平成18年10月26日(木)第14552号

◆湖南・栗東市◆
新幹線新駅
民意は“凍結・中止”
=記者座談会で栗東市長選振り返る=

◆東近江・東近江市◆
東近江消防本部
甲種防火管理講習
=受講者募集=


◆東近江・東近江市◆
能登川と八日市の2会場
楽しい家づくり教室
=快適な住まいを考える会=


◆東近江・東近江市◆
「ガモリンス体験塾」
コスモス迷路 大人気
=親子約400人が参加=


◆東近江・竜王町◆
薬師山四国八十八ケ所霊場
開山70周年記念「大護摩供養」
=老若男女 約300人が参詣=


◆東近江・近江八幡市◆
大中の湖入植40周年
感謝!そして未来へ!
=関係者や家族が感謝祭開催=


新幹線新駅

民意は“凍結・中止”

=記者座談会で栗東市長選振り返る=



▲国松氏(向かって右)の当選祝いに駆けつけた嘉田知事
◆湖南・栗東市◆

 二十二日の栗東市長選は、新幹線新駅の「推進」を掲げた現職の国松正一氏(59)=自民推薦、公明支部支持=が、「凍結」の前市議・田村隆光氏(49)=民主、社民推薦=、「中止」の元県労働組合総連合事務局長の杉田聡司氏(58)=共産推薦=を破り、再選した。そこで市長選を記者座談会で振り返ってみた。                 

【文責・石川政実】

----七月二日の知事選は「凍結」を掲げた嘉田由紀子氏、市長選では「推進」の現職の国松正一氏が当選し、「ねじれ現象」が深刻になるね。

 A 当選の万歳後に、報道陣の質問に国松氏は「選挙で勝つことが民意」と胸をはった。しかし先の知事選の栗東市分では、「凍結」の嘉田氏(三四・二%)と「中止」の辻義則氏(一六・七%)の得票率合計が五〇・九%、「推進」の前職国松善次氏が四九・一%だった。これに対し市長選では、「凍結」の田村氏(三七・九%)と「中止」の杉田氏(二〇・六%)の得票率合計が五八・五%、「推進」の国松(正一)氏が四一・五%と「凍結」「中止」が得票率を大きく伸ばした。民意は六割を占めた「凍結・中止」の方とも言える。自民党は市長選に勝ったことで、今後は六割(全県も同様)にものぼる民意に真っ向から“強権の牙”をむくことになる。

----追い風が吹いていただけに、田村氏が勝てる可能性は十分にあった。

 B 民主党は先の知事選で、前職の国松(善次)氏を推して新幹線「推進」だったが、嘉田知事が七月に誕生するや、「凍結」に方針転換した。支持母体の連合滋賀の草津・栗東地協では、自主投票のムードも強かった。このような中、民主党は八月の盆過ぎになり、国会議員を中心に、独自候補の擁立を決めたが、出遅れは否めなかった。

 C 民主党や連合滋賀は、なぜ「凍結」なのかのをきちんと理論武装し、知事与党化に拍車をかけるべきだ。民主・連合滋賀は知事与党として、嘉田県政転覆を企てる自民県議団を来年の統一地方選で“過半数割れ”に追い込むために、嘉田知事と早急に協議に入るだろう。瀬戸際の嘉田知事には、もはや曖昧なスタンスは許されない。

 A それと市民派を全面に出して嘉田票を吸引した共産推薦の杉田陣営を甘く見過ぎたね。杉田氏は、極力、共産色を出さない巧妙な新戦略が効を奏した。近江八幡市長選でも同手法を展開しそうだ。それと嘉田知事が田村氏の応援に駆け付けなかったことも敗因になった。側近筋の致命的な判断ミスだ。今後は、役人でない政治家のブレーンも必要だよ。

----十月分の建設費の負担金支払に対し、嘉田知事は新駅の経済波及効果などのデータを示した上で、二十八日開催の栗東市や周辺市の「促進協議会正副会長会議」で十月分の建設費の負担金をJR東海に支払わないようギリギリまで説得に努めるとしているが、県議会(自民党が圧倒的)は、二十六日の新幹線新駅協議審査会(常任委)に知事の出席を求めないという“強権自民”のおごりぶりを早くも発揮させたね。

