平成18年9月21日(木)第14523号

◆全県◆
4年前の公約、今いずこ?
RD問題で急速に県に傾いた国松市長
猪飼市政の責任は重大!!
=国松栗東市政の光と影(3)=

◆湖南・栗東市◆
栗東市長選は三つどもえに
田村市議が出馬表明
=新幹線新駅「慎重推進」=

◆東近江・東近江市◆
子育ての輪、広がれ!
子育てサークルリーダー会
=19サークルから40人参加=

◆東近江・東近江市◆
ぶらっと五個荘まちあるき
23日 3イベント合同で一斉公開
町並みを美術館・博物館に
=白壁ライトアップ「灯り路」も開催=

◆東近江・近江八幡市◆
本格的PFI、地域医療連携の中核
大きな期待の中、来月開院
=近江八幡市立総合医療センター=

◆東近江・近江八幡市◆
55チームが激突
優勝は千増供B
=びわ湖八幡RC親善GB大会=


4年前の公約、今いずこ?

RD問題で急速に県に傾いた国松市長

猪飼市政の責任は重大!!
=国松栗東市政の光と影(3)=



◆全県◆

 住民団体の産廃処理問題合同委員会(矢持雅彦代表)の有志は十三日、栗東市のRD社が六月に倒産したため、京都市中京区にある破産管財人の吉田克弘弁護士事務所を訪れた。吉田管財人は、できるなら県に無償でRD社の産廃処分場(同市小野)を譲渡したい意向で、処分場の無害化については、県、市、企業などが事業協同組合をつくるマスタープラン素案を住民側に口頭で提案した。また県、市に対し七月に所有権取得(無償寄付)の考えがないかと打診したところ、「栗東市は早々と断ってきた」ことも明らかにし、市の冷たい対応に驚いた様子だった。   

【石川政実】


▲この13日、住民と懇談する吉田管財人(上座中央)
 そもそも昭和五十四年に操業を開始したRD社の佐野正社長は、猪飼峯隆前市長の甥(おい)で、同産廃処分場の中心部は猪飼氏の土地であった。また当時の同社役員構成も市長一族で固めるなど、RD問題は猪飼市政と深く関わっており、市の責任は免れないと見られている。

 前回(平成十四年)の市長選で、国松正一市長はRD問題について「有害廃棄物の除去・無害化の上、搬出をRD社の企業責任において早期完全実施をさせる」ことを公約に掲げ、初当選した。RD問題に取り組んでいた住民グループは、公約を信じこぞって国松市長に投票した。

 その一人の青木安司さんは「新幹線の負担金問題や工事協定時期が迫ってきた昨年あたりから国松市長が県ににじり寄るのが露骨になり、裏切られた気持ちだ」と怒りで体を震わせていた。

 RD社が深堀穴を掘ったため地下水汚染が起こっているとして、県は同社に深堀穴底部の是正工事(遮水工事など)を命じていたのに対し、学識経験者や住民らで構成する「市調査委員会」の中の専門家(委員)は昨年二月、「実際は底部より上に地下水があり、工事の効果は低い」とする見解をまとめて、県と市は真っ向から対立した。国松市長は同年四月に県庁を訪れ、県の主張を受け入れて工事実施に同意し、同年六月末に是正工事は終了した。しかし同年九月、県指導でRD社が実施した掘削調査で、ドラム缶が検出され、再び問題は振り出しに戻った。

 今年三月二十八日、県は突如として、県と市が処分場に関するデータを持ち寄って科学的分析を行ない、地下水汚染状況などを検討する“県・市職員による合同対策協議会”を設置した。住民と専門家を排除して、県と市だけでRD問題の幕引きを急いだのだ。

 同月三十日、県と市の担当者は、市役所で開かれた市調査員会に呼ばれ合同対策協議会について説明した。

 「処分場内の焼却炉の撤去も検討課題にのぼるのか」との調査委員会からの質問に、県担当者は「もちろんそれも含まれている」と答えたところ、「嘘だ。そんな話は出ていない!」と九里成夫・前環境経済部長は反論した。これに間髪を入れず、国松正一市長は「九里君、いいかげんにしなさい」と叱責した。住民側の立場に立って県と渡り合い“市の良心”とまで評価されていた九里前部長は、国松市長をにらみ返していた。この光景を伝え聞いたある市幹部は「国松市長は頭のいい方だが、冷徹だね。国松市長が再選されても、もう辞めるよ」とさみし気に笑った。


