平成18年12月6日(水)第14587号

◆東近江・東近江市◆
医師不足ヘの対応が急務
東近江市 病院あり方検討会
=議会や市民らから意見聞く=

◆東近江・東近江市◆
ニイハオ!合併後初来市
常徳市の友好代表団
=市内の施設見学や市民交流=


◆東近江・東近江市◆
ことし最高の仕上がり
「第九in東近江」
=10日 八日市文芸会館=


◆東近江・東近江市◆
夢と希望 トトロの森
12万個の光でLighting
=能登川林中央公園=


◆東近江・東近江市◆
優雅な姿 観光名物復活!
=金堂に錦鯉100匹=


◆東近江・東近江市◆
子ども主体のお泊まり体験
障害児学童スマイルクラブが初実施
=地域の中で育む生きる力=


医師不足ヘの対応が急務

東近江市 病院あり方検討会

=議会や市民らから意見聞く=



▲開かれた第4回病院あり方検討会
◆東近江・東近江市◆

 東近江市における地域医療を協議する病院あり方検討会(座長・小鳥輝男東近江医師会会長、委員七人)の四回目の会合が先月二十七日に開かれた。病院関係者や議会、市民代表十六人が出席し、これまでの協議内容の説明を受け、医療現場の現状や他の病院との連携の必要性、医師不足が地域に与える影響などが話し合われた。

 中村功一市長は、今後の病院経営の参考にしたいと「市民や市議の声を聞かせてもらい、はっきりした姿は見えないが、しっかりした方向性が見極められるよう検討いただきたい」と願った。

 深刻な医師不足について、病院側は「救急医療がある限り、医師の三十二時間労働は増えるばかり。一人減ると逆に回数は増える」と、深刻な医療現場を訴えた。その上で、個々の救急医療体制を見直し、全体で支えるシステムに変えなければ、東近江の二次救急体制の維持も難しくなるとの見解を示した。

 また、勤務状態の悪さから能登川病院の医師二人が辞めることで、これまでのサービス提供は出来なくなり「診療制限をせざるを得ない」と病院側の悩みを訴え、労働条件の改善ほか小児科、婦人科への訴訟の多さに危惧を呈した。

 小鳥座長は「医療は完璧でない。若い医師のモチベーション(ヤル気)が保てる病院の環境をつくるにはどうしたら良いか、市民側も考えてほしい」と提起した。

 これには、病院の機能分担や病院と病院の連携、病院と診療所の連携が不可欠とし、公的・私的機関が協力し、地域全体で医療を支えることが重要とした。

 市民代表は、病院で死亡するケースがほとんどで、患者が自宅に帰り死を迎えれば「病院医療の軽減につながる」と指摘した。在宅は本人、家族が決めることだが「死は人間の文化。死に直面することも大切」として、病院と開業医(かかりつけ医)の連携が欠かせないとを強調した。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


ニイハオ!合併後初来市

常徳市の友好代表団

=市内の施設見学や市民交流=



▲合併後、初めて来市した常徳市友好代表団(写真左側前方)
◆東近江・東近江市◆

 東近江市の国際友好都市、中国湖省常徳市の友好代表団が四日来市した。常徳市人民政府副市長の李愛國氏(46)を団長とする市人民政府関係者ら十五人で、東近江市に合併してからは初の訪問。

 一行は来日した初日、市役所を表敬訪問し、貴賓室で中村功一市長をはじめ正副議長、市の幹部職員らの出迎えを受けた。

 あいさつに立った中村市長は「本市は二度の合併で市域が格段に広がり、日本古来の風俗や文化を豊富に有するまちになりました。短い期間ですが、本市での滞在を十分に楽しんで下さい」と歓迎した。これに応え李副市長は「両市の友好関係が永遠に続くことを願っています。これまで以上に友好を深めていきたい」とあいさつした。

