平成18年11月12日(日)第14567号

◆全県◆
県内26市町の飲酒運転処罰
独自基準の規定は6割
福岡市職員事故から厳罰化へ
=本紙調査=

◆全県◆
ぐるっと滋賀
スタンプラリー
=来春まで展開中=


◆東近江・東近江市◆
20回記念―大喜利も
善覚寺『ふるな寄席』
=19日午後公演=


◆東近江・東近江市◆
多発時期を前に強盗訓練
充分な警戒と予防対策
=東近江署と農協支店=


◆東近江・東近江市◆
季節を詠む連歌
付句&前句募集
=宗祇法師研究会=


◆東近江・東近江市◆
住宅に火災警報器設置を!
署員手作りの啓発活動
=日野消防署南消防出張所=


県内26市町の飲酒運転処罰

独自基準の規定は6割

福岡市職員事故から厳罰化へ
=本紙調査=



◆全県◆

 滋賀報知新聞社は公務員に関する飲酒運転処分の独自規定の有無について、県内二十六市町に対して調査した。それによると、すでに規定を設けている、もしくは設置の方向で検討している自治体は、十一月一日現在で全体の八割に上ることが分かり、相次ぐ飲酒運転事故を機に厳罰化の気運が高まっている現状が浮かび上がった。                 

【高山周治】


 ●急速に広まる厳罰化

 独自基準を設けるのは、県内二十六市町のうち十六市町(全体の約六一%)、設置の方向で検討しているのは五市町(同約一九%)で、合わせると全体の八〇%に上る。

 また、設置・改定の時期をみると、幼児三人が犠牲となった福岡市職員の飲酒運転事故や姫路市職員の酒気帯び運転事故が発生した八月下旬〜九月上旬以降に十三市町が集中し、相次いだ公務員の不祥事が厳罰化へ拍車をかけている。

 市町職員の飲酒運転処分については従来、国の懲戒処分の方針(注)を参考に、事故の状況、相手の被害などを考慮して市町の懲戒審査会で決めてきた。「設置予定なし」の五町は、今後もこの方針でゆく。

 ●処分に差あり

 独自基準の処分内容では、自治体によって差があった。物損よりひどい事故をおこせば免職とするのは大津、甲賀、東近江の三市であった。
 「酒酔い」(呼気一リットル中のアルコール濃度〇・七五ミリグラム程度以上)と「酒気帯び」(同〇・二五ミリグラム程度以上)で分けるのは野洲、高島の二市。「参考にした国の方針や、もとの独自規定で区分けしているため」というのが理由。酒酔い運転は原則免職、酒気帯び運転は物損事故で免職としている。

 その他の十一市町は「飲酒運転そのものが交通法規違反であり、事故撲滅に取り組む公務員がまず自ら厳しい決まりをつくり守るべき」との理由で、飲酒運転は「原則懲戒免職」である。

 ● グレーゾーン

 飲酒運転の車両への「同乗」、飲酒運転を知りながら飲酒を勧めたり、黙認した「ほう助」に関わった職員の処分規定は、国の指針にはない。十四市町は、免職│停職の幅で厳罰
化の方針で明文化した。

 一方、規定のない高島、甲賀市は「同乗の場合、どの時点で相手が飲酒しているのを知り得るか、ほう助であれば、相手が運転して帰るかどうか確認できる状況にあるのか、処罰基準の明確な線引きをするのがあいまい。懲戒審査会で判断するのが適切だ」としている。

 (注)国家公務員を対象にした人事院の懲戒処分の方針。酒酔い運転で人を死亡させたり、重篤な傷害を負わせた職員は免職となっている。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


ぐるっと滋賀

スタンプラリー

=来春まで展開中=



▲信楽のタヌキ
◆全県◆

 琵琶湖環状線が開業したことを記念して県は、県内八十八カ所の宿泊・観光施設などでスタンプを集めて応募すると、抽選でペア宿泊券や食事券、入場券、体験チケットなどが当たる「ぐるっと滋賀スタンプラリー」を始めた。

