平成18年10月13日(金)第14541号

◆湖北・長浜市◆
レンガ調の窓枠、煙突…レトロな外見に
新しい長浜駅舎、14日開業
=オープンデッキからの眺望も抜群=

◆湖南・栗東市◆
22日投開票の栗東市長選挙
立候補予定者アンケート
=新幹線新駅・RD問題・財政再建=


◆東近江・東近江市◆
合併で新体制 決意新たに
東近江市地区赤十字奉仕団
=能登川で一日研修会=


◆東近江・安土町◆
教林坊に新たな魅力
庭園に奏でる調べ
=水琴窟完成 15日香道も=


◆東近江・近江八幡市◆
楽しいイベントいっぱい
さわやかサンピア祭
=15日 ウェルサンピア滋賀=


レンガ調の窓枠、煙突…レトロな外見に

新しい長浜駅舎、14日開業

=オープンデッキからの眺望も抜群=



▲旧長浜駅舎をイメージした外観(長浜市提供)
◆湖北・長浜市◆

 長浜市が総事業費約二十六億円を投じて建設を進めてきた長浜駅舎が、十月十四日に開業する。新しい駅は、改札口がホームの上にある橋上駅で、改札口の前にある開放型の自由通路によって、駅の東西を結ぶ。

 デザインは、旧長浜駅をイメージしたもので、窓枠はレンガ調で装飾し、屋根にはレンガ調の煙突が設けられている。駅の東西を結ぶ幅十三メートルの開放的なオープンデッキからは、伊吹山や長浜城なども望める。

 また、高齢者や身障者、子連れの利用者に配慮して、駅の必要な所すべてにエレベーターとエスカレーターを設置した。このほか、身障者対応のトイレや授乳室も設置している。

 駅内部には観光施設、店舗(飲食店、KIOSK)が入っている。


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22日投開票の栗東市長選挙

立候補予定者アンケート

=新幹線新駅・RD問題・財政再建=


◆湖南・栗東市◆
 滋賀報知新聞社は、十五日告示、二十二日投開票の栗東市長選挙に立候補予定の国松正一、田村隆光、杉田聡司の三氏に対し、次のアンケート調査(回答日は十月三日)を行った。
 <1>新幹線新駅=設置への姿勢、さらに大津地裁が駅建設に必要な仮線の工事費を地方債発行で賄うのは違法だとして、栗東市に対して起債差し止めを命じた判決への考え、<2>新幹線新駅区画整理事業問題=大阪市の弁護士らが「栗東市が不当に高額で土地を先行取得している」との指摘について、<3>RD問題=処分場から有害物の地下流出が危惧される中、市と県の役割、そして解決策、<4>財政再建=市債残高約六百六十九億円に上る市財政の立て直し策----の四項目である。

田村隆光氏

宮崎県都城市出身、48歳
前栗東市議。
趣味*愛馬の世話、映画鑑賞


■新幹線新駅の是非 起債差し止め判決■

 「凍結」。新幹線新駅設置については、財政問題、経済波及効果、将来ビジョン、建設計画などの信ぴょう性、駅設置の用地取得にまつわる疑問など、取り巻く環境は“イエローライン”であるため、一旦、立ち止まり、新駅設置に対する可能性等については再検討すべきと考える。

 さらには今栗東に必要なことは、新幹線新駅設置ではなく、日々の生活の利便性の向上や子どもたちに対する環境整備が優先されると考える。裁判結果については、判例を尊重するが、県の指導による起債方法であり県にも一定の責任があるのではと考える。

■区画整理事業 土地先行取得問題■

 この件に関する経緯ならびに今後の対応等を市民に開示し、不安や疑問の払拭をはかることが重要と考える。

■RD問題■

 有害物については、全量撤去がベストだが、搬出先の確保の問題もある。

 したがって、栗東のゴミは他地区もいらないわけであるから、「現地完結」を目指すべきと考える。

 まず、地下水汚染防止策、その後、雨水シートを全面に覆い、雨水浸透を防いだ上、廃棄物を処理(無害化)。基本的には、遮断型処分場を現地に設置し、移動する。また、その工事は、地元の業者を使った公共事業として取り組む。

■財政再建■

 まず、事業の見直し等による歳出削減と大型公共事業、入札制度等の見直し。

 つぎに、市有財産を使った広告事業などを含め新たな財政確保の施策を実施する。

 さらには、税金の効果的な徴収や企業誘致策を実施する。


杉田聡司氏

栗東市霊仙寺出身、58歳
元県労連事務局長。
趣味*旅行、野菜作り


■新幹線新駅の是非 起債差し止め判決■

 新駅計画は「中止」する。莫大な費用を使い、必要性が少なく、次世代に数百億円の借金のつけをまわす新駅は「中止」し、進行している工事をただちに停止し、支払いも停止する必要がある。「限りなく中止に近い凍結」で努力している嘉田知事と協力して、中止後の展望を明らかにして実施していく。起債(借金)の差し止め判決は、きわめて明快であり、無駄な「公共」工事のために借金をすること、その返済に税金をあてることを禁じた内容で、全国的にも大きな意義がある。