 席上、東近江市からはミニ八日市大凧と市のアルバムが、常徳市からは「福」の文字が織り込まれた伝統工芸品の刺繍など、訪問記念品の交換が行われた。

 一行は、あす七日まで市に滞在し、八日市やさい村や八日市大凧会館、金堂の町並みの見学や市民交流会への出席、最終日には八日市商工会議所を表敬訪問し、友好交流を深める。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


ことし最高の仕上がり

「第九in東近江」

=10日 八日市文芸会館=



▲10日の本番に向け最後の練習に励む市民合唱団
◆東近江・東近江市◆

 十日、八日市文化芸術会館で開かれる「第九in東近江」の本番に向け、仕上げの練習に熱がこもっている。

 東近江市の第九は、音楽指導者や愛好家でつくる実行委員会が主催し、今年で八回目。演奏に松尾昌美氏指揮の大阪音楽大学オペラハウス管弦楽団、プロ歌手に井岡潤子(ソプラノ)、片桐仁美(アルト)、西垣俊朗(テノール)、田中由也(バリトン)の四氏の豪華メンバーを招へいして市内外から参加した市民を含めた総勢一八○人の大合唱団が、ベートーベン作曲「交響曲第九番二短調作品一二五(全四楽章)」の演奏と歌を七十四分間のステージで飾る。

 練習は、元大津市内の校長で合唱段団育成にも尽力している曽根威彦氏の指導で六月から毎週日曜日と初心者向けの木曜日に重ねてきた。

 合唱団長の上田友久さん(65)は「ことしは、高校生の若い人も増えて元気ある合唱団になっています。豊かな歌声が特徴の美しいハーモニーに仕上がっています。最高です」と話している。

 コンサートでは、「春の小川」や「もみじ」、「ふるさと」など心の歌として広く親しまれている童謡十一曲のメドレーも披露する。開場午後二時半、開演午後三時。入場料二、五○○円。チケットは八日市文化芸術会館などで発売中。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


夢と希望 トトロの森

12万個の光でLighting

=能登川林中央公園=



▲12万個のイルミネーションが輝く林中央公園
◆東近江・東近江市◆

 澄み切った美しい夜空に、希望の光を灯す「Lighting Bell2006in NOTOGAWA」が、林中央公園(東近江市立能登川中学校横)で開かれ、十二万球のイルミネーションが煌めいてる。九日まで。

 Lighting Bellは、「自分たちの力で何か出来るかもしれない」と地域の活性化を願い、能登川地区の住民有志がつくる実行委員会(四方秀亮委員長)が、旧能登川町時代に始めたイベントで、旧能登川町役場や青年団、商工会、飲料組合、社協などの各種団体が共催・協力した協働の催し。

 また、感動を共に喜ぼうと、地域住民らがイルミネーション球の寄付や飾り付けの協力をボランティアで参画し、初年の平成十六年には町人口分の二万三千球、翌十七年には十万球のライトを集め、公園一帯を美しく灯した。

 三回目の今年は、十二万人となった東近江市民の和を拡げようと、十二万球のライトを飾り付け、アニメ「となりのトトロ」のトトロの森を表現している。点灯時間は午後五時〜同十時。


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


優雅な姿 観光名物復活!

=金堂に錦鯉100匹=



▲錦鯉を放流する金堂町並保存会のメンバー
◆東近江・東近江市◆

 東近江市五個荘金堂町・寺前鯉通りの水路にこのほど、風情に彩りを添えるニシキゴイ約百匹が放流され、しばらく姿を消していた名物が復活した。

 国の重要伝統的建造物群保存地区に指定される同町には、舟板壁や白壁の土蔵をめぐらした近江商人の本宅など、二百八十件を超える伝統的建物と庭園が広がり、その中央を流れる水路には、当時の面影を映す川戸が数多く残されている。