 ラリーの対象となるのは、「大津・湖西エリア」「湖南エリア」「湖東エリア」「湖北エリア」の四エリアに分布する県内八十八カ所の宿泊・食事・観光施設で、各施設やJR西日本の駅、観光案内所などに設置してある応募はがき付きパンフレットに四エリアのスタンプ、もしくは三エリアのスタンプと琵琶湖環状線開業を記念して発売する「近江地酒カップセット」(九百円)のシール一枚を集めて応募する。

 プレゼントは、「ゆったりAコース」(県内のホテル・旅館のペア宿泊券、三十三組)と、「エンジョイBコース」(食事券、各種入場券、体験チケットなど七十五組)があり、抽選に外れた人の中からさらに百人に、オリジナルのレジャーシートがプレゼントされる。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


20回記念―大喜利も

善覚寺『ふるな寄席』

=19日午後公演=



▲落語の楽しさ、魅力を伝える桂九雀さん
◆東近江・東近江市◆

 落語の魅力が存分に楽しめるお馴染みの『善覚精舎・ふるな寄席』が十九日午後一時から、東近江市五個荘山本町の善覚寺本堂で開かれる。また、今回は二十回記念落語会として、特別企画の「たっぷり久雀・大喜利」も楽しめる。

 お寺を出会いと親睦の楽しい場にしたい―、そんな二橋信玄住職の願いから始まった寄席も今回で二十回目、市内外に多くのファンを広めている。

 出演は、上方落語の桂九雀さん、笑福亭生喬さん、林家染佐さん、桂ちょうばさんの四人で、「鉄砲勇助」「みかん屋」「稲荷俥」「尻餅」「蔵丁稚」を届けたあと、四人全員による「大喜利」を開催する。主催は、同寺が主体となる桂九雀とふるな寄席世話人会。

 木戸銭は、お茶とお菓子付で予約券二千円、当日券二千二百円、小中学生五百円。餅つきやお楽しみ抽選会が行われるほか、名物の「ふるな蕎麦」と「笑可酒(わらかす)」が頒布される。これらの収益金は地域の福祉活動に寄付される。

 チケットなどの問い合わせは善覚寺(0748―48―2191)まで。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


多発時期を前に強盗訓練

充分な警戒と予防対策

=東近江署と農協支店=



▲迫真の演技で繰り広げられた強盗訓練
◆東近江・東近江市◆

 年末に向けて金融機関を狙った犯罪が多発する時期を迎え、グリーン近江農協八日市南支店(東近江市中小路町)で十日、強盗訓練が行われ、職員が万一に備え警戒意識を高めた。

 訓練は、東近江署の指導で管内の農協支店を中心に実施しているもので、署員扮する強盗が閉店間際の店内に入り、モデルガンを発射して威嚇し、窓口の職員に投げ込んだバックに現金五百万円を詰め込むよう指示して現金を奪い、車で逃走するというストーリー。

 店内の職員は、通報ボタンを押し、犯人を刺激しないよう現金を渡して危害を避ける機転の対応とともに犯人が店内から出ると同時に追いかけ、逃走車にカラーボールを投げ当てて、犯人の証拠を残した。この間、他の職員は犯人の人相、着衣、年齢などの特徴を正確に記憶するなどの訓練課題に取り組んだ。

 この日の訓練では、来店の女性客を人質にして現金を奪うという想定も加えられ、午後三時半過ぎに犯人が入店。迫力ある迫真の演技で現金を強奪、店先に止めた車で逃走した。

 訓練はおよそ十分ほどの時間で、予め職員に知らさせていたことから、概ね手順通りの冷静な対応がとれたが、訓練ということもあって追いかける際に勢い余って凶器を持った犯人に近づき過ぎたり、二十八歳の犯人を四十才代と誤認するなど反省点も見つかった。

