平成18年10月29日第14555号

◆全県◆
水上オートバイ全面航行禁止など
=住民団体が知事に政策提案=

◆大津・大津市◆
障害者の経済・社会的自立に挑む
事業所「スラッシュ・レゾー」
〜「利用者」の立場から「従業員」へ〜
=雇用契約を結び最低賃金を保障=


◆湖北・米原市◆
スーパーカーの「童夢」見学
高校生起業家塾の参加募る
=11月11日、米原市で開催=


◆東近江・東近江市◆
議長に 宮部氏 副は 寺村 茂氏
東近江市議会の役員改選
合併後本格33人から選出
=混乱回避 監査委員には吉澤氏=


◆東近江・日野町◆
再審求める日野町事件
「第7回現地調査」
=11月11、12日に開催へ=


◆東近江・安土町◆
1000人バーベキュー
味覚の秋に近江大中牛
=安土町秋まつり 前売中=


水上オートバイ全面航行禁止など

=住民団体が知事に政策提案=


◆全県◆

 びわ湖自然環境ネットワーク(代表・寺川庄蔵氏)は、水上バイクなど含めた琵琶湖のレジャー問題について政策提案書をまとめ、嘉田由紀子知事に提出した。

 改定された琵琶湖レジャー利用適正化条例が今年四月から実施されたが、今夏は条例違反者が相次いでいる。また、プレジャーボート係留保管の適正化条例が施行されたが、依然、多くの業者が不法占用を続けているとされている。

 そこで、びわ湖自然環境ネットワークはこれらの条例は「実効性の確保」は不十分とみて、規制と取り締まりの根拠となる条例の新規策定と現行条例の早急な改正も必要として次のような政策提案を行った。

 ▽自然湖岸への車両の乗り入れ禁止。

 ▽プレジャーボートの出艇を適法マリーナに限り管理。

 ▽不適法なマリーナを迅速に排除できる湖岸管理を行う=河川法及びプレジャーボート係留保管適正化条例により現状の不法状態の是正と琵琶湖湖岸管理条例(仮称)を新たに策定し、不適正な利用者及び事業者の侵入、占用の条例違反行為自体をその場で摘発できるようにし、車両の乗り入れ等の一時的な行為も制限する。

 ▽水上オートバイの全面航行禁止=国の免許制度上も特殊小型船舶操縦士として、他のプレジャーボートと明確に区別されていることから、レジャー利用適正化条例、水上安全条例を改正し、琵琶湖での水上オートバイを全面禁止とする。

 ▽2サイクルエンジンの使用禁止の当初計画どおりの実施=前知事のもと行われた今年四月の条例改正は不当な改正であり、レジャー利用・適正化条例の再改正を行う。

 ▽プレジャーボートの航行について規制水域と禁止水域の設定=県民の生活および琵琶湖の生態系を守る本来の条例制定の趣旨にそったレジャー利用適正化条例の再改正、プレジャーボート以外の利用者の安全を考慮して水上安全条例の改正、航行規制水域は琵琶湖全域とし、航行禁止水域も最大限に拡大する。

 ▽2サイクルエンジン規制・外来魚の再放流の禁止等の実効性の確保=故意に条例違反を行う者には、レジャー利用適正例の再正により罰則を科す。


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事業所「スラッシュ・レゾー」

〜「利用者」の立場から「従業員」へ〜
=雇用契約を結び最低賃金を保障=



▲安土町の「大中アグリの里」での作業
◆大津・大津市◆

 障害の有無に関わらず、仲間と働き、そして社会的・経済的に自立した生活を送りたいー。そんな障害者の切実な思いを実現しようとがんばる社会的事業所(注)に県から認定された「スラッシュ・レゾー」(大津市)が、福祉の次世代モデルとして注目を集めている。企業の障害者雇用状況が年々低下するなか、障害のあるなしに関係なく雇用契約を結び、福祉と企業活動の協調という新たなムーブメントを巻き起こしている同事業所を取材した。

