平成18年9月29日(金)第14530号

◆全県◆
飲酒運転に懲戒免職
県教委 教職員に厳しい処分
児童生徒への影響を重視
=法令遵守ヘ厳罰化で対処=

◆全県◆
新幹線新駅
弁護士ら独自で利用見込み調査
県全体で 「利用する」12・5%
=県深度化調査の半分以下に=


◆大津・大津市◆
名神高速大津SA
=10月1日、リニューアルオープン=


◆東近江◆
先頭に立って事故防止
交通安全ジュニアポリス
=愛知川警部交番で委嘱式=


◆東近江・東近江市◆
トンネルで玉突き、火災発生!
=有事に備え「集団救急救助訓練」=


◆東近江・日野町◆
知恵と愛情詰まった!
おばあちゃんの味
=石原いきいきサロンで伝授=


飲酒運転に懲戒免職

県教委 教職員に厳しい処分

児童生徒への影響を重視
=法令遵守ヘ厳罰化で対処=


◆全県◆

 滋賀県教育委員会(斎藤俊信教育長)は、「教職員の飲酒運転に係る懲戒処分の基準について」(二十一日付)を各県立学校長および各市町の教育長あてに通知し、処分基準の厳格化を先生や職員に周知徹底するよう通達した。

 県教委は秋の全国交通安全運動を控えた十五日、飲酒運転は死亡事故につながる極めて悪質かつ危険行為として、緊急通知で根絶について実効性のある取り組みを求めた。

 公務員は、率先して法令を遵守すべきとして、県民の信頼を失う行動は厳に慎まなければならないとした上で、特に教職員の場合は、児童生徒への影響は計り知れず、教育全体への信頼を著しく損なうと戒めている。

 社会的に飲酒運転の減る傾向がみられないことから、これらの取り組みを一層強力に進めていく必要があるとして、改めて教職員一人ひとりに自覚を促すため、飲酒運転に対する懲戒処分の基準を厳格にし、事故の程度や飲酒状態にかかわらず、ほとんどを懲戒免職という厳しいものにした。

 この基準は、通達(二十一日)以降に生じた事案から適用され、公務内外を問わず飲酒運転だけでなく交通事故が発生した場合は、直ちに所属長に報告するよう周知徹底を求めている。

 懲戒免職 公務員が違法行為などを行った場合の退職処分で、民間企業の懲戒解雇に該当する。通常、退職金は支給されない。このほかの懲戒処分には、法律や義務違反の度合いによって停職、減給、戒告のほか、諭旨免職(自主退職の勧告)などがある。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

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新幹線新駅

弁護士ら独自で利用見込み調査

県全体で 「利用する」12・5%
=県深度化調査の半分以下に=


◆全県◆

 新幹線(仮称)南びわ湖駅の建設計画で県が平成十六年三月に公表した利用者見込みは「甘い予測である」として、弁護士の谷澤忠彦氏(大阪市)と京都精華大学助教授で建築家の葉山勉氏(大津市)はこのほど、新駅の利用客について電話による聞き取り調査を実施し、結果を嘉田由紀子知事に提出した。

 回答者からは「湖東地区(湖北含む)の住民は新幹線米原駅を利用し南びわ湖駅は利用しない」「湖西地区(大津・湖北含む)の住民のほぼ全体が京都駅を利用し、わざわざ南びわ湖駅まで行くメリットはない」との意見が目立った。

 この調査は、九月上旬、人口比率を配慮して無作為に選んだ県民三千人に対して電話がかけられ、このうち七百四十人から回答を得たもの。県民全体(四百四十人)と、建設予定地の栗東市民(三百人)の二通りに分けて行った。

「県の予測、高めの疑い」

 それによると、「新駅を要望するか否か」について「要望する」と答えた人は、県民四百四十人のうち三十三人(七・五%)にすぎず、「要望しない」としたのは四百四人(九一・八%)にのぼった。栗東市民でも、「必要でない」とする二百七人(六九%)が、「必要」と答えた八十三人(二七・六%)を大きく上回った。

