平成18年11月23日(木)第14576号

◆全県◆
JR東海 ちょっと気になるそぶり
観光パンフ掲示を 来年1月から中止や
蛇砂川改修工事の協定協議も
=真意を測りかねる県関係者=

◆大津・大津市◆
元大蔵大臣の武村氏
=回顧録出版祝う記念碑=


◆東近江・東近江市◆
災害応急復旧協定結ぶ
東近江市と水道工事協同組合
=万一の時に協力体制=


◆東近江・東近江市◆
桑サミット2006in永源寺桑の里
25日 産業振興会館で開催
糖尿に効く「桑パワー」
=野村博士ら講演 無料配布も=


◆東近江・近江八幡市◆
いよいよ後半戦へ
2006近江八幡市長選挙
総決起集会で弾みつけて
=有権者の関心は今一つ?=


◆東近江・近江八幡市◆
開所20周年記念のフェスタ開催
男女共同参画社会実現へ
=25・26日 G−NETしがで=


JR東海 ちょっと気になるそぶり

観光パンフ掲示を 来年1月から中止や
蛇砂川改修工事の協定協議も
=真意を測りかねる県関係者=



▲新幹線の駅に設けられている「近江の情報コーナー」(写真はスタート当初)
◆全県◆
 JR東海はここにきて、滋賀県の観光パンフレットの掲出に難色を示したり、長命寺川河川改修工事の協定に「待った」をかけるなど“ちょっと気になるそぶり“を見せ始めている。新幹線栗東新駅の「凍結」を掲げる嘉田県政に対する「不信感の表れ」との見方もあるだけに、県関係者はJR東海の真意を探ろうと躍起だ。 【石川政実】

 ●工事協定メドたたず

 県の今年度当初予算では、長命寺川(蛇砂川)広域河川改修事業として二億七千万円が計上されている。同事業には、近江八幡市西生来町地先で新幹線と交差して、その下を流れる蛇砂川の改修工事(九百五十万円)も含まれている。新幹線の下の工事だけに、県はJR東海に施工を委託せざるを得ないのだ。

 県河港課では、十二月までにJR東海と施行委託協定を結び、JR東海に施行工事を委託、年度内に同社が実施設計・積算を行ない、作業場の造成などを開始して、来年度から蛇砂川の改修工事が本格化する予定だった。ところがJR東海建設工事管理課が今月二日、県河港課に対し「いま協議中の協定は見直しが必要」と、協定の見直しを求めてきた。

 県河港課の中川元男課長補佐は「今回のように中途で契約解除になった場合にどうするかを協定に盛り込むのは(県として必要と考えており)、前例がないことだ」という。やはり新幹線新駅凍結の影響かもしれない。この十三日には、県河港課の課長らがJR東海に出向いて交渉を行なったが、協定締結は来年以降に持ち越される見通しだ。このため着工は来年度にずれ込む可能性も出てきた。

 ●京都、奈良は連絡なし

 またJR東海は、滋賀県の(社)びわこビジターズビューロー(旧県観光連盟)、京都市観光協会、奈良市観光協会と連携して、平成十五年から東京都、新横浜駅、静岡駅、新富士駅、品川駅の計六カ所で「京都・奈良・近江の情報コーナー」を設置し、観光パンフレットを掲出している。このためビューローでは毎月、観光パンフレット約四万五千部をJR東海に送付してきた。

 ところが今月十三日、JR東海から「十二月まで滋賀のパンフレットをコーナーに置くが、それ以降は中止したい」といった内容の文書がFAXで送られてきた。ちなみに本紙取材に対し、京都市観光協会、奈良市観光協会とも「JR東海からパンフレット掲示を止める話は一度も聞いていない」と話していた。

 ビューローの川那辺周一事務局長は「滋賀県は、一豊千代博などで、首都圏からの利用客増加に貢献してきただけに、意外だった。この連携事業は、あくまで新幹線栗東駅問題とは関係がないはず」とJR東海の真意を測りかねていた。県では、JR東海の一連の動きを冷静に受け止めながら、今後の対応を検討したいとしている。


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元大蔵大臣の武村氏

=回顧録出版祝う記念碑=

▲記念碑の前で謝辞を述べる武村氏

◆大津・大津市◆

 元大蔵大臣・武村正義氏の地方自治・国政の歩みを記した回顧録の出版を祝う記念碑除幕式が、このほど三井寺・法明院(大津市)で行われた。

 同氏は八日市市長を経て滋賀県知事を三期務め、琵琶湖の富栄養化を防ぐ条例を制定するなどして、環境先進県の礎を築いた。国政に進出してからは、新党を結成して政治改革の原動力となり、細川内閣で官房長官、村山内閣では大蔵大臣を務めた。