 ●放浪の果てに 

 代表の米澤大氏(34歳)は、東京の開業医の長男として生まれ、両親の離婚をきっかけに非行の道に走り、十九歳まで荒れた生活を送った。そして「このまま東京にいてはお前はダメになる」と知人に言われ、強引に滋賀県内のお寺へ入れられた。

 二カ月後には、寺暮らしに嫌気がさして脱走。食いつなぐため、職安でたまたま見つけた就職先が、人生を変えた知的障害者通所授産施設の仕事だった。

 福祉に全く縁がなかったため、現場でたじろいだが、「知的障害の人は、それまで俺に接してきた人間と違って互いに虚勢を張らずに素直に接してくれた」と振り返る。

 ところが、共同作業所で「本当の居場所」を見つけたものの、一つの疑問にぶち当たった。「なぜ、現場で汗をかいてモノを作る障害者が手にする給料は月に一、二万円なのか。生産に対してきちんと対価を支払うべき」。

 共同作業所へ通う障害者は「利用者」として位置づけられ、月額数千〜数万円の工賃を受け取る。法的に雇用契約はなく、最低賃金は保障されていない。

 ●障害者とともに起業

 そんな思いを胸に平成十四年、障害者六人を含む十一人と雇用契約、最低賃金を保障する「事業型共同作業所」を設立し、県庁内喫茶コーナーの運営を受託した。

 メーカーとの交渉には、「一人でも多くの人に、知的障害者の生きざまを見せて、差別をなくしたいし、障害者も閉じこもらず世界を広げ、自信をもってほしいから」と、知的障害をもつ従業員も行く。

 設立から四年たった現在、従業員は三十四人(障害者二十人)に増え、事業は▽喫茶コーナー運営と各種商品(珈琲豆、日用雑貨、文房具、OA機器など)の販売▽洗濯業務の請け負い▽外来魚回収事業▽農業│など拡大し、平均賃金は十六万一千三百七十円に達した。

 東近江地域の安土町では、「大中アグリの里」を運営している。障害をもつ従業員六人を含む八人が、休耕田を活用して野菜栽培と販売を行うほか、県の受託業務として外来魚の堆肥化事業も手がける。

 起業当初の予想を上回る展開に、同氏は「一人でも多くの障害者と一緒にいたいと思ったから、食べられるように皆で稼ぐしかなかった」と屈託のない笑顔がまぶしかった。

 (注)滋賀県独自の認定制度。障害者全員と雇用契約を結び、最低賃金を保障する。障害のある人もない人も同じ「労働者」として共に働く事業所。経営能力向上のための営業職員配置のため、県からの助成がある。


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スーパーカーの「童夢」見学

高校生起業家塾の参加募る

=11月11日、米原市で開催=


◆湖北・米原市◆

(社)滋賀経済産業協会は三十一日まで、県青少年起業家マインド醸成事業「高校生一日『起業家塾』」の参加者を寡集している。

 十一月十一日開催の起業塾は、、午前中、金融の専門家を講師に迎え、会社を興すことから、原材料の仕入、商品の製造・販売、決算まで経営の流れをゲーム形式でグループ討議を通じて疑似体験し、「企業の役割、企画、会計の原則」を学び、午後からは日本でも数少ないレーシングカーの開発・製造メーカーである株式会社童夢の本社工場を訪ね、少年時代の夢を実現した林社長の話を聞きながら、最新テクノロジーの塊であるレーシングカーの製造現場を見学する。参加費千円。問い合わせは、同経済産業協会(電話077ー526ー3575)まで。


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議長に 宮部氏 副は 寺村 茂氏

東近江市議会の役員改選

合併後本格33人から選出
=混乱回避 監査委員には吉澤氏=


◆東近江・東近江市◆

 東近江市議会は、二十七日に臨時議会を開き、新しい議長に宮部庄七氏(60)=東近江市民クラブ=、副議長に寺村茂和氏(63)=同=を決めたほか、議会選出の監査委員には吉澤克美氏(63)=同=の選任に同意した。

 同議会は、合併後初の選挙で選出された二十四人に、その後の増員選挙で九人が加わり計三十三議席となった。自民を中心とした最大会派・東近江市民クラブは十七人、民主系の緑の市民クラブが六人、日本共産党議員団の六人ほか、太陽クラブ(二人)、公明党(一人)、無会派(一人)で構成されている。