■区画整理事業 土地先行取得問題■

 徹底的に事実を明らかにし、損害賠償を検討する。土地の「不当に高額での取得」が発覚したことによって、新駅建設が「土地ころがし」の舞台になっていたことが明らかになった。これは、悪徳業者によるものだが、市長が市民や議会にも内容を明らかにしなかったこと、さらに土地開発公社の隠ぺい性格にも責任がある。業者の言いなりの不透明な高額を支払った。徹底的に事実と関係企業、関係者の責任を明らかにし、栗東市が受けた損害の賠償を検討する。

■RD問題■

 県と国の責任で有害物撤去を実施させる。RDエンジニアリング社が、違法な産業廃棄物を埋めた結果、ダイオキシン、ヒ素など有害物質が飲料水(水道水)となる地下水に流れ込んでいることが大問題だ。地下水を守るために有害物を撤去する必要があり、「有害物撤去」し保管、その後時間をかけて「無害化」と二段階に分けて行うのが現実的で、費用も安く済む。「囲い込み」では底部や周辺から必ず流出し続ける。市も具体的な計画を立て、県や国に働きかける。

■財政再建■

 事業見直し、財政公開と市民参加で健全財政にする。栗東市の財政は厳しい状態にある。財政再建のためには、まず新幹線新駅中止を決めることが決定的に大事だ。そのうえで市の事業などを見直し、不要な支出を抑制する。そのために財政をすべて公開し、予算の全てを市民参加のもとに見直し、市民の生活安定、向上のための財源を確保する。栗東市は本来豊かな財源のあるまちであり、計画的に市債を返済していけば、財政再建・健全財政を確立できる。


国松正一氏

栗東市辻出身、59歳
栗東市長1期目
趣味*スキー・山登り


■新幹線新駅の是非 起債差し止め判決■

 新幹線駅は将来の地域振興と活力維持発展のため必要と考える。

 仮線部分に起債を充てることについては滋賀県幹部の指導のもと市の資金計画に位置づけた。

 主張が認められなかったことは残念だが、第一審裁判所が下した差し止め判決である。裁判は日本の制度である原則三審制の中で確定するものと考える。

■区画整理事業 土地先行取得問題■

 所有土地の取得原価は約七十五億円である。公社の土地の先行取得の件は、全体把握ができていないので、現在、当時の経過と事実の整理をしている。中間報告によれば取得価格に立ち退き等補償費や手続き経費、取得から今までの借入金利息、代替地売却差金等を加えた十八年度期首簿価が百十二億円余となった。この額を単純に取得面積で割ると実勢価格より相当高くなるのは事実。詳細は早急に整理し、市民への説明は十月初旬を予定している。

■RD問題■

 RD問題の解決は、監督権、命令権や立ち入り権等の許可権のある滋賀県が責任を持って主体的に取り組むこと、市は処分場所在地として市民の安全を守るため県に強く解決への取り組みを要望するとともに処分場周辺環境を守り下流域に汚染が及ばないよう努めることだ。

 解決策としては、全面解決には時間を要するので、まずは汚染地下水が下流に流れない対策を講じることとし、その後処分場の全容解明と有害物の除去が必要と考えている。

■財政再建■

 行政改革大綱や財政構造改革プログラムの確実な運用やしっかりとした長期財政計画を策定・実行し、財政の健全化を図る。


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合併で新体制 決意新たに

東近江市地区赤十字奉仕団

=能登川で一日研修会=



▲東近江市地区赤十字奉仕団の一日研修会
◆東近江・東近江市◆

 今年一月の新・東近江市発足を受け、新たに能登川、蒲生地区を含めた「東近江市地区赤十字奉仕団」の一日研修会が十一日、同市能登川やわらぎホールで開かれ、市内七地区から集まった団員約二百人が一堂に会した。

 研修会は、奉仕団員としての意識高揚を図り、活動意欲の高揚と団員育成を目的に毎年開いているもので、今年は、新たに参画した能登川・蒲生地区の奉仕団も加わり、再スタートの記念および活動推進を誓い合う会が開かれた。

 あいさつに立った日本赤十字社滋賀県支部東近江市地区長である中村功一市長は、日ごろの活動に感謝するとともに「すべての市民がここ(東近江市)に生まれ、住んで良かったと言えるよう、誰もが助け合える美しいまちをつくりたい。琵琶湖から鈴鹿まで大きな団になりましたが、基本に立って太い絆をつくり、市民福祉の向上へ活躍してほしい」と、さらなる発展へ期待を込めた。