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災害応急復旧協定結ぶ

東近江市と水道工事協同組合

=万一の時に協力体制=



▲21日、市役所で行われ協定の調印
◆東近江・東近江市◆

 東近江市は二十一日、市水道工事協同組合(光田博理事長・加盟62社)と災害応急復旧協定を結んだ。大地震や風水害が発生し、飲料水の確保や給水作業が必要になった場合、市の要請を受けて同組合が作業資材の提供や人的支援を行うもの。

 午後一時半から市役所貴賓室で行われた締結式には、中村功一市長と光田博同組合理事長が「水道施設に係る災害応急復旧に関する協定書」に署名し交換した。

 市では、今回の締結により、安心で安全なまちづくりに結びつく非常時の初動体制の確保が出来ることや地域内の実情を業者の立場で把握している同組合の情報や技術力が、必要な時に迅速に活かせるものと期待している。

 同組合では、要請を受けた時にいつでも出動できるように装備を積載した専用車を導入し、万一の災害時に敏速に対応できる体制を整備した。

 調印を終えた中村市長は「締結により常に安全な体制を整えることができるようになった。緊急の時に適切な対応をお願いしたい」と活動に期待を寄せた。これに応え光田理事長は「万一の際には、市民のみなさんに敏速に水が供給できるよう、復旧に努めたい」とあいさつした。また、光田理事長は「組合加盟六十二社が一丸となって地域社会に貢献できるよう頑張りたい」と話している。


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桑サミット2006in永源寺桑の里

25日 産業振興会館で開催
糖尿に効く「桑パワー」
=野村博士ら講演 無料配布も=


◆東近江・東近江市◆

 東近江市永源寺地域産業振興会館で二十五日、糖尿病予防や血液サラサラ効果が注目される“桑”をPRし、産地のまち興しとセルフメディケーション(健康管理)を図る『桑サミット2006in永源寺桑の里』(健康増進振興会主催、NPO永源寺まちづくり振興会後援)が開かれる。

 最近の研究により、桑の葉にはデオキシノジリマイシン(DNJ)という特有の成分があることが分かり、糖尿病の予防や血糖値の抑制、ダイエットなどに効果があるという。そんな桑を栽培し、全国に発信する健康長寿のまち興しを図ろうと、東近江市永源寺高野町に農業生産法人「永源寺マルベリー」が設立され、桑葉を粉末・錠剤にした自然食品「永源寺ミドリン」を完成させた。

 その技術的・医療的支援を行っているのが、サミットを主催する健康増進振興会の野村忠敬薬学博士。永源寺マルベリーの取引先&共同研究の(株)シルク工芸研究顧問も務めており、永源寺桑を使った桑葉の抹茶「糖煎坊(とうせんぼう)」を発表する。

 サミットでは、臨済宗大本山永源寺派の管長・篠原大雄老師による講演「桑と永源寺」や、永源寺マルベリー・吉澤克美代表による「桑と農地再生」、NPO永源寺まちづくり振興会・三宮庄二氏の「桑とまちづくり」をはじめ、武庫川女子大学・池田克巳教授の特別講義「食品による生活習慣病の予防」と、野村薬学博士の「桑と糖尿、桑の未来」が語られる。

 開催時間は、第一会場の「永源寺(開会宣言)」が午前八時から、第二会場の「永源寺高野町桑畑(桑の植樹祭)」は同九時から、第三会場の「永源寺地域産業振興会館(セミナー)」は同十時からとなっている。閉講は午後零時二十五分。このあと、桑餅つき大会や、糖煎坊(一カ月分八千八百円)の無料配布が行われる。

 問い合わせは、桑サミット2006実行委員会事務局(0748―27―0772)へ。


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いよいよ後半戦へ

2006近江八幡市長選挙

総決起集会で弾みつけて
=有権者の関心は今一つ?=



◆東近江・近江八幡市◆

 冨士谷英正氏(59)、伊地知久凱氏(63)、有村國俊氏(42)、深井博正氏(56)の、新人四人が立候補してスタートした近江八幡市長選挙は前半戦を終了、各陣営とも他陣営よりも一票でも多くと激しいバトルを展開、二十六日の投票日に向けて、選挙戦はますます激しさを増してきた。

●勢力図

 新人四人とはいえ、冨士谷・有村両候補にとっては、前回の川端五兵衞市長との保守分裂回避などによる無投票から四年越しの立候補。川端市長引退で分身として深井候補、革新から新たに伊地知候補が加わり、同市市長選最多の四人による選挙戦への突入となった。

