平成18年12月3日第14585号

◆全県◆
暮らしを懐かしい未来型へ
嘉田知事が「もったいない県政」講演
=第46回 滋賀中部政経文化懇話会=

◆大津・大津市◆
琵琶湖文化館
「雪景色の絵」
=展覧会を開催=


◆湖南・草津市◆
素材を楽しむかごづくり
=県民芸術創造館=


◆甲賀・湖南市◆
部局枠編成で
予算効率化
=湖南市が方針=


◆東近江・日野町◆
大舞台で力を出し切って!
日野中音楽部と陸上部女子チーム
〜藤澤助役らが激励〜


◆東近江・近江八幡市◆
世界料理五輪日本代表に
ホテルニューオウミ・南料理長
48年に1度の名誉を獲得
=平成20年にドイツで開催=


暮らしを懐かしい未来型へ

嘉田知事が「もったいない県政」講演

=第46回 滋賀中部政経文化懇話会=



▲約70人が参加した滋賀中部政経文化懇話会の第46回研修会
◆全県◆

 東近江地域を中心とした政治、経済、文化など各分野のリーダーが参集した「滋賀中部政経文化懇話会」の研修会が十一月二十九日、石川県加賀市の山代温泉・ホテル雄山閣で、近隣市町の行政のトップ、議員、企業経営者ら合わせ約七十人が参加して開かれた。

 第四十六回を迎えた今回は、先の選挙で当選し「もったいない県政」をスタートさせた嘉田由紀子知事(56)を講師に迎え、嘉田知事が県政の見直しの基盤とする「もったいない」の考え方についての話しに耳を傾けた。

 嘉田知事は、政策の話もしたいのですが、『もったいない』とはどういうことなのか、私の指針とするところを聞いていただければありがたいと前置きし、京大大学院卒業後、一九八二年に琵琶湖研究所研究員となってから県内各地を隈無く廻り、琵琶湖と人々の関わりや水と環境について聞き取り調査した研究成果を紹介しながら、琵琶湖の自然を守る人々の生活ぶりや大切に継承されてきた環境とその文化を振り返り、環境破壊が進んでいる今こそ学ばなければならない先人の暮らしの知恵について力説した。

▲「もったいない県政」について講演する嘉田知事
 講演の中で、嘉田知事は昭和三十年当初の沖島の桟橋に集う島民の暮らしぶりを撮った写真を紹介しながら「米とぎは、とぎ汁を分解する微生物が多い浜側で行い、飲み水は桟橋の先で採水し、ここでは決しておむつを洗わない島の決まりがあった」と話し、日常何気ない生活の営みの中にお互いを信じ合いながら水環境を大切に守る地域社会の仕組みがあったことを説き、環境を守っていくためには当時の「物の仕組み」、「社会の仕組み」そして「心の仕組み」を学び直すことが必要ではないだろうかと問いかけた。

 琵琶湖は、世界中で十カ所ほどしかない古代湖の一つで、その周囲に人々が生活する稀な環境の中に存在している。水や山や街がバランスよく形成されている滋賀県は全国で最も贅沢な地と思うが、「税金の使われ方」、「自然の恵みの継承保全」、「子どもや若者の将来をどうするのか」など、大きな課題を抱えている。知事になって県財政を調べて大変な状況になっていることに驚いた。ここで先人たちが心に刻んできた「もったいない」の精神が生かされるのではないだろうか。中には二十〜三十年後を見て見直さなければならない事業もある。将来を担う子どもたちにつけ回しすることがないよう、次世代のためにどんな政策が必要かを今、真剣に考え直さなければならない時に来ている。経済政策も大切だが、過去にあった知恵や心の規範を生かしていく「懐かしい未来」を目指したいと強調した。

 また、自らの子育ての経験から、子どもが持っている自ら生きる力をどうすれば取り戻せるか、住民が行政に関わる動機づけをどのように創り出していくのかも考えていかなくてはならないと語り、「もったいない」の言葉の中にそれらを見出す答えがあるのではないかと語った。