 旧一市六町の選挙区制で選出されたものの、全市的な発展を議論すべきとして、合併後本格的な議会運営ヘの混乱を避け、スムーズな役員改選に落ち着いたものとみられる。任期は申し合せで一年。各委員会の委員長には次の議員を決めた。正副の順。カッコ内は所属会派。敬称略。

 【常任】総務 小林優(東近江市民クラブ)青山弘男(緑の市民クラブ)▽民生福祉 西澤善三(緑の市民クラブ)川嶋重剛(日本共産党議員団)▽教育人権
 澤田康弘(東近江市民クラブ)野田清司(日本共産党議員団)▽産業建設 諏訪一男(東近江市民クラブ)山田みを子(公明党)

 【議会運営】畑博夫(東近江市民クラブ)青山弘男(緑の市民クラブ)


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再審求める日野町事件

「第7回現地調査」

=11月11、12日に開催へ=


◆東近江・日野町◆

 阪原弘受刑者(70)が獄中から無罪を訴え、裁判のやり直しを求め続けている日野町事件。日野町事件対策委員会と日本国民救援会滋賀県本部は、十一月十一、十二日の二日間にわたって事件現場の調査や家族との交流機会を設ける「第七回全国現地調査」を開く。

 昭和五十九年、日野町豊田の酒類販売店主・池元はつさん(当時69)を酒代ほしさに殺害したとして、三年後に強盗殺人罪で阪原受刑者が逮捕された。自白は警察に強要されたとして公判で一貫して無罪を主張したが、平成十二年に無期懲役刑が確定。自白による殺害方法と遺体の損傷状況の矛盾などを弁護団が突き、同十三年に再審請求したものの、今年三月に大津地裁(長井秀典裁判長)が“請求棄却”の決定を下した。

 阪原受刑者と弁護団は即時抗告し、戦いの舞台は大阪高裁第五刑事部(片岡博裁判長)へ移った。弁護団は新たな決意のもと、これまで提出してきた新証拠を補充しつつ事件について一から洗い直し「極めて厳しい控訴審」に挑む。阪原受刑者また家族にとって事件は終わっておらず、移監された広島刑務所で病と戦い続けながら再審開始のときをじっと待っている。

 現地調査では、十一日(午後二時〜同六時)の全体集会で事件の概要説明や再審請求棄却決定の不当性・即時抗告審での課題、阪原受刑者の処遇問題に関する報告があり、家族も同席して思いを訴える。

 翌十二日(午前八時半〜午後一時)は、事件現場を巡る調査活動班と日野町内での宣伝・署名活動班の二班に分かれて行動し、最後に活動報告を行う。

 一日のみや初めての人も参加可能で、今月末日までに日本国民救援会滋賀県本部まで申し込む。参加費など詳しくは、同本部(077―521―2129)へ。

 


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1000人バーベキュー

味覚の秋に近江大中牛

=安土町秋まつり 前売中=


◆東近江・安土町◆

 安土町の「ふるさとふれあい秋まつり」は十一月五日午前十時から文芸の郷周辺で開催され多彩な催しが繰り広げられる。実行委員会では開催に先がけ、近江大中牛1000人バーベキューの前売券を三十一日まで発売している。

 地元産の近江大中牛を手軽に味わえるとあって毎年人気のイベントで、今年も先着一千人分を用意する。一人前二千円でおにぎりと野菜付き。

 予約申し込みと問い合せは、安土町役場産業振興課内のまつり実行委員会事務局(TEL0748―46―7210)へ。

 なお、まつり当日は、あづち信長出陣太鼓・ジュニア和太鼓、ピエロのバルーンショー、マジックショー、大道芸人、AKIRAコンサート、ゲーム大会、もちまきなどのステージイベントや、特産物販売の「安土楽市」、自慢の農産物や工芸品が集まる「農産物品評会」が開催される。

 また、町文化祭も五日までの予定で同時開催となり、周辺施設で多彩な催しが繰り広げられる。

 まさに安土は、文化の秋、味覚の秋を迎える。

 


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