平成18年10月1日第14532号

◆全県◆
S―HACCP 7施設を認証
市内のカネカサンスパイスなど
=食品の安全性 高度に保証=

◆甲賀・甲賀市◆
甲賀広域レール&ウォーク
=10月15日、参加者募る=


◆東近江・東近江市◆
東近江市内21か所
AEDを設置
=市民の安心・安全へ=


◆東近江・東近江市◆
八日市大凧まつり
100畳敷の雄姿を
大空高く揚げたい
=新天地での開催模索=


◆東近江・東近江市◆
百済寺を舞台に
小説 「おなを」出版
=横溝町の栗田さん=


S―HACCP 7施設を認証

市内のカネカサンスパイスなど

=食品の安全性 高度に保証=


◆全県◆

 県は、高度な自主衛生管理を推進するため、今年四月に県独自の「食品自主衛生管理認証制度(通称:S―HACCP)」を創設したが、このほど、基準に適合していると認められる七施設を認証し、大津合同庁舎で「第一回認証書交付式」を行った。

 S―HACCP(エス・ハサップ)は、一九六〇年代にアメリカの宇宙計画向け食品製造のために考案されたシステム。国際的に導入が推奨されている食品の安全性を高度に保証する衛生管理の手法で、Hazard Analysis Critical Control Point (危害要因分析必須管理点)の頭字語。

 「S」は、滋賀県をローマ字表記したときの頭文字だが、ほかに自主(Self)、衛生(Sanitation)、規範(Standard)、進歩(Step up)の意味も込めている。認証された七施設は次の通り。

▼パイン株式会社滋賀工場=草津市追分町=菓子製造業(飴菓子、清涼菓子)

▼株式会社カネカサンスパイス第2工場=東近江市大林町=そうざい製造業(レトルト食品、カレーソース)

▼株式会社岩深水滋賀工場=大津市石山平津町=清涼飲料水製造業(ナチュラルミネラルウォーター)

▼有限会社ミルクファーム=米原市伊吹町=乳処理業(牛乳)

▼目黒化工株式会社滋賀工場=野洲市三上=清涼飲料水製造業(清涼飲料水)

▼カネ上株式会社=長浜市平方町=魚肉ねり製品製造業(蒸しかまぼこ、揚げかまぼこ、茹かまぼこ)

▼株式会社ロッテ滋賀工場=安土町西老蘇=菓子製造業(チョコレート菓子、洋菓子など)。


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甲賀広域レール&ウォーク

=10月15日、参加者募る=




▲レール&ウォークのポスター
◆甲賀・甲賀市◆

「甲賀広域レール&ウォーク」が十月十五日、甲賀市甲南町で開催される。NPO法人「甲賀文化 輝き」の主催。甲賀地域の豊かな自然や歴史文化資源を体験し、甲賀地域のよさをより多くの人に知ってもらおうと、森林文化、東海道歴史文化、企画、忍術文化をテーマに実施しているもの。

 当日は午前八時五十五分にJR甲南駅に集合し、浄福寺・峰の堂、馬事公苑、椿神社、創造の森(昼食、森の散策・体験)、六角堂を巡り、甲南駅に午後四時に解散する十二キロのコース。

 体験は、創造の森散策、竹と木による工作、魚釣りの三コース。 

 定員は先着百人。参加無料。小学生以下は保護者同伴すること。昼食(健康食黒影米おにぎり)。

 問い合わせと申し込みは、NPO法人「甲賀文化 輝き」(電話0748-86-4158)へ。


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東近江市内21か所

AEDを設置

=市民の安心・安全へ=


◆東近江・東近江市◆

 東近江市は、市民が多く利用する運動公園や体育館、プール、トレーニングセンター、学校など二十一か所に、だれでも手軽に処置できるAED(自動体外式除細動器)を設置し、心臓発作への救急対応を図り、市民の安全・安心を守ることにした。

 AEDは、専用機器をコンピュータの音声に従って操作し、心臓に電気ショックを与えて正常な状態に戻す医療機器。電気ショックが必要か否かを機器自体が判断し、必要と判断されない限り、誤ってボタンを押しても電気ショックが作動しない。安全性が高いことが証明され、十六年夏から一般でも使用可能となった。AED購入費六百万円。


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八日市大凧まつり

100畳敷の雄姿を

大空高く揚げたい
=新天地での開催模索=



▲太鼓と笛を合図に引き手およそ100人が一斉に綱を引く100畳敷大凧の飛揚の瞬間
 毎年五月に開催される八日市大凧まつりの新しい会場を探す動きが始まった。

 八日市大凧まつりは昭和五十九年(一九八四)十月、八日市市制施行三十周年を祝って二二○畳敷大凧が飛揚されたのが始まり。会場は、布引工業団地内の空き地だった。この大凧揚げは、上昇途中に紐が吊り上げていたクレーンに引っかかり、大空に舞い上がる途中で落下したが、江戸時代から続く八日市大凧の歴史上、最大級の挑戦に多くの人々に感動を与えたことから、大凧を百畳敷に替えて毎年の八日市大凧として取り組まれるようになった。翌年も同じ場所で行われて、飛揚は成功したがその後、工場の建設により会場を愛知川河川敷に移して続けられるようになった。

