平成18年8月23日(水)第14498号

◆全県◆
県内産木材を知る
製材所&住宅の見学会
=参加募集=

◆湖南・栗東市◆
民主、独自候補も視野に
嘉田知事の「凍結」の鍵握る栗東市長選
栗政会と市民ネットが新人擁立へ
=奥本、川崎、北野の3氏に絞り込み!?=


◆湖南・栗東市◆
新幹線新駅「凍結」方針
=対話の入口で“立ち往生”=


◆湖南・栗東市◆
RD問題
栗東市が市民へ報告会
依然、有害物質は流出
=1日につき1・5メートル北西へ=


◆東近江・東近江市◆
地域を知って身を守る!
小学生が災害図上訓練
=通学の危険個所も点検=


◆東近江・東近江市◆
学び舎に職人技
大工らが奉仕の汗
=愛東建築組合=


県内産木材を知る

製材所&住宅の見学会

=参加募集=


◆全県◆

 県湖北地域振興局は、湖北の木で家をつくる会や県木材協会などと共催する「地域材での家づくり見学会」の参加者を募集している。県では、県産木材活用推進協議会を通して住宅を新築する県民に県内産の柱材を無償提供しているが、提供している柱材の製造現場と県内産材住宅を実際に見てもらおうと開催するもの。参加は家造りに関心がある人なら誰でも自由で無料。

 見学会は、二十七日午後一時に湖北地域振興局に集合後、バスに乗り込み、県内産木材を生産している白谷製材と実際に県内産の材木が使われた住宅建築現場を訪れ、専門家の説明に耳を傾ける。

 参加申し込みは、住所、氏名、参加者数(子どもも可)、連絡先を明記してFAX(0749-63-4155)かeメール(dj33@prey.shiga.lg.jp)へ送る。

 木材の無償提供は、県内産のスギおよびヒノキ材(十二センチ角、長さ三メートル)で、一戸当たり最高百本。年二回の募集期間があり、今年は十月一日〜十一月末日。

 見学会の問い合わせは、同振興局森林整備課(0749-65-6617)へ。


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民主、独自候補も視野に

嘉田知事の「凍結」の鍵握る栗東市長選
栗政会と市民ネットが新人擁立へ
=奥本、川崎、北野の3氏に絞り込み!?=



▲12日に県公館で嘉田知事と会談した国松市長(向って左)の胸中は…
◆湖南・栗東市◆

 嘉田由紀子知事は新幹線栗東新駅の「凍結」を最大の公約に掲げているのに対し、栗東市の国松正一市長は「推進」に不退転の覚悟だけに、「凍結」問題は混迷の度を深めている。このような中、今後の鍵を握るのが、十月十五日告示、同月二十二日投開票の栗東市長選。「凍結」に方向転換した民主党県連は、なにがなんでも「推進」の自民党との対決色を鮮明にして、独自候補擁立の動きを見せ始めている。そこで再選に意欲を示す国松市長への対抗馬擁立の動きを追ってみた。    【石川政実】

 先月二日に投開票された知事選は、栗東市では新幹線問題で「凍結」を掲げた新人の嘉田氏が七千二百四十一票、「中止」を訴えた新人の辻義則氏が三千五百二十九票、「推進」の現職・国松善次氏が一万四百五票を得票するなど、嘉田氏と辻氏の合計が国松氏をわずかに上回った。それだけに新駅の「凍結」などを掲げて有力新人が国松市長に挑めば、予断を許さない展開になってくる。

 同市選出の三浦治雄県議(自民党)はさきごろ、後援会の支持者らに県議会報告を郵送した。これは、三日の七月県会で同氏が新幹線新駅について行なった一般質問を紹介したものだが、報告の最後は「十月の市長選挙は、どのようなことがあっても推進を掲げる市長の当選が(新駅設置の)必須条件」と結ぶなど、早くも国松市長に再選出馬のお墨付きを与えた格好だった。

 ちなみに市議会は、なんとしても「推進」の三浦県議派の新政栗東(保守系)と公明▽県に頼らないで「推進」を模索する栗政会(同)と「慎重派」の市民ネット(民主系)▽「中止」の共産ーの三極構造。新政栗東が国松氏を支持すれば、栗政会と市民ネットは連携して新候補の擁立を模索する対立構造になっている。