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栗東市長選は三つどもえに

田村市議が出馬表明

=新幹線新駅「慎重推進」=



◆湖南・栗東市◆

 十月十五日告示の栗東市長選挙に向け、同市議会議員の田村隆光氏(48歳)が十五日に立候補を表明した。民主の三日月大造衆議院議員らの説得に当初は固辞し続けたが、新幹線新駅を巡る同市の状況をみて「火中の栗だが、まちが良くなるならば、微力ながらひと肌脱ごう」と決意した。

 新駅については地域発展のため将来的に必要とするが、凍結を掲げる嘉田県政を誕生させた民意や市の財政状況を配慮して、「立ち止まって考えることも大事」と平成二十四年度開業にこだわらない慎重な姿勢を示した。

 すでに立候補を表明している「推進」の現職・国松正一氏、「中止」の杉田聡司氏の三つどもえによる選挙戦が濃厚。同氏は姿勢の違いを「市長は強引なところもあり、杉田氏は中止。他には△という意思表示も(有権者にとって)大事。きちんと話をして進めたい」と説明した。

 RD産廃処分場問題は「発生から七年を迎えようとするのに、解決は進まない。もう具体的な対策に入るべき」と意欲を示した。

 無所属の予定で、選挙母体は所属する全国競馬労働組合のほか、連合、民主。民主党への推薦要請も検討する。


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子育ての輪、広がれ!

子育てサークルリーダー会

=19サークルから40人参加=



▲地域全体で子どもたちを育てる輪づくり「子育てサークルリーダー会」
◆東近江・東近江市◆

 ウェルネス八日市(東近江市建部上中町)でこのほど、地域全体で子どもたちを育てる輪づくり「子育てサークルリーダー会」が開かれた。

 リーダー会は、四歳ごろまでの子どもを持つ親子を対象にした「子育てサークル」の参加者に呼び掛け、保護者同士の交流やサークル間および地域内での連携を築くことにより、充実した子育ての輪を広げようとするもので、年六回の予定で八日市子育て支援センターが主催している。

 二回目となったこの日は、市内の十九グループに参加する親子やボランティアら約四十人が参加し、サポーターリーダーの山辺和恵さん(子育てサークル「ほっと」、平田地区)を講師に牛乳パックを利用した手作りおもちゃを制作した。また、湖東地区の子育てサークル「ミッキークラブ」から人形劇「おれはティラノサウルス」などが紹介され、親子で楽しむ遊びやアイデアを出し合っていた。

 会場では、子を持つ親が参加しやすいようにと、同支援センターによる託児ボランティアが行われており、参加した保護者らは安心しながら集中して学ぶことができた。

 今回初めて参加し、聴覚に障害を持つ親子の子育てサークルを考えている呉本寿子さん(五個荘地区)は「子どもたちに何をしてあげたらよいかを考えることができました。子供と一緒にコミュニケーションをとること、子と親で一緒に遊べるような活動を考えています。母親としての悩みが話し合えて、和気あいあいとしたサークルをつくりたい」と話していた。

 なお、次回のリーダー会は十月二十四日、御園公民館で「簡単なおやつ作り」が開かれる。


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ぶらっと五個荘まちあるき

23日 3イベント合同で一斉公開
町並みを美術館・博物館に
=白壁ライトアップ「灯り路」も開催=


◆東近江・東近江市◆

 普段は目にすることが出来ない屋敷やお宝、秘仏などが一斉公開される東近江市の一大イベント「第十二回ぶらりまちかど美術館・博物館」と、大正時代を再現した「第二十回ごかのしょう新近江商人塾―近江商人時代絵巻―」、さらに、六百個の灯りが秋の夜路を演出する「近江商人・街並み灯り路」が二十三日、同市五個荘地区で合同開催される。

 江戸時代、商品の流通システムを確立し、豪商にまで上りつめた近江商人。その発祥地「五個荘地区」には、繁栄を物語る白壁の蔵屋敷が今も残り、質素・倹約の中にも風格ある庭園や文人墨客の芸術が目を引く。

 この町並みを美術館・博物館に見立てるのが『ぶらりまちかど』で、非公開の屋敷や神社、仏閣を一日限定で一般公開し、珍しいお宝や作家作品を展示する。開催時間は午前九時半〜午後四時。

 公開施設を紹介すると、▽旧中江富十郎家(戦前に百貨店王と称された三中井一統の本宅)▽浄栄寺(聖徳太子創建の寺。奥居匡切り絵展を開催)▽弘誓寺(那須与一の孫・愚咄坊の創建と伝えられる県下二番目の大屋根は国重文。石井豊太洋画展を開催)▽勝徳寺長屋門(人間国宝による加賀友禅展)▽龍田神社(久邇宮故邦彦王妃倶子殿下から御下賜された「三十六歌仙」色紙の特別公開)▽萬松園(市田庄兵衛家の本宅。蓄音機で聴くSPレコード展と引き札展)▽八年庵(塚本源三郎家の新居で、井伊直弼の掛け軸等を展示。再現した商家の食事が味わえる)―など。

