増した間伐材四十本を運び出し、皮をむいて磨き上げた後、地元大工の協力を得て作った綿密な設計図に基づき、材料を切り出していった。

 今月五日には、石屋を営むメンバーの仕事が光るコンクリートの土台の上に、ヒノキの間伐材を設計図通りに組み立て、プロ顔負けの自転車置き場を完成させた。

 中江会長は「うまくできていないのがいい」と謙そんし、「地元の山を身近に感じてほしいという願いを込めて作った。山を守る他の地域にも間伐材の活用や森林保全活動が広がっていけばと思う」と話していた。

 


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楽しく学ぶバイオテクノロジー

遺伝子組み換えも正しく理解

=農業技術振興センターが教室=



▲コップの中でバナナのDNAが抽出される様子を観察する参加者
◆東近江・安土町◆

 県農業技術振興センター(安土町大中)で「楽しく学べるバイオ教室」が開かれ、参加者は簡単な実験などを通して、バイオテクノロジーへの関心と理解を深めた。

 教室は、偏った情報の氾濫や正しい情報の提供不足などから生じている「遺伝子組み換え農作物や食品=危険」というイメージから脱却してもらうため、遺伝子組み換えやバイオテクノロジーの正しい理解からの不安の解消をねらいに、中・高生以上を対象に、一昨年から開催している。

 毎年、参加受付開始後すぐに定員いっぱいになる人気教室で、今回も、県内各地から午前と午後の部に二十人ずつ、四十人が参加した。

 社団法人・農林水産先端技術産業振興センターの橋本昭栄さんから、遺伝子、DNAなどの構造や働き、相互の関連など基礎知識や、身近にある発酵や遺伝子組み換えによる食品・医薬品などバイオ技術などの話を聞いたあと、バナナからDNAを抽出する実験、大豆の遺伝子組み換え判別実験に取り組んだ。

 すりつぶしたバナナに食塩水を混ぜ、コーヒーフィルターでこした果汁に、洗剤、エタノールといった家庭にある簡単な素材を順番に注いで行くと、透明のエタノールの層に白濁の糸状のDNAのかたまりが徐々に現れてくる。参加者は、驚きの現象が起きているコップに顔を近づけ、目を大きく見開いて、その様子をじっくり観察していた。

 遺伝子組み換え判別実験では、袋に水とつぶした飼料用輸入大豆または国産大豆を入れ、試験紙に浮き出される線(バンド)の数で、遺伝子組み換えかどうかをチェックした。

 これらの講義や実験を踏まえて、再び遺伝子組み換えについての講義に戻り、遺伝子組み換えによる品種改良と害虫防除・抗除草剤・抗ウィルスなどの効果、今後の活用、日本の食糧自給との関連、世界の動向、安全確保に向けた世界および日本のルール、遺伝子はタンパク質として消化され体内に蓄積されないため人や後世への影響はない、消費者の関心の高さと情報の曖昧さから高められた遺伝子組み換えへの不安、食品表示規定、など、遺伝子組み換えの安全性について学び、理解を深めた。

 講義のあと、参加者から、遺伝子組み換えの表示や今後への不安について質問が出されたが、「遺伝子組み換えが問題ではなく、その目的(抗除草・害虫駆除など)が重要」であること、「日頃口にしている野菜なども長い歴史の中で品種改良されてきたものであり、ジャガイモのようにきちんと調理しなければ危険なものも多い」など、改めて安全性が強調された。

 夏休みの自由研究にと彦根から参加した男子中学生は「実験はたいへんおもしろく、参考になりました」と話し、一緒に参加したおかあさんも「家の台所ですぐできるので、いろいろ試してみたい」と、高まったバイオテクノロジーへの関心を、家に持ち帰った。

 


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