平成18年9月7日(木)第14511号

◆湖南・栗東市◆
地元不動産業者もアキレ顔
市公社が坪109万円の超高値で用地取得
=国松栗東市政の光と影(1)=

◆湖南・栗東市◆
栗東市長選へ立候補表明
杉田氏 「新幹線新駅は中止」
=RD問題にも意欲示す=


◆東近江・東近江市◆
いつまでもお元気で
市内男女最高齢者を慶祝訪問
中村市長と園児
=木村さん(106)と高木さん(101)=


◆東近江・東近江市◆
交通ルール守らないと食べちゃうぞ!
蒲生支所職員 寸劇で指導
=親子で学ぶ 「交通安全教室」=


◆東近江・東近江市◆
10日のイベント
押し花教室
=ゆりかごネット募集=


◆東近江・竜王町◆
谷村さんの作品 絵はがきに!
竜王町観光協会が2000部作成
=観光PRに活用中=


地元不動産業者もアキレ顔

市公社が坪109万円の超高値で用地取得
=国松栗東市政の光と影(1)=


◆湖南・栗東市◆

 任期満了に伴う栗東市長選(十月二十二日投開票)に、元滋賀県労働組合総連合事務局長の杉田聡司氏(58)が三日、「新幹線新駅は中止」を掲げて無所属で立候補する意向を表明した。現職の国松正一市長(58)は、「推進」の立場で立候補を表明しており、市長選は新幹線新駅が最大の争点になってきた。そこで国松市政の現状と課題を追ってみた。【石川政実】

 平成十七年度の市の一般会計決算は、歳出総額が二百三十九億七千二百万円(前年度比二・四%減)となったが、借金にあたる年度末の市債残高は三百九十億三千万円(同二・八%増)で、一般会計歳出額の一・六倍に達している。

 この一般会計に特別会計(土地取得、駅前区画、新都心区画の三特別会計=注2)を加えれば、十七年度決算での市債残高合計は、四百六十一億六千五百万円となり、実に市民一人当りの借金は七十四万二千二百円にのぼることになる。さらに市は、新幹線設置費として、駅舎費用等九十億九千四百万円、周辺開発費二百二十七億五千九百万円の合計三百十八億五千三百万円を負担するのだ。巨額の市債残高に、今後は市が土地開発公社を通じて新幹線新駅の区画整理事業のために行なった用地の先行取得費も加算されてくる。

 国松市長は先月、昭和六十二年度から十八年度までで新幹線新駅設置・周辺整備事業に注いできた投資額が百七十七億七千万円にのぼるとし、嘉田由紀子知事に「さあ、どうしてくれる」と詰め寄った。実はこの投資額の六三・五%を占めているのが、公社の用地取得費(表参照)である。

 一覧表の通り、公社は平成十二年、S社から一万五千平方メートルを四十九億千二百万円(補償費十億二千五百万円を含む)で取得している。それは一平方メートル当たり三十二万六千円(坪=三・三四平方メートル=当たり百八万九千円)という破格の高値だった。

 ちなみにS社に続く高値は、新幹線新駅駐車場2(個人所有地)の平方メートル当たり二十八万九千円(坪当たり九十六万六千円)▽公共事業用地(上鈎2)の平方メートル当たり二十四万八千円(坪当たり八十二万八千円)となっている。

 地元不動産業者は「坪当たり百八万九千円で取得したS社の土地は、現在の実勢価格では、新幹線新駅が設置の方向なら坪当たり六十万円、凍結なら同二十万円程度だ。そもそも購入価格が驚くほどの高値であり、市が県に賠償責任を求めても納得できませんよ。表の中で気になるケースが他にも二、三あります」とあきれ顔だった。

 (注1)簿価は、取得金額に金利、人件費を加えた価格 

 (注2)下水道、農業集落排水、水道の三特別会計は除く


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栗東市長選へ立候補表明

杉田氏 「新幹線新駅は中止」

=RD問題にも意欲示す=


▲杉田聡司氏
◆湖南・栗東市◆

 十月十五日告示の栗東市長選挙(同月二十二日投開票)で、元栗東町職員で元県労働組合総連合事務局長の杉田聡司氏(58歳)が三日、新しい栗東市政をつくる会(高谷清代表)の結成総会で立候補の意向を表明し、了承された。