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琵琶湖文化館「雪景色の絵」

=展覧会を開催=

▲寒華傲雪図(山本梅逸箏)

◆大津・大津市◆

 県立琵琶湖文化館(大津市)は十二月二十七日まで、テーマ展示「雪景色の絵」を開催している。

 日本の四季は、それぞれ独自の趣きと美しさを見せ、古くから日本画の題材として多く描かれてきた。その中でも雪を主題とする絵画は、日本人の美意識が最も表れたものといっても過言ではない。降り積もった雪景色の中にただよう静寂感と、水墨画的なモノトーンの色彩感が絵画の世界をつくりだしている。

 同展では、館蔵・寄託品の中から、近世絵画(日本画)による雪景色を主題にした江戸時代の作品を約三十点展示する。入館料は、大人三百円。高大生二百円。小中生百二十円。問い合わせは、同琵琶湖文化館(電話077ー522ー8179)まで。


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▲高桝良江
素材を楽しむかごづくり

=県民芸術創造館=



◆湖南・草津市◆

 生活と造形展「素材を愉しむかごづくり」(県と県文化振興事業団の主催)が、十二月二日から十七日までしが県民芸術創造館展示ホール(草津市)で開催されている。

 ものを運ぶ、しまう日常から生まれた道具である「かご」は簡単な手の動作「編む」「巻く」「組む」からできている。同展では、伝統の技にオリジナリティーを吹き込んで独創性を楽しむバスケタリー作家の作品を、編み組みに使われた素材にスポットを当てながら紹介している。

▲明日千鶴子
 三つのコーナーに分ける展示では、各作家がもの作りを始めたきっかけと素材との出逢いをパネルで紹介する「素材との出逢い」コーナー、実用的なかごから発展した編み組みによる造形的な作品を紹介する「かごづくりから造形へ」コーナー、来場者が会場で自由にかごやストラップなどを編める「かご作り体験、資料閲覧、小作品の販売」コーナーとなっている。

 入場は三百円。中学生以下は無料。なお、身近な材料を使って、小作品をつくる関連ワークショップは、十二月三日、十日、十七日の午後一時〜同四時に実施される。定員は各日十人。入場三百円と材料費実費が必要。

 問い合わせは、県立文化産業交流会館(電話0749-52-5111)へ。


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部局枠編成で予算効率化

=湖南市が方針=


◆甲賀・湖南市◆

 湖南市はこのほど平成十九年度の予算編成方針を示した。同市は歳出の徹底した見直しを行うため、昨年度から各部局ごとに予算要求枠を設定し、事業を精査し予算要求する「部局枠予算編成方式」を導入している。行財政改革プランに基づき、引き続きこの方式を導入するとともに、市民や市議会議員からの提案も活かしながら、予算編成に臨む。

 市民参画を促すため、▽新規重点事業▽継続拡充事業▽廃止を含めた縮減│の各施策についてホームページや公民館で公開し、市民の意見を求める。

 また、日頃、市民と接する機会の多い市議会議員からの予算提案制度を設ける。一人二十万円を上限としている。

 なお、編成方針のなかで重点配分する事業として挙がっているのは次の通り。

 【人権尊重と自立・自助】まちづくり基本条例の策定▽各学区・地区における(仮称)まちづくり協議会の財政支援▽男女共同参画や外国籍市民とともに暮らす多文化共生意識形成

 【自然を活かし共生】環境基本条例の制定▽下水道整備の推進▽身近な公園を充実させるとともに災害時における避難所として活用

 【産業が集まり、人が集うまち】JR甲西・三雲駅の周辺整備▽甲西橋の再生と三雲・石部連絡道路整備

 【生涯を通じた安心と健康のまちづくり】防災行政無線設備の拡充整備▽ヘルスプロモーションの推進と地域医療との連携▽子育て支援▽障害者の社会参加と就労など

 【誇りとなる市民文化を創造】地域に開かれた学校づくり▽特別支援教育のさらなる充実

 【効率的、効果的な行財政】県からの事務事業移譲▽行政事務の情報化▽甲賀広域行政組合と公立甲賀病院組合の事業見直しを甲賀市と協議


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大舞台で力を出し切って!