 C しかし嘉田知事は政治生命をかけて十月分は断固支払い拒否をするだろう。いざとなれば、来年二月までに支払えばいいというスタンスで臨むはずだ。むしろ促進協議会正副会長会議で、栗東市に財政対応の考え方などを厳しく迫るかも知れない。


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東近江消防本部

甲種防火管理講習

=受講者募集=


◆東近江・東近江市◆

 東近江行政組合消防本部(東近江市東今崎町)は、各事業所内の火災予防を充実してもらおうと十一月十六、十七両日に二階屋内訓練場で開く「甲種防火管理新規講習」の受講生を募集している。

 講習では、防火管理とその仕組み、火災の現象、出火防止と収容人員の管理、危険物等の安全管理、地震対策、消防用設備等の維持管理、日常の防火管理と消防計画、自衛消防活動、訓練などを学ぶ。事業所に必要な防火管理責任者の資格取得が狙いで、両日とも午前九時―午後四時半。

 十一月二日までに管内の八日市、近江八幡、日野、能登川の各消防署に受講料五千円(テキスト・資料代)を添え、直接(郵送、電話不可)申し込む。定員(百人)で締め切る。


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能登川と八日市の2会場

楽しい家づくり教室

=快適な住まいを考える会=


◆東近江・東近江市◆

 特定非営利活動法人・快適な住まいを考える会(大阪府堺市、滋賀支部=東近江市北坂町)では、良質な住まいを安心して取得するための『楽しい家づくり教室』を、東近江市立能登川公民館(猪子町)とウェルネス八日市(建部上中町)で開催する。

 快適な住まいを考える会では、住宅の「快適さ」「健康」「将来設計」などについて専門家とともに学ぶ定期講座を開いており、▽家を建てたいけれど、失敗したくない▽家族の成長や老後に備えた間取りにしたい▽アレルギー体質のため、自然素材について知りたい▽介護が可能な家のプランは▽予算のポイント――など、悩んでいる人にお勧め。

 テーマは《損をしない家づくりのポイント》で、日程は、第一回が十月二十八日(能登川会場のみ)、第二回は十一月十一日、第三回は同二十五日、第四回は十二月九日。

 時間は、ウェルネス八日市が午後二時半〜四時、能登川公民館が午後七時半〜九時。受講無料。定員は各回十人までで、筆記用具を持参する。

 申し込みと問い合わせは、快適な住まいを考える会滋賀支部のテクノワーク一級建築士事務所 登録建築家・鋒山己之助さん(0749―46―8125、FAX46―8105)へ。


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「ガモリンス体験塾」

コスモス迷路 大人気

=親子約400人が参加=



▲スポンジの上にコスモス畑を再現するように花を生ける参加者ら(あかね古墳公園周辺の休耕田で)
◆東近江・東近江市◆

 蒲生地区地域教育力体験活動実行委員会(藤林茂委員長)と蒲生商工会青年部(奥村忠彦部長)主催による「ガモリンスおもしろ体験塾」が、東近江市あかね古墳公園周辺一帯で催され、東近江市内の親子ら約四百人が満開のコスモス畑で秋の風やにおいなどを全身で感じ楽しんだ。

 蒲生のラビリンス(迷宮)との意味が込められたコスモス畑(約一万三千平方メートル)の愛称「ガモリンス」。幼児からお年寄りまで集まった参加者全員で、ごみ袋片手に同公園周辺のクリーンハイキングを行い、楽しみながらボランティア活動に心地よい汗をかいた。

 また、子どもたちは自分の背丈より高いコスモス巨大迷路を見た途端、「お花畑に行く」と一目散に駆け出し、野外で催された十二の体験教室を通して親子が触れ合い、秋風を感じつつのんびりと過ごした。

 食欲をかき立てた蒲生商工会女性部や地元の東近江市木村自治会・川合本郷自治会のほか、地域住民が体験教室の講師を務めるなど協力し、ガモリンスにかかわったすべての人が人材も含めて地域の財産を再発見し、蒲生地区への愛着を深めた。