 このなかで、地元で現在予定されている新幹線新駅について「中止」の立場で臨むとし、「(建設推進を)正すには、(新駅凍結の)嘉田知事と共同してがんばるしかない」と、すでに再選を目指して出馬表明している現職の国松正一栗東市長の推進方針との対立軸を明確にした。

 杉田氏は現在、新幹線新駅問題を考える会の事務局長を務める。

 また、有害物質が地下流出し問題になっているRD産廃処分場ついては、「(業者の監督責任のあった)県の責任である。県と協議して解決したい」と意欲を示した。

 この日、杉田氏推薦を決めた新しい栗東市政をつくる会の結成総会には、新幹線新駅の中止やRD産廃処分場から有害物除去を訴える市民約百二十人が参加。基本姿勢として▽新幹線栗東新駅建設の中止▽RD産廃処分場の有害物除去と安全な水道水の供給▽住民合意ですすめるまちづくりーを三本柱で合意した。


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いつまでもお元気で

市内男女最高齢者を慶祝訪問

中村市長と園児
=木村さん(106)と高木さん(101)=


▲めぐみ保育園児から祝福を受ける木村好恵さん
◆東近江・東近江市◆

 十八日(第三月曜日)の「敬老の日」を前に五日、中村功一市長が東近江市内の男女最高齢者を慶祝訪問し記念品を贈って長寿を祝った。

 女性の最高齢者は、一○六歳(明治32年9月25日生れ)の木村好恵さん(八日市東本町)

 男性は、一○一歳(明治38年1月11日生れ)の高木半助さん(布施町)。


 最高齢の木村さんは、現在、青葉病院に入院中。中村市長とめぐみ保育園児の代表二人が、病院側が準備したお祝いの室を訪れ、「いつまでもお元気
▲いちのべ保育園児から花束を贈られて喜ぶ高木さん
で」と祝福し、中村市長からは綿と絹のストール、園児からはアイロンビーズでつくったハートの形をした装飾品をプレゼントした。木村さんにこの日の慶祝訪問を喜んでもらおうと、ガラス窓に「木村好恵様

 おめでとうございます」の大きな文字が張られ、家族からも祝いの電報と品物が届けられた。木村さんは「みなさんにお祝いしてもらってうれしい。いろいろお祝いをいただいてありがとうございます」と感謝した。

 高木さんへは、入所先の介護老人福祉施設こぼしの家(市辺町)にいちのべ保育園児の代表二人と訪問。中村市長から布引焼の陶板の壁飾り、園児からは色紙で作った花束が贈られた。

 同市内の百歳以上の長寿者は、男三人、女十四人。


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交通ルール守らないと食べちゃうぞ!

蒲生支所職員 寸劇で指導

=親子で学ぶ 「交通安全教室」=



▲捕われた教諭を助けるためにタイガー大魔王の交通ルールに関するクイズに答える園児ら(蒲生幼稚園で)
◆東近江・東近江市◆

 園児全員がバス通園で、交通ルールを教える機会がない―。蒲生幼稚園(日永よし子園長)は五日、「親子交通安全教室」を開き、四、五歳児百十人を対象に交通ルールを楽しみながら覚えさせ、保護者に対しては繰り返し言い聞かせることの重要性を説いた。

 同幼稚園の日永園長は、「園児二百三十五人全員がバス通園で、街中を手をつないで歩いている親子も少ないのではないかと思う。身の安全は自分で守らなければならず、小学校から交通ルールを教えるのでは遅い。毎日、身近にいる者が繰り返し言い聞かせ、子どもたちに覚えさせることが大切」と、交通事故の発生もあって早急に同教室を開いてほしいと要望していた。

 この親子交通安全教室には、東近江警察署交通課・岩井昭博巡査長と朝日野警察官駐在所・田中秀人巡査部長以外に、蒲生支所職員四人が駆け付け、タイガー大魔王が登場する楽しい寸劇を披露した。

 交通ルールを守らない人を食べてしまうというタイガー大魔王が、同園教諭を人質に園児の前に登場し、“道路は右側を歩く”や“ボールが道路に転がったら飛び出して取りに行く”、“車が来ていなかったら道路で遊んでもいい”、“止まれの標識は必ず止まる”、“信号が青になったら左右をよく見てから渡る”という五つの質問を出した。