 告示日直前の下馬評では、長年の議員経験で築き上げた圧倒的な組織力と知名度で冨士谷候補優位。事実、市内八学区のうち岡山を除く七学区で優勢の情報が駆け巡った。

 この時点で、有村候補は地元岡山で冨士谷候補を抑えるほか、武佐、馬淵、北里、桐原などで健闘、同じ子育て世代や若者層へも浸透を図った。深井候補は地元の八幡と島で健闘のほか、市民団体や民主党などの支援者による草の根・潜行型の運動により、表面に現れない不気味な数字がある。

 他陣営からある意味で最も警戒されている伊地知候補も、最近まで住んでいた北里や現在の地元の馬淵などで健闘しているほか、桐原など全域で満遍なく支持を集めている。

 市農村部では、どの候補に投票するか決めた有権者が多い反面、八幡、金田、桐原、馬淵など市中心部や振興団地の多い学区では無党派層、無関心層も多く、まだ決めていない有権者も多いようだ。この浮動票を大量に動かすことができれば、選挙の流れは一変する可能性もある。

 果たしてこの勢力図、前半戦を終えてどのように変化しているのか。

●目標

 当落を左右するとされる投票率。各陣営から共通して聞こえてくるのは、「朝の駅立ちで、市民の反応が鈍い」「知事選の時と比べても、雲泥の差」の声。

 伊地知・有村・深井の各陣営では、投票率六〇パーセント、得票数をとりあえず一万票に置き、あとどれだけ上積みできるかを、目標に置いているようだ。

 一方、冨士谷陣営は、投票率五〇パーセント前後、場合によってはそれ以下になると見ており、得票率五〇パーセント以上をめざす。

 投票率が低ければ、組織力で勝る冨士谷候補有利、高くなればなるほど、浮動票獲得で伊地知・有村・深井のいずれかの候補が抜け出す可能性も。

●後半戦へ

 深井・有村・冨士谷の各陣営では、後援会のポスターやチラシ、キャッチフレーズなどを次々と繰り出し、有権者へのイメージ戦略を展開。支援者からのカンパで支えられている伊地知陣営は、「政策で勝負」と地道な活動で有権者に訴える。

 二十二日には伊地知候補が選挙事務所で総決起集会を開いた。二十三日には冨士谷候補が市文化会館大ホールで、二十四日には有村候補がアクティー近江八幡、深井候補がグリーン近江農協八幡東支店で総決起集会を開催する。

 各陣営とも二十三・二十四日が選挙戦のヤマと位置付け、会場をいっぱいにして大きく弾みをつけ、後半戦のムードを盛り上げていきたいところだ。状況によっては、嘉田由紀子知事、武村正義元大蔵大臣、川端五兵衞市長が、陣営のテコ入れに乗り込むのではないかとの見方もある。

 


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開所20周年記念のフェスタ開催

男女共同参画社会実現へ

=25・26日 G−NETしがで=


▲大沢真知子さん
◆東近江・近江八幡市◆

 県立男女共同参画センター“G―NETしが”(近江八幡市鷹飼町)は、「開所二十周年記念“G−NETしが”フェスタ2006」を、二十五日と二十六日の二日間にわたって開催する。

 テーマ「広げよう深めよう互いの絆!〜ステップアップ、共にチャレンジ〜」の下、男女共同参画社会の実現に向けて同センターを拠点に活動する県内の団体・グループが一堂に会して、同センターと隣接の県婦人会館を会場に、日頃の活動や研究の成果を発表し、県民と交流する。

 二十五日は、開会式に続き、しがWO・MANネット交流フォーラム(午前十時三十五分)、ミニコンサート(午後一時)、記念式典(午後一時半)、少子化と男女共同参画に関する専門調査会委員の大沢真知子日本女子大学教授による記念講演「これからの生き方・働き方〜ワークライフバランス社会へ〜」(午後二時)が行われるほか、女性を中心に活動する団体・グループや学生らが加工品や野菜などを販売するチャレンジショップも開かれる。

 二十六日は、講演、ワークショップ、体験や発表、展示など、しがWO・MANネット登録団体による十七の楽しい企画と、バザーが開かれる。また、閉会式では、地元の子どもたちで活動している金田ミュージカル劇団によるミュージカルの上演もある。

 誰でも参加でき、参加無料(企画内容によっては研修費や実習費などが必要な場合もある)。問い合わせは、滋賀県立男女共同参画センターG−NETしが(TEL0748―37―3751)。

 


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