 さらに、新駅が建設された場合、「利用するかどうか」については、県民全体四百四十人のうち「利用する」としたのは五十五人(一二・五%)で、「利用しない」は三百八十四人(八七・三%)だった。予定地の栗東市では、「利用する」は百十三人(三七・六%)、一方、「利用しない」が百八十六人(六二%)だった。

 結論では「県の調査で“利用する”が二九%と、今回の調査の一二・五%では差が甚だしく、県調査が明らかに高めの予測になっている疑いが濃厚であり、県のデータそのものが採用できない」としている。


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名神高速大津SA

=10月1日、リニューアルオープン=


◆大津・大津市◆

西日本高速道路株式会社は民営化一周年を迎える十月一日に、名神高速道路の大津サービスエリア(SA)=上り線=を、リニューアルオープンする。

 SA・PAでは全国初出店となる和菓子の老舗、株式会社叶匠壽庵(大津市、芝田清邦代表取締役社長)の出店や、飲食コーナーなど運営している三井観光開発株式会社(東京都中央区、吉村仁代表取締役社長)による施設内のリニューアルオープンなどで新たなアミューズメントも提供していく。

 大津SAは、昭和三十八年七月十六日に開通した名神高速道路・栗東〜尼崎間にあわせて、同年十月一日にオープンした日本で初めての高速道路のSA。

 営業施設の一階店舗は、叶匠壽庵が眼下に広がる琵琶湖の眺めを活かした新しい「おもてなしの場」として、ゆったりくつろいでもらえるレストランなどを展開する。他にも和菓子屋ならではの素材を使ったスウィーツや、滋賀県の「名品」、レストランで作る「おばんざい」の販売も行う。

 二階店舗は、三井観光開発株式会社が琵琶湖の水とそれを取り囲む山々の緑と共生するハイウエィリゾートをテーマに、エントランスには水の流れ落ちるウォーターパネルを配し、和み、安らぎ、くつろぎの空間を演出する。


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先頭に立って事故防止

交通安全ジュニアポリス

=愛知川警部交番で委嘱式=



▲委嘱式の後、交番前で横断旗の使い方を学ぶ新ジュニアポリス
◆東近江◆

 東近江署の愛知川警部交番(旧愛知川署)で二十七日、交通安全ジュニアポリス委嘱式が行われた。

 旧愛知川署管内で昭和六十三年(一九八八)から、管内の小学五年生の児童を対象に交通安全協会と警察署が取り組んでいる事業で、同交番管内の九小学校から選ばれた五年生の代表二人ずつ計十八人に同協会からジュニアポリスの委嘱状を交付し、学校や友だちとの間で交通ルールを守って事故防止に努めるリーダーになってもらうことが目的。

 午後四時から行われた委嘱式では、制服に着替えた新ジュニアポリスが整列。委嘱状交付のあと辻市郎・同協会会長が「規律正しい生活を送り、友だちの模範となるよう、よろしくお願いします」と挨拶。続いて橋爪秀夫署長が「東近江署管内では、ことしになって三十五人の子供が交通事故の被害に遭っており、県内の三番目に多い件数で、増加傾向にある。皆さんは、任務を守って友だちの手本になり、交通安全意識を高めて事故防止につながるよう、期待しています」と激励した。

 この後、交番前でジュニアポリスの任務と注意事項の説明を受け、交通課の警察官から歩行者を安全に誘導して横断歩道が渡れるようにするための横断旗の使い方や笛の吹き方などの実技指導を受けた。

 ジュニアポリスは、毎月の交通安全日や全国交通安全運動期間中に校門前などに立って交通安全を呼びかける。任期は来年三月まで。


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トンネルで玉突き、火災発生!