 訓練の後、職員と署員との講評の場が持たれ、指導に当たった東近江署からは▽入店者に不審者がいると気づいただけでもちゅうちょなく通報ボタンを押す機転▽慌てたふりをして出来るだけ現金を渡す時間を稼ぐ対応▽犯人を刺激せず、安全を最優先にして無理をしない危険回避▽カラーボールをよく目立つカウンターに置く犯罪抑止対策▽ガソリンなどをまかれる場合があるので、手短なところに消火器を常置しておく万一の準備▽犯人の下見を警戒して外周パロールを定期的に行う予防対策▽防犯カメラの点検など、強盗犯罪を抑止するための取組や襲われたときの適切な対応について説明を行い、より一層の警戒を喚起した。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


季節を詠む連歌

付句&前句募集

=宗祇法師研究会=


◆東近江・東近江市◆

 宗祇法師研究会は、日本三大歌人の一人で連歌師・宗祇法師の故郷「東近江市」を誰もが親しめる連歌の里にしようと、毎月、季節を詠む連歌を募集している。

 今回は「霜降りて 自作の葱の 味のよさ」(豊田米子さん詠、山路町)に続く七・七の短句と、「彩を重ねし 落ち葉ふみつつ」(淺井俊子さん詠、佐野町)に続く五・七・五の長句の『十一月付句』を募集。また、来年の『一月前句』の長句、短句も呼びかけており、今月十五日の正午まで受け付けている。

 作品は、「十一月付句」の短句・長句、および「一月前句」の長句・短句をそれぞれ一句のみにし、ハガキまたは所定の用紙に作品(ふりがな)、住所、氏名、年齢、電話番号を明記して、能登川支所玄関ロビーまたは能登川病院、同公民館、総合文化情報センター設置の投句箱へ投句する。 郵便での投句は、〒521―1235東近江市伊庭町2280番地、西村輝彦さんへ。

 


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


住宅に火災警報器設置を!

署員手作りの啓発活動

=日野消防署南消防出張所=



▲住宅防火という文字がキラキラ光り目を引く掲示板(日野消防署南消防出張所前で)
◆東近江・東近江市◆

 東近江市葛巻町にある東近江行政組合日野消防署南消防出張所(村西正義所長)が、九日から始まった「秋の火災予防運動」(十五日まで)に併せて、道行く人や来訪者に住宅用火災警報器の設置を独自の啓発方法で呼び掛けている。

 全国の建物火災による死者数のうち九割は住宅火災で、平成十五、十六年と二年連続で死者数が一千人を超えた。主な原因は逃げ遅れで、全体の六八・四%を占める。

 火災の発生をいち早く知らせ、火災による犠牲者を減らすため、平成十六年の消防法改正を受け、東近江行政組合も同十七年七月に火災予防条例を改正して住宅用火災警報器の設置を義務化した。今年六月から施行され、既存住宅については同二十三年五月三十一日までに取り付けなければならない。

 設置が義務付けられている場所は“寝室”で、二階にある場合は階段にも必要となる。また、台所や居間に設置すると、さらに安心度が増す。

 同出張所は、この住宅用火災警報器の設置を地域住民に知ってもらい浸透させる手段として、道行く人や来訪者の目にとまりやすい建物前の掲示板活用を思い付いた。

 縦一メートル、横一・六メートルの掲示板には、発砲スチロールを“住宅防火”という形に切り抜いて太陽光を受けキラキラと光る反射テープを巻き付けた文字と、同じく発砲スチロールで作った火災警報器が飾られている。

 地域住民の目と心にとまるものをと、これまでオリジナル防火かかしを考案してきた同出張所・藏立五兵衛司令補を核に、全署員のアイデアを結集して手作りしたもので、一人でも死者を出したくないという思いがこもった力作だ。

 村西所長は「七色に変化するちょっとまぶしい掲示板を見て、住宅用火災警報器の設置について関心を持ち、理解を深めてもらえれば」と話していた。

 


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