 このほか、総合案内所となる生き活き館で、近江出身の実業家・広瀬宰平と伊庭貞剛(初代住友総理事と二代目)を紹介する「講演会」(午前十時半)が開かれるほか、藤井彦四郎邸の山小屋で「アンティーク・ピアノコンサート」(午前十時半、十一時半、午後二時半、四時)が催される。

 ●まち協企画「灯り路」


 また今年は、出会いと交流から創造するふる里《<RUBY CHAR="彩華里","あかり">》をテーマに、住民手づくりのエコミュージアム『近江商人・街並み灯り路』を開き、六百個の行灯でまちなかを彩る。時間は午後六時半〜九時。なお、外村繁邸では、同七時から南米楽器アルパによる「ムーンライトコンサート 上之山幸代―アルパコンサート」が開かれる。無料。詳しくは、てんびんの里文化学習センター(0748―48―7100)へ。

 同時開催の『ごかのしょう新近江商人塾』では、大正ロマンを満喫する近江商人時代絵巻(午後一時出発)が繰り広げられ、今年は本物の花嫁・花婿が登場。メイン会場の大城神社馬場では、大道芸、ジャグリング、近江米の餅つき実演販売、和太鼓ショーなどが行われ、恒例の大茶会は外村宇兵衛邸で。開催時間は午前九時半〜午後四時。

 問い合わせは、東近江市観光協会五個荘支部(0748―48―2100)。


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本格的PFI、地域医療連携の中核

大きな期待の中、来月開院

=近江八幡市立総合医療センター=



▲川端市長らによるテープカット
◆東近江・近江八幡市◆

 十月一日のオープンを前に、近江八幡市立総合医療センター(土田町)の開院式が十六日に行われ、川端五兵衞市長、嘉田由紀子県知事、県選出の国会議員、地元選出県会議員、市の行政・議会・病院、工事、地元関係者ら、約二百五十人が、新病院の開院を盛大に祝った。

 テープカットのあと、川端市長は、民間資本を活用するPFI方式導入の利点や、多くの人の協力と苦労を振り返り、感謝しながら、「あたたかく見守ってほしい」とあいさつした。嘉田知事は「きめ細かな配慮が行き届いた、近江八幡の文化と歴史が凝縮した施設」と絶賛。また、他の出席者からは、東近江地域医療連携の中核としての期待が寄せられた。

 このあと、市教育委員を務めた故・山田良貞氏作のブロンズ像「開幕の刻」が、夫人の山田英子さんらにより除幕された。

 像が展示されるエントランス中庭には、タイムカプセルも設置され、開院までの記録などを保存して、維持管理・運営などを行うSPC(特別目的会社)のPFI近江八幡株式会社(大林組一〇〇%出資)から市に完全譲渡される三十年後と、それから二十年後(五十年後)、さらに五十年後(百年後)に開封する。

 このほか式典では、病院建設懇話会副会長を務め県医師会長の浅野定弘さん(千僧供町)が、生前に音楽を愛し昨年十月に亡くなった長女の「病気と闘う人に音楽で勇気を与えてほしい」という遺志を継ぎ、名器ベーゼンドルファー製グランドピアノの購入費として一千万円を寄付した。病院では、このピアノを使って定期的にコンサートを開いて、患者の心を癒すことにしている。

 


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55チームが激突

優勝は千増供B

=びわ湖八幡RC親善GB大会=


▲熱戦を繰り広げる参加者――近江八幡市立運動公園グラウンドで――
◆東近江・近江八幡市◆

 びわ湖八幡ロータリークラブ(塚本松太郎会長)は、地域の交流、高齢者の生きがいづくり、ロータリー活動の啓発を目的に、「親善ゲートボール大会」を十九日に近江八幡市運動公園グラウンドで開いた。

 今回が初開催となる大会には、活動地区内の近江八幡市、安土町、竜王町から、同クラブの二チームを含む五十五チーム、約三百五十人が参加。五チームずつ十一コートに分かれてのリーグ戦で、勝ち数、得失点差、得失点率で初代優勝を争い、熱戦を繰り広げた。

 各チームとも、戦況に応じた作戦を展開しながら、チームワークを発揮して得点を重ね、一球一打に一喜一憂した。上位入賞は次の通り。

 優勝 千増供B▽準優勝 さわやか▽三位 青葉▽敢闘賞 浅小井

 


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