 新人候補の擁立に当たり、民主党筋で白羽の矢が立ったのは県議会会派の民主党・県民ネット・北野加代子県議だった。しかし同氏は、民主党県連から来年の参院選滋賀選挙区の候補の一人に挙げられる可能性もあって固辞したものと見られるが、ここにきてテレビ局の取材で心が揺らぎ始めたかも知れない。次いで市民ネットの田村隆光市議が急浮上しているが、出馬には慎重だ。宇野哲市議会議長も下馬評に名を連ねたが、本人は年齢を理由に固辞。ならばと栗政会から、川崎等市議を推す声が挙がっている。ただし同氏は、むしろ来年の県議選に意欲を示しており、微妙なところ。

 また前回の市長選で国松市長に惜しくも敗れた元助役の高田徳次氏も“打倒国松”に執念を見せていたが、ここにきてトーンダウン。なお県庁関係では、太田剛・企業庁長、鵜飼重明・畜産課長らも下馬評にのぼったものの、本人らにその気はないようだ。

 民間人では、びわ湖放送前代表取締役専務の奥本健氏が有力視されている。さらに四十歳代の女性起業家を担ぎ出す動きもある。また早川洋行滋賀大学教授やウルトラCで落下傘候補の可能性も。ともあれ今後は、奥本氏、川崎氏、北野氏などを軸に絞り込みが行なわれそうだが、難航は必至。なお共産も、市民運動家などと連携して新人候補の擁立を模索している。


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新幹線新駅「凍結」方針

=対話の入口で“立ち往生”=


◆湖南・栗東市◆

 嘉田由紀子知事が就任して一カ月が経過するが、公約である新幹線新駅「凍結」実現に向けては、議論の入口で立ち往生している。この問題には、県と栗東市、関係自治体、JR東海のほか、地権者なども関わり、様々な思いが複雑に絡み合う。盆休暇を挟んで県と地元で動きがあった。

促進協幹部会議
早期開催へ合意


 嘉田由紀子知事と、新幹線新駅「推進」を求める地元の国松正一栗東市長は、十二日に県庁公館で非公開で会談した。促進協議会の幹部会議である正副会長会議(知事、関係市長、県議)の早期の開催について合意した。

 双方が行った会見によると、国松市長は「栗東市を通してJR東海に工事中止の申し入れが知事からあったが、できないと言った」。合意の手順として「促進協の場で議論するのが先決」とし、知事に新駅設置促進協議会(県と関係七市などで構成)の会長就任を勧めた。

 これに対して嘉田知事は「協議会の目的は促進であり、会長に就任すると(公約の凍結と)矛盾する。幅広い議論のできる場であれば就任を検討したい」と答えたという。

 従来、新駅について具体的な話し合いは、促進協で行ってきた。促進協の会長は、規約で知事を充てることになっている。

地元で議論始まる
栗東市議会


 栗東市議会の新幹線(仮称)南びわ湖駅設置対策委員会(委員長=野村昌弘市議)の第一回委員会は、十七日に非公開で開かれた。同委員会は、嘉田知事当選を受けて七月に設置。新駅設置の今後の対応について、市民不安を払拭するための調査、研究する。

 このなかで市当局は委員へ▽知事・市長の会談について報告▽新駅の必要性と効果▽駅設設置・周辺整備事業の投資▽凍結に対する課題│などについて説明。

 委員会終了後、野村委員長は「数字(市の投資額など)を委員で共通認識をもてた。(推進、凍結、中止の影響の)シュミレーションをたてて進めるべきとの意見があり、その上で運営を進める」と語った。

地権者が知事へ
説明会の申し入れ


 新幹線新駅の地元・栗東市で、周辺整備で区画整理事業にかかる四地区(蜂屋、下鈎甲、上鈎、手原)の自治会長、地権者代表十三人が、新駅凍結にかかる地元説明会の開催を嘉田由紀子知事に要請するため、十八日に県庁秘書課を訪れて申し入れ書を県職員に手渡した。

 申し入れの後、中井建夫・蜂屋自治会長は「県・市が協力してくれというので、新駅ありきで(仮換地に)同意した。知事は対話を重視するといいながら、地権者への話し合いがない。」と語気を強めた。