 この風情ある町並みに彩りを添えようと、昭和六十三年から県景観形成事業としてニシキゴイが放流され、観光の名物として親しまれている。

 また、故郷を思う商人たちの歌枕にもなっており、地域の誇りとして老人会らが毎朝の餌やりに精を出し、最盛期には約三百匹が泳いでいた。

 しかし今年七月、一部のコイがコイヘルペスを発症し、水路にいた約百三十匹すべてが処分された。

 これにショックを受けたのが地元の住民たち。金堂町並保存会の西村實会長は「十九年近く、身近にいたコイがいなくなりとても残念でした。観光客も寂しそうで、申し訳ない」と話し、以前の姿を取り戻そうと、住民らが川底の徹底清掃やコイ基金の募集活動を展開。

 九月下旬に、約百匹を試験放流したところ、安全が確認されたため、この日、第二弾として体長約八十センチのニシキゴイ約百匹を放流。訪れた観光客らは「きれいね〜」と眺め、錦を飾る姿に目を楽しませた。

 


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ


子ども主体のお泊まり体験

障害児学童スマイルクラブが初実施
=地域の中で育む生きる力=



▲目玉焼き用の卵を割ったり、ソーセージを焼いたりと朝食準備をする子どもたち(東近江市市子殿町のスマイルハウスで)
◆東近江・東近江市◆

 子どもたち自身が考え実行していく体験を―。障害児学童スマイルクラブが、先月二十五、二十六日の一泊二日の日程で「蒲生地区障害児お泊まり体験事業スマイルっ子ホーム」を東近江市市子殿町にあるスマイルハウスで実施した。

 参加したのは、蒲生地区内在住の小中学生で▽療育手帳・身体障害者手帳を所持する児童▽特別児童扶養手当の受給対象児童らを対象とする「東近江市蒲生障害児地域活動施設(愛称=スマイルハウス)」を利用している子どもたち六人。

 障害のある児童・生徒が自主的な体験を通して、仲間と協力し合うことで連帯感を味わい、さらに絆を深め、地域での生活経験の幅を広げるのが狙い。

 “親・兄弟以外の人と、家庭以外の場で、子どもたちが主体となって過ごす”ことを目標に、保護者はどんなに心配でも活動中は顔を出さないことを決め、準備や独自の学習会に力を注いできた。

▲ボランティアスタッフと子どもたちの笑顔が広がったスマイルハウス
 当日、子どもたちの活動はボランティアスタッフがサポート。スタッフの一人で八日市養護学校寄宿舎に勤務する能勢ゆかりさんは、「家庭だと親がついつい手を出してしまい、子どもたちもやってもらうのが当たり前になっている部分がある。でも、いつも頼っている親がいないと、自分でやってみようという気持ちが芽生え、自分のペースで力を発揮できる。子ども同士で自然と助け合い、新たな一面を発見することもある」と話していた。 特別なことをするのではなく日常生活の体験に重点を置き、午後五時過ぎ、親に「バイバイ」と手を振った子どもたちは、早速、スタッフと夕食メニューを相談。焼肉やカレー、ステーキ、ラーメン、オムライス、お好み焼き、ケーキなどいろいろな意見が出され、最終的にはジャンボハンバーグに決定し、全員で近くのスーパーへ買い出しに行った。

 具材をそろえて調理し、最後の後片付けまでみんなで力を合わせてやり遂げた。お風呂に入って布団にもぐり込むものの、子どもたちはなかなか眠りにつかず、日付が変わるまで楽しそうにおしゃべりしたり、遊んだりしていたという。

 翌日は午前七時過ぎに起床。布団をたたんで着替えを済ませた後は、ホットプレートに卵を割り入れて目玉焼きを作ったり、ソーセージや食パンを焼いたり、子どもたちが自主的に朝食の準備を行った。

 スマイルハウス内には、親から離れることへの不安や寂しさよりも、仲間と一緒に過ごせる喜びを表すような子どもたちの笑顔と笑い声があふれていた。

 


全県大津湖南・甲賀東近江・湖東湖北・湖西中央政界社説

今週の運勢おくやみ・お誕生・ご結婚今日の首長交通取締リンク
TOP インデックスへ