日野中音楽部と陸上部女子チーム

〜藤澤助役らが激励〜



▲日野町役場で開かれた「激励会」
◆東近江・日野町◆

 日野中学校陸上部女子チームと日野中学校音楽部の「激励会」が、日野町役場特別室で先月三十日に開かれ、藤澤政男助役や伴重政教育長を前に生徒たちは健闘を誓った。

 「第五十五回近畿中学校総合体育大会駅伝競走の部」(三日)に出場を決めた日野中学校陸上部女子チームは、県大会でわずか三秒差で優勝を逃した。一位チームのみが全国大会へ出場できることから、三年生の高木志穂さんは「県大会の悔しさをバネに、一秒でも早くたすきをつなぎたい」と語り、応援を求めた。

 同大会に出場するのは、三年の高木さんと宇田真佑利さん、市川知佳さん、二年の外池優希さん、池内希美さん、一年の前田早紀さん、奥井ひかりさん、今村奈津美さんの八人。

 一方、日野中学校音楽部は、予選を兼ねた近畿大会で優秀賞に輝き「第五十三回MBSこども音楽コンクール西日本大会〜重唱の部〜」(二十六日)への出場切符を獲得した。

 重唱は、ソプラノ担当の小西亜紀さん(三年)とアルト担当の辻さゆりさん(同)、バス担当の岡田智裕さん(同)、テナー担当の小西亮廣さん(二年)が四人で美しいハーモニーを響かせるもので、伴奏を野口翠月さん(三年)が行う。

 生徒たちは、定期演奏会に向けた練習を重ねる中で今以上に力を付け、西日本大会への出場がかなわなかった合唱の分も「がんばってくる」と決意をにじませた。

 藤澤助役は「平常心で練習通りの力を出し切れば、おのずと結果はついてくる。若者らしく、元気に大会を楽しみ、たくさんの友だちも作ってきてほしい」と健闘を祈り、激励金を手渡した。

 同中学校の楠本恭久教頭は、「中学校としてはとても明るい話題である。平常心で彼らはがんばってくれると思うので、期待してほしい」と力を込めた。

 


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世界料理五輪日本代表に

ホテルニューオウミ・南料理長

48年に1度の名誉を獲得
=平成20年にドイツで開催=



▲南康成料理長
◆東近江・近江八幡市◆

 近江八幡市鷹飼町にあるホテルニューオウミの南康成洋食料理長(38)が、平成二十年十月にドイツのエアフルト市で開かれる「第二十二回世界料理オリンピック」に、日本ナショナルチームの一員として出場することが、このほど決まった。

 同オリンピックは四年に一度開催され、世界司厨士協会加盟七十二か国から選抜された西洋料理の一流コック・パテシエが集い、その腕前を競う、百年の歴史を持つ料理界最高峰の大会。

 ナショナルチームや個人などいくつかの種目があり、その中でも、ナショナルーチームは、加盟国中三十二か国の「食品製造の安全管理手法」をマスターしたシェフしか参加でない。

 日本は昭和四十七年から選手を派遣。全日本司厨士協会が全国十三地区の支部持ち回りで選考しているため、出場の機会が四十八年に一度しか与えられない、名誉ある大会でもある。

 今回は京滋地区が受け持ちで、献立やレシピの書類審査、決勝の選考コンクールで、シェフとパテシエ六人が選ばれた。

 南さんは、「ホテル再建に向けてがんばって来た仲間の励みにもなるので、世界一をめざしてがんばりたい」と、意気込みを語った。

 


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