=有事に備え「集団救急救助訓練」=



▲きぬがさ山トンネルで行われた特殊災害時の救急救助・消防訓練
◆東近江・東近江市◆

 東近江市五個荘地区と能登川地区を結ぶ市道・きぬがさ山トンネル(一一〇〇メートル)でこのほど、トンネル内の事故火災に備えた「集団救急救助訓練」が実施され、有事に備えた関係機関(東近江行政組合消防本部、愛知消防本部、東近江警察署、医師会、五個荘・能登川支所)の体制確認が行われた。

 同トンネルでは一日当たり約五千台(十二年度現在、現在は調査なし)の交通量があり、平成十一年の開通以降、数台が関係する大きな事故は発生していない。

 今回の訓練は、事故撲滅の気運醸成と合わせて、特殊災害(集団救急救助事故、トンネル火災)が発生した場合の指揮および出動体制の確立を図ろうと、午前六時から約三十分間、道路を封鎖して負傷者の救急救助、消火訓練等を行った。

 訓練では、マイクロバスと乗用車が正面衝突を起こし、双方が大破するなか、後続車が次々と追突する玉突き事故で多数の死傷者が発生。さらに、車内に数人が閉じ込められるなかで火災が起き、救助および火災防御活動が必要――との想定で行われた。

 非常用通報ボタンから事故をキャッチした五個荘と能登川支所、東近江警察署はそれぞれ消防本部、能登川消防署へと連絡し、現場に指揮本部が設置されるなか、伝達を受けた愛知消防本部が応援に臨場。トンネル内では、血のりがベッタリついた重傷者など、うめき声が聞こえる事故現場が再現され、トリアージ(負傷者の程度を素早く判定し、効果的な治療を施すもの)を行いながら、医師らがスタンバイする救急救護所へ搬送した。

 また、車の屋根を切り開き、閉じ込められていた重傷者を救出したほか、迅速なポンプ操法で火災を鎮圧した。

 講評に立った小鳥輝男・東近江医師会長は「身体に例えるなら、脳は指揮、手足は懸命に活動する消防、救急、警察や自治体など、どれ一つバランスを崩しても迅速な対処は難しい。暗いトンネル内で見事な連携が取れた。十分に検証し、今後に生かしてほしい」と、有事への備えを求めた。

 


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知恵と愛情詰まった!

おばあちゃんの味

=石原いきいきサロンで伝授=



▲手際よく炊き立てのご飯を丸めるサロン参加者ら
◆東近江・日野町◆

 「お彼岸のときはよう作った。せんど作ったわ。ほんで方々にあげたもんや」。日野町石原の“石原いきいきサロン”が二十二日、石原会議所で開かれた。同地区のお年寄り約二十人が、昔とった杵柄(きねづか)で「おはぎ」の作り方を次の世代に伝授し、知恵と愛情たっぷりの逸品に笑顔があふれた。

 “明るく元気に”をモットーとする石原いきいきサロンは、同地区七十歳以上の高齢者を対象に、福祉協力員と民生委員が月に一度、石原会議所を活用して憩いの場を設けているもの。

 区長で福祉協力員長でもある石岡与一さんは「一人ひとりの経験を生かして、サロン利用者と一緒になって何かをしよう」と、同じ福祉協力員の小林孝さんと福永八重さん、池本美恵子さん、民生委員の石岡佳子さんとともに企画を練った。

 サロン当日が、秋分を中日に前後各三日を合わせた七日間を指す彼岸にあたることから、秋の代表的な花である萩(はぎ)になぞらえて供える「おはぎ作り」を思い付き、お年寄りの知恵を授かることにしたという。

 事前に米ともち米を七対三の割合で二升八合炊き、地元の高齢者が家でじっくりと炊き込んだあずき一升が同会議所に運ばれた。「今日は男衆の出番はないな」と男性陣が出来上がるのを待ちわびる中、女性陣は「ここに来たらうれしいわ。だってようさんしゃべれるもん」と昔話に花を咲かせながらも、体が覚えているのか手際よく炊き立てのご飯を丸めた。

 福祉協力員や民生委員から「これでええやろか」と砂糖の加減などを尋ねられると、参加者は「ほんでよい」と力強く返答し、きな粉と黒ごま、あんこの三種類のおはぎを作り上げた。若い世代では出せない素朴な味わいに、福祉協力員や民生委員も「知恵と愛情が詰まっている」と感服していた。

 


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