 河川敷の会場も、当初の御河辺橋上流から下流の八千代橋上流に移ったが、流水域や河川敷の状態、駐車場の問題等で四年前から現在の同橋下流の河川敷に移動して開催されている。

 まつりは毎年、海外からの参加者も含め、大勢の見物人が詰めかける大きなイベントに発展したが、会場に集う人々が一番残念としていることは、注目の百畳大凧が満足に揚がらないこと。中でもその思いを重く感じているのが飛揚の中心となっている八日市大凧保存会。メンバーには、毎年のストレスが貯まっている。

 そういう中でも、平成五年の大凧まつりでは二時間○五分の滞空時間を記録し、八日市大凧の雄姿を存分に披露した飛揚もあったが、それ以降、フワリと舞い上がるものの数分で落下する残念な結果が続いている。

 これに対し、昔は風のある日に揚げたので成功していたのだという、慰めの声もあるが、百畳大凧揚げを河川敷で行うに当たっていくつかの誓約をクリアーすることが揚がる可能性を縮めている。河川を横断するように設置されている川下の高圧送電線から大凧を百メートル離し、風速が毎秒十メートルを超えることがあれば、全部の凧揚げを中止することが関西電力との間で取り決めされていることや、河川敷の広さから引き綱を引くことが出来る距離が短く、大凧に充分な揚力が生まれない、など大凧が空高く揚がるには技術的な壁を克服しなければならない。中でも、今年の大凧揚げの時のように、川風の風向と風速が非常に不安定でめまぐるしく変化することが最大の難題となっており、会場を八千代橋下流に移動してからは大空に揚がっていない。

 河川敷の限られた狭い場所で風は吹いても毎秒十メートル以下、安定しない風向などの条件を克服しなければならない大凧揚げでは、舞い上がるまではできても「揚がった」と言われる雄姿は今後も望めないのではないかと、言われている。今年こそは、揚げる人も見物の人も「揚がった」と満足してもらえる飛揚が、課題となっている大凧まつり。

 その課題の解決に向け、八日市大凧保存会では、先月末から百畳大凧の飛揚場所を検討する試験凧の製作をはじめた。

 記者の目 

  いろいろな制約がある八千代橋下流の会場では、よほどの条件に恵まれないと大空に揚がった百畳敷大凧の雄姿を見ることは不可能かも知れない。かと言って、八日市からまつり会場が離れるいうことに首を傾げる意見もある。大凧が大空高く揚がってこそ大凧まつりという考え方にも理解が寄せられる。八日市大凧まつりは、多くの人々の協力や連携、理解があって開催されてきた経緯があり、今後、どうするか充分な議論が望まれる。

(畑 多喜男)


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百済寺を舞台に

小説 「おなを」出版

=横溝町の栗田さん=



▲出来あがった小説「おなを」を手に持つ栗田進一さん
◆東近江・東近江市◆

 東近江市横溝町の農業・栗田進一さん(72)が、小説「おなを」を自費出版した。元大工でもある栗田さんは、若いときから物事を文章にすることが好きで、考えたことなどを出版社等に投稿して楽しんできた。

 歴史好きでもある栗田さんは、出身地で子供の頃を過ごした百済寺の歴史物語に大きな関心を寄せ、二年前からコツコツと執筆を始めた。本題の「おなを」の「なを」は母親の名前を引用し、戦国時代を舞台に美濃の国から「なを」という名の少女が百済寺に身を預けられ、尼僧に養育されて成長。信長の焼き討ちの戦火に見舞われた際には、近隣の集落から集められた寺男、寺女と呼ばれる人々を避難させて助けるというストーリーで、信長陣営の情報を得ていた伏兵(スパイ)と恋仲がその成功の背景として描かれている。

 栗田さんは執筆に当たり、子供の頃に通った旧角井小学校の先生がまとめた「百済寺物語」などの書物を熟読して構想のヒントを得、農作業の傍らコツコツと書き上げ、十八日から始まった「湖東三山秘仏本尊御同時ご開帳」のイベントにあわせ出版した。

 出来上がった小説を手に栗田さんは「農作業をしながら構想を練っているとトラクターが行き過ぎることもありましたが、なんとか出来ました。専門家の目にはどう映るか分かりませんが素人なりに一生懸命に作りました。想いの八部通り描けていると思います。信長をはじめ幾度の戦火で廃寺となりかけた百済寺が再建されている大切な歴史を偲んでもらえると幸いです。多くの方に読んでもらえたらうれしい」と話している。本はB六判二八七ページ。二百部作成。問い合わせは、栗田さん(0749-45-0597)またはサンライズ出版(0749-22-0627)へ。


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