 教諭を返してほしい園児らは、身を乗り出しながら◯×クイズに挑み、見事全問正解。最後に「アーンパーンチ」を全員で繰り出し、タイガー大魔王をやっつけた。

 また、交通安全に関する言葉やルールを歌詞に盛り込んだアンパンマンの替え歌を、同支所職員が歌い上げている音楽をバックに、園児と保護者が一緒に踊って覚えた。

 約束事を頭と体に叩き込んだ後は、運動場での実地練習へ。横断歩道や信号のある交差点、踏み切りが再現されたコースを、親子が手をつないで歩いた。園児らは、実際に自転車がきていないか左右確認してから横断歩道を渡り、どの信号機を見て渡ればいいかも学んだ。

 安田尚平君(5)の母・則子さんは「地区内の道は左右を確認して渡っていても、子どもが一人で信号を渡ることがないので、こういう教室はいいと思う」と話していた。


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10日のイベント

押し花教室

=ゆりかごネット募集=


◆東近江・東近江市◆

 NPO法人ゆりかごネット(小島智津子理事長)は、十日午前十時から「ふれあい美術館」(八日市高東隣ふれあいビレッジ内)の絵画作品の入れ替えと同時に、安藤美智子さんの「押し花教室」を開催する。午後二時まで。

 何でも五十円コーナー、コーヒー、軽食などのイベントほか、押し花教室への参加は、昼食付き無料で、定員(二十人)で締め切る。また、ほんわかホーム(八日市金屋大通り)では、子供の好きな健康な人を募集している。詳しくは小島理事長(TEL22―2208)へ。

 


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谷村さんの作品 絵はがきに!

竜王町観光協会が2000部作成

=観光PRに活用中=



▲名古屋での観光キャンペーンで絵はがきを配布し町の魅力をPRする観光親善使節ら
◆東近江・竜王町◆

 竜王町観光協会(若井冨嗣会長)はこのほど、町内の名所・旧跡を描いた谷村三郎さん独自のちぎり絵作品を「絵はがき」(五枚セット)にした。絵はがきの作成は約十年ぶりで、作成した絵はがきセット二千部は県内外の観光キャンペーンなどでPR用として配布している。

 竜王町公民館指導員の谷村三郎さん=同町山之上=は、四十年間にわたり美術教師として教べんをとる傍ら、洋画を描き続けてきた。退職後、昭和六十二年に蒲生幼稚園長に就任し、園児に色紙ではなく工作材料として古雑誌を手渡したところ、斬新で感性光る作品ができあがったことをヒントに、カラー雑誌の色彩を生かした独自のちぎり絵を編み出した。

 古いカラー雑誌や新聞紙のグラビア部分を活用して、郷土や古きよき日本の原風景を作品に残す手法は多くの人を魅了し、竜王・安土・日野町内で開かれている谷村さんのちぎり絵教室で約百人が学んでいる。

 今回、同観光協会の依頼を受け、谷村さんは“苗村神社”と“鏡神社”、“妹背の里”、“アグリパーク竜王”、“ドラゴンハット”の五カ所をちぎり絵で表現した。

 どの絵はがきも遠方から見たときは写真のような美しさで、よく目を凝らすとアグリパーク竜王の地面がカーディガンを着た女性の肩だったり、妹背の里の青空がスーツだったりと、遠近感と明暗に重点を置き一つの作品を仕上げる谷村さんの感性に驚く。

 先月二十九日に、名古屋市で催された「東おうみ観光キャンペーン」で、同町の観光親善使節らが絵はがきを配り、同町の観光PRを行った。次回は、今月十二、十三、十四日の三日間にわたり京都駅ビルで行われる「秋のびわこ観光キャンペーン」で配布予定。

 また、十一月十八、十九、二十三、二十五、二十六日の五日間、野洲市と竜王町の観光協会共同で、両町の紅葉ポイントや史跡、物産販売所などを結ぶ「紅葉の野洲・竜王ぐるっとバス」を運行させる際に、同町でスタンプラリーの景品としてオリジナル絵はがきをプレゼントするという。

 絵はがきに関する問い合わせは、竜王町観光協会(0748―58―3715)まで。

 


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