 奥村部長は「地域資源を生かしたまちづくりで何かできないかとの思いから、雑草だらけの田んぼを耕し、八月五日のイベントでコスモスの種を植えた。花を知らない男ばかりの青年部では無理かなと思っていたが、みなさんの協力で満開となった」と喜び、「あと二、三週間は楽しめるので、ガモリンスでゆっくり遊んでいってほしい」と話していた。


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薬師山四国八十八ケ所霊場

開山70周年記念「大護摩供養」

=老若男女 約300人が参詣=



▲炎の中へ護摩木を投げ入れる修験者ら
◆東近江・竜王町◆

 竜王町薬師にある近江国薬師山四国八十八ケ所霊場弘法講(山添勝之講元)で、「開山七十周年記念〜柴燈大護摩供養〜」が二十二日に執り行われ、信者ら参詣者約三百人が火渡りや数珠繰りを通して家内安全や身体健全などを願った。

 竜王町薬師にある薬師山には、四国八十八ケ所のように霊場ごとに寺院があるわけではないが、遍路の順路を模して山中に石仏約二百体が安置されている。一巡するには約二時間の道のり。

 同地区の故・山添栄吉さんの発願により昭和十二年十月十五日に開山、信者らが気持ちよく巡拝できるよう維持活動が継続されている。

 今年は開山七十周年を迎えることから「柴燈大護摩供養」が催された。午前十時半過ぎに山伏の格好をした修験者たちがほら貝を吹きながら列をなし、護摩壇の前へと進み、京都の和泉寺と寿宝寺の住職ら導師の指示に従って点火した。

 修験者らは交通安全や商売繁昌、家内安全など護摩木に込められた願いを読み上げながら火の中へと投げ入れ、その灰の上に並べられた丸太の上を裸足の参詣者らが御幣を手に渡った。

 栗東市から訪れた甲斐法子さん(28)は、「以前、火渡りをテレビで見たことがあって、ずっとやりたかった。友人に教えてもらって初めて参加したが、想像していたより熱かった。経験できてうれしい」と話していた。

 


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大中の湖入植40周年

感謝!そして未来へ!

=関係者や家族が感謝祭開催=



▲参加者全員で乾杯――JAグリーン近江大中の湖支店野菜集荷場で――
◆東近江・近江八幡市◆

 近江八幡市、東近江市、安土町に広がる大中の湖干拓地の入植四十周年を記念する感謝祭が、近江八幡市大中町のJAグリーン近江大中の湖支店野菜集荷場でこのほど開かれた。

 野田幸雄実行委会長が入植当時の苦労から今日の発展を築いた一世と物故者に感謝の思いを追悼の言葉に込め、出席者全員で物故者に黙とう。八田仁左衛門委員長が、「二世、三世の若者たちが担い手として力強く前進しています」と、今回感謝祭のテーマでもある“感謝!そして未来へ!”の決意を新たにした。

 山下英利県農済連会長、橋本俊和県農政水産部長、廣瀬竹造JAグリーン近江経営管理委員会長が四十年の歴史を振り返りながら、県農業に果たす役割の大きさと、さらなる発展に期待を込めて、祝辞を述べた。

 記念の詩吟や太鼓で祝賀ムードが盛り上がったところで、中西長嗣東近江農済組合長の音頭で参加者全員で乾杯、祝宴に移った。

 会場では、「愛・地球賞」に輝いたヒノヒカリの炊き込みごはんや焼肉など、地元でとれた食材を使った料理や屋台がそれぞれの専門部会ごとに出され、ステージではのど自慢や江州音頭などのアトラクション、また、各種展示や直売なども行われるなど、関係者や家族らは感謝祭を楽しみながら、互いの思い出話やこれからの農業などに話の花を咲かせていた。

 琵琶湖最大の内湖・大中の湖千三百八十一ヘクタールが干拓され、昭和四十一年、第一世二百十六戸が近代農業の確立をめざして希望を胸に入植。以来、近代農業のモデル地域として発展を遂げている。

 


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