 これに対して県秘書課は二十一日、「九月二十二日開会の九月県議会までに知事と地権者の話し合いの場をつくる」と回答した。

 なお、区画整理事業の地権者は二百三十八人。


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RD問題

栗東市が市民へ報告会

依然、有害物質は流出
=1日につき1・5メートル北西へ=


◆湖南・栗東市◆

 総水銀など有害物質が地下へ流出しているとされるRD産廃処分場問題(栗東市)について、専門家でつくる市調査委員会は十九日、市民報告会を同市中央公民館で開いた。

 経過報告で高谷清委員は、処分場周辺の地下水からは環境基準を超える総水銀、鉛、ヒ素、ダイオキシンなどが検出され、汚染は依然続いているとした。

 ダイオキシンは発ガン性、胎児毒性、鉛は脳障害、環境ホルモンのビスフェノールAは胎児の脳形成に悪影響を与える。飲み水の七割を地下水に頼る栗東市では、「基本的に原因物の除去を段階的に実施すべき」と訴えた。

 処分場の現状については畑明郎委員が、「処分場直下流の地下水は(不純物の度合いを示す)電気伝導度が異常に高く、下流の地下水も高い」として有害物質が流出している可能性があると指摘し、県実施の改善工事の効果を疑問視した。

 地下水汚染に関して川地武委員は、流動試験の結果からみて「北西へ一日につき一・五メートル、年間でみると六百〜八百メートル移動している」とした。

 また、横山卓雄委員はまとめで「解決に向けて(目標である)マスタープランをつくらないといけない」と話した。


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地域を知って身を守る!

小学生が災害図上訓練

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▲八日市消防署員の指導を受けながら災害図上訓練に取り組む子どもたち
◆東近江・東近江市◆

 小学生を対象に自分たちが住む地域の地図を囲み、ゲーム感覚で災害時の対応策を考える図上訓練が十九日、中野公民館で開かれた。

 八日市消防署が地震など広範囲の災害に見舞われた場合は、自分の身は自分で守る防災知識が必要になることから、子どもたちにも学んでもらおうと開いたもので、小学生を対象にしたのは東近江地域で始めて。

 訓練には、中野地区の子どもと保護者など三十人が参加。子どもたちは署員の説明に耳を傾けながら自分たちが住む中野地区の地図を広げ、鉄道、主要道、避難場所など、災害時に重要となる公共施設の所在地をチェック、自分の家との位置関係やコンビニなどの食料店舗などを調べて色分けし、万一、災害にあった場合、人に頼らず自分自身でどれだけ的確な行動が行えるかを考えた。

 また、新学期に向けて、通学路の危険個所をピックアップし、みんなで気をつけようと呼びかけた。この日の訓練は、約一時間半ほどで終了し、参加した小学生は、自主防災の知識を深めて帰った。

 訓練を行った消防職員は「思っていたより、子どもたちは地域のようすを知っていた。今回の訓練がいざというときに役立つようにしてほしい」と話していた。

 


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学び舎に職人技

大工らが奉仕の汗

=愛東建築組合=



▲職人の技を生かして修繕作業に汗流す組合員
◆東近江・東近江市◆

 愛東建築組合(村山光組合長)が十八日、愛東南・北の幼稚園と小学校、中学校の園、校舎で修繕奉仕に汗を流した。子供がいなくなる夏休み期間に毎年、行われている地域ボランティア活動で、三十年余り続けられている。

 六月に組合員が、各園と校舎を事前に巡回し、傷みが目立っている施設や用具の点検を実施、修繕が必要とみられる三十箇所をピックアップし、そのうちこの日の作業で完了できる二十カ所について修繕を行うことにした。

 作業には、二十一人の組合員が参加。各園と校舎に分かれて、事前点検で予め決めてあった椅子や机の修繕、ウサギ小屋のリフォーム、みざらの製作などの作業を手分けしてこなした。

 愛東地区では近年、学校施設の建て直しが行われたことから、学校側から修繕の要望は少なくなっているが、同組合では、地元で培われた職人の技が、こうした奉仕作業を通して活かされていくことは意義があるとして、続けていくことにしている。

 修繕の材料には、できるだけ地域の技術や物を子供たちに知ってもらおうと、地元産のスギやヒノキ材などを使用してプロの腕前を発揮した。

 


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