 続いて、湖東赤十字奉仕団の小嶋和子委員長は「七地区ともども語り合う場とし、一緒に新たなスタートを切りたい。また、未来の子たちが“良かった”と言える住み良いまちづくりへ、積極的にまい進したい」と話し、すべての団員とともに決意を新たにした。

 このあと、蒲生赤十字奉仕団・佐川昭子さんによる事例発表「県総合防災訓練に参加して」と、湖東赤十字奉仕団・戸嶋美津恵さんの「わがまち湖東の一声ふれあい運動」をはじめ、県青少年赤十字指導者協議会長で市立能登川中学校の福原快隆校長による講演「JRC(青少年赤十字)の活動について」が行われ、真剣にメモをとるなど認識を深めていた。

 午後からは、若柳流師範・若柳吉一保さんの日本舞踊や、能登川商工会水車太鼓による和太鼓演奏を楽しんだほか、能登川消防署の「救急法講習」を受けた。

 新体制に伴い各地区の委員長が発表された(敬称略)。

 湖東赤十字奉仕団=小嶋和子▽八日市赤十字奉仕団=外村直美▽永源寺赤十字奉仕団=寺田一江▽五個荘赤十字奉仕団=猪田孝子▽愛東赤十字奉仕団=田中たみ子▽蒲生赤十字奉仕団=安部フク子▽能登川赤十字奉仕団=田附弘子

赤十字
 世界ネットの人道機関であり、災害救護や国際活動、医療・社会福祉活動などを行っている。また、ボランティアや各都道府県支部等による連携で各種の福祉活動が推進されており、JRC(世界平和と福祉への貢献者として、青少年自らが人格形成を図る取り組み)発祥地の滋賀県支部では、独居老人宅の訪問や通学路清掃、非常食教室などを展開。五個荘中学校や山上小学校など幼稚園〜高校までの百七十六校(十七年度)で取り入れられている。


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教林坊に新たな魅力

庭園に奏でる調べ

=水琴窟完成 15日香道も=



▲水琴窟の調べを楽しむ観光客
◆東近江・安土町◆

 小堀遠州の作と伝わる庭園で知られる安土町石寺の教林坊に、茶人でもあった遠州が創案したとされる水琴窟(すいきんくつ)が完成、披露を兼ねて秋の特別拝観が始まった。十二月三日まで。

 土中に埋めた甕(かめ)に溜められた水面に、水鉢からこぼれ出た水滴が水面を打ち、琴の弦を弾くような調べを生む。

 書院の縁側に座って、緑から紅へ衣替えのカエデ、竹林、石庭、池、青い空と差し込む陽光、風の音、虫や鳥の声などを感じながら、自然の中に身をゆだねると、廣部光信住職は「“聴”の漢字のように、十四の心で感じとっていただきたい」と話す。

 廣部住職は手づくりを試み、試行錯誤を繰り返したものの断念。静岡県の水琴窟師に甕を送ってもらい、地元の庭師に仕上げてもらった。

 この甕には特別の仕掛けがあり、水滴が五か所から落ちるようになっている。これによって、水音や間隔に微妙な変化が生まれ、何とも言えないハーモニーとなっている。

 拝観料は大人五百円、小中学生二百円。問い合わせ、申し込みは、教林坊(TEL0748―46―5400)へ。

 十五日には、記念の「水琴窟と香道の癒やしのつどい」も開く。日本百名城に選定された観音寺城と教林坊ゆかりの戦国武将・佐々木氏の佐々木道誉が創始したという香道を、水琴窟と一緒に楽しんでもらう。午後一時、二時、三時からの三回。拝観料込み一千円(抹茶と菓子付き)。希望者は時間を予約。


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楽しいイベントいっぱい

さわやかサンピア祭

=15日 ウェルサンピア滋賀=


◆東近江・近江八幡市◆

 近江八幡市北之庄町にあるウェルサンピア滋賀は、地域住民や日頃の利用者への感謝を込めて、十五日午後三時から親子で楽しめる「さわやかサンピア祭」を体育館で開催する。

 NHK大河ドラマ「功名が辻」の山内一豊や妻・千代、近江八幡のまちを築いた豊臣秀次の衣装を着ての写真撮影会。重要文化的景観第一号を記念したミニ環境フェスタでは、水郷に関するパネル展、ヨシのブーブー笛づくり、ヨシを使ったうどんやアイスなどの食品展示販売(先着二百人によしだんごプレゼント)。八中太鼓や歌のステージに江州音頭。ウェルチケット(一千円 百円券十一枚つづり 豪華景品が当たるビンゴ引き換え券付き フロントで発売中)使用の、揚げタコや焼そばなどのフードコーナーなど、楽しい催しがいっぱい。

 問い合せは、ウェルサンピア(TEL0748―32―3221)へ。 


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